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[自分の体調の自覚がない様子のゲルダに更に憤りが増すようで、階段を降りきるとゲルダの容態を一度確かめあまり揺らさないように使用人室まで運ぶと無人の部屋の中、空いているベッドにゆっくりと下ろして横たわらせ、掛け布を首元まで掛けて]
……寝るんだ。
[声色は常よりも幾分低いものになっていただろう。近くの椅子を引き寄せると腰を下ろし、緩く息を吐いて自分を落ち着かせると額にそっと手を当ててから何度か髪を梳くように撫でて]
……君って子は……いや。
今は、寝て…そうしたら薬と冷やす物、持ってくるから…。
[声色は戻ったが今ここを離れたらまた無理をして仕事に戻るのではないか、そんな考えが頭から離れず。ゲルダが眠りにつくのを確認するまでその場に居ることにしたようで。]
[さすがに階段を下りるころには自分の置かれた状況を把握したようで、熱からではなく頬を赤く染め]
も、もうしわけ、ありませ…。
おろ…おろして……歩けま、から…。
[しかし呂律がうまく回っていないのが自分でも分かるくらいで、悲しげに瞳を伏せると後は黙って身を任せる。
自室のベッドに横たえられると、傍に椅子を引いて座る姿に]
…えっ、あの……。ひ、一人でも…。
[しかし有無を言わさぬゴドフリーの様子に、口を噤んでしまう。とは言え男性に見られながら眠るというのも恥ずかしく、妙に気が高ぶり思わず掛け布団を頭の上まで引き上げてしまう。
熱で自律神経が弱くなっているのか、なぜかぽろぽろと涙が流れてきて止まらず、情けなさに小さく唇を噛みしめて]
……駄目。
[呂律の回らない抵抗へは一言呟いてそのまま運び。
椅子に座って様子を見ていたが泣き出してしまったゲルダの様子に悲痛に眉が歪み。それでも少しでも宥めようと頭を撫でる手は止めず]
……ごめん…ごめんね…。
本当に僕は君を傷つけることばかり長けているようだ…。
……これで…終わりだから…安心して。
[彼女を安心させる声は出せただろうか。掛け布団の上からゲルダの目元をあやす様に手で覆い]
…目が覚めたら、全部リセットされているよ…。
君へと踏み込もうとする男は、もういないから…ね?
だから、自ら孤独を選ぼうとしないで…、
打ち明けれる人を見つけて?
君に惹かれたのは悲哀の表情からだったけれど…
君の笑う顔は本当に可愛いんだから。
…君の力に…何一つなれなかったのが、心残りだ…
[ゲルダと、自分に言い聞かせるように呟いて、残念そうに微笑を浮かべてから席を立ち]
…薬を貰ってくるよ。後はペネロペーさんにお願いするから。
ゆっくり寝て、早く良くなってね?…おやすみ。
[泣き止まぬ声に謝罪するように告げて、名残惜しそうに一度だけ振り返ると静かに*部屋を出て*]
終わり…?リセット……?
[涙の止まらぬ瞳で、水面にゆらゆらと揺れるゴドフリーの姿を見上げる。言っている意味が分からない。何を言いたいのか…。
問いかけようとするも胸が痞えて声が出ない。そうこうしているうちにゴドフリーは立ち上がり、部屋を出て行く…]
…あぁ……。
[一度だけ振り返ったその顔、その瞳に過ぎる感情。
それで全てが分かった。
何のことは無い、一番傷ついているのは彼のほうだった。自分が…自分のこの頑なな姿が、彼を傷つけていた]
どうすれば…良かったの……?
[頑張ったのに。一人前になろうと、仕事をこなそうと。頑張ったのに。全てが空回りしてゆく。無力だ…何て自分は…無力なのだろうか…?]
ぅ…うぅ……。
[頭の上まで布団を被って、ひたすらに声を押し殺して。ゲルダはいつまでもいつまでも、涙を*流し続けた*]
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