42 【RPonly】最前戦の村
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さて……と。
結局、教会の秘密は判らずじまいだったな。王さえも跪いた、と記された文書もあったし、相当なものなのだろうけれど。
そのうち、貴国の博物館に展示されることも、あるのでしょうかね?
ははは。
( 115 ) 2007/06/04(月) 23:35:55
>>110
[ジーンの声に視線を上げる。
言わなければならないこと。耳を傾ければ、小さく息を吐いた]
…優しい、ならば、先生も優しかったです。
マコーレーさんも、コーネリアスさんも…
シャーロットさんも、ネリーさんも…
[その視線は空へと向けられる。
星も、月も、空の闇すらも見えない、空へと]
…ただ。
私の"欲"が疼いて…言葉をかければ心の内を話してくれる。
そういう人は、貴方だけだったのです。
[瞼を閉じれば、ゆっくりと顔を戻した]
( 116 ) 2007/06/04(月) 23:36:06
……ユージーン。
〔後にしなさい、とは彼の心情を慮ってか〕
……
ふむ…
〔此方は、内心に長く思案を置いていた。
やはり何とも、判断のつかない人物であるので。
>>114説諭めく相棒の言葉への応えで、
判断は固めることにするようだ〕
――私は正しくない者であるので、
彼を裁く意味で屠るつもりはないのです。
只、昨夜の恩義を返した上で害悪を
撒き散らされるようでは困りますね。
( *49 ) 2007/06/04(月) 23:41:39
>>115
さて、な。
我は所詮世界の歯車のひとつ。
莫迦共の夢物語なぞ判らぬよ。
[酷くゆっくりとコートの内に手を伸ばし]
>>116
人の心に触れるは容易くは無かろう。
けれど望み手を伸ばせば我を相手とせずとも叶う。
[空を仰ぐ様子を見守って居れば向けられる視線に瞬き]
与えられるばかりを待って居っては届かぬものもある。
手を伸ばせ、と巧く伝えられなかった様だ。
[片腕で確りと握った拳銃を取り出して]
( 117 ) 2007/06/04(月) 23:42:20
>>114
感傷?
感傷だって??
やだなあ!そんなもの、もう、とっくに消えてなくなったよ。
僕はいつだってただひとり、頂点にさえ登りつめる。
リッター・フォン・ブリリアント一世は、天涯孤独なのさ。
( 118 ) 2007/06/04(月) 23:44:11
そうだな…
[幾分か沈んだ声が応え]
正しいも正しくないも全ては曖昧だ。
我は己の在り方もオマエの在り方も正しいとは言わぬが、
オマエに意思を預ける事に迷いは無い。
[けれど命を救われようとも未だ信念を曲げる気は無さそうで]
( *50 ) 2007/06/04(月) 23:45:29
――詮無い。
私の心情は好意へ振れなかった。
貴官もそうである以上――変更は止むを得ません。
…動きましょうか。
( *51 ) 2007/06/04(月) 23:46:05
>>118
欲すれば望め。
オマエの志が真ならば、集う者があろう。
[静かな声はけれど凛と倉庫内に響き]
リッター・フォン・ブリリアント。
今一度問う。
――オマエは民に安息を齎せるかね?
( 119 ) 2007/06/04(月) 23:47:43
否、待て。
アレは童子と同じ。
けれど未だ先はあろう。
目が醒めるなれば保護はする。
( *52 ) 2007/06/04(月) 23:48:39
撃ちますか。
誓いのまま、あなたに従いましょう。
[ユージーンのゆっくりした動きを、目で追って。]
( 120 ) 2007/06/04(月) 23:48:48
( A44 ) 2007/06/04(月) 23:50:30
>>117
…ええ…そうなのかも知れません。
ですが、その手を伸ばす先を決めるのは…なんでしょう。
[瞼を開けば、その手にする拳銃を見やり]
…なんとも、難しい話です。
"人間"にも、"道具"にも…私は、なりきれませんでしたから。
[持ち上げられる様子に微かに目を細める]
( 121 ) 2007/06/04(月) 23:52:27
――赦せとは言わぬよ。
[すと引き金に手をかけ
銃口の向かう先は――]
( 122 ) 2007/06/04(月) 23:53:02
―――……ッ
[風が。
夜風が冷たくなってきた。
誘う先は何処か。]
( 123 ) 2007/06/04(月) 23:54:02
>>121
其れこそが、我が侭であろうと我は思う。
[僅か黒の眸は細まり]
其処は誰にも不可侵であり、
我には手伝えぬ部分だ。
人間に成りたいと望む事も、
或いは道具に成りたいと望む事も、
そして其れを為す事も、
ニーナにしか出来ぬよ。
( 124 ) 2007/06/04(月) 23:55:46
――もう宜しい、少佐。…
貴方は確かに…運命に足掻く人でありました。
〔口の中で呟くと、未だ遮蔽の陰にあって右腕を凪ぐ。
――鈍い光沢は爪牙〕
捌く者は決して、裁きを為すものではないのです――
( 125 ) 2007/06/04(月) 23:56:08
>>119
民に、安息を齎せるか?
そんなふうに求めるなんて、らしくないじゃないか。
いいさ。答えよう。
ひとりの民が安息を求め、知恵と力を惜しまないのならば。僕はその民の助けになるだろう。
求めよ。
されば、
与えられん。
( 126 ) 2007/06/04(月) 23:56:35
――有難う、ユージーン。
…ええ。幼子ならば牙にはかけられない――
( *53 ) 2007/06/04(月) 23:58:03
>>126
我は個であり社会には敵わぬ。
手玉に取るのもひとつの遣り方だ。
[淡々と呟き]
( 127 ) 2007/06/04(月) 23:58:55
( A45 ) 2007/06/04(月) 23:59:21
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