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[うとうとして気が緩んだときに、色の混じる声が強制的に割り込んできた。]
おたのしみでしたわね。
[完全に棒読み。]
誰を狩るか…。危険性で言えば間違いなくローズマリーさんだわ。でも嫌なのよね?
だったら、実質意見を取りまとめているコーネリアスさんを襲って混乱を誘うか、ケネスさんにしてもしものときに探られないようにするか。
どちらでもあまり変わらないかしら?
嗚呼、楽しかったぜ。
女を騙すのは、楽しくて仕方ない。
[喉を鳴らして笑う。]
コーネリアスか、ケネスか……
考えておこう。
[広い湯船。背中を流したり、洗ってもらうのは母様と入っていたとき以来だ。いつもは大変な洗髪も、ふたりですると楽しいばかり]
(お婆さまの背中も、流してあげたかったな)
[思ったけれど、言えばネリーが悲しむと口にはしない。湯上がりには頭をタオルでぐるぐると巻かれ、野いちごのジュースを出される。ほてった体に甘いジュースが嬉しい]
いやはや、しかし、集会所に集められたときと同じくないないづくしだな。
[しかも今度は次の生活を気にしないでいいのであるから、やることのなさはそれに拍車をかけている。]
どうせ死後の世界なんだから金銀財宝をジャラジャラと
[それは死後の世界違う。]
そう…私も騙されているのかしらね…。おばあちゃんの忠告はちゃんと聞いておくものだわ。ありがたいことね。
[諦めたように吐息をはいた。]
私は何だか眠いの。使い慣れない力を使って、気を張りすぎたわ。今夜は早めに寝てしまいたいの。
処刑台にはグレンさんを送るのかしら?ギルバートさんでなければ、もう誰でもいいわ…。
[しかし、ちらりとエッタの顔が脳裏を過ぎった。消し去るように頭を振る。]
ばぁか。お前を騙すわけないだろ…?
[初めて、心から護りたいと思った女。
その思いが強いからこそ、ローズマリーのように容易く抱けない。
尤も、断られそうな気もするのだが。]
嗚呼、疲れてるなら休むといい。
グレンは身代わりには最適だな。
俺も、お前じゃなきゃ…誰だっていいんだが。
[ジュースを飲みながら『敵』について考える]
…ん。やっぱり、ネリーさんが人狼のはずないわ。
アーヴァインさんの残してくれたあの鏡の力を信じるなら、コーネリアスさんと、ローズマリーさん…ケネスさんも、違うはず。
残るのは、ミッキーさん、ギルさん、グレンさん…。
ミッキーさんは、叫んだエッタを運んでくれた。
ギルさんは、口は悪いけど、すごく気を遣ってくれる。
このふたりは違う…。違う、よね。
うーん。ローズマリーさんにも似たようなことを言っていたような…?
[ふふと笑った。]
ねえ、ちょっと聞きたいの。
人狼って、寿命はどれくらい…?
[普通に生きれば、なのだが。しかし天寿を全うせずに死んでしまう仲間のほうが多いに違いない。]
誰でもって、お前……
[己の呼び名と声調で、理性のある同胞だと分かる。
その同胞の言葉に、驚いたように呟いて]
お前、らしくない……ぞ。
[あくびが出掛かるのをかみ殺しながら、ネリーは立ち上がった。その場にいる人たちに、夕食はパイが残っているからと伝えて、歩き出す。ぽかぽかとした身体のせいで、歩きながら寝てしまいそうなくらいに眠い。]
いけない、このままでは階段で寝てしまいそう…。
[気合をいれて二階へ上がり部屋に入ると、夜着に着替えるのもそこそこに。ベッドに倒れこんだときには既にぐっすりと睡魔の世界に*入り込んでいた*。]
ああ、でも、ギルさんはこの町に来てまだ日が浅いし、ミッキーさんは、いつもひとり…。
[信じ切ることはできないと、心に刻む。誰かを疑うことに対する禁忌は、ラッセルの死で砕け散っている]
グレンさん…グレンさんは、どうかしら。
処刑場を見つけたせいで青い顔をしてたと言ってたけど、あれは、本当だったの…?
―ひとりで動き回って、なにかをしてたのかもしれない――
俺は、生き抜くためなら何でもするさ。
[だから、ローズマリーへの言葉は偽りだと告げる。
誤解が解けるのかは分からないが。]
俺が知ってる人狼は、母さんとお前だけだ。
だから、寿命は分からないが……
普通の人間よりかは、長く生きられるんじゃねぇの?
らしくない、かしら…?
[大丈夫だと思った襲撃、乗り越えたつもりのデボラの死。その雑多な波の揺り返しが、ネリーに気だるく襲い掛かる。眠さも手伝って、少々投げやりになっているのかもしれない。]
生き抜くため、か…。ええ、そうよね。
こんなことをしているのも、何もかも生き延びるため。
[でも、こんな生活が、ヒトの寿命以上に続く。その壮絶さに、ネリーはくらりとしそうだった。]
…ごめんなさい、もう本当に眠いわ…。
また、明日。生き延びましょう…。
[声が薄れ、かすれて途切れた。残るは規則正しい*寝息だけ*。]
……嗚呼。
[尋ねられた言葉に、一つ頷く。
不思議な感覚だった。
早く本能だけに……と願っていたのに、理性があるようなないような、そんな同胞を思えば思うほど、心に穴が空いたような感覚に陥る。]
……おやすみ、ネリー。
お前が眠っている間のことは、俺に任せるといい。
[共に生き延びるため。
男はネリーの頬にそっと触れて、小さな寝息を暫し聞き入る。]
どちらのお前も、俺は……
[自問のように呟く声は、儚く響くのだった。]
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