情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
遅延メモが残されています。
老婆 デボラはのんだくれ ケネスに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
流れ者 ギルバート は 老婆 デボラ に投票した。
農夫 グレン は 老婆 デボラ に投票した。
老婆 デボラ は 酒場の看板娘 ローズマリー に投票した。(ランダム投票)
ケーキ屋 ネリー は 青年 ラッセル に投票した。
吟遊詩人 コーネリアス は 老婆 デボラ に投票した。
ごくつぶし ミッキー は 老婆 デボラ に投票した。
お嬢様 ヘンリエッタ は 老婆 デボラ に投票した。
酒場の看板娘 ローズマリー は 老婆 デボラ に投票した。
のんだくれ ケネス は 老婆 デボラ に投票した。
青年 ラッセル は 老婆 デボラ に投票した。
老婆 デボラ に 8人が投票した。
酒場の看板娘 ローズマリー に 1人が投票した。
青年 ラッセル に 1人が投票した。
老婆 デボラ は村人達の手により処刑された。
酒場の看板娘 ローズマリー は、吟遊詩人 コーネリアス を占った。
青年 ラッセル は、お嬢様 ヘンリエッタ を守っている。
次の日の朝、青年 ラッセル が無残な姿で発見された。
《★占》 吟遊詩人 コーネリアス は 人間 のようだ。
《★霊》 老婆 デボラ は 人間 のようだ。
現在の生存者は、流れ者 ギルバート、農夫 グレン、ケーキ屋 ネリー、吟遊詩人 コーネリアス、ごくつぶし ミッキー、お嬢様 ヘンリエッタ、酒場の看板娘 ローズマリー、のんだくれ ケネス の 8 名。
[ 自室で鏡を見つめる。だが、鏡は部屋とローズマリーを映すのみ。やがて聞こえてきた物音……それが何を意味するのかは考えずとも分かった。
手で顔を覆い…机に突っ伏す。無力感が苛む。何もできなかった自分への怒り。唇を噛み、机を何度も叩く。]
大口叩いておいて、これかよ……
何なんだ、あたしは。何で……
[ 涙が溢れる。堪えようとして、しかし、流れ落ちる。
押し殺した嗚咽が、一人の部屋に静かに響いた。
誰も訪れる事が無ければ、やがてそのまま眠っただろう……*]
[椅子が蹴られる音。僅か呻く声。その瞬間を見ることが出来ずに、目を閉じた]
……デボラ婆!
[手を出しかけた。反動で揺れるその身体を、抱きとめに行きたかった。しばらく、揺れが収まるまで、地に足を縫いつけ続けた]
なんで、どうして。
[ラッセルに手伝ってもらって、デボラの身体を下へ降ろす。吊った筈の顔は、穏やかだった]
婆さん……。
[土をほり、穴に身体を埋める間も、表情はなかった。涙の流れた跡。時折、地面を叩く拳。押し殺す嗚咽]
――――。
[いつの間にか意識を無くしたらしい。眠りながら泣いたのか、頬が濡れている。寝不足で頭が痛い]
お婆さま、どうなっちゃったのかな…あのまま……?
[あの場所から逃げ出した自分には、何もわからない]
ラッセルさんに…みんなに、逃げ出したことを謝らなきゃ――
ああ、そうだ。ローズマリーさんに、お話を…!
[何かわかったかもしれない。誰かが起きているかもしれない。そう思い、部屋から出て行く]
大丈夫。だいじょうぶ。
何があっても、何を知っても、もう、泣き叫んだりしないわ。
[何かが起こったのならば、それは自分が手を下したも同じこと。泣き叫んだりは、しない。昨夜の決意を胸に、少女は階段を下りていった**]
[一旦自室に戻って、煤けたバックから、古ぼけた布に包まれた何かを取り出す。布をぱらりと開くと、そこには鈍い光を放つ鋭い刃があった。]
……行くか。
[もう一度その布で刃を包む。
部屋を後にし、広間の前を通り過ぎると、雨に濡れ憔悴しきった顔のグレンとすれ違う。そこで、一言二言言葉を交わした。]
……おいおい。婆さん埋めちまったのかよ。
それじゃ俺が見られないじゃねぇか。
[目に非難の色を滲ませ、グレンがこちらの顔を見る。それに対して苦い顔で笑って見せた。]
…そうだな、俺のやってる事は死人に鞭打つ行為かもしれん。
早く安らかに眠らせてやりたい、そう思うお前の方が…正常さね。
だが、これが俺の役目だ。
[自嘲気味に笑いつつ、グレンの肩を軽く叩くと、集会所のドアを開けて、雨の降る中に歩いて行った。]
[冷たい雨が全身を濡らし、体温を奪っていく。だが、その歩みは酷くゆっくりで、時々止まったりもした。時間的にはデボラが集会所を出て行ってからそれほど経っていないのだが、すでに何時間も経ったような、奇妙な感覚だった。]
…らしくねぇな。
[ふぅと息を吐くと、脳裏に、町で元気そうに皆の世話をやく老婆の姿が浮かぶ。軽く頭を振り払ってその映像を消すと、処刑台の方に歩いて行く。]
グレンの発言見ずに襲撃メモ張っちゃったから、行動がズレてて非狼なのは一目瞭然だな(涙)。
もうどうしようもない。ガクリ
[鬱蒼とした木々の中、急に視界が開けたと思うと、それはあった。
だが――]
……坊主?
[覚悟をしていた人物では無い存在が、地面に伏している。駆け寄り体を起こそうとすると、その体のあまりの軽さに勢い余って引っくり返してしまった。]
……っ!
[その体を見た瞬間、一瞬で血の気が引く。ぱっくりと開かれた体には、その中身にあるはずの物がまるで見当たらなかったから――]
[たっぷりと血と肉を喰らい、満足げに笑う。地上から跳躍し二階の高さなどものともせずに窓から部屋に戻ると、しかしそこでふっと意識が混濁した。]
私…。そうか…、とうとう…。
おばあちゃんの目の前で、あの姿をさらしてしまったのね…。
ふふ、血だらけで…。
[自分の行動と今の自分の姿に気づいたネリーは、ぺたりとその場に座り込んだ。右手には慣れない生温かいもの。しかし不快ではないのが逆に悲しかった。]
[手のものをそっと袋に隠すと着替えて、血で汚れた服は丸める。]
お風呂の焚き口に入れてしまえば、誰にも気づかずに燃やせてしまえるわね…。
あとで持って行きましょう。
[不思議と落ち着いていた。自分がどちらのネリーかも判断できなかった。融合してしまったのだろうか?どんな形で融合したのだろうか?
身支度を済ませて一息つくと、ギルバートに念を飛ばした。]
ギルバートさん、少し気になることがあるの…。
見られていた気がするの。少し記憶が定かではないのだけれど、あの場所にグレンさんがいたような気がするの。でも気づいたときにはいなかった。
気になるわ…見られたのかもしれない。不安なのよ。今夜は、グレンさんの口を封じてはもらえないかしら…?
[襲撃自体は滞りなく済んだと思っている。新鮮な血を存分に浴びて肉を喰らった。ネリーはどちらも好きらしい。]
/*
前々から告知していたように、今日と明日は20:30あたりから更新後の時間帯はほぼ見ることができません。
1回か2回くらい鳩で覗けるかもしれませんが発言は恐らく難しいです。
吊りに引っ掛からない限り襲撃担当をお願いします。
[睡眠はしっかり取れたが自室でやや放心状態のミッキー]
デボラさん本当に死んだんだろうな。ローズマリーが狼を見つけてくれていたらいいんだが…
しかしいったい誰が狼なんだ?この村の人間はだいたい知ってるが、よそから来た連中の事は知らんなあ。コーネリアスやギルバートはこの村に何をしに来たんだ
[部屋から出ると、厨房へと向かった。昨日とは違いきちんと身なりを整え、泣いたのであろう目は赤かったが顔も洗っていた。ただし無表情だった。何も考えたくない、そんな雰囲気だった。
厨房に入ると、ネリーは手の込んだものを作り始めた。手のひらサイズのパイをたくさん、何種類も。果物が入ったもの、野菜が入ったもの、肉が入ったもの。]
林檎のパイ、さくらんぼのパイ、ルバーブのパイ、かぼちゃのパイ。ギルバートさんにはにんじんのパイ。
…そして、キドニーパイ。
ほら、ラッセルさんのパイよ…。おいしそうでしょう?ふふ…。
[表面に牛の顔を象ったパイには、ラッセルの肉が詰められていた。]
[表面には帯状の生地で編み込んでみたり、花や葉をかたどってみたり、とにかく細かく細かく。それに集中していれば、余計なことも考えずに済んだから。
しかしふと気づく。このパイは、デボラが好きだった。丁寧な細工を褒めてくれた。]
あぁ……。
[考えないようにしていたのに、突如として楽しいかつての記憶が蘇る。自然に涙がこみ上げてくる。頑張って頑張って涙をこらえながら、全てのパイを焼き上げた。]
おばあちゃん、入りますよ…。
[表面に薔薇を象ったアップルポテトパイを皿に乗せてフォークを添え、ちゃんと紅茶も用意してトレイに並べる。喉に詰まるからと、いつも多めに紅茶を用意していた。
そしてデボラがいた部屋の扉をノックする。当然だが返事は無い。そのまま開けて中に入った。
腰痛の薬がまだ残るサイドテーブルに全てを置くと、気が抜けたように立ち尽くす。]
お好きだったでしょう?食べてくださいね…。
[ふと見ると、ベッドの上には見慣れないものが並べられていた。手に取ってみると、それはマフラーやミトン、靴下や色とりどりの腹巻。それぞれに名前が刺繍してある。デボラの手作りであることはすぐに分かった。]
…おばあちゃん……!
[マフラーとミトンを抱きしめて、ベッドに倒れこむ。再び涙が流れもう止まらない。いつしかネリーは泣き疲れて、そのままデボラのベッドで*眠ってしまった*。]
/*
でも心情的に埋めたくなるよね。
あれだな,act邪魔だったかも。
アレがなかったら埋めてる途中でやられたことにできる。
さすがに赤ログの行動は読めないからそちらで襲撃者以外に対する行動は表を見てからのほうが。良いと思うのですよ。
……。
[表情の無い顔で、集会所のドアを開ける。
その姿はびしょ濡れで、服は泥に塗れていた。溜息を吐いて濡れた髪をかき上げると、上着を脱ぎ捨て、広間のソファにどかりと座る。]
……くそっ。
[舌打ちをして目を閉じた。
やがて集まった面子に、デボラは化け物では無かった事、そしてラッセルの死を状況と共に*告げる。*]
/*
状況的に一人の時を狙うほうがグレンに罪も着せられて良かったと思うので、今日もグレンが動ける以上は、グレンの描写はしない方がよかったと思います。
表ならいいけど、裏は齟齬がどうしても出てしまうので要注意。
というかこれでグレンが狼でないことがばれてしまうぞ。いいけど。今日辺りから狂人になるので。
*/
[どれほど経ったか、再び目覚め起き上がった。簡単に顔を洗うと、デボラの遺品たちを抱えて広間に戻る。ケネスの隣のソファーの上に遺品を並べて置きながら、ケネスの話に耳を傾けた。]
…ラッ…せる、さんが…。
[昨夜、自分が人狼だろうと指差した相手。なのに人狼に食われた。ということはラッセルは人狼ではない。ならばあの冷酷な言動はいったい何だったのか?人間もあれほど冷酷になれるということなのか?]
