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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
見習いメイド ネリー は、村長の娘 シャーロット を占った。
次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、見習いメイド ネリー、村長の娘 シャーロット、踊り子 キャロル、学生 ラッセル、牧師 ルーサー、吟遊詩人 コーネリアス、お尋ね者 クインジー、見習い看護婦 ニーナ、隠し子 リッタ、墓守 ユージーンの10名。
【村長の屋敷前】
……まったく、これはひどい話だ。
鉄砲玉め、民間人に当たって何とするか。
[眉を寄せる。
歩むその耳に聞こえてくるのは聞きなれた――]
カルヴィネン准尉か。
ふ、やれやれ彼も苦労性なことだ。
助かっているがな……
[そのまま、屋敷へと向かう]
今度は・・・何?
[不安げに音の方へ顔を上げる。
響いた銃声は今まで聞いたものより遥かに近い。
何かあったのだと確信できるほどに。]
シャーロットさん、ネリーさん、一体何が――!
[徒歩にてたどり着いた屋敷の表、その惨状を目にするなりコーネリアスは、彼にできる限りの速さでもって中へと駆け込んできた。
珍しく大声をあげて二人の名を呼びながら、それでもしっかりと返しに来たのだろう空のバスケットは携えて――]
………え?
[今の村の状況を知っているから、考えうる限りの最悪の想像をしていたに違いなかった。
もしもシャーロットやネリーに兵達によって危害が及んでいたなら、今度こそは持てる力の全てで守ろうと、白くなるまでバスケットの持ち手を握りしめてすらいたのだ。
しかし目の前の状況は、予想の斜め下を行っていた。
何しろ、そこに居たのは]
――リッタさん?
あ…ルーサーさんも…。
[今この屋敷で何が起こっているのやらさっぱり想像できず、誰に聞けば分かるのやらと惑う目を泳がせる]
村の中でこうも発砲が続く理由は何だ、
准尉殿、如何なっているのか判るかね?
武器を持っているとすれば軍の連中の仕業か、
クインの処の連中だろうが…
いえ…私には、お礼を言うべきだと感じたのです。
[ジーンの言葉に、小さく首を振って…
銃声が聞こえれば、ゆっくりと窓の外に視線を向ける
この近辺ではないことを確認すると、ジーンの方に向き直った]
…ありがとうございます。
暫くお待ち下さい…
それで、銃声が止んでいるならば、仮宿舎へと向かいましょう。
[もう一度ジーンに頭を下げると、自室へと入っていった]
>>0
[...は更に屋敷へと入って来た見慣れぬ女性――キャロルにハッと緊張の面持ちになるが、次の瞬間弾かれたように扉の外へと目を向ける]
今のは―――……銃、声?
ばかな。前線で銃が仕舞えるか!
……ミス・シャーロット。
本部に来る、というなら来るといい。話くらいいつでも聞くぞ。
邪魔したな。
[去っていくさなか、動きそうもないジープを蹴飛ばして。
ついにリッタは、一度も頭を下げることがなかった。]
コーネリアスさん、これは・・・。
[一連の自身にとっては腹立たしくもある出来事を説明すれば]
何はともあれ、怪我がなかったから良かったものの。
あ、バスケット・・・。
わざわざありがとうございます。
[礼を言うも銃声の音が気になり視線はゆるりと外へ向けられた]
〔聴こえた語尾の揺れは、耳に心地良く。
無言の頷きは所作に衣擦れもあったかもしれない〕
…では…少尉も此方へお出ででしょうね。
彼は大丈夫です、此方には以前の名調子を取り戻して
戴けそうでありますので――はは。
〔銃弾の行方については、はてさてと笑ってみせた〕
銃声――同型のものが重なって二発、かと。
ワイズの装備なら、もっと火力が強いように思います。
――ジーン、"捕食"の痕はそろそろ発見されていそうですね?
[ニーナの言葉に緩く首を傾けるも
そうか、と静かに返し頷いて見せ]
銃声は、既に止んでいる。
銃撃戦と言う程では無かったらしい。
[部屋の前に立ち
壁に寄りかかり]
寄宿舎とてそう遠くは無い、
今宵の着替えがあれば充分だろう。
[カバンの中に着替え、財産…そして、薬を詰め込んでいく。
いざというとき…万一、診療所に何かがあった時。
元手があるのと無いのとでは大きな差がある…
鞄を締めると、手に下げ…自室を出た]
…ええ。その様、ですね…
お待たせ致しました。
私は、準備が終わりました…後は、診療所の戸締まりだけです。
[微かな衣擦れの音に
所作に思い巡らせる]
あの女もそろそろ其方に到着したか。
クインはある意味ではあの女より食えぬ、
腹に何を隠しているか引き出せそうかね?
[銃声に対する見解に瞬き]
軍支給品だとしても仲違いかね?
聊か情報が足りぬ、
明日にでももう少し探るとしよう。
…捕食の方も巧く行っただろうさ。
いえこちらこそ、いつもありがとうございました。
――もう届けて頂いて喜ぶ子達も、教会からは居なくなってしまいましたが…。
今どこで何を食べているとしても、シャーロットさんのパンの味はきっと忘れられません。
美味しそうに焼きたての生地を頬張る笑顔が、目を閉じるだけですぐに浮かんでくるようです。
[歓声をあげてバスケットに集まる子達の顔を思い浮かべてふっと笑み、シャーロットへとバスケットを返す]
…そ、それはそれは……。
[何があったかの説明を受ければ、シャーロットが腹を立てるのも最もでその気持ちも分かる一方――]
[――小さな姿で威厳を振り撒きながら、こういった騒動を巻き起こすリッタに滑稽さを感じてしまう。
なるべく表情を引き締めながら]
リッタさん…わざとじゃないとしても、悪い事をしたならちゃんと謝らなくては。
[姿が姿だけにコーネリアスには、彼の手にする銃もどこか玩具めいて見えてしまっている。
まだしも平和な頃のごっこ遊びの子供を思い出して、先刻の銃声を気にしながらもつい、諭す調子で言葉を向けた。
困惑が見て取れるルーサーの様子は、何だか子供の不始末に詫びて回る父親のそれにも似て見えて、こんな時だと言うのにコーネリアスは口元に手を当てた。
さすがに申し訳無いので、咳払いで誤魔化して]
…はい、ルーサーさん。
失礼して入れて頂きます。
[傷の男は、ルーサーが出て行くのを目で追った後、通信機の向こうの相手に言葉を投げ掛けた]
…次も私が撃てるとは限らん。
用意は怠るな。
[通信を終えると、椅子から立ち上がり。
ゆっくりと店の外を眺めた]
どうする、かね。
もう…未練が残っている訳でも無い筈だ。
[胸のポケットから、ボロボロになった塊を取り出す。
星が二つ並んだそれは、ボロボロになった今も輝きを忘れては居ない様で]
ハッ!結局は俺も決別出来てないってのか。
情けないにも程がある。
[重そうな鞄を眺めポケットから手を出し]
戸締りは任せる、荷物は預かろう。
[診療所が壊滅する時には恐らく
誰も生き延びては居ないだろう
けれどニーナの気が済むならと
別に何を言うでもなく手を伸べ]
>>13
[静かに歩み寄れば右手を顔の振り上げる]
[僅かに涙を湛え、その右手はわなわなと震えている]
謝罪の言葉ないのならそれで結構です。
貴方がどういう人なのかも十分にわかりました。
[涙混じりの声で続ける]
だけどこれだけは覚えてください。
貴方が壊したのは建物だけではありません。
父や母、祖父、そして私達の思い出まで壊したんです。
運が悪ければ命を失っていた。
貴方のような人に私は守られたくない。
私は・・・貴方が嫌いです・・・!!
