情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
藤本 如月 は 紫藤 健二 をうしろゆびさしたみたい。
紫藤 健二 は 越川 宏樹 をうしろゆびさしたみたい。
長峰 小百合 は 藤本 如月 をうしろゆびさしたみたい。
樫村 雛 は 藤本 如月 をうしろゆびさしたみたい。
越川 宏樹 は 阿紫花 北斗 をうしろゆびさしたみたい。
津野 歩 は 藤本 如月 をうしろゆびさしたみたい。
阿紫花 北斗 は 鏑木 実 をうしろゆびさしたみたい。
鏑木 実 は 藤本 如月 をうしろゆびさしたみたい。
杉田 桃子 は 藤本 如月 をうしろゆびさしたみたい。
藤本 如月 は 5にんからうしろゆびさされたみたい。
紫藤 健二 は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
越川 宏樹 は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
阿紫花 北斗 は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
鏑木 実 は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
藤本 如月 は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
樫村 雛 がどこかにいっちゃったみたい。
のこってるのは、紫藤 健二、長峰 小百合、越川 宏樹、津野 歩、阿紫花 北斗、鏑木 実、杉田 桃子の7にんだよ。
【正午・船着き場】
[新しく島に来た二人を、四人揃って出迎える]
如月くん! 雛さん!
[少し意外な組み合わせだと思ったが。
とにかく二人を、島での寝床である秘密基地へと*案内した*]
【公民館前】
いっちゃった。
[振っていた手を下ろし呟く。]
……それにしても……あははっ。
最後の如月君、お母さんみたいだった。
それに、「夜更かししないで寝坊しないで」って、如月君が言う?
【公民館前→男子部屋→大広間】
[みよ子はお昼ご飯の準備をはじめているだろうか。]
[北斗は一度部屋に戻ると先ほどの如月の伝言を伝え、大広間にやってきた。]
今日のお昼、なにかなあ?
[もし準備が終わっていないようなら手伝うつもりだ。
きょうこそオムライスがいいな、などと思いながら。]
【公民館前】
行っちゃったね……
[2人が見えなくなっても、しばらく船着き場の方を見つめていました。]
ん…そろそろお昼だね。お手伝い、しよ…
[北斗君の後を追いかけ、大広間へ向かいました。]
【公民館前→大広間】
【海岸】
校長先生、おひさしぶりです。
え? やだなぁ、先生。毎日元気に起きてますって。
[校長先生と雛とともに船に *乗り込んだ* ]
【大広間】
[お昼ご飯の配膳を手伝いながら、みよ子さんに聞いてみます。]
ええ…わかりました。それじゃあ、また後で…
[お昼ご飯を並べ終わり、さあ、いただくとしましょう。今日のお昼ご飯は…2(5)]
1.オムライス
2.担々麺
3.鉄火丼
4.冷やし中華
5.謎のみよ子スペシャル
ふーっ、ふーっ…辛っ!
[熱々の担々麺を、汗だくになりながら食べます。]
か、辛い…も、もやし…
だめ…もやしにも辛いスープが染み込んで…っ!
[辛いものが苦手な小百合は、苦戦しているようです。少し食べては水に手を伸ばしていますが、それはかえって辛くなるような…]
っ!〜〜〜〜っ!お、お水〜!
[水を切らしてしまい、涙目になって水差しを取ろうとしています。
食べ終わった後は、後片づけを手伝った後、一度部屋へ戻ってから…お財布を持って、どこかへ出かけるつもりのようです。]
[今日のお昼は、熱々で辛めの坦々麺。]
あ、あつそう……いただきます。
[ふーふーと息を吹きかけ、大分覚ましてから一口。]
……あつっ!
[猫舌だった。]
……でも美味しい。
ごちそうさまでした。
[覚ますのに一生懸命でそれなりの時間を駆けて食べ終わる。
机の上を昨日と同じように拭く手伝いをして、部屋に戻ろうとしていると、階段で小百合と会った。]
小百合ちゃん、どこか出かけるの?
[小百合は買い物に行くようだ。
「みよちゃん」だろうか。]
そっか、いってらっしゃい。
[僕も無人島に行く前に何か買いに行こうかな、と考えながら、階段を上り男子部屋に戻った。]
【→男子部屋】
【昼・大広間】
[雛と如月を見送り、お昼にすることにした。
今日は担々麺。熱々で辛いラーメンだ]
ふーーっ、ふーーっ。
ずるっ……あつっ、からっ。
[唇がヒリヒリじんじんするが、おいしい。
はじめは熱く、次においしく、最後に辛さがやってくる。
汗をびっしょりかきならがも、ぺろりと平らげた]
ごちそうさまでしたー、、、と。
[がさりとお菓子の袋を取り出す。
カラフルな輪ゴムで止められた、バナナチップスの袋だ]
これ、ひなっちからだよ。
ひなっち優しいから、男子にもめぐんであげるんだって。
[自分のものでもないのにえらそうに、
『誰か、男子に渡してください。お願いします』
という雛のメモと共にテーブルに置いた]
おーお?
