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[五感は泥酔時のように覚束ない]
[ドナルドの声が己の名を呼んでいた]
『未だ──そう、早いだろう?
デビッドさんよぉ』
……早い……何が、だ。
……俺がくたばるには、もう、充分な、はずだ。
……あいつが死ぬには、どう、なんだ。
[声帯から紡がれたのは自嘲と疑問]
[視線をドナルドに向けようと思考したものの]
[ネルの変貌ぶりは意識の視野を覆いつくすかのようだった]
なら──全部、虚無に返すまでよ。
[メルヴィンへそう返す]
[魄を核とし小さき命を瞬間の媒介と為す]
さぁて……屍体人形繰り人形。
[皮肉げに唇の片端を歪めた]
ポールより前に、坊主。
お前から殺ってやろうか。
──さぁ、退きなぁ。
[ポールへ向けて足を踏み出した]
おれを殺すか、ポールの前から退くか。
二択だ。
[歯の鳴る音が止んだ]
[代わりに、ゴキッ、と。何かが砕ける音]
[口の中に現れた異物を吐き出すとそれは]
[白い塊。犬歯だった]
ホリー。メルヴィン。
あなたたちの目的は「生き延びること」でしたね。
わたしに構わずネルに向かうことを勧めます。
デビッドだけでは荷が重過ぎます。
[ホリーの放つ銃弾が着弾]
[鮮やかに血飛沫が舞う、が]
[心臓の僅か数cm上]
[流れる血はしかし数瞬後には消えうせる]
……甘いなあ、ホリー。
言っただろう?頭か心臓だ。
[安全装置をゆっくりと解除。震えは収まっていた]
てめえ――ッ!!
[緋色の瞳が歪んで哂う]
[銃爪に掛けた指に力を込めた]
は、は、ははははっはは――!
殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやるっっ!!!!
ばっきゃろ、
確りしろよオッサン!!
[紅い眼、
見るな見るな見るな。]
うっせぇよ酔いどれ。
ポールは殺させねぇ!
[高らかに響く銃の音が合図。]
ああそうだよネル、殺してやるよお前を、この今の距離でも俺はお前を撃ち抜く事が出来る、俺の『支配』はまだ俺には及んじゃいない、だからお前はもうじきくたばる。
そうさ、だが、その前に一瞬だけ時間をくれてやるさ、魂が無くなったと言ったって聖職者なんだろう?
だったら最後の祈りくらいは上げさせてやるぜ、クソったれが。さあ三つ数えてやる、そら、一、――
[続けて引き金を引く]
[その数のうちには]
[銀の輝きも混ざり]
全てを受けても。
まだそれが言えるのかしら!?
[貫くことが出来なければ]
[仕留める事は出来ないが]
[動きを阻害することにはなるはずで]
いいや、不要だ。
[紅い瞳が揺らめき光る]
祈るのはテメーらの方だろうよ。
居もしない神とやらにな!!
[飛翔]
[一飛びで聖堂の対面]
[彼らの背後へ]
はっ……それは──残念だぁな!!!!
[ぐしゃり]
[手の中でひよこ/符の封は破られ/起動]
[魂/魄は円を描き][陰/陽]
[顎(あぎと)巨きく]
[二重螺旋を描く白と彩]
[吸収した魄は一瞬にして肥大化]
[周囲を喰らいて喰らいて破を為す凶暴な嵐とならん!]
[記憶の声が甦る]
『デビッド。吸血鬼を相手にした時はもたついてちゃいけない』
『奴等を無力化しようなんて考えるんじゃない』
『可能な限り、迅速に、徹底的に、完全に』
『再生不能になるまで破壊するんだ』
[だが、時すでに遅し]
[ドナルドの瞳の奥の奥まで]
[或いはその心の奥底、]
[魂の在処を覗き込むように]
あなたが殺したいのはわたしだけのはずです。
メルヴィンを通して下さい。
[迷いも淀みもなく、話し掛けた。]
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