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[恐慌状態の中]
[どこか冷ややかさを含んだ牧師の声が]
[そして呪を使った男の声が聞こえた]
……全部。
[自分でも意識しないままに答える]
……いただくわ。
[跳躍によって外れた視線]
[もはや勘に近い部分で横へと転がる]
[そして膝立ちとなって]
[ツン]
[腕と腕を組み合わせ]
[指をくいと動かして]
いやぁ、もう。
本当にもう、人間の屑でぇねぇ。
へっへっへ。
生意気にこの歳まで生きやがってしまいやして、あぁもうすみませんねぇ。へへ……。
[肉塊を喰い散らし、街灯を歪ませ、追尾]
[と、その時]
[飛び込む女性の声]
未だ抗いますか!
そのしぶとさにはさすがと言うより他ありませんね。
しかしながらホリーさん。
ゴミはどれだけ強がろうとも結局はゴミなのですよ!
[爪を振り上げ]
[その喉に]
[溢れる血を想い]
[ネルが飛翔する様は人間離れした超筋力]
【アレは、吸血鬼だ】
【アレは、俺が/俺達が/『赤ジャケ』が狩るべき】
【アレは、標的だ】
[除隊時に漂白された筈の心理武装。
第一次野戦支援機構(ハンティング・イージス)が脳内で起動。
情動を司る大脳新皮質の働きを抑制、精神浸蝕への耐性を強化。運動を司る小脳を活性化し高速機動に対応する]
――させるかよっ!
[無痛シールドで痛覚信号は全てカット。
使い物にならなくなった左手は意識から消失。
今にもホリーへ爪を振り下ろさんとするネルにEマグを向け]
哈!
[ひよこを投げる]
[ひよこは途中で符に変じ、矢のように鋭利に疾ぶ]
[腕をホリーを庇うように突き出しながら]
まぁどんな奴でも──魂を持っていない奴よりゃマシさ。
魂を持っている奴ぁ……それだけで好いもんさ。
[駆け込み、魅了視を懼れぬように立ち塞がろうと試みた]
[祈りの言葉なんて知らない]
[祈る神なんて知らない]
[けれど]
――Amen.
[その心臓を狙って]
[両の手で銃を支え]
[引き金を引く]
[今しも爪を振り下ろそうと言う刹那]
ッが、……この、クソったれが……!
[Eマグの祝福された銃弾が狙い過たず肘に着弾]
[肘から先は無様な曲線を描き吹き飛ぶ]
[同時]
[雛の転じた苻がその片目を封じ]
クソが、クソが、クソが、クソがッ!!
[瘴気混じりの悪態を吐き、眼球ごと苻を毟り取る]
[残った片目に狂気と憎悪]
あぁ──天使が見たいもんだなぁ。
[隻眼の紅を見つめて呟いた]
[魂はひよこの中に]
[酒臭い息を吐き出し]
へへっ……。
あぁ本当に。違ぇねぇなぁ……。
[吸血鬼に笑んだ]
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