[力無く右手を下げるも、その瞳はリッタを捉えて離さない。]
…いえ…ですが…
[一つしかない腕を伸ばされれば、少し躊躇い…
申し訳なさそうに小さく頷いた]
…では、戸締まりをしてきます。
先に外に出ていてください…すぐに、終わると思いますので。
[隻腕の男がどう思っているのかは知るよしも無し。
頭を下げれば、診療所の中を駆け回る]
おやめください、ブリリアント少佐。
徒に民間人を刺激して何とされますか。
……。
[泪交じりのシャーロットの言葉に、
眼を細めた。
その傍へ歩み寄り、リッタが何かしでかす前に止められるよう、見ている。]
判った。
[ニーナから荷物を受け取って
一旦入り口の机に荷物を置き
煙草を咥えて火をつけてから
鞄を持ち直し診療所の外に出]
随分と騒がしい夜だ。
[呟き口許が動くのに煙草の灰が落ちる〕
……。
[ただ黙して、ひと息に言い切るシャーロットの瞳を見据えていた。
むくれたように噤んだ唇がもごもご動くが、結局、なにを語ることもなく。]
…ええ、此方へ見えました。
少佐の首根っこでも捕まえかねないので、
見ないふりができる立ち位置を模索するところです。
〔任務とは関係のないことであるにも関わらず、
思わず愚痴を零した。
…怪しまれない為の演技をしてはいないところは、
此方の強みなのか弱みなのかはまだわからなかったが〕
僅かではありますが、閣下については通信を
立ち聞きしています…日を改めて伺ってみましょう。
状況は確かに…掴み所がありません。
隠れ蓑になるか否か、把握したいところです。
〔如何にも、此方が混乱させられてしまう。
少しスタンスを考え直さなくてはならないだろうかと
思いつつ、この場が収まるのを待つことに*するようだ*〕
[窓の鍵を一つずつ閉めて行くに連れて、長い間住み込みで働いてきた診療所に名残が沸く。
しかし、外でジーンを待たせている以上…
軍を無駄に刺激してこの診療所が戦渦に巻き込まれる寄りかは…]
…
[カチリ。
最後の鍵を閉めれば、小さく息をつき…出入り口の方へと向かう]
お待たせ致しました…
[ジーンに頭を下げると、ちょうど片づけにやってきた兵士に駆け寄り]
…ぁ、後は、この扉だけ、です…
運び出したら、鍵を閉めて…仮宿舎にいますので、鍵を返してください…お願いします。
[鍵を渡す。兵士が頷くのを見れば、ジーンの元へと戻り]
参りましょうか。
また、誰かが発砲するかも知れませんし。
[感情に突き動かされても結局は、決して手をあげぬシャーロットの姿に胸打たれ、そっと目を伏せる。
あるいは口の中で言っているとして、その言葉が外までは届かないリッタの様子に思わず]
…ごめんなさい、は?
[今度は静かな調子で、小さく聞こえるか聞こえぬかの声を出して促してしまった]
[リッタの言葉を聞き取れたのか定かではない。
ただ唇を噛み締めると俯いた。]
引き止めて申し訳ございませんでした。
でも、貴方も軍の人間ならば・・・
二度こんな事をなさらないでください。
[静かに告げた]
あの女ならやりかねん、
面白いモノを見損ねたか。
[愚痴に近い話に軽口を返し
お疲れさん、と小さく労う]
不穏な動きさえなければ如何でも良いと言うのが本音だが、
さりとて大人しく隠れ蓑に成るたまとも思えぬ。
クインの処置に関してはルーサーの判断を待とう。
ニーナを送り届けたら再度周辺の探索に行って来る。
オマエは取り敢えず事態を見守るのが先決のようだがね。
――村の何処か――
[ザザッ、ザ――]
[通信機の向こう側から彼の元に声が届く]
「ご苦労だった、ラッセル君」
――その名前でオレを呼ぶな。
アンタらが勝手に付けた名前だろ。
「そういきりたつな。兎も角、これで君は名実共に、晴れて“三番手(サード)”を名乗れるようになった訳だ」
[住む者の居なくなった廃屋に寄りかかる彼の表情は夜陰に紛れ、見て取れない。ただ、時折り面倒げな返事だけが響いていた]
「では――“サード・サード”。
“三人目”の“三番手”。
どうかね、気分は?」
――さあな。何れにしたって、まだ続くんだろ。
“一番手”どころか“二番手”の気配もまだして無いぜ。
何処に居るんだよ。
[なだめるような調子の声が彼の耳に届いた]
「まぁ、待ち給え。そもそも“二番手”は――」
分かってるさ。
“一番手”がオフェンス、“二番手”がディフェンス。
“三番手”のオレはチェッカーだろ。
「ならば不平を言うな。
何を苛ついている」
別に、苛ついてなんざ――。
〔姿を見せたキャロルへは、控えめに敬礼を。
シャーロットが瞳を潤ませて激していたその間は
具合のよくなさそうなネリーを気遣っていたかもしれない。
事態が収拾されれば、今度は聴こえた銃声の状況把握にと、
今宵も休む間もなく*動き回るようで*〕
[少尉の部下には幾らか見知った顔もあったかも知れず
短くなった煙草を踏みつ面倒そうに一瞥し遣り過ごし
来るニーナに向き直り頷いて歩調を合わせ歩き始める]
莫迦共が何時また乱痴気騒ぎを起こすかは判らんが、
民間人に行き成り発砲する程で無い事を祈るかね。
あそこには恐らく見知った連中も居て面倒故に、
我はニーナを送り届けたら帰る心算だ。
……す、すまない。
以後、気をつける……。
[促されてか、蚊の鳴くような細い声を絞り出すと、俯いてしまう。
シャーロットの静かな姿と比べ、まるで先生に叱られている児童のように。]
[彼が感覚を研ぎ澄まそうとする間にも、イヤホンからの声は続いた]
「いいや。お前は与えられた任務の重大さが分かっていない。
確かに、“三人目”のお前が“三番手”として最も適格であることは証明された。だがそれが即ち任務の完遂を意味する訳では無い、決して。お前が“人狼”部隊の掃討を確認するまでは帰投は許されない。
完遂か、死か。お前が歩むべき道はそれだけだ。
……おい、聞こえているのか?」
[呼びかける声は半ば怒声となっていた。
内心に嘆息し、彼は無線機を地面に置く]
【あぁ。聞こえているさ。
……奴らにもな。
……感じる。何処かで、奴らが】
「……聞こえているのかと言っている!
……ラッセル!
……ラッセル・サースト!」
【……ちッ!】
[ニーナを伴い歩く夜道
微か感じるは人の気配
混じるノイズに瞬いて]
…誰かがこの辺りで通信を行っているのかね?
クインの拠点はこの辺りでは無かった筈だ。
………。
[ニーナには気取られぬ様に
注意深く周囲の様子を探る]
血の匂いもする、
発砲があったのもこの近隣かね?
ルーサー、思っている以上に敵は多いかも知らん。
[淡々と呟き]
…そう、ですか…
[ジーンは仮宿舎には残らない、との事に少しだけ視線を落とすが、すぐに戻し]
どこも、安全だとは言い難い、ですが…
ジーンさんもお気を付けて…
[そういうと、ジーンと共に仮宿舎へと向かい…
ジーンに鞄を受けとればあてがわれた部屋へと*向かうだろう*]
[仮にも彼が少佐であることを、ルーサーやもう一人の威厳ある態度の女性からの呼び方で思い出し、余計なことだったかと己の口を押さえるが如く掌を添えた。
だが当の本人は常の態度が想像させるようには、腰の拳銃を抜き放って激昂することも無い。
まるで蚊の鳴くような声で素直に謝罪し、その後は叱られた子のように俯いている。
静かな声でリッタを許す言葉を告げるシャーロットの声が合図になったかのように、コーネリアスは笑んだ。
それから間違いを認めた子へ、いつもそうしていたように呟く]
…よくできました。
[――危うく頭を撫でるところだったのは、宙に浮いた腕を元に戻して、さすがに耐えておいたけれども]
片づけを…皆で、しますか?
