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牧師 ルーサーは、村長の娘 シャーロット を能力(襲う)の対象に選びました。
【――回想・路地裏の一角――】
〔村内の建物は、まず三階建てを越えることはない。
彼方此方へ両軍が撃ち交した砲弾を浴びてあれば、尚更。
併し、夜陰が硝煙臭い埃を被った建物の隅に
深くどろりとした色の闇を纏いつかせるとき――
其処は歴戦を経る男が潜むのに、充分な楯と化した。
クインジーが選んだ其処を、此方は蓮向かいの
崩れた建物の梁上から窺っていて〕
……あのような所でうたた寝する辺り、
肝の太いお方というか。
〔それでも、彼が"彼ら"である以上、迂闊に
手を出すことは憚られた。
――右袖から手首に沿って、垂直に降りるのは蛇腹鉤。〕
〔――或る意味、隠密性が失われることを覚悟の"捕食"を
秘密裡に行えたのは、偶然その場へキャロルが来合わせた
からかもしれなかった。
3本の鉤の内、最も目が粗く獣の顎の如き大鉤へ
大気を孕ませ…ひょるう、と微かに鳴かせつつ
……――『!』
…
〔此方がひとつずらしたタイミングで露わにした殺気に、
即座に反応して臨戦態勢に入るスペンサー少尉。
――其の肩越し。〕
……あぁ。
〔標的たるヴェンツェルは、確かに其の瞬間、此方へ視線を。
併し、彼の目前には未だ此方を認識しないキャロルが居て――
彼に襲い掛かる"爪牙"はぬらりと彼女をかわし。〕
…そうでしょうとも、貴方は――
〔…次の瞬間、人狼の顎は贄の喉笛を噛み千切っている。
途端に間欠泉の如く上がる飛沫は、此方の潜む梁をも濡らした。
――、…―…
最早声にもならず、クインジーの唇が何か言った…気がした〕
…ええ。絡め手に対してですが…
常に訓練通りに動けるものではないのです――貴方でさえ。
〔些か不本意げな様子なのは、女性を盾に使ったからではない。
前途ある…信念ある者を、と其処をこそ。
敬愛に足る将官たる彼が、やがて薄れゆく意識に何を思うのか――
戻る蛇腹が躍るのを、此方は右腕の振りで往なしつつ思いも馳せ。
残るワイズ社のエージェント達が、此方の僚軍からの奇襲を
持ち堪えられるか否かは、今は行方も*詳らかでなく*〕
そ、そんなにあやしかったのかしらー。
とか言ってみるテスツ。
感覚的にはジーンの方が偽っぽいんだけどなぁ。
本当かどうかは分からないねー。
シャーロットは守護者っぽい?
聴こえていたとは思うが、
クインは先程、見てきた。
[相棒に勧められた席に落ち着き
其の勤務時間が迫るまで過ごす
元来物腰の柔らかな相棒の声と
明朗ながら静かな声が行き交う]
我は嫌疑をかけられている身故、
下手に動くより当面の捕食はオマエに任せよう。
手間をかける。
[兵の勤務時間が近づいて来ると
周囲の気配がざわつき始めるか]
さて、我はそろそろ失礼しよう。
………。
[緩く首を傾け相棒を見詰める
此方に向けられる視線に瞬き]
[相棒へとすぃと伸ばした片腕
何時もは髑髏を撫ぜる指先が
先程の意趣返しの心算なのか
微か掠める程度に頬をなぞり]
幾らかでも穏やかな一日を、ルーサー。
[触れられた頬にどんな反応が返されたか
気のせいだ、と片口端を吊り上げて笑み
コートの裾を翻し相棒の脇を擦り抜けて
扉の前で立ち止まるも振り返る事は無く]
――オマエは生きろ。
[如何程の想いが篭められた一言か
背を向けた侭に告げて部屋を出た]
相変わらず落ち着きの無い連中だ。
〔血腥い湿った空気と絡みつく死臭の中
擦違う兵達は日増しに殺気立っていく〕
ニーナの求める答えとは何かね?
我がこの手に抱くは冷たく眠る躯。
〔道すがら額を撫ぜて呉れる手は優しい〕
治す者は何を想おうか。
[診療所の前に立ち建物を見上げ呟いた]
そう言えば捕食の邪魔立てをされる可能性も念頭に置いた方が良いか。
もう探る必要は無いとは言えニーナの動向も余り判らぬな。
恐らくはずっと診療所に篭っておるのだろうが。
いっそ先にニーナを捕食すれば我の嫌疑も薄れるかね?
[何時もと変わらぬ淡々とした口調
目をかける者の捕食を検討するも
死の概念も無ければ躊躇いも無い]
其れでも声のあるは良いものだ。
如何想われるも厭わぬが、
オマエの事くらいは話すべきかね?
〔額をなぞる指先に微か逡巡の気配〕
………。
[暫く診療所を眺めてから扉を潜る
静まり返る診療所をぐるり見回し]
ニーナ、居るかね?
[静かなれど良く通る*声をかけた*]
[以前ならば声に喜びも無かったと
思い返し微か片口端を吊り上げる]
こんな風に想うもオマエの影響かね?
空気を震わす存在とは、
我が想うより大きいのやも知らぬ。
〔頬に触れて呉れる指先が想い馳せるは
今朝方に触れた*相棒の頬の温度か*〕
[眠りにつく。
目が覚めた時、朝が来ている。
掃除、整理、料理、食事、洗濯…
全て終われば、新しい日課が加わっている]
…
[診察室で独り、椅子に座って白い壁を見つめた。
但し、今度は思考すべき物がある]
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