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う〜…すっかり寝すぎたよぉ…。
[寝すぎで重い頭を抱えながら、部屋から出てきたレリアは、モニターを眺めているカーラ達を見かけて]
うにゃ?カーラ?
何でここに…?って強制連行ってヤツか…。
でもまぁ…案外早く逢えて良かった…ね?
[寝癖が付いた頭をぽりぽり掻きながら、こんばんは、と会釈をして]
…やっぱさぁ、トム死亡フラグだよ、うんw
まあ、ナタリアの手中に落ちるって表現もあってるかもしれないけど、これで実はその気がないとかどんでん返しもありそうな…?
……シリル、具合悪いの?
一緒に居た時には、気が付かなかったけど…。
大丈夫なのかな。心配だなぁ…。
[モニター越しに聞こえる会話から、同室だった少女の体調が芳しくない事を知り、眉尻を下げて画面に視線を送る。]
[突然背後から聞こえて来た声に、レリアは少し驚きながら振り返り]
おろろ?ポールまでこっちに来ちゃったの?
おはよう…。眠れないの?
[眠れぬ訳など知る由もなく。躊躇う事無く理由を尋ねる。]
…ナタリア様ならばありそうですね…。
/*
この情報をここに流すのはどうかとも思うのですが…会話の練習とも言える村で会話相手が居ないのはどうにもなりませんし…。
ちょっと墓下を覗いてみたのですが、時間が合わないようで閑散気味なのです。
キア様を送ったほうが、話し相手になって良いのかも…という気がしています。
もしこのままコミットができなかった場合、5日目は2日換算になりますので…そこでキア様を送っても良いような。
……そうだね…僕はひょっとしたら悩んでいるのかもしれない…
けど、それに悩むべきかをもまた、悩んでいるのか…
[キアを抱えて広間を出て行くセロンを見送りながら小さく呟いて。カップの半分程にまで減った不透明の液体の水面を眺めながら]
…シィちゃんにはね…本当に申し訳ないと思っているんだ…。
彼女の気持ちを考えたのならやはり応じるべきではなかったのかもしれない。
それでも…、……変な話を聞かせてしまってごめんね。
[懺悔を口にするようにポツポツと言葉を紡いでいたが、途中で中断すると申し訳なさそうにゲルダに微笑み。ぬるくなったカフェオレを啜りながら手を引くゲルダに緩く首を振った後、その後姿に]
…オムライス、美味しかったよ。
今度はちゃんと、君の想う人に食べさせてあげられたらいいね?
……考え事?
[何時もと様子が違うように見えたのはそのせいかと納得したようで追求はせず。
トムの思い詰めた瞳に吸い寄せられるようにじっと見つめて返して。
そうして問われたのは思いがけない事で暫し唖然となり。]
……好き、な…方……?
えぇと、仲良くして下さる方は皆好き、ですけど。
[いまいち質問の趣旨を理解していないらしくそう答えて。]
もしキアちゃん、強制カットなら俺がやるわ…。これで振り切るさ…。
/*だったら、キアさんを送った方がいいかもしれませんね…。
ニヨニヨもいないんですか……。
気になる子以上恋愛以下? な状態が続いています…。
好きなのかと問われたら好きだと即答できる。
それが恋なのかと言われたら逡巡する。
放っておけない、でも今は手を貸さずに見守るしかない。
支えたくない訳ではない、だけども彼女が自分で乗り越えようと
決意したものへ事情もよくわからないまま無理矢理手を
突っ込む無粋な真似はしたくない。
何かきっかけになる起爆剤みたいなものがない限り
ここから抜け出せないと思う。
あ、レリアちゃん?
……そうですよね。離島されたって告げられた方はみなさんこちらにいて当然ですか。
[レリアの姿を見て、ある意味ほっとしつつつぶやく]
おはよう。時間的にはこんばんはかな?
テレビ番組だって真相を聞いたら、気が昂ぶっちゃってね。
(す、ストレート…!)
[広間で紅茶を飲みながら、カーラのみならずポールも行ってしまったことに、ぼんやりと考えを巡らせていた。
3日連続で2人づつ居なくなると言うのも、いかに暢気なチャールズと言えど、ちょっと妙だなと思い始めていたのだ。
だがそれも吹っ飛んでしまった]
(駄目だよ、聞き耳をたてるとかマナーに反する…)
[思わず耳をそばだてて二人の会話を盗み聞きしそうになるのを、耳たぶが動かせたなら穴へと仕舞いこんでしまう勢いで耐えるのだった]
[ゲルダはぬるくなったペリエを飲みながら、ゴドフリーの言葉を考えていた]
悩むべきかを悩む…?
[意味が、全然分からない。思考の迷路の中に入り込んでしまっていると言うことなのだろうか?そしてシリルに対しては、結局どうしたのだろうか?応じて、応じたまま…シリルを放置しているように見える。きっちりと結論を相手に告げるべきなのではないのだろうか?
そして、背中から聞こえてきた言葉]
…私の想う人…?
[誰のことを言っているのだろうか?ゴドフリーの考えは、さっぱりと理解できなかった]
………。やはり聞いたほうが、早いのかも。
[悩み事に踏み込むのは無粋と言うものだろう。しかし聞いておきたいことは、聞いておかねば。残ったペリエを飲み干すと、改めてゴドフリーの前に向かい]
ゴドフリー様は、きちんとシリル様にご自身の考えをお伝えになったのですか?
そして…私の想う人とは?
…チャー君大丈夫?
[食べ物で咽た場合は水を渡せばいいのだろうが、紅茶で咽た場合は何を渡せばいいのだろうかと思案しながらもとりあえず声を掛けてみることはして。トムのナタリアへの質問には意外そうに瞠目する。一度ゲルダへと目配せして「いいの?」と問うように首を傾け]
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