[その場にゆっくりとしゃがみ込み、散らばっていた何かの破片を拾いつつ、ルーサーがその話を取り付けていたキャロルに目を向け]
もちろん補償も、して下さるんですよね。
だけどそれまで、このままってわけにも…いきませんよね。
[それとももうこうなってしまっては、屋敷の人たちも仮宿舎で寝泊りすることになるのだろうかと、ふと思いながらも]
思い出の品だって、がんばれば少しは修復できるかもしれませんし…
[視線を落とす様子を黙して見守り]
明日以降は必要があれば少尉殿の名前を出し、
誰か護衛をつけて出かけると良い。
[荷物を渡し頷いてポケットに手を突っ込み]
我の心配をする間があるなら、
先ずは自分の心配をする事だ。
〔指先はつるりと眼窩をなぞる〕
おやすみ、ニーナ。
[寄宿舎へと消えるのを見送り踵を返す]
/中/
整頓のために。
■ラッセル内部設定
・クローンである。
・この村に三人が投入ずみ。
・三人目までは実験作で、状況によっては“四人目”が投入予定。
・“四人目”の名はラッセル・クローバー。
さて、先程の銃声は何だったのかね。
[夜空を仰ぎ呟いて人気の無い村を気配を消して歩き始め
視界の端に一瞬だけ月明かりに照らされ移る姿に瞬いて]
………。
〔髑髏を握る手に僅か力が篭る〕
何故、あの坊やが動いているのかね?
診療所のベットで眠っていた筈だが…
[恐らく遺体は既に運び出されているだろう
自立して動く筈の無いものに些か戸惑って]
見間違い…否、
確かにあの坊やだった。
/中/
でもね。
仕込んだポイントは一応あるんだ。
まずはサーベル。
学兵がサーベルなんて持たないと思うのさ。儀礼用か指揮官かなっていう。
あと一面の泥濘とか。
心象風景だしね。
ふむぅ。
どうやって演出しよう(´・ω・`)
/中/
あーあと最後に。各自の一人称。
・一人目:僕
・二人目:俺
・三人目:オレ
・四人目:僕or私?(未定)
三人目は「俺」に変化するかも。
>>32
口だけではない事を願ってます・・・。
[そう告げるば振り向きコーネリアスへと歩みよる]
>>37
そうして頂ければとても有難いのですけど・・・。
[バスケットに気づき受け取り静かに礼を言う]
壊れた部分は物盗りが入らなければ十分です。
ただコーネリアスの手を煩わせるのも。
[足が悪いのは知っている、故に彼女なりの小さな気遣いも入っていた]
軍の方が手伝ってくださるのも有難い事です。
だけど、また同じような事をされたら・・・。
[また棘のある言葉を言う。
この件はこの件で許し難いものだが、
それだけでこのような事を言う訳ではない事とわかっているのは少ないだろう]
坊やの脈が無いのは我も確認した。
[既に気配の無くなった闇を見詰め
ラッセルが現れた方へと向かって
先にある廃屋の前に立ち首を傾げ
破壊された通信機の残骸に瞬き]
未だ微かに熱を持っている。
[しゃがみ込み破片に触れて呟き]
あの坊や、何者かね?
[ラッセルの消えた闇夜を見詰めるも
問い掛けに答える者がある筈も無く]
オマエはもう起きぬと言うのに、
アレは何故動く?
細かく検めては居らぬ。
アレが機械仕掛けとも限らぬが…
〔眼窩をなぞる指先は微か震え〕
――まさか、クローンかね?
>>40
…いえシャーロットさん、こうやって手を動かしていればそれに集中できます。
色んな事を考えなくても済みます。
[手を煩わせるのもと彼女本来の優しさを見せて、気遣ってくれるシャーロットの言葉に首を横に振るが]
あ…こんな自分勝手な理由で、手伝いを申し出てはいけませんよね。
[ごめんなさいと小さく頭を下げて]
同じような、こと…。
[言葉に棘が含まれていることに気付いて、顔を上げる。
直接尋ねたりはしないが、大事な人を失った悲しみと悔しさを軍人を見るたび思い出すのだろうと、何となく想像できる。
だがそれをリッタ側は恐らく知らず、だから今回のことをシャーロットがまだ怒っているのだと思われはしないかと、目を向けた。
取り成すように順に、軍服姿の者達を眺めていく]
…大丈夫ですよ。
ルーサーさんはこんな事しないって、シャーロットさんだってお分かりでしょう?
リッタさんも…先刻、以後気をつけると約束して下さいました。
あとは…
[最後の一人、金色の髪持つ女性の軍人の目を見て]
初めまして、ぼくはコーネリアスと言います。
あなたももちろん、もう二度とこのようなことはないと、名前とお立場に懸けて約束して下さるでしょう?
[思案気に夜道を歩いて十字路に差し掛かる]
やれ、今度は血の匂いかね。
[些かうんざりした様子で辺りを見回して
ゆっくりと血の香りを辿り闇に踏み込む
闇に眼の慣れた頃に倒れる人影を見つけ
僅か眸を見開き唇すらも戦慄いただろう]
…また坊やか。
[見開いた侭の双眸を見ずとも状態は判る]
何人居るのかね?
〔諦めとも落胆ともつかぬ声と共に
頭を撫でて呉れる指先は優しくて〕
目撃証言だけなら放って置くが、
身体まであるとなれば連絡が必要か。
吟遊詩人 コーネリアスは、学生 ラッセル を投票先に選びました。
未だあの屋敷に居ると良いが、
でなければ我は深夜に邪魔する無礼者か。
[小さく息を吐き歩き始める]
この時間になれば静かなものだ。
[やがて見えた屋敷の扉は半壊していて
修繕に当たる面々を見回し軽く目礼し]
診療所にあったのと全く同じものが十字路の先に転がっている、
我の言葉が理解出来ずとも事実は事実。
部下をやって始末させるなり自分で足を運び確認するが良い。
[周囲の者には判らぬようにキャロルに向け告げ]
夜分に邪魔したな。
[漸く家主らしきシャーロットに向き直る]
少尉殿にも伝えたが、
あの坊やは同じ身体が何体か居る様だ。
我が確認したのは、
診療所で一体、
十字路の先で一体、
其れと未だ動く者が一体。
他にも居るのかは判らぬが、
アレは只の坊やではなさそうだ。
准尉殿が…否、
少尉殿すら把握して無い機密事項かね?
