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[チャールズにくくと笑って]
ああ、甘いな、お前がな?
[あくまで冷静で鋭い目つきは絶やさない]
[気まずそうなゲルダにすまんと]
いや、どうせなら、ずばり日本酒ベースで、だったのでな。はっきり言わなくてすまんな。
[少し考えて、ついでに日本酒を一升瓶で。お銚子とお猪口をいくつか頼む]
バカだとっ
[チャールズにとっては何度言われても言われ慣れない言葉であり、トムのほうを向くと目の端を吊り上げた]
…知らないのかなトムさん。
あの素晴しくも有名な格言…
「バカって言ったほうがバカ」を。
つまり僕にバカって言ったトムさんがバカだと思います!
[だけども何故か、その後の言葉には納得した様子]
た、確かに…猫に踏まれちゃっただとおかしいな。
踏まれるくらいデカイ猫はただの猫じゃない…?
むう、鋭い洞察力。
前言を撤回し修正して再提出します。
トムさんはバカじゃなくて、チョットバカです。
[ヴィヴィアンの申し出に、にっこりと微笑んで]
はい、僕でよろしければ。
……って、連弾……明日?
[いつのまにか話が進んでいるのに驚き]
……練習する時間がほとんどないんですけど。
[助けを乞うような目でシリルを見る]
…サケティーニとはマティーニのドライベルモットを日本酒にしたもの。
ジンと日本酒が半々にオリーブとレモンピール。
ゲルダさんはわかってて突っ込んでないのねw
このあたりもなんかセロンさんらしく感じられていいかも(笑
しかし、なかなか会話できないなぁ、セロンさんと。
[チャールズが喜んでいるのを見てほっとして、セロンに久保田・萬寿の瓶とお銚子とお猪口を運び]
皆様、あまり無理をして飲まれませんように…。
私はそろそろ下がらせていただきますね。
[礼をすると、厨房へと入っていった]
…ぇ? あした?
[ぎぎぎぎ、と錆びた機械のように恐る恐るポールに向き直る、ポールも『助けて!』な目でこっちを見てる]
…どーしよう。
[がっくりとうなだれた]
サケティーニは…マティーニの亜種だったかな?
マティーニも有名なカクテルだが、色々なレシピがあってなぁ…。
元々はジンとベルガモットのカクテルだが、通ほどジンの比率を多くしたドライマティーニを好んでな。
ジンにベルガモットを一滴…だとか、
ベルガモットの瓶を見ながらジンを飲むとか、
…最高級は、恋人にベルガモットを飲ませ、口付けの後でジンを飲む…ってのまで聞いたことがあるねぇ。
[楽しげに語りつつ、グラスを傾ける。]
爪はしょうがない一面があるとしても、ひげを剃れはあんまりだ…っ
猫って生き物はあれで、穴を通れるか通れないか察知するんでしょう?
ひどい話ですよ本当。
ゴドフリーさんは話がわかるなあ。
[まるで本物の酒のようにグラスを傾け、うんうんと頷く]
猫踏んじゃった……は、猫がピアノを踏んじゃった?
[ナタリアの言葉で、ほわっと表情が綻ぶ]
それいいなぁ…それなら痛くないし、可哀想じゃないし、むしろ微笑ましいし、可愛くて良いですね。
そうしましょう!
[ナタリアさん頭イイ、と、ちょっと感動した様子]
うん…ですよね。
実際には、猫は苛めないって分かってます。
だから連弾自体は楽しみにしてますね。
[ヴィヴィアンにニコニコと頷いた]
…ほう?連弾か。
[幼さを残した二人が並んでピアノを弾くのもかわいらしかろうと目を細め。]
今なら、二階のピアノも開いているのではないかね?
[練習してきたらどうかな?と、ポールとシリルをさりげなく促してみる。]
[ こーちょくしたポールさんとシリルさんに気付き ]
えっと・・・明日だと厳しければ、
数日後に、別にもう一回演奏会をするのでも大丈夫ですわ。
それで・・・もし良かったら、私も助け舟を出しますねっ。
そんなにかしこまらなくてもいいんじゃないかな?
演奏会って言っても、練習がてらってことで。
練習なしで連弾してどこまで合わせられるかっていうのも、
意外とやってみて面白いのかもね?
[困り果てた様子のポールとシリルに首を傾けて笑い。]
[早速運ばれてきた、久保田・萬寿をお銚子に移してお猪口に注いで、ケヴィンに差し出し]
…破れるまでは、多分、行かないと思うぞ、多分な…
[やはり、真顔]
連弾の上のパートは本当に一本指で弾けるぐらいかんたんなものなんですよ。
ポールさんならきっと大丈夫です。
30分ぐらい練習すればきっとできるようになりますよ。
セロンさん……。
……目がコワイっ
[彼の絶やさぬ冷静で鋭い目つきが何となく怖いのだが、ここで怖がっては負けだと、セロンの目尻を強制的に下げるべく両方の人差し指をくりだす]
くらえ、秘技、しょんぼりアタック!
[説明しよう。
しょんぼりアタックとは、人様の目尻に向かって両手の人差し指をくりだし、押し当てて下方向に引っ張ることで、うまく行けばキリッとした人の表情が、しょんぼりした感じになる技なのだ。
(`・ω・´)→(´・ω・`)]
ゲルダさんお疲れさまです。
[労いの言葉をかけて厨房に下がるゲルダを見送る。
チャールズの綻ぶような笑顔には嬉しそうに]
誰かが痛かったり可哀相だったりするのは悲しいですから……
可愛らしいイメージで聴く方がきっと素敵に聴こえますよね。
[ポールとシリルの様子には気づいていないようだ。]
……カッコイイ。
[...はボールドウィンのマティーニ解説に、そっと頬を赤らめた]
何かいいなぁ…。
僕も堂々とアルコールを摂取できる年になったら…
恋人にベルガモットを飲んで貰って、僕はジンを飲んで…
[頬に手を当てくねくねする]
キスの後で「おやおや…グラスに口をつけた時はジンだったものが、今はマティーニになっちまったナ」とか言うんだ……テヘ!
[計画はばっちり。
後は年齢と恋人だけだ]
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