[ラッセルが死んだというのに、デボラの死ほど悲しくない。いや、全然悲しい気持ちが湧かないのは、ネリー自身も冷酷なのだろうか?考えれば考えるほど思考の迷路にはまり込んでいく気がする。]
あ…あの、ケネスさんびしょぬれで…風邪を引きます…。
お風呂を沸かしてきますね…。
[とにかく、何か仕事をしようと思った。濡れ鼠のケネスを見て、風呂を沸かそうと思い出す。外に駆け出す。]
[こっそりと血に濡れた服を取り出すと、油を浸して焚き口の奥に押し込んだ。肉を入れていた袋も一緒に入れる。火をつけるとあっさりと燃え上がり、証拠は消えていく。薪を放り込んで火を大きくすると、もうすっかり分からなくなった。]
これでいいわ…。
あとは…見られたかどうか、それが心配。
[燃え盛る炎を瞳に映しながら、小さく呟いた。]
[美味しそうに肉を喰らう同胞、一瞬母の姿が重なった。
自分も満たしたい、血を分けてくれ――そう強請ったことを忘れるくらい、無心でその光景を眺める。]
……綺麗だ、ネリー。
俺はいいから、満ちるまでお食べ。
[艶やかに朱く染まる同胞、ずっと見ていたくて。
男は、先刻の強請りを撤回した。]
[その後、聞こえてきた声は人間のネリーを感じさせるもの。
まだ完全に融合していないのか、融合したけれど男を誘うためなのか。]
言っただろう? 護るって……
お前がそれを望むのなら、断る理由はない。
[ローズマリーの力を確信し、今宵は心を弄んで狩ろうかと思っていたが、この声で囁かれては断ることなどできない。]
ありがとう。ギルバートさん。
[ギルバートの返答に、ほっとして息を漏らした。]
もっと落ち着かなきゃ。ちゃんと周りを見て狩りができるようにならないと、いつまで経ってもギルバートさんに迷惑をかけてしまうわ…。
ローズマリーさんは…。
[ギルバートの心を何となく感じ取って、ローズマリーに念を飛ばしてみた。落胆のオーラしか見えない。]
……私たちを見つけられなかったみたいだわ…。
そうだわ、パイをたくさん焼いたの。牛の顔がついているものは全部、ラッセルさんよ…。
[翠の瞳が妖しく揺れた。]
そして、ギルバートさんのために、にんじんがついているものもちゃんと用意しておいたわ。
[怪しげな色はあっさりと消え去り、楽しげな声が響いた。
スムーズに切り替わるそのさまは、どちらのネリーも残しつつ上手く融合したことを物語っているかもしれない。]
迷惑なんて、思ってないぜ。
周囲への警戒など、すぐ身につくさ。
[だから気にするなと、声で柔らかい髪をそっと撫でた。]
……そうか。
だが、あいつが今まで誰を視たのか、気になる。
[直接視られていなくても、隠れる範囲が狭くなるのは危険。
疑われる存在は多い方がいい。だから、確認しなくては。]
−集会場・広間−
え……?
[ケネスの言葉に開いた口が塞がらない。デボラは化け物ではない、それは予想通りだった。――そのことではなく]
ラッセルさんが……?
何故。
[答えられる問いではないだろうが、口にせずにいられない。昨夜軽口を叩いたり、激昂するのを見たばかりの年若い青年。そこには確かに、力強い生命が存在したというのに]
……っ、
[人参と聞けば、髪を撫でていた手がぴたりと止まる。]
お、お前……
そういう事言ってると、グレンを狩ってやらんぞ。
[ふてくされたように、口を尖らせた。]
[柔らかい声と髪を撫でる感覚。ほっとする。落ち着く。]
仲間っていいわね…。そういえば、私たちに味方する人間がいると聞いたけれど、分からないわ。おばあちゃんがそうであるわけないし、ラッセルさんは恐らくだけど…違うわ。
名乗り出てくれないのであれば、村人と変わらないわね。そんな人いないものとして、頼らずに生き抜くよう心がけたほうが良さそう。
[青年の死に、意外な程の衝撃を受けていた。視界が暗くなっていくのがわかり、手近なソファに身を預ける]
デボラさんの最後も辛いものでしたけれど……予兆のない死というのが、こんなにも苦しいとは……。
誰にも看取られず……。
ああ……しかし、やはり、彼は人間だったのですね。
あ……。と、ケネスさん? 身体をお拭きにならないと、風邪をひかれますよ。
大事な身なのですから。
ローズマリーさんが誰を視たのかは、確かに気になるわ。でも昨日名乗り出たときに言わなかった…。何も言わないということは、言うつもりが無いのかしら?
それとも…。
[告発したくない人を視てしまったのか。ちらりとギルバートに視線を飛ばした。]
あら本当ににんじんが嫌いなのね。
グレンさんを狩らないの?そう、そうなのね、残念だわ…。
[わざと悲しそうに言うネリーは、多分もうひとりのネリーのもの。]
――…人間など、食料に過ぎん。
[過去、その存在のお陰で命拾いしたことはあったのだが。
その存在のせいで、命を脅かされたこともあった。
初めから、宛てにはしてないとはっきりと告げた。]
ええ、分かったわ…。
[狂い人と呼ばれる人がどのように狂っているかなど、こちらからは分からない。下手に足を引っ張るようであれば、無辜の村人よりもたちの悪い存在かもしれない。]
本当に、世界中が敵になってしまったのね…。
[その響きにもはや悲しみも滲まない。淡々と事実を述べる声。]
[己を案じるような視線、余裕そうな視線を交じ合わせる。]
……大丈夫だって。
あいつは俺を信じると言った。
[だから視ていないだろうと、男は思っている。]
そんな声……出すなよ。
[大切な女の、哀しい声の色は苦手らしい。]
そうですか、デボラさんが私にも……お腹に巻くものですよね? 似合うかな。
[弱々しい笑み。そこで、ふと思い出す]
ローズマリーさんは人狼を見つけたのだろうか?
まだ部屋に? ……見てきます。
[ラッセル、アーヴァインのことを考えると、もしや、という思いが沸き立つ]
しかし……、何故ラッセルさんが襲われたのでしょう。何か理由があるのでしょうか……。エッタさんはもうこのことを?
前提として、優先順位は、表ログ>>>囁きログです。
又狼側は、表と裏の齟齬をなくすため襲撃者以外の描写はしないようお願いします(メモ含む)。する場合は表ログで。
また、更新前後は一人になるよう心がけてください。
(もしくは眠ってしまうなど、自身が感知できない状況を作る)
無理な場合は夜明け後襲撃された人を一人にする時間を作る、等お願いします。
世界中が敵であっても、お前さえ居ればいい。
[今までは、一人で十分だと思っていた。
誰も頼らず、己の力だけで生きてきた。
しかし、同胞を得た男、この心地よさを知ってはもう……。]
お前も、同じように思ってくれないのか?
そうだったわ、ギルバートさんはローズマリーさんの大切なナイトだったわね。
[くすくすと揶揄する口調。]
私も恐らくだけど、信じてもらえているはず…。
コーネリアスさんも疑っていないと言っていたわ。その言葉がどこまで信じられるかは分からないけれど。
[今までならば罪悪感で押しつぶされていたかもしれない。しかしもはや、それは生きるための手段。騙すことへの抵抗は、心の底奥深くに沈め、封を施した。]
ギルバートさん…?
[真摯な声。それに戸惑いを感じる。
ネリーは今まで、たくさんの人に囲まれて育った。さまざまな人と交流して、その中で楽しく生きてきた。ただひとりだけで満たされ済んでしまう世界を知らない。]
あなたが私を本当に大切に思ってくれるのは、よく分かるわ。
[でもそれは単に、他に選択肢がないだけ。そう本人に言ってしまうのは残酷に思えた。
ギルバートは優しい。同胞という意味でも誠実だろう。しかし突然降って沸いた状況の中で、ネリーはギルバートだけを見るということが、できない。
今後もギルバートは、食事と称してたくさんの女性を弄び楽しむのだろう。ヒトの記憶も残したネリーには、辛いことだった。]
[戻ってきたケネスの表情に、その口から告げられた言葉に、違和感を覚えた]
ラッセルが? そんなはずは、だってさっきまで……。
[頭が痛い。外は暗く、今何時なのかもわからない。痛い場所を掌で押さえる。僅かに熱を持った箇所]
デボラ婆を埋めて、それからここに戻って――。
[男は、一睡もせず朝を迎えた。
眠れなかったのか、それとも眠りたくなかったのか――恐らく、どちらもあっただろう。
乾いた喉を満たすために、自室を出て一階、そして厨房へ]
婆さんが、人狼なわけないだろ。
あんな人狼が居たら、笑えるさ。
[喉を潤した後、居間へ言ってケネスの言葉に頷く。
そして……。]
ラッセルが、殺された……
[ケネスの言葉を、鸚鵡返し。
そして、暫く無言のまま話に耳を傾けて、襲われた状況を知る。]
血も内臓もないって、どんな趣味だよ。
そうまでされて殺されるなんて、恨みでも買ってたのか?
それとも、単に喰らいたいだけだったのか?
[尋ねても、ケネスには分からないだろう。]
>する場合は表ログで。
つまりCOしろってことよね。そうするとたいていPL的にガチな流れになるから、できる限り正体は隠したい。だからそれはできません。
審問時代はバレても即吊りってあんまし無かった記憶があるけれど、今だと即吊り禁止でもなんだかんだで「面倒だし投票しちゃえ」ってなってしまうことを結構見てるからなぁ…。PL情報をPC情報に転化してから、PCの方針で吊りならばいいんだけどね。
[ラッセルの姿を見ていない。埋めた後のことが記憶が曖昧だった。よく思い出そうとすると、頭痛がした。時計を持っていれば、気付いたかもしれない。自身に空いた空白の時間に]
俺が知らぬ間にやったとか? いや、そんなはずは、ない。
[自身に問うように呟く。ずぶぬれのケネスを見て、ケネスがデボラを調べると行っていたのを思い出した]
ああ、ケネスさん、調べるんだったな、つい、埋めちまった。悪い。
でも、デボラ婆をあのままにはしておけなかったんだ。
[せめておろすだけに留めておけば良かった、と思い]
ラッセルは中身がなくなってて、俺は無事、か。はは。笑えるな。いや、笑いたい訳じゃないんだけどさ。
[浮かべるのは自嘲の笑み]
グレン、お前…ラッセルと一緒だったんだな。
……なぁ、お前犯人見てねぇの?
いつまで一緒だったんだよ。
[確かめるように、グレンの体を大きく揺さぶる。
思い出せ―――そう言わんばかりの勢いで。]
お前が……殺ったのか?
[自問するような言葉に、低く静かに尋ねた。]
[二つの人格を持つ同胞の心中など、気づくわけもなく。
男はただ、大切な同胞のため……そして。
―――大切な女のために。]
[ギルバートの言葉に、昏い目で見た。揺さぶられても、表情は変わらない]
ああ、一緒だった。
でも、覚えてないんだ。ひょっとしたら、覚えてない間に、俺がやっちまったのかもな?