其れとも少尉殿はシラを切っただけか否か。
どちらにしろ油断ならぬ。
其れにあの坊やの在り様は些か――…
[不快だ、と呟く声は静か]
>>42
いえ、どのような理由であっても
好意でしてくださるのなら感謝します。
[その後のコーネリアスの言葉に再び周囲を見れば]
約束は、してくださいました。
でも一番の信頼となり得るのは、
この村を守ってくださる事、ですよね。
犠牲者を出すなと無理な注文もできません、
戦場を駆ける方たちの犠牲の上に胡坐をかくつもりもございません。
ただ、誰も悲しまない世界を私は望んでいるだけです。
難しい事だとは思います、でも、
少しでもそう願い戦ってくれているのなら、
僅かながらにも信じられると思います。
[再びやってきた訪問者に気づけば一礼する。
過去の事はよくわからない、雰囲気だけでは近づきたくない、
そう思っていた男性だった]
片付けは今の内にやるにしても夜も更けてます。
無理に手伝えとは言えません。
・・・皆さん疲れていると思いますので、
お体にさわらないようにしてください。
*一度ネリーの様子を見てきます。*
[その場にいる全員に再び一礼すると
また戻る事を伝えれば屋敷の中へ入っていった]
[キャロルとルーサーに
先程の事態を説明して
破壊された周辺を眺め]
随分と派手にやらかしたものだ。
是では隙間風どころの話では済まぬ、
災難だったな。
[シャーロットに向き直る頃には
キャロルの部下達も到着するか
修繕作業を行う様子を見守りつ]
戦争が無くとも誰も悲しまぬ世界など無かろう。
[ゆるりと首を傾けシャーロットを眺め]
[キャロルとルーサーに
先程の事態を説明して
破壊された周辺を眺め]
随分と派手にやらかしたものだ。
是では隙間風どころの話では済まぬ、
災難だったな。
[シャーロットに向き直る頃には
キャロルの部下達も到着するか
修繕作業を行う様子を見守りつ]
戦争が無くとも誰も悲しまぬ世界など無かろうに。
[ゆるりと首を傾け去るシャーロットを眺め呟き]
我も失礼する、どれも是も後は軍人の仕事だ。
[言い残し踵を返して*屋敷を後にした*]
我はかかった獲物の始末をしてから休ませて貰う。
あの坊やがもう一人見つかれば、
オマエの方はまた忙しくなるだろう。
[思案してか一拍の間]
オマエには無理をするなと言っても無駄らしいし、
もう少し不真面目になれとでも言うべきかね?
[くつりと喉の奥で低く笑い
アーヴァインを*片付けに*]
学生 ラッセルは、吟遊詩人 コーネリアス を投票先に選びました。
/中/
今さら1日目頭の希望見なおして吃驚。
ランダム→人狼希望→弾かれて霊能者とは!
嗚呼。
誰も希望しなかったとは。
まったく勿体無い話だ……。
RP村の霊能者ほどやりやすい役職もないというのに!
こうなったのもランダム神の思し召し、霊能者RPの真髄見せてくれようっ(笑)
くそ、このポンコツめなんて図体だ。
そら、せーので押すぞ。いいか。
せーの、
[うおおー。ぐぁん。兵たちが唸り声をあげると、ジープのでかい車体が大きく音を立ててひっくり返る。頑丈さには定評ある車種だけあって、大きな損壊もなく車体が朝の日差しを照り返す。
大物をどかした空隙にため息をつくと、作業の兵と質疑を交わす。]
それで、壁はどうなんだ?とりあえずは土嚢か・・・
[ひっそりと屋敷の奥へ姿を消したのはいつだったろう。
ジープの衝突事故で人が次第と増えた頃には、
その姿はシャーロットの傍らから消えていた。]
ッ、う、……ぅ――
[当てられたベッドに座り込んで、
小さく漏らす苦悶の聲。
瞳の奥が熱を発するように、蝕んでいく。]
[瞳に残った残影が、
フラッシュのように瞬いて
刹那、刹那、
やがて消え行く。
幻映は瞳に何を残したか]
……、嗚呼
[目を覆った手を外すと、
頬を伝う一雫。
紅い涙を代償に垣間見たもの]
あの人の真実……――
見習いメイド ネリーは、見習い看護婦 ニーナ を能力(占う)の対象に選びました。
[ベッドに緋色を散らして、
指先で目元を辿れば、涙は透明に変わっていた。
見える世界が、今まで以上に曇って、狭まっている。
曖昧な輪郭の中、声には出さずに呟いた。]
――私は境界線――
闇と光との境界線 ――
[時間感覚が曖昧になっていた。
シャーロットが様子を見に来たのはその後のこと。
ゆるりと首を振って言うだろう。
――何でもありません、お嬢様。
唯、ベッドにはぽつぽつと
*紅い残滓が残っている*]
全員、今から俺達は人狼部隊を追い込む。
デュラハンとブリッツは引き続き狙撃体制。
オーガ。
お前は小細工の必要が無い火力を扱える。
よって、仕事は敵殲滅の援護。
グレネードランチャーの使用を許可する。
バイパーは村に潜伏、私の目の届かない場所をカバーしてくれ。
ハウンドは…切り札の用意をしておいてくれ。
〔風に乗らずも既に村自体に漂う赤と黒の気配
慌しい足音と軍人達の焦燥を含む怒鳴り声は
彼の地での其れともまた酷似していただろう
戦場と化した村の有様等は何所も変わらない〕
一夜明けても騒ぎは収まらぬか。
[昨夜の廃屋へ戻り破壊された通信機を見下ろし
ポケットに突っ込んだ手の指先は髑髏をなぞる]
アレは何者かね?
〔ベットに眠り地面に転がり闇に解けた赤毛の少年
眠れども眠れども再び目覚め動くとすれば其れは〕
永久の眠りすら無いのか…
否、固体毎に眠りはあろう。
然し…――
〔指先は探るようにぐるりと眼窩をなぞって〕
【――旧友宅、だった廃墟の地下室――】
〔夕刻の陽射しが薄く入る其処で、此方は
装備品のメンテナンスをしているところで。
精密工具で弄るのは、太さの一定しない
蛇腹様に繋がれた、得体の知れない鉤爪〕
昨夜は、直に話せたので助かりました…ジーン。
〔細い工具を唇へ銜えた侭の声音はやや篭って。
微かに混じる金属の擦れる音〕
ラッセル学生兵が何者かは存じておりませんが、おそらく
貴官がお感じの通り――"我々向け"に送られた者なのでしょう。
有無を言わさず"捕食"しても構いませんが…
…そう、確かに…
彼の何らかの要素には、おそらくスペアがある。
〔其れの根は、右の袖口から生えているように見える。
僅かに思案の間を置いて――続け〕
彼が、身分の明かしかたを間違えたなら
逆に皆から疑惑を集めるということも…
あるかもしれませんよ。
〔楽観的ですかね、と加え〕
誰にとっても最も縁薄く…
生贄に上がり易くあるのは、確かです。
彼が、夜半までに如何動くかですね。
[聴こえる声に我に返り瞬く]
坊やは既に充分過ぎる程に怪しい。
我等に向けて放たれた刺客であろうに、
混乱と言う意味合いに於いては味方の如き振る舞いだ。
〔触れて呉れる指先に微か困惑の気配〕
判らぬ。
[昨夜ラッセルの消えていった闇も今は明るく
すいと目を細め見据えるも已然人気は無いか]
生け贄とするならば民間人も手頃だろうか、
軍部は民間に人狼の可能性を危惧して村を閉鎖したくらいだ。
通信機器まで破壊して単独行動中のようだし、
手綱の無い暴れ馬の始末は軍部に任せるのも一興かも知らん。
[風に空の袖が揺れ]
宵まで動向を探り、行動を起こすかね?
必要とあれば我はルーサーに従おう。
…ふむ…
〔ふと、今彼は…触っているのだろうと思った。
何かは知らない。――ただ、彼の指が隠しの中で
絶えず何かに寄せられているらしいのは知っていて〕
確かに我が人狼部隊には、内偵専任も。
作戦開始までには、離脱するのがセオリーとは
聞いているのですがね。
かと言って油断していると、
ラッセル学生兵の身分を保証する方が、
お出での可能性もある…と。
〔ふと一昨夜交した会話を思い出したように手を止めて〕
…そう、機密と言えば…ブリリアント少佐が
そのようなことを仰っていましたね。
私には話していない軍事機密がある、と。
判らぬが…
[続く呟きは更に小さく紫煙と共に吐き出され
煙草を咥えポケットに手を突っ込み踵を返す]
では何処に?
〔こめかみにぐっと押し付けられる親指〕
…済まぬ。
我は些か感情的だったかね?