[自分でもバナナチップスをつまみながら、
テーブルの上のマドレーヌの缶に気付く]
まど……れーぬ?
[如月からのメモで『ご自由に』と書かれてあった。
すかさずそのお菓子に手を伸ばす]
おー、かわいい!
[それは貝の形をした洋菓子だった。
一つ一つきれいにラッピングされている]
まどれーぬって、こんなのもあるんだー。
[歩の食べたことのあるマドレーヌは、
母親が作る、アルミホイルのギザギザしたカップに入った
卵とバターと小麦粉で作った素朴なお菓子だった]
すごいねー、こんな形どうやってやるんだろー。
[袋を開けて口に含むと、ぷんと洋酒の香りが広がる。
初めて食べる、上品で大人な味]
おわー!お酒っぽい!なにこれ!おいしい!
如月君、ありがとね……
[振り向くが、勿論そこに如月はいない]
あ、そか。
あたしさっき、ひなっちと一緒に見送ったんじゃん……
[もくもく、とマドレーヌを食べる]
[翔平、久美子、博、梨子、そして今日は
如月と雛が無人島へ行ってしまった]
無人島、か……
[主人のいないマドレーヌをちらりと見る。
貝の形のマドレーヌ]
そだ!今日は海に行こうっと!
[マドレーヌを食べ終わり、バタバタと女子部屋に戻った]
【女子部屋】
[部屋に戻り、リュックからスクール水着を取り出す。
ばばっと服を脱いでまっ裸になり、水着を着、
その上にもう一度Tシャツと短パンを身につける]
これで完璧だなっ!
[ぴーす!とVサインをするも返事はなく、
けたたましいセミの鳴き声が部屋の外で遠く聞こえる]
………
[窓から入る潮風に、ふとそちらの方を見る。
今日も悔しいほどに快晴だ]
[部屋の中を見回すと、乱雑に食べ散らかされたお菓子。
(主に散らかすのは歩だったが)
だけどその空間には自分しかいない]
あ。
[ふと気付いて、布団部屋の押入をがらりと開けた]
ぷふっ
[そこにはいつもと変わらない桃子の寝顔。
何故かそれに安堵を覚え、思わず笑ってしまった]
[多分、自分だけが取り残されたような、
そんな不安と寂しさを覚えたのだろう。
しかし桃子の寝顔はあまりにいつも通りで、
そんな不安を消し去ってくれる気がした]
……ありがと、桃子ちゃん。
[そう小さくつぶやく。
何かあってもここに戻ってこの扉を開ければ、
いつでもそこで自分を待ってくれているような
そんな安心感があった]
あ、そだ。
[景品のお菓子の袋から、
メガネ型になったマーブルチョコを取り出し、
そっと桃子のそばに置いておいた]
じゃあ、行ってきまーす。
/*
「やっぱりやだ!あたしみんなと無人島に行きたい!」
と寂しさを主張して明日エピ、もありかなー。
表で伏線はってないので微妙だけど。
あと他の人が行きたいとか、明日最終日がいいとか
あったらまた別かな。様子見。
*/
/*
で、明日桃子がいなくなって、
明日もう一度布団部屋を開けて
いなくなった寂しさ的な
ドラえもん風展開も好みです。
それやるには歩に繊細さ(の持続性)が欠けるが。
*/
【公民館→砂浜】
あちっ、あちちっ。
[砂浜に着くと、早速靴をぽいぽいと投げ捨る。
熱く熱せられた砂が、じりじりと足の裏を焼いた]
っひゃー!あつい!
[ぽいぽいとTシャツと短パンを脱ぐ。
服の下には既にスクール水着を身につけていた]
ひゃっほー!
[そのまま駈けだして、さばさばと海に入っていった]
[砂浜とは違って、海の水はとても冷たい。
しかし火照った体を冷ますには十分だ]
……んーーっ
[大きく息を吸って、がぼっと頭まで浸かった。
水の中で目を開けると、砂底に光が当たって
キラキラ輝いているように見えた]
……ぶはっ。
[流石に息が続かず、水中から顔を出す。
海水が口に入り、しょっぱい、と当たり前のことにも
つい驚いてしまう]
海ってほんとに体浮くんだねー。しょっぱいし。
[プールや川とは違い、いちいち発見が面白かった]
んーー、無人島って、あっちかなー……
[海の向こうに目を細める。泳ぎが得意な歩でも、
さすがにそこまで泳いでいくのは無謀だ。
川で泳いだこともあるが、あまりの流れの速さに
溺れかけたことがあるのも記憶に新しい。
現に今回、雛が溺れていた。
自分の力を過信するつもりはなかった]
[十分泳いだ後海から出、ぺたぺたと砂浜を歩く]
ふふん♪ ふんふん〜〜♪
[しゃがみ込んで鼻歌交じりに作るのは、
砂で作った『SOS』の文字]
えす、おー、えす!