事実、デボラ婆は俺たちが殺したも同然なんだ。
止められなかった。止めたかった。
俺、は。
[何かが、中で崩れる音がした。平和だった村も、平凡と生きてきた人生も]
[ソファに気だるげに座りつつ、何人かに同じ説明を繰り返した。
自分の体を気遣うネリーやコーネリアスに、自分の事は心配いらないと告げ、ソファにかけてあった布カバーで、濡れた頭をがしがしと拭く。風呂を沸かしてくれると言うネリーの背中に、礼の言葉をかけた。]
…さあてね、畜生の考える事は、人間様にはさっぱり理解できねぇ。
[何故ラッセルが、の問いに、眉間に皺を寄せながら肩をすくめてそう答える。]
/*
狂気レベルが一気に3くらいになってしまった。今日当りグレン吊られるといい感じかもしれない(まて
狂人は吊られず残るとガチ村はあれだけど、RP村の場合は残ったときに役割という点で弱い。騙ってないから。
今日辺り狼を一人吊っておくといい感じだけと、(明日グレン
さてさて。狂気レベルは5くらいになると吊るしかなくなりそうだな。
*/
[何色をも呈しない、グレンの瞳。覚えてないと、繰り返す言葉。
揺さぶっていた手を離し、一つ息を吐く。]
お前が殺ったってなら、お前を殺せばいいだけの話だが……
覚えてない、となるとなぁ。
婆さんに関しては、同感だぜ。だから、自分を責めるなよ。
俺も婆さんは人狼じゃないって思いながらも、止められなかった。
俺、昨日は……自分が死ななきゃいいって思ってたしな。
[グレンは何も覚えてない様子。
魂が抜けたような瞳、嘘ではないだろう。]
ネリー……、グレンは覚えてないみたいだぜ。
だから、安心しろよ。
[優しい色を囁いた後、男はあることを思いついて。]
グレンは狩らなくても……
狩らなくても、村人の手で始末できるかもしれん。
うーん、これ狂人はミッキーなのかなぁ?
慣れてないぽいなら騙りそびれもあるだろうし、混乱している感じは狂いかけかもしれないし。
あ、あと、前の独り言だけど、「COしたくないからそんな決まり守れないよ」ではなくて「(まだ)COしたくないから(まだ)表で描写はしないよ」です。念のため。
そうだ。婆さんは、俺達の手で殺したんだ。狼も、人も変わらない。
たた、殺されたくないから、無実の人間を処刑する。人間を食い殺す狼と、差はどこにある?
[俯いた顔。口元は弧を描き、笑みを作る。いつもの笑顔とは違う。ギルバートの言葉は、頭を素通りした。肩を震わせる]
……婆さんだって、本当は死にたくなかったはずだ。
[静かに口にした。肩の震えは止まり、表情もいつものものに戻る]
覚えていない…本当に?
[ほっとしたように、しかし念を入れて聞き返す。]
良かったわ。ではちゃんと効いていたのね…あの力。
[自分ではよく分からないが、「そうできる」と確信した力。何度か使えば馴染むのだろう。ギルバートのように物理的な腕力こそ無いが、ネリーにもじゅうぶんにひとりで狩りができる力が備わっていた。]
…吊れる、ということね…。
/*
ラッセルじゃなくてネリーやエッタが死亡だったらもっと狂ってたかもん。
狂人難しい。
もっとむかつくような狂人をしてみたい。
むりっすか。
[ ……ドアをノックする音に目を醒ます。物静かな声が自分の名を呼んだ。
机から身を起こす。目に入った鏡に映る顔は酷い有り様だった。]
ごめん、開けないでおくれ。ちょっと身仕度ができてなくてね。
……そう…ラッセルが。人狼は…見つかってないよ。ごめん。
ああ、心配掛けてすまないね。少ししたら広間に行くよ。
嗚呼、お前の言う通り……差はないかもしれん。
[俯いた顔からは、その表情は伺えない。]
婆さんが本当はどうしたかったなんて、誰にも分からないんだよ。
案外、今天国で爺さんに会えて喜んでるかもしれないぜ。
これだって想像だ。
俺らは、今やるべきことをすればいいんじゃねぇの?
[ ブラシを手に髪を整える。顔もどうにかしようと洗面所に向かう。洗ってみても酷いものだが、幾らかましにはなった。少し悩むが、仕方ないと割り切って。
広間向かおうとし…思い直して自室に立ち寄り鏡を持って行く。
人狼は見つかったか、顔はどうしたのかと聞かれるだろうか。
そして、そこにいる者に起こったことの詳細を尋ねるのだった。*]
[ギルバートのやり取りに意識を飛ばしていたネリーに、グレンの歪んだ思考がノイズとなって響いてきた。]
これは、なに…?もしかして…?
[ギルバートに伝えようとして、やはりやめた。狂い人など人間でしかないと話したのはついさっきのこと。狂い人を庇ってギルバートに矛先が向いたら、元も子もない。そもそも本当に間違いなく狂い人なのかは分からない。]
…なんでもないわ、気にしないで。
[少女が階下に下りると、すでに何人かが集まっていた]
あの…昨日はごめんなさい。
………お婆さまは、あのまま…?
[肯定の返事。奥歯を噛み締めて、泣くのを堪える。だけども誰かにすがりたくて、周囲を見回した。無意識だったけれど、探したのは青年の姿]
[男もまた、同胞と同じことを考えていた。
俯きながらも浮かべられた笑み、朱い瞳は確かにそれを捉えていた。]
……利用しない手は、ないな。
[身代わりにしてやろうと、男は思っている。
擁護する気など、一欠けらもない。]
流れ者 ギルバートは、ごくつぶし ミッキー を投票先に選びました。
流れ者 ギルバートは、酒場の看板娘 ローズマリー を能力(襲う)の対象に選びました。
[燃え盛る炎は人の感覚を狂わせる。しばしぼんやりしていたようだ。湯温を確認して焚き口の火を弱めると、服についたすすを軽く払って広間へと戻ってくる。]
お風呂の用意ができました…。
ケネスさんや、他の人もどうぞ。順にお入りください。
お腹が空いた人には、色々なパイを用意してありますから、お召し上がりくださいね。
[大きな皿に手のひら大のパイをたんまりと乗せて、飲み物と一緒にテーブルに並べた。]
しかし、グレンってPL的にほぼ非狼なんだよなー。
ちゃんと吊れるかなー?
とりあえず今日は、ギルバートに委任しておくか。
投票を委任します。
ケーキ屋 ネリーは、流れ者 ギルバート に投票を委任しました。
[両親を失ったときは悲しかった。無力感。やるせなさ。諦め。それらは後で追加されたもの。だがデボラがなくなったのを見続けた時は逆であった。あの時と同じで]マジねーよな...
[ギルバートと目が合った。その目の色に不安が広がる]
もしかして。
アーヴァインさんみたいに、他にも誰かが…?
[それに答えたのは誰だったのか。少女は覚えていない]
[ヘンリエッタの問いに、どう答えようか迷う。
ラッセルを慕っていたような―――事実を告げるのが阻まれる。]
……抱っこしてやろう、チビ。
[いづれ伝わるだろう。
しかし、直接的に教えることなどできず、敢えてからかうように呼び名を口にして、慰めの先手を打つ。]
[飢餓に苦しむ地域。力はないけれど自分でも何かできると思って。女の子に食べ物を譲った。それが自己満足でも構わなかったけど。翌日女の子は大人二人に喰われていた。こんな小さな子一人助けれない俺は誰も助けれるはずがないという諦め。酔わないのは心を開きたくないから。いっそ狂気に愛された存在ならば楽だったんだろうか。]
[心の奥底で、楽しげに一つ。]
嗚呼、酷いなぁ、俺は……
かわいそうなんて、これっぽっちも思ってないってのに。
[己が生き抜くためならば、完全に村人に同化できる。
広間には、ネリーの姿。
傍に行きたくても、この時はぐっと堪えた。]
んー...死んだのか......ふむ............思い出せんな............まあ仕方ないか。文句いって生き返れるわけじゃねえしな
エッタさん、パイをどうぞ。
[食べようと手にしていた皿をエッタに渡そうとして、ふと止まる。自分のものはにんじんの模様を象ったパイだったから。]
ええと、どのパイが好きかしら?林檎、さくらんぼ、ルバーブ、かぼちゃ、にんじんは置いておいて…魚はさすがに用意できなかったけど、肉のパイもあるわ。
[話をそらそうとしているのが分かり安すぎたかもしれない。]
[見ればここは生前最後に記憶にあったところ。横たわる自分の亡骸にも、耳がよくなったのか。自分達が殺したようなものと今更言う声に多少の呆れも持ちつつ。成仏してないのでせめて外に出れないかと*うろうろしはじめた*]
ギルさん、いきなりなぁに。
どうしちゃったのよ。なんだか…おかしいよ?
え? あ…ありがと、ネリーさん。
いろいろあるのね。んと、あとでいただくわ。
[チビと呼ばれて、ギルバートの申し出を拒む。ネリーの話しぶりもなんだかおかしい。見かねて、――誰か――が、ラッセルのことを告げた]
[その意味が理解されるまで、数瞬]
[可哀想と思わなくても目的のために心を偽れるギルバートと違って、ネリーはまだまだ可哀想と先に感じる心が残っている。その深い溝が埋まる日は来るのだろうか?]
…でも、誤魔化さなくても、エッタさんならばきちんと受け止められるのでしょうね…。
…私と違って…。
[エッタを見る眼差しは、優しげだ。]
……?
どうして…?
[呟く。ギルバートとネリーの顔を見て、その表情に、嘘や冗談ではないと知る]
…ほんとう、なのね……
[最初に少女を襲ったのは真っ暗な虚無。そして次の瞬間。怒りが満ちた]
[悲痛な表情。エッタの姿は、デボラを失った自分に重なった。
目をそらしたくなってしまうのを、それはダメだと自分に言い聞かせる。]
私は昨日、ラッセルさんが人狼だと思ったの。身代わりとしておばあちゃんを見殺しにするように言うものだから…。
だからラッセルさんがいなくなるようにと祈ってしまったわ…。ごめんなさい…。
[その願いは叶えられてしまった。皮肉にも、誰の目にも人狼ではないと分かる方法で。]
……ちっ、振られちまったぜ。
[問いに答えるわけでもなく、そんなことを吐き捨てる。
少女は弱いと思っているのだから、怒りが満ちているなんて思いもしない。]
……俺じゃぁ、駄目みたいだ。
慰めてやってくれ。
[ネリーにそう言って、居間から立ち去っていった。]
なんで!? なんで、なんで、ラッセルさんが!!
どうしてよ!!
なんでみんな、エッタのそばからいなくなるの!
いった、誰が………! だ れ、が……?
[そう。誰かが、やったのだ。きっと、人狼が。人狼と呼ばれるものが。きりきりと唇を噛む。少女は、自分の『敵』を認識した]
んん…ネリーさんのせいじゃ、ないわ。きっと、ね。
けれど、…ぜったいに。ゆるさないんだから……
[呟き、いつもラッセルが座っていた椅子に腰掛ける。
自らの身体を爪が白くなるほど強く両腕で抱きしめ
怒りに燃える目で、周囲を睨み続けた**]
[去るギルバートにやるせない表情を見せる。エッタを慰められるとしたら、きっとそれはラッセル本人でしかない。]
ありがとう…。でも、そんなに抱きしめると、痕がついてしまうわ。
[むやみに疑わず正しく自分の敵を見定めようとする姿は、ネリーの目には羨ましく映った。きつくきつく自分を傷つけてしまうほどに強く自分を戒めるエッタの上から、優しくゆっくりと腕を回す。そこにはふたつの傷を負う魂が*あった*。]
[居間から出た先で、ローズマリーとすれ違う。
真っ赤に腫れた瞼は、女が泣いていたことを物語っている。]
……ったく、折角の別嬪が台無しだぜ。
[からかいと慰めを織り交ぜて、軽く身を引き寄せる。
落ち着いた頃、尋ねられた問いに応え]
そういやぁ、お前に聞きたいことがあったんだ。
いつの間にか
いなくなったことを悲しむより先に
なんでいなくなるんだと怒りが先に来る子に
なってました。
あれ? 少女でお嬢様なのに… あ、あれ?