如何にも不快なのだ。
[そっと髑髏を撫ぜ紫煙と共に小さく息を零す]
幾ら言おうと詮無い事か。
それに普段の少佐は――私如きの所属や姓名を
記憶しているような、そんな人物では。
〔昨夜のような騒動を起こす人物にしては、
命に関わる此度のことへ巻き込まれた際の動揺が小さすぎた。
…或いは、少佐自身も何らかの予定に組み込まれた
人物なのかもしれない…
思ったことは、そのまま相棒に伝えることだろう〕
上官ぶる気はありませんのでね。
貴官との一致をみるところを探りたいものです。
…
…民間人、となると気が重いことでありますね…。
〔声の調子を落として、天井を仰ぐ〕
コーニィ…コーネリアスとは今少し、
話すことがありますので。…件の我が侭の裡ですが。
〔ポケットから取り出され外気に触れる
赤と黒と煙草の香りが漂う生ぬるい風
細められる眸は優しい色を浮かべるか〕
内定者に素性保証者に更に混乱は増すかね?
必要があれば我は偽の情報でも流し更なる混乱でも引き入れよう。
尤も、既に我が引っ掻き回す必要があるかも判らぬ混乱振りだが。
[続く言葉に眸は平時の色を取り戻し
ポケットに髑髏ごと手を突っ込んで]
隠された軍事機密か。
[暫く思案した後に首を捻り]
聞き出せそうにはないのかね?
[少佐に関する意見に耳を傾け]
成る程、あの鉄砲玉も歯車のひとつに過ぎぬか。
確かにそう考えた方が納得はいくが、
階級は階級だ。
役立つか如何かは別として、
情報のひとつくらいは持っているやも知らん。
[話が民間人に及べば相棒の声音は変わる
煙草のフィルタを噛み思案気に首を傾け]
先に言った通り、我はオマエの邪魔はせぬ。
民間人を巻き込むのは気が進まぬのなら他の道を拓けば良い。
ならば当面は軍部の者から叩くとしよう。
[一旦言葉を切るも変わらぬ口調で]
但し、我等がどれだけ民間人を護ろうとも、
最終的には幾人かは手にかける覚悟も必要だろう。
墓守 ユージーンは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。
…必要があればは此方もですよ。
身を晒さずに済むなら、土壇場まではそのように。
聞きだせるか判りませんが――接触は試みましょう。
余計な注意を引いてしまわぬよう、留意します。
〔軍服の袖を緩めてから、右手を軽く一振りすると――
しるるる、と生きものの如くうねって裡へ戻りゆく3本の蛇腹。
相手の言葉に耳を傾ける間、口元へ刻む感情は
自らにも詳らかでなく。やがて訪れる静寂に〕
…然様で。
……
…傲慢な感傷です。
幾人かどころか、…一人も逃す気はないのですから。
〔精巧な人工皮膚を、手首まで丁寧に馴染ませて其れを終え。
やがて今宵の各人が意志に耳を傾けに、村内へと*戻りゆくようで*〕
墓守 ユージーンは、学生 ラッセル を能力(襲う)の対象に選びました。
牧師 ルーサーは、学生 ラッセル を能力(襲う)の対象に選びました。
【時は移り、場所を変える。】
……これは。
[秀麗な眉を寄せ、
小さく歯軋りをする。
軍部より報告を受け向かった先。
村の中、大柄な体躯の男が倒れている。
アーヴァインが死んでいた。]
[あてがわれた部屋は、大して優遇されているわけでもなく。
また、廊下からは絶えず巡回の足音が聞こえる。
厳戒態勢なのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが…]
…
[看護婦の姿のまま、椅子に座り窓の外をじっと見つめる。
その瞳には暗い空だけが映っていた]
急所を一撃。
何処かで見たような正確無比さだな。
……やってくれる、『人狼』。
警戒を強めよ。
誰も出してはならない。
入れてはならない。
『人狼』を駆逐せよ。
[ざ、と敬礼を返す部下達を見、己もまた役目を果たすため動き出す。]
ああ、全く厄介ごとばかりだな―――
お前に逢うといつもこうだ。
お互い様か。
[ジーン。
その名は息に紛れて消えてしまう。
アーヴァインが殺された事は波紋のように瞬く間に広がって行くだろう。
最早手を下さねばならないところまできていた。]
…
[此処へ来たとしても、診療所に居る時となんら変わりはない…
否、掃除をしなくても良くなった。
食事を作らなくて良くなった。
そして…患者は此処にはやっては来ない]
…何も…することが、無くなってしまいました。
[ポツリと呟く言葉は部屋の中に静かに響く。
その呟きを聞くのは看護婦の近くで佇む鞄だけだった]
〔指先に微かな苛立ちにも似た気配
けれど先程より幾らか落ち着いて
眉間をなぞって呉れる指は優しい〕
絡まる思惑の行く末は見えぬな。
[遠く聴いた兵達の言葉を思い返し首を傾げ
宵の墓地に立ちポケットへと視線を落とし]
土の中で眠る気分とはどんなものか、
我も何れ朽ちれば判るのかね?
〔答える声がある筈も無く〕
さて、少尉殿は面倒事にかかりきりだろうし、
我は是から如何するか。
そう言えば、粗野な連中に囲まれて、
ニーナは大丈夫かね?
[別れ際の様子を思い出し呟く]
What do you think the beast to stand in cage still?
[静寂の中、紡ぐ言葉は誰に教わった言葉だったか]
If it is free, it is in that nail.
Only, as much as a cage is stuck.
It can run with limbs.
Only, as much as it hits a cage.
[…其れは見せ物の獣の王のお話]
As for being an obstacle, cage.
But, a beast is protected in the cage.
[嗚呼、とても重なる。
そう、思うも…看護婦には爪すらも無かった。
それどころか…望む自由すらも不明瞭で]
お尋ね者 クインジーは、見習いメイド ネリー を能力(守る)の対象に選びました。
[…また部屋に静寂が訪れる。
音を鳴らすと言えば、廊下を歩く兵士の足音]
…
[何も動きを見せない看護婦に、巡回の兵士はどう思っているだろうか。
そんな事を思いつつ、部屋の中は次第に外の闇を取り込み始めた]
内から外から攻め立てられるとは。
此処を突き崩されては後が無いというのに。
[『人狼』は、何処だ何処だと
ざわめきが大きくなる。
無線で伝える。
軍人には須らく伝わるだろう。]
……アーヴァインが殺された。
『人狼』だ。最早悠長に構えてはいられない。
これは命令だ。国、本部からの命令だ。
『人狼』を見つけ出し、殺せ。
手段は問わない。
この村全てが容疑者だ。
救援物資は引き続き送られる。
[擦れ違う軍人達の視線を意に介さず
歩きながらに煙草を咥えて火をつけ]
既に疑心暗鬼の始まりか。
[思案気に軍人達の後姿を見返り]
下手に疑念の目を向けられるよりは、
診療所の方が過ごし易いやも知らん。
[仮宿舎に向かう道中で見覚えのある黄金の髪
一拍見詰めて息を吐き諦めた様子で歩み寄る]
擦れ違うオマエの部下達の視線だけで傷だらけになれそうだったが、
あんな連中の中にニーナを置いておくのも忍びない。
身元を引き受けて病院に送り返しても構わんかね?
