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『グラスワンダー号…?
[少女は船の名前に首をかしげる]
確か…5年前にY-COBお兄ちゃんが……
[兄の傍により手元のパンフを見やる。やはり、少女が覚えていた船とはまるで違うものだった]
…なんなんだろうね、お兄ちゃん……ザムエルも…いないし…
[少女は不安げに兄の服をつかむ。
もちろん、つかめるわけでは、ないのだが]』
[ユウの方に向き直り、優しく会釈]
ああ、スミマセン。
実はちょっと頭痛が止まらないので、
船医がいれば薬をいただきたいのですよ。ね?
……………おやすみ。
[メアリに優しい人と言われてほんの少しだけ頬を染めたが、ちゃんと自室があるんだと安心してメアリを見送った]
[ガーベラは ふん とそっぽを向きつつ]
.。o0(頭痛薬、いつもバックに入ってるんだけど、今日は変なの着せられたから持ってきてないんだった……これもあれも……一体どこにいるのよ………)
>>531 ユウ
ああ、待ってください。
そこまでしていだだくわけには…
医務室の場所を教えていただくだけで十分です。
ちゃんとまだ歩くぐらいの力はありますよ。
[ガーベラは無言でソファを見ると、ソファを独占しているルッツを見た]
………………。
[ルッツを転がして落とした]
ああ、行ってしまった…
>>534 テリー
これは申し訳ない。
私の名前はハルトマン。アーベル・ハルトマン。
ハリーと呼ばれる方が多いですがね。
船に乗ったあたりから頭痛が止まらなくて困ってるのですよ(顔をしかめながら)
[そっとテリーに近寄ると耳打ち]
(それはそうと、あちらの女性はなぜか機嫌が悪そうですが、
僕が彼女を怒らせてしまっているのでしょうか?)
― ロビー→医務室 ―
[どうやらこの船は、客室・娯楽およびサービス施設・機関部および乗員室が、それぞれある程度固まって設計されているようだった。
つまり、医務室はロビーからそれほど離れていない。
人気のない通路を少し歩けば、医務室はすぐに見つかった。]
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