[広間でケネスからラッセルの死を告げられる]
少しは何かの間違いかなと思っていたんだが、人間でない奴らが殺して行ってるんだな。アーヴィンの時とは違って、およそ人間が殺したとは思えない殺し方だ
何かみんなにいっぱいフォローされてる…。
ダメダメじゃね?(涙)
今回に限ってはちゃんと更新に立ち会うべきだったな…。
ミッキーのときといい、タイミング悪すぎる_/乙(、ン、)_
/*
潜伏幅狭いから、もうバレてるかな。
そろそろこっちから匂わせようかと考えてる。
狂人が動き難いだろうし。
(どっちに加担するのかは知らないが。)
[エッタが落ち着くのを待って、お風呂に入らないかと誘ってみる。何だか色々なものを洗い流してさっぱりしたい気分だった。もうケネスは入ってしまっただろうか?]
雨で地面が濡れているせいか、底冷えがするわ。しっかり温まりましょう?
[同意が得られれば二人で、そうでなければ一人でお風呂に入りに行くだろう。
身体や髪を洗うと、ゆったりと五人くらいは一緒に入れそうな湯船に肩まで浸かってじっと目を閉じた。]
[ 擦れ違い様に声を掛けてきたギルバートの言葉に唇を尖らせる。拗ねた様な顔を見せるなど、滅多に無い事だった。
文句を言おうと口を開きかけた所で身を引かれる。拗ねたような、怒ったような、そんな顔をしてみせるが……ギルバートの温もりの心地良さに、目を瞑り委ねた。]
そう…デボラはやっぱり。そうだよね……
――そんな殺され方を? ……あんまりじゃないか。辛かったろうね……
――え? ……ああ、分かった。ちょっと待ってておくれ。広間に顔だけ出してくるよ。
[ 問いに僅かな思案をみせ、頷く。
広間にいるものに人狼は見つけられなかったと告げ、また後で顔を出すよと踵を返す。
ふと、気付く。懐に抱えるように持っていた鏡。背の広間を映していたが……そこに映る者と、映らぬ者がいる。振り返る確かめる。間違いない。]
[ネリーに抱きしめられ、体がゆっくりとほぐれていく。怒りはそのまま、少女の中に根ざしているけれど]
お風呂? お風呂があったんだ…
ここに来てから、ずっと入ってなかったね。
うん、エッタも入る。あたたまり、たい。
[ネリーと二人きりになることに恐怖はなかった。ネリーがラッセルに何かできるとは、思っていない**]
これって…もしかして……
――ああ、今行くよ。
[ 部屋の扉を開けたギルバートが呼ぶ声に答えてそちらに向かう。
……真実を映す鏡。そのに映るありのままの姿。
部屋に招き入れられると、ギルバートが扉を閉めた。疲労を感じ、ベッドに腰を下ろす。]
何だい? 話ってさ?
[ 小首を傾げ、そう尋ねた。]
[ローズマリーを部屋に招き入れ、扉の鍵をかける。
開けていた窓も閉めれば、声は外に漏れぬだろう。
床の上で胡坐をかき、無言のまま腫れた瞼をみつめる。ここまで腫らした涙のわけ、女の性格を考えれば知るのは容易かった。]
そんなに、自分を責めるなよ。もっと気楽にやればいいさ。
[ネリーとは違い、精神が強そうな女。
恐怖でこのようになるとは思えなかった。]
……で、誰が候補から外れるんだ?
[身体の洗いっこなどをしてさっぱりすると、湯船で数を数えたり。]
エッタさんも髪がかなり長いのね。洗うのも結ぶのも大変でしょう?
[タオルを水面にふわりと被せ、照る照る坊主のように丸く握って沈める。タオルからはぶくぶくと泡が立ち上り、それだけで何だか楽しい。手に石鹸液を付け、OKの形にしてふっと吹く。綺麗にシャボン玉が飛び出した。]
いけない、遊びすぎたわね。湯あたりする前に上がりましょう。
[ 思わず涙が滲み、目元を隠す。
自分を責めるなと。隠そうとした気持ちではあったが、それを理解し労ってくれることが嬉しかった。]
ああ、ごめん。大丈夫だから。
[ そう言って、涙を滲ませながらも笑って見せる。その笑みは感謝の表れだった。続いた問いに、抱える鏡を見やり…]
……あたしもはっきりとは分からない。
でも……エッタとコーネリアスは違うみたいだ。
/*
占い結果を発表するのが自然な流れになった時も考えて、コーネリアスを占ったあたし。流れ的に、あたしはコーネリアスが聖痕者だって聞いてないって事にできそうだったしね。
ガチだったら、ダメ、ゼッタイ、だけど(笑)
……え? ま、間違えたんじゃないんだからっ!
[きちんと湯具を片付けて軽く掃除をすると、浴室から出る。再び服を身に着け、濡れた髪をタオルで包みながら風呂場を後にした。]
温まったわね。ジュースでも飲みましょうか。とっておきの野いちごジュースがあるの。みんなには内緒ね?
[厨房に入ると、甘くてほんの少し酸味の混じるジュースをコップに入れてエッタに渡す。ネリーはそこでエッタと別れ、居間の片隅のソファーに座った。改めて髪を拭きなおしている。]
[ローズマリーが視た者の名前を聞けば、一つ息を吐いた。
そして大切そうに抱える鏡を取り、布団の片隅に置いて空になった女の手を、自分の首に回させる。
男もまた女の首に腕を回せば、光が滲む女の瞳を捉えた。]
……なぁ、ローズ。
俺のこと、どう思ってる…?
[誘うような声で女の名を呼び、男は二度目の問いをした。
一番に知り得たかった問いは、果たしてどちらだろう。知るのは、男だけ。]
[ローズマリーの涙に、ぞくりと体が震えそうになる。
今すぐにでも喰らいたい衝動に駆られるが、ぐっと堪えた。]
……まだ、だ。 まだ、早い。
もう少し……熟れてから。
[自分に言い聞かせるように、そして]
……ネリー、バレてないぜ。大丈夫だ。
[ネリーが広間に戻るのと入れ替わるように、ギルバートに呼ばれローズマリーが二階へと上がっていくのが見えた。扉が閉まる音。鍵までかけて…。あの距離だと、間違いなくギルバートの部屋だ。
ネリーはわざと、力を使わずにいた。何を話しているのかはだいたい分かるし、その後何が起きるのかも知る必要が無かった。大切な情報があれば、ギルバートのほうから知らせがあるだろう。]
[ 鏡を取り上げるギルバートに、何を?と問うように小首を傾げてみせて。引かれる手をそのまま首に回される。拒む事も無く。己の首に回される腕、引き寄せられた胸の熱。
目を細め、見つめるギルバートの瞳を見つめ返す。
その囁きに頬を寄せ……言葉ではなく、回した腕に込める力で応えた。]
[そう考えていたとき、すぐに知らせはあった。]
それは良かったわ…。誰を調べたのかしら?その結果は他の人に言ってるのかしら?
もし言っているとしたら…。
[逆に、絞り込めてしまいかねない。]
[予想通りの答えに、思わず笑みが零れる。
互いに抱きしめあう形、笑みは見えていないだろう。]
――俺も……だ。
[今まで、何度もこうして女の気を惹かせてきた。自分のものにするためなら、偽りの言葉も容易く囁ける。
柔らかく頭を撫で、横たえた身にゆっくりと重なって……
事の最中、首につけていた革紐の先端が何度も揺れる。
鋭い、白い牙。女に、それを見る余裕があったかどうか……]
[一瞬流れ込みかけたギルバートの思考を、完全に断ち切る。]
結局、目の前に女性がいれば、それでいいのよね…。
[くすりと笑った。]
[ ……狂おしい時は過ぎ去って。
訪れた静寂、そして隣の逞しい体に身を委ねていた。
男の胸元に延ばした手が、何かに触れる。革紐の……ネックレスだろうか。それが何を意味するのか、ローズマリーは気付かない。
髪を撫でる男の手は優しかった。それにいつまでも甘えていたかった。しかし……]
――行くよ。人狼を見つけなきゃ。
[ 服を着て、乱れた髪を整える。そう言えば、ネリーがヘンリエッタを風呂に誘っていた。まだ湯は温かいだろうか。]
……じゃ、またね?
[ ギルバートに、それまで見せた事のない柔らかな笑みを送り、手を振って。その部屋を後にすると、自室でバッグから着替えを取り出し、それを手に浴室へと向った。*]
[母の形見、如何なる時も外したことはない。
これが何か、尋ねられたら昔の女に貰ったとでも恍ける心算だった。]
嗚呼、俺も協力するぜ。
しっかり、護ってやるから安心しろ。
[女を護る理由は、ただ一つ。
極上の御馳走を、誰にも奪われないため。]
[満悦な笑みの女を見送った後、自室で一人楽しそうに笑う。]
馬鹿な女。
――…真実は、いつも優しいとは限らないんだぜ。
[そう呟いた後、紫煙を燻らせる。
女が熟す時はいつか、頃合いを考えながら……
一晩狩りをしていない男は、今宵の食料を選び始めていた。]
肉は要らない。血が旨そうな奴は、誰だ……。
あ、狼COしてる。早いなぁ…。
そのほうが動きやすいのかな?
私はどっちかというと、ギリギリまで隠してPL視点でも「ええーお前かよ!」となるほうが好み。
ローズが調べたのは、エッタとコーネリアスだった。
[ようやく同胞に囁いた声は、酷く満足げ。
先刻の男の行動は、今に始まったものではない。
全ては、己が生き抜くために……同胞を護るためと思っている。]
一晩血を得てないから、旨そうな奴が居たらそいつを喰らうかもしれんが……
お前は、誰を狩って欲しい? 参考までに聞かせてくれ。
でーれーねーぇー
でーーれーーねーーぇーー
でーーーらーーーれーーーねーーーぇーーー
[色々うろつきまわった結論は以上の通り。思わずがっくりきて、処刑台近くの太い樹の枝にて、じたばたくたころ
垂れラッセルしている]
[前を通りがかるローズマリーに聞かれれば、風呂は沸いてるから入れると答えるだろう。どの部屋から出てきたかなど、気づくはずも無い。しかし、いつになく気力が充実しているように見えたのは、気のせいだろうか?
まだまだ湿った髪の水分を丁寧にタオルでぬぐっているうちに、ネリーはうとうとしてきた。身体の芯まで温まったからに違いない。]
心も身体も疲れているし…今日はゆっくりと寝るべきよね…。
[老婆はぼんやりと漂っていた]
ここは…どこじゃ?
何でじいさんはおらんのじゃ?
…まさか、ババはまだ死んでおらんのか?
[だが、腰の痛みは取れ、軽やかになった気がする。広間を、上から見下ろしていた。]
まだ未練があるっちゅう事か、あるいは、終わりまで見届けろっちゅう事か…どちらにせよ、見とらにゃいけんのんか…ババは、何のために死んだんじゃ…。
[うとうとして気が緩んだときに、色の混じる声が強制的に割り込んできた。]
おたのしみでしたわね。
[完全に棒読み。]
誰を狩るか…。危険性で言えば間違いなくローズマリーさんだわ。でも嫌なのよね?
だったら、実質意見を取りまとめているコーネリアスさんを襲って混乱を誘うか、ケネスさんにしてもしものときに探られないようにするか。
どちらでもあまり変わらないかしら?