ジーンか。
お前なら分かっているな。
見てのとおりだ。最早どうしようもない。
[殺気立った互いを疑う目の中で女は肩を竦めて見せた]
そうだな、
こうなった以上は自分が良いと思えるところに行くがいい。
私は言った。拒否権はあると。
村から出さえしなければ何処に居ても構わんよ。
もっとも、私も疑いを向けられれば
いつ殺されてもおかしくはないんだがな。
[…部屋の中に闇が充満する。無機質な瞳は大きく開いて…]
…
[窓から見えた星の光を入れる。
しかし、其の光はとても微弱で…心の檻を放つことも、闇の中から照らし出すことさえも叶わない]
…
[ゆっくりと瞼を閉じれば、目に入るのは似た様な闇。
其れでも、微かに輪郭が分かる瞼の外の方が幾分マシなのか、もう一度瞼が開いた]
モノローグー。
モノローグはアレです。ずーっとやるのは辛いけど、結構やっていて気にならないタイプ。
…他の人の行動も絡ませるときつくなるけれど。
[見知った顔に会わないように人気の無い場所を選び、建物や資材置き場に有った箱の中に隠れるなどしてやり過ごして来た。
傷の男は、既に何度目かになる通信を終え、軽く伸びをした]
さて、アーヴァインは死んだか…。
いよいよ、俺の考えも間違いじゃなくなって来た訳だ。
そろそろ俺も、傍観と洒落込む訳にもいかなくなって来た感じだな。
やれジーンだカルヴィネンだに見付かっちまってる訳だしな。
後は誰に見付かれば良いんだ。
…隠れる俺も俺だがな。
この騒ぎに兵達の声、
我で無くとも判ろうに。
[そうか、と短く答える声は静か]
オマエまで疑われる立場となれば、
現場は益々の混乱が予想に容易い。
とは言え、最終的判断はニーナがする。
我のは単なるお節介だ。
少々気になる事があった、
時間があるなら少し付き合え。
忙しければ後日、我から出直そう。
[言い残し空の袖を揺らし歩き始める]
[しんと静まり返った村の中。
ひそりと屋敷を抜け出して、宵闇を歩む。
慣れ親しんだ村の光景はまるで他人事のよう。]
次の世界は、幸せになりますように……
[見えぬ夜空の星を仰いで息を吐く。
立ち止まって、暫し黙した後、
無造作に置かれたブロックに腰掛けた。]
騒ぎ立てすぎなのだ。
少しは落ち着けというものを。
[こめかみをとんとんと人差し指でたたき]
お前の想像通りか、それ以上の混乱さ。
まったく、見るに堪えない。
……そうか。
まあ、好きにすればいいと伝えてくれ。
誰かがごねるなどの問題があれば私が出向こう。
まだ命令を聞く程度の理性は残っているだろうからな。
[眉をぴく、と上げ]
気になること?……ふむ、いいだろう。
時間はある。くだらない話だったら許さんぞ。
[言うと、ジーンの背を追った]
さて、この混乱で誰が如何動くか。
言われずとも我も面倒事は避けたい。
何かあれば遠慮なくオマエの名前を使わせて貰う心算だ。
[追って来る声に肩を竦め]
何処までオマエの耳に入っているか我は知らぬが、
くだらぬのなら其れはオマエの部下が有能だと言う事だ。
先ず、クインが着ている。
ワイズからの部隊の様だが、オマエの処と関係しているのかね?
次に昨夜のあの坊やの件、昨夜廃屋から出て行く姿を見た。
通信機を破壊した痕跡があるがアレはオマエの指図かね?
先の亡骸と合わせて3人、一人は恐らく未だ生きておろう。
[見えてくる仮宿舎を前に立ち止まり]
我も是以上は高みの見物ばかりする気もない。
以降の我の情報が欲しければ、そろそろ軍の情報を提示しろ。
[…少しだけ、外を歩く兵士の様子が変わった。
どうやら、歩いているところにもう一人の兵士とはち会ったのか…話をしはじめた]
…
[一つも物音を立てない看護婦のこと。
その会話が耳にはいるのは半ば仕方のないことで…]
…死んだ、ですか…
[どうやら、誰かが殺されたらしい。
ソレは分かれども、肝心の名前が出てこない。
無機質な瞳はドアを見つめる…]
よろしい。応急建築作戦を終える。解散!
……思い出。か。
[兵たちは散り、ひとりできばえを眺める。呟く声に答えがあるはずもなく。小破したジープの冷えた車体だけが、そこにあった。]
思い出ってのは、そんなにも、大切なものなのか?
面倒事は避けようがなさそうだがな。
好きに使え、その代わり後で酒の1つでも奢ってもらおうか。
[顎に手をやりながら]
クインジーか。それは知っている。
アーヴァインあたりが呼び寄せたんだろう。
……何?
あの小僧は既に死んでいただろう。
通信機を壊す指図などした覚えは無い。
―――クローンか?
[前を行く男が立ち止まるのに合わせ、歩みを止めた]
軍の情報、か。
アーヴァインが『人狼』に殺されたが、
とりあえずは飢え死にすることは無い。
だが人狼を殲滅するまでは此処から逃げ出すこともまかりならん―――な。
いいさ……。そういうやつも、いる。それだけさ。
[ぶらぶらと歩き出すと、すぐに
迷った。同じ角を3度は通ったろうか。]
ああ。ここはさっき一度通ったじゃないか。じゃあ、こっちか……
[宵闇に隠れて道なのだろう所を歩き、ふと空を見上げる。
そこには今住んでいる町と変わらぬ、暗き夜空]
ぶはぁ…こう根ばっかり詰めると気が参っちまうね。
たまには息抜きもしたいもんだ…うぉっと!
[道に落ちていた木の棒を跨ぎ損ね、大げさに地面へ転ぶ。
転んで最も最初に出た言葉は、笑いだった。
一頻り笑うと、半身だけ起き上がり、座った形になる]
ったく…これじゃあ気を抜き過ぎだな。
先が思いやられる…。
だが、気を抜けるってのは良いもんだ…。
[土を払いながら辺りを注視すると、少し先に緑色の髪がほんのりと見えた]
[座ったまま、膝を伸ばし、
随分古びてしまった靴の爪先に焦点を合わせた。]
誰が背負っているものを、知り得ると言うのでしょう。
人を殺す者、人を慈しむ者、
同じ人間なのに、解らない。
……
[誰に話すでもなく零す独白。
息を止めれば静寂に支配され――ふと、聞こえる声音。
ゆるりと辺りを見渡せば、小さな軍人の姿があった]
……お散歩かしら。軍人さん。
相変わらず強欲な女だ。
[呟くも束の間だけ微か口許は緩んだか]
アーヴァインが呼んだ割りには、雑貨屋で店番の真似事かね?
もう一度きっちり確認を取る事を勧めておこう。
[続く問いに間を空け]
恐らくはそうなるだろうが、
我も以降のあの坊やの足取りは掴めていない。
[首を振りまた歩き始めて]
其れは既に我も聞き知っているし想像に容易い。
クインに関してもあの坊やに関しても、
本当に軍の関係者ならばもう少しまともな情報は無いのかね?
如何にも各所で別の思惑が絡んでいる気がしてならぬ。
[仮宿舎に到着すれば兵に声をかけニーナを呼ぶか]
〔村内から広がる連絡に、村を包囲している全軍も色めき立つ。
日頃、下士官及び兵卒の世話や人事を統括している此方は、
兼任に耐えうる曹長を幾人か集めて引継の指示を出していた〕
…然様、当分此方へかかりきりになろうかと思います。
皆さん、この動揺をくれぐれも敵軍に悟られぬよう
各小隊において徹底して下さい。
流言を広げる者、逃亡を企てる者に関しては
常以上に断固たる処置をと指示も出ておりますので…そのように。
〔宜しくお願いします、と真摯な声をかければ
一斉に歴戦の勇士たちから敬礼が向けられる。
応えて返す、ひたと折り目正しい其れは
皆の案ずる眼差しを、柔く受け止めつつであり。
更に物々しさを増した空気の通りへと踏み出した〕
……特に目的は無いわ。
包囲されたって言うでしょう。
逆に言うならば、村の何処に居ても同じだと思って。
[危機感のない口ぶりで言う。
何処か弱い彼の口調に、ほんの少し目を細め]
心配して下さった?
