情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
元になった話、ね。……それは初耳だな。もっと詳しくって御伽噺をねだったこともあったが、うちの親はそれ以上は話してくれなかったからな。
[ローズマリーの視線の先、窓の外を見るアーヴァインの姿に、ふうん、と内心で頷く]
生き残ったってことは、その時は退治できたって事かな。
ああ、お休みギルバート。
[部屋へ戻るらしいギルバートの背を見送る]
[ギルバートが寄って来て、耳元に何事か囁いた。その内容は…さすがにその意図することくらい、ネリーには分かる。弱みにつけ込むようなことはしないと言っているが、それは信じても良いのか、ネリーには分からなかった。]
…そ、その、ギルバートさん…。
[考えている間に、さっさとギルバートは部屋へと戻ってしまった。確かに心細いのだが、だからといって嫁入り前の娘。]
おばあちゃんにも、叱られちゃいますし…
…はい、いつもどおり…。そうするしかできませんもの。
でも、その、お部屋に誘われても私…。
[戸惑いと恥じらいの声。]
[自室に戻った男は、バンダナを外す。額には大きな傷跡。
以前居た村で、村人と争った時に出来たもの。
窓ガラスを鏡にしてその傷を映し出していれば、闇に浮かぶのは双の朱い瞳。
きらりと、妖しく光る。]
――…人狼の存在を映し出す鏡、か。
[忌まわしいものがあるもんだと、心穏やかではない。]
ああ、気を使ってくれてありがとうネリー。
ばたばたしてたのでちょっと疲れたというのは正直な所だが、体だけは頑丈だから大丈夫だ。
ただ、こんなことになるなんて考えても無かったからな。出るときにダニエルさんに家の事をお願いすると声をかけたんだが、もう母さんはほとんど目が見えないからなあ。明日には帰れるといいんだけどな。
ははっ。ネリーに、任せるさ。
見せたいものがあったが、そう急がないしな。
[ネリーを誘ったのは、ギルバートとしては何ら不思議ではない。
女好きの男――女を口説く様子を見られても、怪しむ者は居ないだろうと。]
[ほてりを収めようと、両手で頬を包むように覆う。ふぅと大きく深呼吸をして。]
…エッタさんだってお一人ですもの。私が弱音を吐けませんわ…。
[ああ言うからには、きっと本当にただ、安心させようとしただけなのだろう。ネリーはそう考える。エッタくらいの年齢ならば甘えられただろうが、もはや無理だ。]
ギルバートさんったら…誰にでも優しいのは、罪作りですよ…。
ミッキー、ミッキーのとこは大変だろうな……。うちも大変だけど、別に両親とも動けないってわけでもないし。
畑の世話は頼んできたけど、でもずっとは無理だろうな。
[ミッキーの言葉に、どうしようかと考え込む]
帰れるといいが、何もなくても明日すぐに帰れるとは思えない。人狼が二人いるなら、その二人が進んで出て来ない限りさ。悲観的になるつもりはないけど、楽観視も出来ないからなぁ……。
あたしの母さんはさ…アーヴァインのとこの家の出なんだよ。だからだろうね、詳しかったのは。
[ グレンは話に理解を示したが、ギルバートはさして信用したふうでも無く部屋に戻って行く。もっとも、他所から来たとあっては無理からにことではあるのだろう。]
ネリー。怖かったらあたしのとこにおいで。
あんな女たらしの言うこと信用したら、馬鹿を見るよ?
ええと、空いてる部屋は、と。
それは良かったわミッキーさん。今回のことで疲れているのは誰も同じことでしょうけれど、少しでも居心地よくここで過ごせたなら、幸いだわ。
お母様のことは心配ですね…。
[ネリーも、自分の両親のことを思い出す。まだそれほどの年齢でもなく、健康ではあるのだが、自分たちの愛娘がこんなことになっていると知ったら悲しむに違いない。]
ええ、きっと明日には…。おかしな結界らしきものも、消えてなくなりますわ。
めでたしめでたし…って、この先の未来がそういう言葉で締めくくられる感じはしないなぁ
…これ以上考えても仕方ないか
[ここでされる御伽噺は十年前にやってきた...には馴染みなく。
ギルが何かいってか赤くなっているネリーはそっとしておいて]
ま、こんな機会だし…ね
[いって持ってきた手荷物から、研石などとりだしと短刀や鉄の串のようなものなどを取り出して磨いていく]
ごめんなさい、ギルバートさん…。
やはりもう少し待って…。
[おかしな理由で誘われたわけではないのは分かるが、今日は一人で居たかった。まだ、一晩寝て起きたら全ては夢だったと…そんなことをほんのちらりと考えていたのかもしれない。]
嗚呼、構わないぜ。
[幼い頃から人狼として歩んできた自分とは違い、突然自分が人狼だと分かれば、受け入れるのに時が必要だろう。
少し焦りすぎたかと自嘲して、宥めるような声を囁く。]
だが、これだけは信じてくれ。
俺はお前を裏切ったりはしない。絶対に……な。
[ローズマリーに誘われて悩む。まだほんの少し、寝て起きたら全ては夢だった…そんな希望が心の隅にこびりついて離れない。
ローズマリーの厚意に甘えることは全てを認めることになりそうで、漠然とした不安を感じる。]
いいえ、それではダメなの。ちゃんと現実を見なければ…。
[頭では分かるが心が反発をする。今までこんな事態に巻き込まれたことが無かったというのは言い訳で、ネリーは自分の弱さに歯噛みをした。]
はい、ありがとうございます…。
[ギルバートの言葉が、すっと心に染み渡る。理屈ではない安心感。
自分の正体が何であるのか、それは悪夢のようなできごとで…。しかしそれでも、夢が覚めたとしても、この柔らかく心を包む感覚は手放したく無いと願った。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新