嗚呼、楽しかったぜ。
女を騙すのは、楽しくて仕方ない。
[喉を鳴らして笑う。]
コーネリアスか、ケネスか……
考えておこう。
[広い湯船。背中を流したり、洗ってもらうのは母様と入っていたとき以来だ。いつもは大変な洗髪も、ふたりですると楽しいばかり]
(お婆さまの背中も、流してあげたかったな)
[思ったけれど、言えばネリーが悲しむと口にはしない。湯上がりには頭をタオルでぐるぐると巻かれ、野いちごのジュースを出される。ほてった体に甘いジュースが嬉しい]
いやはや、しかし、集会所に集められたときと同じくないないづくしだな。
[しかも今度は次の生活を気にしないでいいのであるから、やることのなさはそれに拍車をかけている。]
どうせ死後の世界なんだから金銀財宝をジャラジャラと
[それは死後の世界違う。]
そう…私も騙されているのかしらね…。おばあちゃんの忠告はちゃんと聞いておくものだわ。ありがたいことね。
[諦めたように吐息をはいた。]
私は何だか眠いの。使い慣れない力を使って、気を張りすぎたわ。今夜は早めに寝てしまいたいの。
処刑台にはグレンさんを送るのかしら?ギルバートさんでなければ、もう誰でもいいわ…。
[しかし、ちらりとエッタの顔が脳裏を過ぎった。消し去るように頭を振る。]
ばぁか。お前を騙すわけないだろ…?
[初めて、心から護りたいと思った女。
その思いが強いからこそ、ローズマリーのように容易く抱けない。
尤も、断られそうな気もするのだが。]
嗚呼、疲れてるなら休むといい。
グレンは身代わりには最適だな。
俺も、お前じゃなきゃ…誰だっていいんだが。
[ジュースを飲みながら『敵』について考える]
…ん。やっぱり、ネリーさんが人狼のはずないわ。
アーヴァインさんの残してくれたあの鏡の力を信じるなら、コーネリアスさんと、ローズマリーさん…ケネスさんも、違うはず。
残るのは、ミッキーさん、ギルさん、グレンさん…。
ミッキーさんは、叫んだエッタを運んでくれた。
ギルさんは、口は悪いけど、すごく気を遣ってくれる。
このふたりは違う…。違う、よね。
うーん。ローズマリーさんにも似たようなことを言っていたような…?
[ふふと笑った。]
ねえ、ちょっと聞きたいの。
人狼って、寿命はどれくらい…?
[普通に生きれば、なのだが。しかし天寿を全うせずに死んでしまう仲間のほうが多いに違いない。]
誰でもって、お前……
[己の呼び名と声調で、理性のある同胞だと分かる。
その同胞の言葉に、驚いたように呟いて]
お前、らしくない……ぞ。
[あくびが出掛かるのをかみ殺しながら、ネリーは立ち上がった。その場にいる人たちに、夕食はパイが残っているからと伝えて、歩き出す。ぽかぽかとした身体のせいで、歩きながら寝てしまいそうなくらいに眠い。]
いけない、このままでは階段で寝てしまいそう…。
[気合をいれて二階へ上がり部屋に入ると、夜着に着替えるのもそこそこに。ベッドに倒れこんだときには既にぐっすりと睡魔の世界に*入り込んでいた*。]
ああ、でも、ギルさんはこの町に来てまだ日が浅いし、ミッキーさんは、いつもひとり…。
[信じ切ることはできないと、心に刻む。誰かを疑うことに対する禁忌は、ラッセルの死で砕け散っている]
グレンさん…グレンさんは、どうかしら。
処刑場を見つけたせいで青い顔をしてたと言ってたけど、あれは、本当だったの…?
―ひとりで動き回って、なにかをしてたのかもしれない――
俺は、生き抜くためなら何でもするさ。
[だから、ローズマリーへの言葉は偽りだと告げる。
誤解が解けるのかは分からないが。]
俺が知ってる人狼は、母さんとお前だけだ。
だから、寿命は分からないが……
普通の人間よりかは、長く生きられるんじゃねぇの?
らしくない、かしら…?
[大丈夫だと思った襲撃、乗り越えたつもりのデボラの死。その雑多な波の揺り返しが、ネリーに気だるく襲い掛かる。眠さも手伝って、少々投げやりになっているのかもしれない。]
生き抜くため、か…。ええ、そうよね。
こんなことをしているのも、何もかも生き延びるため。
[でも、こんな生活が、ヒトの寿命以上に続く。その壮絶さに、ネリーはくらりとしそうだった。]
…ごめんなさい、もう本当に眠いわ…。
また、明日。生き延びましょう…。
[声が薄れ、かすれて途切れた。残るは規則正しい*寝息だけ*。]
……嗚呼。
[尋ねられた言葉に、一つ頷く。
不思議な感覚だった。
早く本能だけに……と願っていたのに、理性があるようなないような、そんな同胞を思えば思うほど、心に穴が空いたような感覚に陥る。]
……おやすみ、ネリー。
お前が眠っている間のことは、俺に任せるといい。
[共に生き延びるため。
男はネリーの頬にそっと触れて、小さな寝息を暫し聞き入る。]
どちらのお前も、俺は……
[自問のように呟く声は、儚く響くのだった。]
流れ者 ギルバートは、吟遊詩人 コーネリアス を能力(襲う)の対象に選びました。
[ 広々とした湯船にのびのびと一人浸かる。身に、心に、甘い余韻が残っていた。大きく息を吸い……・ゆっくりと息を吐く。
ふと思い起こす。先程のネリーの姿。少しやつれたろうか。無理も無い。でも、ひと時よりは元気に見えた事に安堵を覚えた。そして少し……後ろめたいような気持ちが湧いた。ネリーはギルバートの事をどう思っているのだろう。]
[ ……また溜息。それは甘さが含まれるように思えるもので。思うのは先程の事。
心地良い温もりは、疲れ果てていた自分を救ってくれた。
……苦い思い出が脳裏に蘇る。]
…ばかだな……あたし。
あいつも…そうなのかなぁ。
[ そう思いたくはない。そんな気持ちが強くなっていた。
……けど。
しばらくの間、そうして湯煙をぼんやりと眺めていた。]
流れ者 ギルバートは、農夫 グレン を投票先に選びました。
[男は緩く首を振って、気を持ち直す。
瞳は次第に朱く、朱く染まっていく。
血を思わせるような、鮮やかな朱。]
どちらが、旨いかねぇ……。
[女を感じさせる男と、酒を好む男。
二つの姿を想像しては、朱い瞳にそれを映し出す。]
[野ざらしのままの自分の遺体。まあ仕方ないだろうな。と思う。こういう事態でなくても一人で生きてたらいずれ誰にも知られず死んでしまってるなんてことを想像するのは容易だったのだから]
ぁー…でも…なんなんだろ…これ…人狼じゃなくて吸血鬼?
[自分の遺体をみてする批評にしては相変わらず仏頂面に。貪るように食ったといいがたい死体を見る]
[人狼として生まれてきた男は、幼い頃から生き抜くための術を持ち合わせていた。
人間を騙すこと、そして人間を狩ること。
母親に教えられたわけでもなく、自然と身に付いたその力は、初めて同胞を得た、更に強さを増していた。]
――嗚呼、生き延びよう。共に。
[同胞の声に頷いた後、男は自室を出る。
居間に入った時の男の瞳は、朱ではなく人間のそれ。]
−回想−
[ローズマリーの無事を確認し、階下に。広間からギルバートとグレンの声が聞こえる]
グレンさんがラッセルさんずっと一緒に……? いや、だからと言って。
[かぶりを振って、部屋の中へ。広間には数人が集っていた]
お風呂ですか。ネリーさん、そんなことまでありがとうございます。
このパイもおいしそうですねえ。こんなに自在に生地を扱えたら、編み込みなどもたやすくできそうですね。
/*
みんな、メモでの中発言は最低限だ。お兄さんとの約束だぞ☆
独り言で言っても伝わらないんだが。
そこまで重要視はしてないのでそれはまあいいや。
問題は今回の(*ノノ)なシーンは後でアイコンをつけた方がいいのかどうかという境界線…
個人的にはOKの範囲内だと思うのだけど、も少し見てこよう。
←見てきた。エピで対応しようかな…[気弱になったらしいです]
/*
婆さんの形見ろーる回したいんだが、喉が…喉が……
どこかで使えたら使おう。
婆さん、サンキュ。
そういやぁ、俺メモで弔いの言葉言ってなかった。
婆さん、ラッセル、お疲れ様。
エッタさん、こっちの林檎もおいしそうですよ。
[感嘆の声をあげパイを手に取る。しかし、聞こえてくるのはヘンリエッタの不安気な声]
……。
[ネリーにギルバートも真実を伝えられずにいるようだった。暫し逡巡]
ええと……、深呼吸して下さい。そう。大丈夫……かな?
ラッセルさんは……デボラさんやアーヴァインさんと同じ所に行かれました。意味はわかりますね? エッタさんは……もう11歳なのですから。
/*
共に生き延びよう、ということはネリーが狼なのかな
と思ったが残りを見たらネリーが一番可能性高い。
ミッキーは村人だよな…多分…アッーな関係じゃないよな…
狂人なのについ村側思考をしてしまうのはどうにかならないか。
ぁー…でもなんか早く成仏しないと…まずそうだな
[幽霊というよりも怨霊というほうが似合いそうな自分の…青黒い姿を見て思う。
...はなぜだか、死ぬ前と違って、生きてるものへの嫌悪感が強くなっていた。あっけらかんとしているつもりで、心底では納得していないがゆえの生者への妬みがそうさせているのだろう]
長くここにいると…まずい?…いや、それもいいのかもな
[部屋に篭ったままベッドの上で膝を抱えて座っていた]
……アーヴァインが、死んだ。デボラ婆も死んだ。ラッセルも、殺された。
俺の傍で。
俺は、何をしていた?
違う。俺はやってない。俺は、人間なんだ。
[頭痛はやんでいた。浮かんで来るのは、どれもこれも死んだ映像ばかり]
[その後、湯浴みをし自室へ。疲れがとれた為か、リラックスした雰囲気を纏っている。しかし、頭の中にはグレンの言葉が重く響いていた]
そう、私たちがデボラさんを殺したのだ。
−回想・了−
そろそろ、皆集まる頃合でしょうかね。
[呟き、広間へ向かう]
俺は、死にたくない。
まだ、やりたいことがある。そのために、誰かをやっちまってもいいのか?
婆さんみたいに、殺して――。
[ぷつり、と何かが切れる]
生き残るために誰かをやる。狼たちは生きるために誰かを殺す。
そうだ。ああ、そうだ。どうしてそれを責められる。
どうして。
殺してはいけないんだ?
[昏い色。その目に光はない。立ち上がると、窓の外を見た。降る雨が地面を濡らす。空は未だ闇で、いつ明けるとも知らず、自身の心にも、同じように闇が、深く入り込んでいた]
[老婆の目に飛び込んでくる光景、声。慰める言葉をかけてやりたい、けれど、叶わない。]
人死には、人を狂わせるのう…。
ほんまに、悲しい事じゃ。
ギルバート、コーネリアス
俺は村の仲間の事なら大体は知ってるつもりだ。ただよそから来た、お前らの事はほとんど知らない。
一つ聞くんだが、おまえさんらは何をしにこの村に来たんだ?
[男は、窓際で紫煙を燻らしていた。
デボラも、ネリーも居ない。
気を遣わないで吸えるのは楽だが、あの渇がないのは詰まらない。]
何だよ、突然。俺を疑ってるのか?
目的はない。嗚呼、強いて言うなら……いい女探し。
[以前、ネリーに尋ねられた時と同じ答えを。
程度はどうあれ、本心が含まれているのだから、すぐに答えられた。]
[ラッセルの姿を見とめる。自分を認識できるという事は。つまり。]
この馬鹿たれがー!!
