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[動けなくなっているトムの額にコツリと自分の額を合わせて]
……んー、熱はないみたいです、けど。
ちょっとお顔が火照っているみたいなので、お風邪かな、と思いまして。
[経緯を説明し、何もついてないですよー?なんて付け加え。
体温を確かめれば不思議そうに見つめたままゆっくりと離れ元のように。]
ゴドフリー様には遠まわしの表現ではダメだと思いましたので。
…ただしゴドフリー様は、直球をするりと見逃したり、うまくカットしてファールにしてしまったりという技がお得意なようなので…。
どうなるかは分かりません。
のらりくらりの可能性も大きいように感じます。
[色々な考えが頭をめぐる]
でも、私が考えても答えは出ないんですよね。
きっとポール君にも、やむにやまれない事情があったはずですし…
そんないい加減な人間じゃないはずです、私の知ってるポール君は。
[少し顔を上げる]
私も正直なところ、突然呼び戻される可能性は否定できません。
そのときには、ちゃんと言葉を残したい…でもそれもわからないんですよね…
今この島を出なければならない、そのときに会えるとは限らないのですから……
[夕食をすませモニターの前にぼんやりと座っている]
シリルさんの具合が心配ですね。
女性の部屋にはモニターがないから様子がわからないのがなんともです。
こういう場合はいいことなのか、悪いことなのか…。
[...は、顔を近づけてくるナタリアを「奇麗だ…」とぼーっと見ていた為に、予期せずいきなりおでこを付けられて固まってしまった]
あ…あ…あああああああ…あ…
[...は、ナタリアが元の位置に戻っても、しばらくは真っ赤な顔で硬直したままそれしか言えなかった]
なぶっているというか…。
キア様がポール様になさっていたことと同じようなことではないかと…。
これはもはや、トム様がとうこうというよりも、ナタリア様の手中に落ちるという表現のほうが適切なのかも…。
そう。ああ…手を抜いているって訳じゃないよ?
心、此処に在らず…ということかな。
…何故だろうね……旅は楽しいはずなのに…。
[緩く浮かべる笑みは他の者から見れば寂しいものになったかもしれない。眠ってしまったキアを一度見て、寂しくなったからかな?と笑い]
……心配だから、だよ。
僕が行ってもシィちゃんには何もできない…
余計な負担を増やすだけかもしれないから。
…交際なんてしていないよ?なんで…?
[前も何処かで聞いたような話に眉を寄せて不思議そうに呟き。ミルクを注がれすぎてカフェオレになってしまったコーヒーには肩を揺らせて笑うと]
いや、このままで構わないよ。
ちょっとぬるいくらいのものが今の僕には丁度いい。
[出された手へ手を伸ばしてやんわりと押し留めると、カフェオレを零さないように慎重にカップを持ち上げて一口]
[と、ヴィヴィアンが広間に現れたことに気づき、思考を中断し、微笑む]
こんばんは、ヴィヴィアンさん。
[ヴィヴィアンとゴドフリー、ゲルダのやり取りが聞こえる]
シリルさんが体調崩されたのですか?
心配ですね…
[微笑が少し曇った]
[言葉をなくしたトムに少し驚いたようで目を丸くして。]
…あ、の……どうしたんですか?
やっぱり具合が悪いのでしょうか……。
[まさか見惚れていたなど思いもよらず。心配そうにおろおろとしてしまう。]
[冷水を持ってきてみれば、完全に伏せて眠ってしまっているキアの姿。
そっと近付けば目元に涙の跡がみえてしまい、...は口を咬んで]
……とりあえず部屋までお連れするか…?
[そっと起こさぬように優しく抱きかかえて、キアの部屋まで連れていって寝かせれば、そのまま自室へ*戻って*]
…何か、お悩み事でなのでしょうか?
[淋しげな表情でキアに視線を投げるその姿を見て、そしてお酒が回り椅子で寝入ってしまったキアの姿も見て、双方に僅かに瞳を翳らせ]
余計な負担、なのですか?
シリル様がゴドフリー様をお誘いになって、ゴドフリー様はそれにお応えになったのではないのですか?
[ミルクの入りすぎたコーヒーに「今の」僕にはと言って笑い口をつけるゴドフリーに、どう反応していいか分からず]
…はい、申し訳ありませんでした。
[手を引くと、ひとつ礼をして。
厨房に一番近い位置のテーブルの角に席を設けると、既にとろけて炭酸が抜けきってしまったペリエシャーベットのグラスを手に取り口をつける]
ある程度、一貫して考え事をしているところも見せておきませんとw
ヴィヴィアンさんが現れたから、尻尾振って飛びつくほど軽くはないのです、表向きだけでもw
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