[出てきそうで出てこない亡くなった者の名前。
せめて、どんな人かさえ分かればいいのだが…
視線をドアに向けていたが、不意に開いた扉に軽く目を見開いた]
…何か御用でしょうか。
[中に入ってきた兵士も部屋の中の暗さに些か驚いた様に部屋の中を見回していたが、静かな声…そして、闇の中で微かに鈍い光を放った双眸に少し慌て、用件を伝える]
…私、に…?
[誰なのだろう…
少し考えるも、答えは出てこない。
…ただ、ささやかな願望は生まれていただろうか。
鞄を持つと、兵士を先頭に仮宿舎の入り口へと向かう]
褒め言葉として受け取っておこう。
[ふ、と耳の横の髪を指で梳き]
何をしているんだ、あの男は。
姿を見せないと思ったら。……きな臭いな。
……小僧もか。
[眼を細め、ふむ、と小さく唸る]
絡んでくるものが多いな。
そう、情報が少なすぎる。
訝しみ調べを進めたがなしの礫だ。
特に小僧に関しては寝耳に水だったな―――このような状況でなければ詳しく調べられたものを。
[ジーンがニーナを呼ぶ様子を見ながら続け]
クインジーには部下が居る。
それぞれコードネームで呼び合っているようだが、位置の捕捉まではしきれていない。
[のそりと土を払いながら立ち上がり、手頃な脇道に身を隠す]
…いつかの譲ちゃんとちっこい少佐か。
譲ちゃんがあの少佐に気を取られたお陰で、俺はまた少し静かに動き回れそう、か。
他の人間の調べはバイパーに任せるとして、俺は取り敢えず見える範囲の人間を優先しておこうか…。
[トントンと耳の下を叩くと、小声で二言だけ呟いた]
分かったな、バイパー。
[兵士に付き添われニーナが姿を見せるのを見守り]
此処の居心地は如何だったかね?
昨夜は遺体搬出やらもあって此処の方が落ち着くかと思ったが、
事態は些か変わってきたし、若し望むなら帰っても良いとの事だ。
帰るなら送るが如何するかね?
[首を傾げニーナの顔を覗くか
キャロルの言葉に向き直って
髪を梳く所作に僅か眼を細め]
オマエにかかれば全ては褒め言葉だろうに。
このような状況であろうとも必要と感じれば調べる他あるまい。
あとは、上層部しか知りえぬ情報もあるやも知れん。
あの少佐殿が何か知っているかは甚だ疑問だが。
アレの部下の位置捕捉は難しかろう、
そう易々と見つかるとたまではあるまい。
お眠り私の可愛い王子様 お眠りなさい
庭も草原も静寂に包まれ 羊も鳥も眠っている
小さなハチさえも羽根を休めている
窓に降り注ぐ月のほのかな光
銀色の明かりに包まれて
お眠り私の可愛い王子様 お眠りなさい……
――ああ。
[村を見下ろせる小高い丘。
月を見上げ歌う間少しは気分が晴れても、短い歌が終わればまた一人の丘は静かになる。
背後の廃屋にももはや、誰も住んではいないのだ]
一人で居るのは寂しいな。
…考えても仕方のない色んなことが、どんどん浮かんできて。
誰か…
[...はそこから立ち上がると、人影を求めてゆっくりと村中へ降りて行く]
…アーヴァイン隊長には手練の副官が
お出でだった筈だが…隣室でも気づけなかったとは。
噂さえも秘されていた人狼、ですか…
〔上官たるキャロルが発した厳戒態勢は、かなりの
動揺が広がる中にも速やかに敷かれるようだった。
予想される被害が不明な為か、余分な兵は引かれ
――結果、村を覆うように昨夜の数倍も強固な
包囲網が築かれることだろう〕
…あれは、…
〔宿舎から通りを横切っていると、リッタとネリーが
言葉を交しているのが見えた。ふと小柄な少佐の姿から
連想されることもあって〕
…そう言えば…一昨日の夜…
[入り口に付けば、意外な…二人だったので、一つ瞬きをするが、ジーンに問いかけられれば]
はい…
さほど、変わりはない…でしょうか。
寧ろ、何もしなくても良いというのは、逆に落ち着かないものがあるかも知れません。
[小さく頷けば、率直な感想を述べ…]
戻っても良いのなら…私は、診療所の方が落ち着きます。
…ありがとうございます。
[送るという言葉には頭を下げた]
ふふ、言ってくれる。
[何処か愉しげに唇を釣り上げる]
そうさ、いつ死ぬかも分からんからな。
出来る限りの情報は残すさ。
上層部はいつでも負の秘密の宝庫だ。
繋がっている事だってありうるからな。
[何と、とは明言しなかったが。]
困難なほど見つけてやろうという気になるな。
それに赤毛の男、
何処か別の場所で見たことがあるように思ってな。
これは確証が無いが、何処かのお偉いさんだったような――。
[ニーナを見]
好きにするがいい。私から話は通しておく。
あ…。
[三つの人影を見つけ、知らず早足になる]
ニーナさん、ジーンさん、それに軍人さん…
…いえ、キャロルさんも。
[近寄ってからニーナ、ジーン、キャロルと宿舎を交互に見やった後、ニーナとジーンの二者に]
もしかして、今日からはここに寝泊りしなさいって軍人さんに連れられて来たんですか?
[この二人を連れて来たのだと想像するところの、キャロルに目をやって]
ぼくは随分長く丘にいたから…。
逃げたなんて、思われていなければ良いのですけど。
《スカー。忍び込んだ屋敷の中で、恐らく能力者と思われる人間を確認した事を報告します。》
ふむ…ではその時の状況を説明してくれ。
《緑髪の女性が、境界線…真実…等という言葉や、スカーが探している人間の力と思わしき発言を拾いましたが、この集音マイクではそれ以上の事は…。》
十分だ、それで特定する事が出来た。
俺の方でも調べてみよう。
《くれぐれも…お気を付けて。》
あぁ、死にフラグを立てなければ何とかなるだろう。
《冗談でも。それで…死なないならば。》
いつになく弱気だな…。
《何でも有りません、では…――》
>>89
……。
素直じゃないこと。
[相手の本心がどうであれ、そう返すのは条件反射的。
続く納得の言葉には、すい、と目を細め]
軍の方にとっても脅威と言えるでしょう。
敵の軍と幾ら戦ってきていても、今回は初めてのことなんじゃないかしら。民間人の姿をしているかもしれない、人狼。
……怖くはなぁい?
[ゆるりと小首を傾げた後、
ふと相手の姿を見、思い出したように言う。]
名乗っていなかった気がするし、名前も知らない。
私はネリー。……あなたは?
戻ってもさしたる仕事もなかろうが、
ならば送って行こう。
[率直な言葉に頷き
思案気に顔を見て]
今日も一日中、誰とも顔を合わせて無かったのかね?
若し戻ってまた篭り切るくらいなら、
教会にコーネの顔でも見に行くと喜ばれるかも知らん。
アレも子供達が居なくなって暇だろう。
荷物は其れだけかね?
[ポケットから手を出し差し伸べて
来た時と同じく荷物を預かろうと]
……そうかもしれない、けれど。
だからといって、なにも夜露にからだを濡らすことはない。風邪でもひけば取り返しが、っくしょん!