おまえさん、何で死んどるんじゃ?!
昨日ババがあれほど命を大事にせえと言うたばかりじゃろうが!
…可哀想に。死んでしもうたんか…。まだまだ生きる権利を持った若者が…。
いやいやいやいや。ちょっとまてぃっ。
別にデボラさんに会いたくて後追いしたわけじゃねーっていうか、死ぬ気なんて俺欠片もなかったから。うん。
…ま、覚えてないけどあっさり殺されちゃった辺り確かに馬鹿だけど
可哀想…かな?不運は不運だけど…俺、生きる権利を得るために誰かを…殺そうとしたから、殺される権利も同時に取っちゃったってことだよ
ふざけるな。目的の無い単なる旅人がわざわざこの村に来る理由がねえ。
それに、アーヴィンさんは真面目な人だった。何か理由があったから、この場に集められたんだろうが。あの旅人が野犬に襲われていたのも、今にして思えばたぶん人狼なんだろう。
おまえはあの時に何をしてたんだ
[ゆっくりとした足取りで、広間へと向かう。廊下から見えたのは男三人の姿]
いつもの顔か。いや。
いつもは見ない顔ばかりだ。
[感情の含まれない声は、いつもよりも低く響く。広間に入ると無言で三人を見た]
旅ですよ? 前にも言った覚えがありますが、目的と呼べるものはないですね。
[ミッキーの問いに淡々と返答]
そうですね、誰かを殺さねばならない限り、相手を見極めることは大事ですね。
ローズさん曰く、狼はまだ見つからなかったそうですし。今日も……投票によって、一人、死なねばならないのですから。
とにかくだ、俺はギルバートとコーネリアスを疑っている。
グレンやケネスはずいぶん前から知ってるし、ローズマリーやヘンリエッタもそうだ。ネリーが来たのはこの何年かだが、あいつに関しては悪い噂を聞いた事が無い。
殺されたんか…殺されて、しもうたんか…。
[泣きたいのに、死者は涙も流せない。ラッセルの頬を撫でようと手を伸ばした。]
いい女探しだよ。
まぁ…女と無縁なお前にはこの旅の楽しさは分からんだろうがな。
旅人が襲われた? 嗚呼、そんなこともあったな。
っと、じゃぁあれか。次狙われるのは俺だったりするのかね。
[大きく紫煙を吸って、ミッキーへと吹きかけながら続く言葉は]
……お前、変わったな。
自衛団が此処に来た時、お前びびってたってのによ。
あれか? 人間喰らって、元気でも出たのか?
うん…その時のことは覚えてないけど…あっちに捨てられてるよ
[伸ばす手を避けることはせず、ただ少しどういう風にすればいいのか。甘えかたも含めてわからぬよう困ったように]
まあ…よくはないけどいいんじゃないかな。俺は俺で、他の人らとは違って肉親っていないしさ
―――嗚呼、楽しい。
[男は、心で呟く。]
グレンじゃなくて、こいつを身代わりにしてやろうか。
こいつの血は脂っこくて、不味そうだ。
喰えん奴。
まだ身体がそのままじゃと?!
あやつらは一体何をしておるんじゃ…遺体は大事にせい。
[怒ってみせるが、当然広間には届かない。]
おまえさんは、それで納得しとるんか?
良くない。良くないわい…。
[触れた、と思うのは気のせいか。何の体温も、鼓動も、感じられない。]
[グレンのいつもと違う雰囲気に戸惑いを覚えるが、ひとまずミッキーに向き合う]
成る程。
ギルバートさん……が人狼かどうかは存じませんが、私は人間ですよ。前の旅人さん? の事件が起きたときには、この村にいませんでしたし……。
まあ信じる信じないはお任せしますけれど。
というか、私とギルバートさんを両方疑う……って、狼が複数いるということでしょうか?
お前、自分で言ってること、よぉく考えろよ。
確かに、俺は余所者だ。だが、お前は肝心なことを忘れてる。
―――余所者の俺に、この村の奴を殺す理由はねぇんだよ!
[男は、あることを思いつき、心の中で笑う。
村人同士の、疑い合い。
疑心暗鬼が何を生むのか、それを知っているのだから。]
[ 浴室から自室に戻ると、鏡を手にして広間へと向う。
――激したミッキーの声が聞こえ、足を早めた。]
なあ、どうしたって言うんだい?
[ 立ち上がったミッキーを制するように駆け寄る。対峙するギルバートに視線を投げた瞳に浮かぶのは、いつか見せた困ったような色。]
[それまで黙ってギルバートとミッキーのやり取りを見ていたが、コーネリアスの言葉に口を開く]
アーヴァインが狼は二匹いる、とか言ってたな。
つまり複数だ。だから、ミッキーはよそ者の二人を疑ってるんだろう?
誰を疑うにしろ、誰かをやらなきゃなぁ。
[口調は、どこか愉快そうな響きを孕んでいる]
忙しいからか…単に死ぬ前に嫌われたから…かな?
[怒ってみせるデボラにはほんの少し冗談めかしてそういう。伸ばされた手には触れられた感覚…いや、触れられるという記憶さえ既におぼろで、だからこれが触覚なのかわからない。ただそれ以上の感触はなく]
納得じゃなくて…諦め…かな。何を言っても生き返ることなんてできないし少しでもいいように考えるならっていう程度だけど
ミッキーさん落ち着いて下さい、それにギルも油そそぐような真似してどうするんです。
うーん、情報不足ですよね。
ローズさん、ケネスさんは力持つ者としてもアーヴァインさんの話ですと他にもいそうな様子でしたし。ローズさんは伝説にお詳しいようなので、知っていることがあったら教えて欲しいですね。
狼……も、私は一匹だとばかり思っていたのですが、そうとも限らないわけですよね……。
[ローズマリーとヘンリエッタが視界に入り、少し落ち着きを取り戻した]
ああ、わかった。だがな俺はお前ら二人を疑ってる事だけはもう一回言っておくぞ。くそ
ギルバート、それを言ったら、村の住人である俺たちにも、殺す理由はないな。
ああ。
よそ者が狼なら、アーヴァインを殺す理由はある。
ここに閉じ込めて、殺し合いをさせるんだから。
それともいい餌場か?
**********************
という台詞を落とそうと思ったけれどあまりに跳びすぎる。後1レベル待って。
うん。哀しまないで、デボラさん。俺そんな哀しんでもらうような人間じゃないから
[気まずそうに目をそらし、視線は広間の喧騒へと向ける
その瞳に仄かに生者への妬み憎悪が無意識に宿って]
まあ…こうなるよな…生きてたら俺もあんなだっただろうし…もっと冷静だっただろうけどね
/*
コーネが癒し系に見える。
頑張ってコーネ。
俺狂人だから味方できないけど。
このままいくと狼の味方もしなさそ(ry
*/
それにしたってあんまりじゃ…。
ババが知る村のモンは、そんなやつらじゃなかった。
何がいけんかったんじゃ…。
…そうじゃの。ババがいくら願っても、おまえさんを生き返らせる事はできん。
諦め、か…。
ああ、そうなのですか。2匹、ね。それにしても何か……グレンさん?
いえ……気のせいかな。
[グレンから何か不気味なものを感じたが、追求するのは躊躇われた]
わかりました。
ところで、ミッキーさん。処刑台に送るのは一日にひとりだそうです。私とギルを疑っているとして、今夜どちらを選びますか?
他の方も、辛い判断だとは思いますが、考えて欲しいです。
[続々と集う面々の中、声の響きの違いを聞き分ける。
しかし、それには何も言わず、ちらと視線を向け]
そうやって、俺に疑いの目を向けさせないで欲しいね。
お前も、何とか言ってやれよ。
―――このデブに。
[コーネリアスに視線を移し、困ったように吐き捨てた。]
投票を委任します。
農夫 グレンは、流れ者 ギルバート に投票を委任しました。
ごくつぶし ミッキーは、流れ者 ギルバート を投票先に選びました。
はぁ? 俺とお前のどちらかって……
お前も、馬鹿じゃねぇの?
[己は知っている。
コーネリアスの身の潔白は、ローズマリーが証明できる事を。
しかし、それは敢えて隠すことにした。
隠れ蓑は、多ければ多い方がいい。]
俺は、お前を処刑台に送るぜ。変な疑いかけやがって……
流れ者 ギルバートは、ごくつぶし ミッキー を投票先に選びました。
ミッキー、コーネリアスは違うよ。
[ ギルもきっと、違う――そう続けたかった。鏡をちらりと見る。そこにギルバートの姿は映らない。一瞬きつく目を閉じて…コーネリアスの言葉に答える。]
…人狼は1人とは限らない。
少なくとも、かつては1人じゃなかった。
[ 言って皆を見回す。ギルバートの所で他の者より視線が留まる。この村の奴を殺す理由はないと。そうなのだろうか。信じたかった。けれど……]
ミッキーさん。アーヴァインさんの言っていた「人狼に対抗できる人達」の中に、印を持った人というのがいなかったかしら?
エッタは、それってコーネリアスさんのことじゃないかと思っていたのだけど…
ローズマリーさん、あなたは何か知ってる?
[人狼が2人? そうだとしたら、ミッキーとギルバートが仲間だとは思えなかった]
何かついてるか? コーネリアス。
一日一人、ああ、ローズマリー、狼かそうでないかわかるっつってたな。なら、狼じゃない奴もわかったんじゃないのか? そいつは除外したっていいと思うんだがな。
死にたい奴なんていないだろうから、死にたくないから処刑はやめろなんていわないが、人間だと証明できるなら、しない方がいい。
[でも、とその次の言葉は飲み込んだ]
何、ローズマリー コーネリアスは違うのか。それがアーヴィンさんの言ってた能力ってやつか。
それじゃあ犯人はギルバートで決まりじゃないか。
この村の奴を殺す理由が無いと言ったなギルバートよ、狼なら食う為に襲ったんじゃないのか?
/*
狼様に委任をしてみる。
でもグレンは狼様!って狂人じゃないので、はずす予定。
実はミッキーは残したかったりする。
今日の吊りはグレンでいいじゃん大げさ
まだ狂気をそんな見せてないけど。
[ローズマリーの言葉に、小さく舌打ちする。
それでも、向けられた視線には真摯な視線を交じ合わせる。]
人狼は、二人居るんだってよ。聞こえたか、デブ。
違うが、仮に俺が人狼と仮定しよう。
コーネリアスは、違う。
なら、もう一人は誰だ。え? この村の奴じゃねぇか。
余所者だから疑うってのが可笑しいんだよ!
[だから、考え方を直せと怒鳴った。]
[村人同士を疑わせたとして、同胞は大丈夫だろう。
男は、どう思っている。]
……俺は、殺られない。
[自分自身に、そう誓った。]
ああ。特別な印を持つ者がいる……コーネリアスにその印が?
そうだね。グレン。どうやらそうみたいだ。人狼かどうか、分かるみたいだよ。
……エッタと、コーネリアスは違う。人狼じゃない。だから……グレン、ミッキー、ネリー……ギル。この四人の中に…人狼が居る。一人…もしかしたら、二人。
[ 考えたくなくて……無意識にその事実から逃げていた。言いながら、それを思い知っていた。]
…いや、そんなに責めても駄目だよ。普段だったら…そんなことはない…でしょ?
