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……。
[人の足音、近づいても
自ら声を上げることはしなかった。
軍人なら――敵軍なら殺される。
そんなことになるくらいなら。
此処で焔に揺らめく景色を見ていてもいい。
しかし少女の思考とは相反して、
足音は此方を認識しているように、近づいた。]
[射殺という物騒な声に、相手に見えるか否か、ゆるり首を振り]
村に住む者です。屋敷に仕えている――名はネリーと。
誤って、転落してしまって……
[相手の声色に僅かに怯えを滲ませた。
空気の中に漂う緊張感を察してか、下手に動くことはせず。]
[村の者という返答、そして、傍目に見ても武装しているとは思えない。
構えたグロックをガンベルトに戻し、そそくさと人影に近付く]
うおぉっ、こいつは失礼しましたー!
今警戒中なもんで、銃なんて物騒なもん向けちゃってすみませんねぇ!
[声のトーンをがらっと変えて、揉み手をし始めた]
どうしました。
アレですか、怪我したとかですか。
……え?あ、いえ。
[相手のがらりと変わった様子に、思わずきょとんと。
人相はお世辞にも良いとは言えない――のに、軽い調子の声に、気が抜けたような、どこかで安心したような。表情に出すことはしなかったが、緊張を解いて、相手の言葉に頷いた。]
その、足を挫いてしまったみたいで……。
あっ、どっちの足ですかね。
取り急ぎ手当しちゃいますんで。
[背負っていたバックパックからファーストエイドボックスを取り出しながら、立て続けに質問を重ねる]
そんな服来て外歩くって事は、どっかのお嬢ちゃんなのかねぇ。
こいつは災難だったな。
有り難うございます。
右足首の辺り、です。
[手際良く手当ての道具を取り出す相手の様は、軍人とは何処か違うように見えた。雰囲気だろうか、何だろう。]
いえ、私はお嬢様に仕えるメイドの存在です。
それに、この怪我も私の不注意だから……。
助けて下さって有り難う。改めて礼を言います。
はーい、右足首っすね。
[足首を囲う様に湿布を貼り、動かない様に包帯で止める。]
ぱぱっと、ハイこんなもんで。
じゃあお屋敷まで運べば宜しいですかね。
背中バックパックで塞がってるんで、我慢して下さいよ。
[荷物をしまいバックパックを背負うと、ネリーを軽々と抱え上げた]
凄い、手馴れてらっしゃる……
[あっという間に手当てを施され、
幾分かは呆気に取られたままだった。
ひょいと抱えられると小さく声を上げ]
ひゃ、……あ、はい、屋敷まで。
こんなことまでして頂いて、なんとお礼を言って良いか。
[落ちないように相手に掴まると、
その鍛えられた肉体が間近に感じられる]
軍人さん、ですよね?
お名前をお聞きしても宜しいですか?
まぁコレ位の手当ては道具が有れば大体出来る事ですんで、驚くほどでもないっすよ。
それにほら、あれですよ。
こんな可愛いお嬢さんを運べるんだから、俺としても役得ってヤツですよ。
[せかせかと歩きながら、饒舌に語る]
そうですねぇ…俺は仲間からアルファ・ファイブだの使いっ走りだのスカーだの呼ばれているんですけど。
お嬢さんからは何て呼ばれれば良いですかね。
差し障りが無ければ、別にスカーでも良いんですけれど。
あぁそれと、俺。
軍人じゃないっすよ、重装備ですけど。
ふふ、でも経験がないと出来ないことでしょう?
役得……助けた側なのに得だなんて。
――おもしろい人。
[一瞬、バランスが悪くなったのか、
彼の首に手を回してしがみ付く。
高い場所から見える風景は、心地よく。
雨足が弱まったこともあるのかもしれない。]
スカー。
じゃあ、貴方のことはスカー、と。
戦闘には出てらっしゃるのですよね。
でも軍の方じゃない?
どちらにせよ、私達……この村の味方として、手を差し伸べてくれていることには変わりません。
[屋敷の方を道案内し、やがて辿り着くと、
彼の腕から離れ、とん、と地を踏む。
足は完治とまでは行かずとも、先程より痛みは随分引いていた。]
……本当に有り難う。
この恩、いつか何かの形でお返し出来れば良いのだけど……
[ゆるりと一礼して。
別れ際に少しの談笑を交わし、
やがて戻っていく彼を、*ずっと見送るだろう*]
[ネリーを送り届け、テントへと戻る。
中ではアルファ・ツーが見張り番がてらに休憩をしていた]
テントの見張り、ご苦労様。
疲れが取れ次第、また偵察を頼めるか。
まぁそうぶーたれるな、お前さんのP90も手入れしといてやるからよ。
別に壊しゃしねぇぞ、そんな不安そうな顔で見るな。
[冗談めいた風に会話を交わし、テントを出て行こうとするアルファ・ツーに声を掛ける]
人影を見ても、極力接触は避けろ。
人狼が既に潜り込んでいるらしい。
スカー、ねぇ…。
我ながらナイス閃きってやつかね。
おっ、良い事思い付いたぜぇ。
これから、ちょっくら全員のコードネームでも決めるかね。
番号じゃあ味気ないってね。
[見送った後、何か閃いた様な素振りで通信を開始する]
全員、今からお前等に素敵なコードネームを付けてやる。
一回しか言わないから覚えておけよ。
アルファ・ワンはデュラハン
アルファ・ツーはバイパー
アルファ・スリーはオーガ
アルファ・フォーはブリッツ
アルファ・シックスはハウンド
どうだ、お前等にぴったりだろう。
反論は認めんぞ。
[向こう側からはブーイングの声が聞こえる]
だからなぁ、反論は認めんと言ってるだろうが。
大体、番号にしてあったのはお前等が早いとこコードネームを決めなかったのが悪いんだ。
それにだ、アルファ・フォーとか、長いだろう普通に考えてみても。
それならブリッツにした方が言い易いし時間も無駄にしなくて済むだろう。
[やっと静かになったメンバー達に、一息吐いた後で言葉を続ける]
最後に、私の事はスカーと呼ぶ事。
以上だ。
[さっさと告げると、向こう側から笑い声が聞こえてくる前に通信を切った]
【――教会――】
…そろそろ、行かなくては。
ご馳走さまでした、また近く…。
〔心づくしの振舞いを受けた後は、コーネリアスへと
丁寧な礼を述べて。教会の子供達へも言付けを済ませると、
やがて立ち去ろうと席を立つところへ、聖堂の入口へ
訪れたらしい娘の姿を見つけて其方を向く。〕
……おやコーニィ、どなたか…
…? いえ、…
嗚呼…シャーロットお嬢さん――でありましょうか。
〔青みがかった見事なつやの髪にか、記憶が刺激されて口にする名。
もう十数年顔を合わせたことはなかったが…確かに面影は
村長の愛娘…幾度か抱き上げたことのある少女。
そして同時に、立ち尽くすシャーロットの面持ちに
確かに浮かぶ――此方への嫌悪感を見出してもいた〕
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