[日暮れが、周囲の気温を別の季節のように奪う。それは、夜という季節の訪れなのかもしれない。]
〔――『君には話していない軍事機密があるんだ』
少佐の口から、そんな言葉を聞いた気がする。
そういうこともあるだろう、と半ば聞き流していたが――
事態が事態なのであるし、尋ね直しておいたほうが
よいのだろうか、と思う〕
…お話中であられますし、機会を待つのが
得策でしょうね…スペンサー少尉へも、
相談させて戴くべきかもしれません。
〔静かに話す二人へと、敬礼を向けて離れることとする様子。
さて、と向かう先を探すように辺りを見回し〕
ネリーさんが此方ということは、シャーロットお嬢様が
心細くていらっしゃるかもしれませんね…
僕か?
リッター。
リッター・フォン・ブリリアントだ。敵なんて怖くはない。いかに物語の化け物になぞらえていても、結局は人間じゃないか。
ネリーはひょっとして、人を避けてここへ――?
さぁて、困ったな…
[壁に背を預ける形で休んだまま、顎に手をやって思案する]
赤髪の若者、兵士らしいが…確認された場所がバラバラだ。
達の悪い事はコイツが死体だった事だな。
一体何がどうなってるのやら…。
世界には同じ人間が3人は居るって聞くが、その兄ちゃんは同じ場所に3人集まったとかかね?
…凄ぇな。
おや、お前は―――
コーネリアス。
どうした、夜中に出歩くのは危険だ。
いいや。
[此処に泊まれと言われたのか、という言葉に否定を返す]
診療所で人が殺されてな。
あそこに居るよりは安全だろうと此方に来るよう
取り計らった途端次の問題が起こったのさ。
逃げたなどとは思わない、
村から出なければ構わんさ。
だが疑心暗鬼が深まっている今軽率な行動は控えるべきだと忠告する。
見習いメイド ネリーは、学生 ラッセル を投票先に選びました。
>>92
あは…。
[ジーンのニーナへの言葉を洩れ聞いて、小さく声をあげる。
読まれているなと笑んで]
そうですね、あの子達が居なくなってからというもの、何をして過ごせば良いのか分からなくなってしまっているところもあって。
子供達も実に色んなことをやらかしてくれていましたから、ニーナさんほどでは無くても、時間を持て余す暇なんて無かったんです。
一日くらい何もしなくても良い日があったらなって、思ったことだってあったのに。
…不思議なものですね。
いざ、面倒を看なくても良くなってみると…
[暗い表情になってしまいそうだったのを、首を振って改める。
そして今から宿舎に入る割には、ジーンがニーナの荷物を預かろうと手を伸ばしているのに気が付いて]
あら…?
もしかして宿舎に入る所ではなくて、出る所だったんですか?
…何もしない寄りかは…まし、でしょうから。
[ジーンの思案気な様子に…言葉にも肯定の意を示し]
はい…私からの用事はありませんので。
話をしろ、と言われましても…私には、趣味と呼べる趣味が、ありませんし…見つかりませんから…
[微かに視線を落とすが]
コーネリアスさん、ですか…?
…分かりました。気分が乗れば、お邪魔させて頂くとします。
[そう答える声はいつもの様に淡々としていたが…何処か不服そうに言葉を詰まらせたのは気のせいだろうか?
手を差し伸べられると、少し困惑の色を見せ…]
…はい、そう、ですが…その、なんだか、悪いです。
[弱った様に荷物とジーンを見比べていたが、声をかけられると其方の方を見やった]
…コーネリアスさん…いえ、寧ろ逆…です。
リッター……
綺麗な響きの名前ね。
[ぽつり復唱しては、彼の続く言葉に仄かに微笑むか。]
お強いこと。あなたのような心構えならば、暗殺者も恐れ慄くかもしれない。
いいえ、避けた、なんて――
[否定しようとしては、一寸押し黙り、微苦笑を浮かべる]
誰かに会いたかったのかもしれないし、暗殺者は怖かったかもしれない。だからどちらとも言えない。
[曖昧に答えを返す。
視界の隅、人影を感じ其方へ目を向けた。
薄暗い中では、その人物が誰かまでは認識出来ず]
……
[少し怯えを滲ませて、リッターに目で示す]
[吊り上がる口許に小さく息を吐き]
生憎と持ち歩いては居らぬ故、酒は次の機会だ。
上層部の情報に関しては現状の我には容易くは掴み切れぬ。
忠告の必要は無いと思うがオマエも探る心算なら重々気をつけろ。
アレ等は都合が悪くなれば平気で兵なぞ切り捨てる。
[淡々と告げるも首を傾げ顔を覗き]
やれ、
先ずは情報より耄碌し始めたオマエの頭の整理から始めないとかね?
[声をかけられ振り返り]
噂をすれば影かね?
此処に居ても面白くなさそうなので、
ニーナを連れ戻しに来たところだ。
ごろごろごろごろ。
ユージは男性キャラの中では好きな方なのですよ。
ごろごろごろごろ。
…守護者は誰だ。守護者は。後狂人。
いや、人狼もわからんし…いかんね。
では、そうですね…
後で陥れるのも難そうですから、
素直にラッセル学生兵ということで。
今なら動けますので、私が参ります。
昨夜遺体検分に立ち会いましたので、
まあ探せるでありましょう。
〔あっさりと相棒の言い分を容れるのは、
些か気が楽になったためだったかもしれない。
暗がりに潜みゆくらしいクインジーの気配から、
静かに意識を通信に戻し〕
投票を委任します。
隠し子 リッタは、見習いメイド ネリー に投票を委任しました。
>>96
…ごめんなさい。
[キャロルに夜中の外出を咎められて、目を伏せるが]
でも教会ももう、ぼく一人になってしまって。
あの広くて星も見えない場所に眠れない中ずっと一人というのも、辛いんです。
それに…この村がすっかり包囲されているなら、どこに居ようと同じという気にもなってしま…
[控えめな調子で珍しく反論していたが、「診療所で人が殺された」という言葉にぎょっと顔を上げる]
一体、どなたが…!?
ネリーさんやシャーロットさん、ルーサーさん…ぼくの知っている人が?
それともスカーさんやリッターさんみたいな…軍の関係の方?
牧師 ルーサーは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
牧師 ルーサーは、隠し子 リッタ を投票先に選びました。
しかし人類約66億人の中からたった三人が同じ場所に集まるってのは凄い事だよなぁ。
俺は、俺にそっくりな奴が目の前に居たら実に嫌だね。
その兄ちゃんも自分は一人で良いーって殺しちまったとか、かねぇ。
まだ残りの一人の報告が曖昧だから…。
[めくるめくドッペルゲンガー理論を脳内で展開している内に、向こうの雰囲気の変調を感じ取った]
おや…ちょっと不味いかな?
[少し身体を後ろに反らせ、出来る限り遮蔽を取れるように再び身を隠し始めた]
>>98
そう…みたいですね。
[むしろ逆という説明に、荷を運んでもらう様子のニーナを見ながらこくりと頷いた]
>>100
…連れ戻しに。
じゃあニーナさんは一晩は、ここに一人でいらっしゃったんでしょうか。
[ジーンの言葉で見慣れぬ兵もたくさん居るだろう宿舎を見上げて、ややニーナに同情した様子で]
そうですね…こう言っては何ですけれど、あまり楽しそうな所では無さそう。
[それから仮にも少尉と名乗ったキャロルに対し、同等以上の口の利き方で話をするジーンの様子に目を見張る。
彼の堂々とした態度はコーネリアスの尊敬するところでもあったが、それにしても慣れた風であることに首を傾げて]
ジーンさん…もしかして、キャロルさんとはお知り合いだったんですか?
ルーサー…
[名を呼ぶも一旦言葉を切り]
若し、迷いがあるなら我が行く。
オマエが言うのなら我もクインを捕食しても構わぬ。
戦場では一瞬の隙が全てを壊す。
先の言葉を違える様だが、
何かあるならば話くらいは我にも聞けよう。
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