まあ原因っていったらこんな事件のせいなんだろうけれど
うん…諦め
[デボラにいいながらも目は広間へと誰を処刑するか。しないか。疑いあう会話
険悪なムードとでもいうのだろう。]
[男は、ローズマリーの傍に歩み寄る。
ネリーは居ない。だからこそ、とても自然に……]
―――俺を、信じろよ。
[そっと肩を抱き寄せて、耳元で囁く。
まるで、魔術を施すような、甘い囁き。]
俺はアーヴィンさんもラッセルも殺してなんかいないぞ。ただ、あの二晩は部屋で1人でいたから、確かに無罪を証明してくれる人はいない…
(そういえばあの旅人が殺された日も俺は山に行ってたから、俺の無罪を証明してくれる人はいないんだ、だからアーヴィンさんは俺を疑ったのか?)
己が大事。自分を守るために誰かを悪者に思いたくなる
…自分の見たい現実だけを見る
悲しいというか仕方ないというか
[ぽつぽつと呟く。ただ誰かを殺すという言葉が聞こえるたびに仏頂面なのに知らず笑みが浮かぶが、コーネリアスとヘンリエッタをみたときだけはそれがなかった]
[ローズマリーの言葉を聞くと、そうか、と呟いて思案するような素振り]
俺と、ギルバートとミッキーにネリー。
俺以外の二人。アーヴァインが言うように二人なら。
ま、そこのエッタを処刑台に送らずに済んだってわけか。それは良かった。さすがに目覚めが悪すぎるからな。
グレンさん、ミッキーさん、ネリーさん、ギルさん。
この中に1人…ううん。1匹か、2匹、ね。
[ローズマリーの言葉を繰り返す。そして、コーネリアスに近付いた。今、一番に信用できるのは、この人とローズマリーだ。エッタにとっては、コーネリアスの方が親しみがある。顔を近づけて、そっと伝える]
あのね。エッタは、ネリーさんは違うと思うの。
今日も一緒にいたし、お婆さまとあんなに仲がよかったんだもの
[ 伝わって来る温もりが沁みる。その肩に頬を寄せれば、耳元に囁く声が甘く……]
――あんたも、そうなのかい?
[ 返した声は硬く。]
[ローズマリーを抱き寄せながら、その柔らかな感触を楽しむ。
血と肉両方を好む同胞とは違い、男は血の方を好む。
それなのに、思わず生唾を飲み込んで]
もしも、俺が信じられないなら……
―――視ても、いいぜ。
[何がそうなのか、分からないから答えずに片目を瞑ってみせる。
視られても構わない。すぐに、口封じさえすれば]
(アア…そんなまどろっこしいことなどセズ…今すぐ刃物をモテ…ころしあ―)
ぁ…ああ、うん。そうだね。デボラさんもおじいさんにせっかく会えるとこだったのに…死んでまでこんな目にあうなんて…ね。
見てて気持ちよくないし…早く時間がたたないかな…本当
[デボラの声で正気に返り少しどもりながらも答える
今、自分は何を思っていたのかを自覚しながら]
だから、だからね。
グレンさんか、ミッキーさんか、ギルさんだと…思う。
……この3人の中に…
ラッセルさんを殺した、化け物がいるのよ。
[コーネリアスの目を見て、そっと、だけどもきっぱりと告げる。誰かの名前を挙げることに対する迷いはどこにも見えない。少女の中にあるのは、怒りだけだ]
ああ、印……すっかり忘れていました。そう言えば、対抗する者が出なければ……というようなことをラッセルさんが言ってましたね。
[懐かしむように呟き。それから、ローズの話に耳を傾けた]
そうですか、エッタさんは人狼ではないのですね。そうですよね……良かった。
[そんな筈はないと思いながらも、もし幼いエッタが狼だったならば……という恐ろしい思考をしないですむのだ。それは大きな安堵をもたらした]
やっぱり、使えんな。
[そう確信するのは、誰に対してか。
視線はちらとグレンの方へ。]
まだ、完全に熟してないが……
今日摘み取るしか、ない……か?
エッタ、仲が言い悪いはこの際関係ないだろう。デボラ婆は、狼にやられたわけじゃない。
俺たちが、死ぬのを止めなかったんだからな。
仲がいい悪いで決めていたら、よそ者が一番怪しくなる。
実際怪しいだろうけどな。
[哂う顔はどこか狂気を孕む]
エッタのは、そうであって欲しくない、って願望でしかないんだ。
グレンさん、ミッキーさん、ギル……ネリーさんの内に、狼が2ひ……2人?
[この中に2人も、そんな化け物が潜んでいるのか? ローズの説明を聞き、頭では理解できたつもりでも、やはり信じがたいことに思えた]
エッタさん……そうですね……。
ネリーさんは違いますよ、ね。あんなにも自分の無力さを嘆いてあの人が……貴方のように、力を持たないということを気に病んでいた、優しい人が狼なんて……考えられません。
ふん、まあいい。俺、グレン、ギルバート、ネリーの中に犯人が1人あるいは二人いるって事なんだな。
いつまでもここで話し合っても埒が明かない。
どうだ、皆でだなこの紙の切れ端にでも名前を書いて、一番名前が多かった奴が犯人って事にしないか。
いいたくないがもうデボラさんのような人はいないだろう、こうでもしないと話は前に進まないぞ。
[ ギルバートの顔を見る。そこに表情は活き活きとして、欲望さえ感じさせた。
……今の己の気持ちは伝わってはいないのだな、と思う。胸に手をつき、ゆっくりと身を離してゆく。]
――昔、ね。あたしには惚れた男がいたんだよ。
そいつは、愛してるって…俺を信じろって……いつもそう言ってた。
[ 視線を落とし、溜息をひとつ。]
[グレンに話を聞かれてしまった―声が大きすぎたようだ。グレンの方を向き、声を荒げた]
関係ない?
確かに、お婆さまはエッタが殺したも同じよ。
でも、ネリーの涙が演技だって、エッタには思えないもん。
願望だっていいわ。 エッタは、エッタの信じたいものを信じるの。
…そして、化け物だと思う人を……
でも……そいつはあたしを捨てて行ったよ。結局、あいつはあたしのことなんか見ちゃいなかった。自分の欲の為に都合の良いこと言ってただけだ。
……あんたも、あいつと同じだよ。あたしのことなんか見ちゃいない。
何が信じろだよ。言葉で簡単にすませやがって……
[ 息が荒い。肩を震わせながら、涙は流すまいと堪え……にらむようにギルバートの方を見る。]
は…はっ…
[渇いた笑い声を上げ、首を軽く振る。死んだはずなのに体を突き抜けるような酷い脈動が感じ取れる。
わかる。これは生きた…死んだものにはないはずの成長する感覚だ。]
…ほんっと…こんな場所に居続けるの。勘弁したい
願望……そう思いたいだけかもしれない、というのはそうかもしれませんが、それは悪いことでしょうか?
今日……誰かを殺すとして、その相手が人間だったらば……、ネリーさんが人間なら、その後悔はとても大きなものになると思うんです。
勿論、誰であったとしても、悔やむことに変わりはありませんが……より、悔いの少ない選択をしたい、と考えるのは真っ当なことに思えます。
それで、グレンさんはどう考えています?
[コーネリアスやヘンリエッタの言葉を聞きながら、くつくつと哂う。その声は小さい]
そうだな。ネリーが違うなら、狼はそこの、ギルバートとミッキーなんだろう。
俺にはそう見えないが。
仲違いの演技か、元々仲が悪かったのか、そうでもなければ、狼さんはどこだって話になる。
それとも、ローズマリーやケネスまで疑うか。
そこまで行くとキリがないな。
ばかだなエッタ。狼だから情がない、なんてこともないだろう。人を食うだけで感情だってあるんだろうから。
なら、大切だと思ってた人が、自分から死を選ぶなら、それはとても悲しいことだ。
コーネリアス、後悔は少ない方がいいってことかい?
間違えたら、例えば俺を処刑して、それが狼をのさぼらせる結果に繋がったら、それでも後悔は少ないのかい?
気持ちはわかるよ、気持ちはな。
/*
時間的に、ローズマリーあんまひっぱらないほうがいいのでは?とかなんか別のこと考えてしまう。
まあ死んでるからどうでもいいが
[今日のグレンはどこかおかしい。彼のことを然程知っているわけではないが、その変化は明らかなもの映った。ひょっとして、この異様な状態に、精神に異状をきたしているのか? といぶかしむ。しかし、話す内容は至極理性的にも思えた]
確かにギルとミッキーさんの仲違いは……2人が狼と考えると疑問、でしょうか。
では、グレンさんが狼なのですか?
はんっ…冗談きっついね。
[ローズマリーやギルバートの二人はもとより、今は広間の面々に意識を傾けないほうがいいと思って]
嫌じゃ…嫌じゃ…。
何で、こがいな事になったんじゃ…。
ババはもう、ここにはおられん…。
[ふらふらと、広間を出て行く。自分が寝ていた部屋を漂う事にした。**]
デボラさん…ああ…そうだな…俺も見てられない
[それはデボラとは全く違う理由だったけれど、それでもまだしばらく広間を見て、デボラを見送って]
嗚呼、生きてられるね。……俺が、お前を護るから。
[一つの嘘と、一つの本心。
女の瞳を、同じようなそれでみつめる。
しかし、完全に魔術にかかっていない女、果たしてどうすれば……]
これでも俺を信じらんなら、そうだな……
もう一人、誰かに護って貰うかい?
[鏡を視る時、誰か一人傍に居させて良いと言った。]
デボラさんはすっげーは…俺は自分の命を犠牲にして…なんてできねーし、…そりゃ見たくないとかそんな自己満足があったのかもしれねーけどな
それに叶わなくても皆に助かって欲しいと思っているんだろうなぁ…
でも、俺はそうじゃねーみたいなだ…ぁあ…もし叶わないんだって知っていなくても同じだったろうなぁ…
[他人事のような淡々とした呟きは誰にも届かない]
[一度視線は周囲へと走って…エッタとコーネリアスの二人がいる場所で一度とまる
この二人は生きていて欲しいなとなぜか思った。
最も、力の有無に関係なく何も出来ないけれど]
[コーネリアスの言葉に頷く]
ああ、疑問だね。
そして俺は狼じゃない。
そうは言っても証明なんて出来ないがな。
俺を疑うというなら、殺せばいい。その手を紅く染めて、最後には村を滅ぼすんだ。
[脳裏に、浮かぶ顔はすぐに掻き消える。自分は何を言っているのだろう。奥底で問う声。けれどもそれも小さくなった]
化け物に情がある? グレンさん、本気で言ってるの?
間違ったら、後悔するに決まってるわ。
でも、後悔が多い少ないで選ぶわけじゃない。
化け物だと思うから、選ぶのよ。
選ばなければ、エッタの大事なもの全部が、なくなっちゃう。
そんなの嫌なの。もう嫌なの!
[エッタは小さい女の子に髪の色も髪型も服装も見た目もまるで違うけれど、なぜか似ていると思ったからかもしれない。
コーネリアスとは話していて友達になれると思ったからかもしれない]
どっちにしろ似合わないなぁ…俺には
なんて皮肉。なんて傑作。なんてくだらない
なんて最高で最悪で偶然…ぴったりなんだか
[様々な思いを吐き出すように口にすると、広間へと背を向け処刑台の樹の枝へと*戻っていった*]
[一晩に、二人狩るなんてできるだろうか。
経験が無いゆえ、分からない。
しかし、自信に満ち溢れた男、できぬ事はないと思っている。]
……面白いじゃないか。
俺に、できないことなど……一つもない。
/*
吊りは4回、狼2。
デボラが村なので後3。今日グレンをつると2回連続で狼を吊らないと村が負けてしまう。
どちらの勝ちでもよいわけだけど、話としてなら村が勝った方がいいんだよなー。
もしくはギルバートは吊っておきたい。
恐らくネリーとギルバートが狼なので、ネリーだけ勝ち残るエンドでもいいかなと言う気はする。
[ 護るから、と。その言葉に心が揺れる。
どんなに弱みを見せまいとしていても、いや、だからこそ、ただ一人、守り支えてくれる人がいて欲しかった。その言葉に縋りたくなる。けれど、縋ってその先に望むものはあるのだろうか。
大きく息を吐いて、湧き上がる感情をどうにか抑える。]
皆がそうした方が良いと思うなら、ね。
今の話、どう思う?
[ 皆を見回す。ミッキーの所で視線を止めて。]
ミッキー。あんたの言う方法を使ってでも……決めるしかないのかも知れない。そうだよ。どんなに後悔するんだって……終わらせなきゃ。
……ったく、何なんだこの女は。
[苛立ちが募る。
今までの女は、甘い言葉を囁けば簡単に堕ちたというのに。]
熟すまで、待ってられないな。
[視られるのなら、狩ろうと思っていたが……
視られなくても、狩ろうと心に決める。]
エッタ、どれだけの化け物でも、言葉を発する限り、知能がついている限り、そこに何らかの情はある、と俺は思うよ。
選んで後悔しないのなら、選ぶといい。
ミッキーも、終わらせたいなら、良く考えることだ。
別の終りを見ないようにな。
[そこまで言うと歩き出した。外へ繋がる扉の前、立ち止まると雨の降る外を眺める]
流れ者 ギルバートは、酒場の看板娘 ローズマリー を能力(襲う)の対象に選びました。
間違えた選択をしたならば悔いは残るでしょうね。
エッタさんのように、化け物だと思うから選ぶと言えたら良いのですが……私の場合、より人間だと思える相手を殺したくない、という思いの方が強いです。
……まだお休みにならなくて大丈夫ですか?
[エッタに問い掛け]
俺は学が無いからよう。誰が犯人かとか難しい事は正直わからねえ。
ただ信用できる信用できないで決めるなら、村の仲間かどうかに結局はなるんだ
[トイレにでも行くのか 広間を離れた*]
[ローズマリーの言葉に小さく頷く。一瞬だけ迷いに視線が揺れたけれど、すぐに強い意志でかき消された]
グレンさん。
エッタは、言葉を話していても…それがエッタとおなじものだとは、思えないよ。
[脳裏に浮かんでいるのは、アーヴァインの最後の姿。そして、頭を撫でてくれたラッセルの顔。彼らを消したものが自分と同じであるわけがない。そう思った]
自分で決められないのかよ。
……ったく、とんだ女を好きになったもんだ。
[苛立ちを抑えるように、茶化した言葉を吐き捨てる。
男がローズマリーを狙う理由、既に変わっていた。]
……っくそ。
[椅子を蹴飛ばして、居間から出て行く。
前方には、グレンの姿。]
[ 皆に問い掛けてはみたものの、明確な答えは返って来ないかも知れない。ギルバートと共に自分を護ってくれるかと、自分の身の為に危険に晒すかも知れないと思えば、それを誰かに頼もうとも思えなかった。
出てゆくギルバートの背を見つめ、言葉を投げる。]
ギル。あんたがあたしを護ってくれるって言うんならさ。信じろなんて言うんじゃなくて……証明してみせてくれるかい?
――あたしの部屋の鍵は開けておく。
エッタさんは偉い……強いですね。私の方が励まされていますよ。
きっと、お兄さんも褒めてくれると思います。
え? もうひとりローズさんを誰かに護って……というお話ですか?
どうでしょう……私は、その……今ギルかグレンさんのどちらかに投票しようと思っていますので……。
[口篭りながらも、はっきりと名を挙げる]
吟遊詩人 コーネリアスは、流れ者 ギルバート を投票先に選びました。
[窓の外を見ながら哂う]
人間らしいとか、らしくないとか、同じとか同じじゃないとか。それで見つけられるなら、こんな大層な事しなくていいんだ。
死にたくない、終わらせたいといいながら、誰かを殺して自分を終わらせる。滑稽だな。
俺は死にたくないが、処刑に決まるなら、自分で台に上る。婆さんの様にな。
[男が、グレンの内に秘める狂気に気づいたのは何時だったか。
初めから、宛てにはしていなかった。
だから、気づいた時もただ利用してやろうとだけ思っていた。]
……なぁ、簡単に殺られていいのか?
[だから、掛ける言葉はそれだけ。
己の正体を、告げるわけでもなく。]
流れ者 ギルバートは、農夫 グレン を投票先に選びました。
ミッキーさんとギル、もし両方狼たりえないなら……私はミッキーさんの方が、人間……のように感じるんです。
今日の取り乱し方や昨日の焦り方を見ても……あ、でも人狼の記憶が昼間はなくなる、等ということがあったらわかりませんね……。どうなんだろう。
グレンさんは……投票への怒りや、デボラさんへの態度のことを思うととても狼とは思えないのですが、ラッセルさんと一緒にいた、という点が気になって……。
おにいちゃんが…?
んーん。こんなことするエッタのこと、褒めてなんかくれないよ。でもいいの。おにいちゃんに会いたいから。会うためにがんばるんだもん…。
[おにいちゃん。実の兄を呼びながら、エッタの中に浮かぶもうひとりの顔]
…エッタは、グレンさんに…。今日のグレンさんはおかしいのよ…だから…
良いんだ、コーネリアス。難しいこと聞いちまったね。
じゃ、あたしは部屋に戻るよ。
[ 立ち上がり、笑みを残すと広間を出て自室へ戻った。
夜着に着替え髪を梳かす。こんな時間だというのに、普段はあまりしない化粧もして。覚悟があった。もし死ぬなら、せめて少しでも綺麗にしてと思う。
縋るような希望を胸にベッドに身を横たえる。
……もし、本当に、ギルバートが自分を護ってくれる者であったなら。*]
[それに、今日のグレンに対する不安感。真っ当なことを話している時も、肌が粟立つような感覚]
そうですね、エッタさん。
この騒動が終わったら、きっと会えますよ。まあ……尋常なこととは言いがたいですが、エッタさんがお兄さんや、ご自分の大切なもののために頑張ったことは、認めてくださると思います。
/*
無記名なので、誰に投票するとかは言わなくてもいいのよ
と言うか誰が落ちた方がいいのか考えて投票しようという意味での無記名なので。
グレンの死にフラグは明日のためだったんだけども、今日落ちるなら今日でも。
狼のためにやることが吊り消費だけだなんて!
と思ったが仕方ない。
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバート を投票先に選びました。
お嬢様 ヘンリエッタは、農夫 グレン を投票先に選びました。
酒場の看板娘 ローズマリーは、農夫 グレン を投票先に選びました。
別に……お前に護って貰おうなど、思ってないぜ。
[はっきりと言い切って。]
護りたいものを、護る……か。
何を護りたいのかは知らんが……
護りたい存在(もの)があるのは、同じだ。
[遠くをみつめる瞳は、僅かに朱く。]
[ギルバートから顔を背け、紙に名前を書くと、箱の中へと放り込んだ]
これで、又誰かを殺すんだ。
[呟く。振り向いて、ギルバートの耳許で囁いた]
もしネリーが仲間でないのなら。生かしてやってくれ。代わりに、俺は今日、お前を告発することはしない。俺が処刑されるのだとしてもだ。
仲間なら、大事にしてくれ。それだけだ。
[僅かに朱い瞳、映し出す姿は勿論……。]
――嗚呼、声が聞きたい。
[寝息ではなく、心に響く声。
それが、どちらのネリーのものであるかは、もう分かっている。]
[踵を返すと、ドアを開けて外へでた。
雨に打たれながら、ぼんやりと闇を見つめる]
……そうだ。終わらせるなら、終わればいい。
殺してしまえばいい。全部。
[俯いて、笑う。いつもの、笑顔だった]
……殺すわけ、ないだろう?
[狩りの刻が迫っている。
朱く灯る瞳、抑えられなくなっている。]
―――あいつは、大切な女だ。
[同胞であるか、同胞でないのかは教えない。
大切な女……偽りの言葉か、それとも……。]
[新しく妹が出来たようだった。一人息子だった自分にとって、彼女の存在は。だから、死にたくはないけれど、彼女を生かせるのなら、自分はあの台に上れるだろう]
冷たい、雨だ。
でも、優しい雨だな。
[後は、ギルバートの言葉を信じるしかなかった。揺れる様に、ぬかるんだ土の上を歩く。審判の時を待って、僅かに狂気は*治まっていた*]
アッー!ほぼ相方COしてる(涙)。
にしてもこれじゃギルが吊られるかどうか分からんじゃないか(涙)。
どうしよう…。
[グレンが立ち去っても、男は暫しそのまま。
告発しないという言葉が、耳に残る。
これで、一日生き延びられる。男はそう、確信した。
気づいたら、居間には男一人。]
……さて、行くか。
[男は人間の姿のまま、女の部屋へと向かう。
自分の正体を、証明するために。*]
/*
今日は独り言を使い切る。
そういや中の人ばかり独り言に…
吊りを逃れられたら嬉しいけど。誰に投票しよう。まだギル委任。ミッキーは残しておきたい。ミッキー吊れたらネリー生き延びる可能性高いんだけど。
ギルがローズを襲わないと。
[狂気が心を支配する。
だから、平然と哂えた。だから平然と責められた。だから平然と人を殺せる。
そこに、罪の意識は消えて]
狼にだって、心はあるだろ。
護りたいものがあるだろ。それは、変わらないものだろう。
だから。生き延びてほしい。全て食らっても。
奴の手を借りる事になっても。
―アーヴァインの部屋―
[広間の喧騒から離れ、すっかり冷え切った部屋に一人佇む。
結局―― 誰か一人の名前を紙に書き、皆で投票する形になったらしい。
ふ、と微かに笑いながら、紙に名を書くと畳んで箱の中に入れた。]
…甘い、な。
[名前を書く事に躊躇は無かった。むしろ――
広間に居る間中、懐に忍ばせた鈍い光を放つものに、ずっと手をかけていたのだから。]
俺の正体知ったら、あいつどんな顔するんだろうな。
[どれだけ魔術を施しても、ローズマリーは堕ちなかった。
だから、驚かないだろうか。
それとも、男が喜ぶような表情を見せてくれるだろうか。]
どんな顔したって、関係ねぇか。
[まるで、興味はないと言わんばかり。]
[部屋に残る、微かな血の匂い。それが少し自分を落ち着かせる。
その事に気付くと、自嘲気味に笑った。]
…もう、こっちの世界に戻ってこれたと思ったんだけどなぁ。
[くっ、と声を出して笑い出したくなるのを抑える。
自分は、広間に居た時、何を考えていただろう。刃を握りながら、――そう。]
[ローズマリーの部屋の前まで辿り着くと、男は一度立ち止まる。
そこで、同胞に囁く言葉は……。]
お前は、来るなよ。
欲しいなら、後で分けてやるから。
[狩りへの参加を抑止する言葉だった。*]
[――誰だったら、解体しやすいか――]
……。
[ベッドサイドに置かれているタバコ入れから、一本取り出し火を付ける。深く吸い、ゆっくりと煙を吐き出すと、未だ暗い窓の外を*眺めていた*]
のんだくれ ケネスは、農夫 グレン を投票先に選びました。
……あんた、分かってないんだね。
自分がどれだけ弱いのか。
[ そう呟いた瞳には、憐憫があった。言葉には常のからかうような調子もない、混じりけの無い憐れみ。
果たして、それを呟いたのは何時だったか。
一人、呟いたのか、誰かに向ってであったのか。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新