えす、おー、えす!
[特に意味はないが、砂の文字と言えばこれだろう、
そう昔読んだ本の記憶が頭に残っていた]
【男子部屋:昼食後】
僕ももうすぐあっちに行くかな。
[そんな事言いながら、如月を思い出し荷物の整理をしはじめた。
さっきまでいた健二はどこかへ出かけたようだ。
海に行きたいと言っていた様な。]
海か。
……いいなあ。
[立ち上がり、ベランダ側の大きな窓から海を見る。]
僕も泳ぎに行きたいけど……
昼間は泳げないし、夜は真っ暗で……ちょっと怖いし。
屋内海があればいいのにー。
[子供らしいわがままは、誰かにかなえて欲しいものではなくただのありえない願望だ。]
――回想――
【公民館】
はよ。
[いつものようにラジオ体操と朝の勉強をこなした後、少し眠ったようだ。
その後如月と雛を見送る。「向こうの皆によろしく。」と声をかけて手を振った。
真っ青な海原に吸い込まれる船を、消え行くまで眩しそうな目で見つめている。向こうに行った皆は、どんなことをして過ごしているのだろう。]
ん。
[少し寂しさも覚えつつ、公民館に戻る。
今日の昼食は何だろうか。]
【正午・船着き場】
[手を振りながら 四人で出迎えた]
今日は如月と樫村かぁー!なんだか軟弱そうな二人が来たな・・・!お疲れー!よし行こうか!
とにかくすげぇから!秘密基地や湧き水もあるし、釣りもできるし、木の実も取れるし!あと洞窟もあったし!まだ入ってないけどなっ!好きな所で遊ぶがいいぜっ!
・・・まっとりあえず荷物置きに秘密基地だなっ!
[強引に二人の荷物を持つとさっさと歩き出した]
【→秘密基地*】
【昼・大広間】
[大広間に戻って昼食の用意を手伝う。
箸などを出し終えると、テーブルの空いたスペースが自然と目に入る。]
…人が減ると、公民館が広く感じるな。
[ぽつんと落とした言葉も、広い部屋に吸い込まれる。
昼食は坦々面。
「用意する数が減った分、手の込んだものも出せるね。リクエストがあったら言っておくれよ!」とみよ子が明るく笑っている。
自分からそういう希望を持つことがあまりない宏樹は、考えとく、と呟いて麺をすすった。
少しピリ辛な坦々麺を食べ終えると、額から汗が噴出していた。
泳いで汗でも流そうかと、タオルや道具を取りに男子部屋へ戻った。]
【昼食後・男子部屋】
[部屋に戻ると、北斗が荷物を整理しながら羨ましそうに海の方を見ているところを見かけた。]
ん。北斗。
どうした?
[荷物からタオルを探しながら、北斗に声をかける。]
【秘密基地】
[階段を駆け上がり二人分の荷物を隅に置くと 下にいる皆に声をかけた]
じゃあ俺、昼食用に魚釣ってくっから!
いっしょに来たい奴は俺に着いて来るがいい!
残る奴は期待して待ってろ!
[うははと笑うと タライは持たずに釣具を手にして駆け出していった]【→浜辺】
/*
海で泳ぐことはしてないけど……
ぶっちゃけこの海は海水浴場じゃないので、大人がいないところでは泳がせにくいんですよね。
なのでこっちでは泳がないで昆虫採集とかを重視しようかなと。
向こうなら校長先生がついててくれるから泳ぐ気ですがw
*/
あ、宏樹君。
……海みてた。
[話しかけられてハッとする。
宏樹の方を向き、えへへ、と照れ隠しのように笑う。]
ねえ、宏樹くんって、泳ぐの得意だっけ?
【浜辺】
もうお昼過ぎそうだし・・・急がねぇとな!二人共腹空かせてるだろうし・・・
[ミミズをつけ 思いっきり竿を振って遠くまで飛ばした]
・・・・・ [71分経過 額の汗が一筋流れた]
・・かかった!!!
[勢いよく錘が沈み、竿が大きくしなり力いっぱい引っ張った]
[53←55以上なら魚が釣れるだろう]
[海見てた、という北斗に合わせて自分も海の方を見る。
すでに海で泳ぐ、幾つかの小さな影が見えた。]
泳ぎ?
ん……普通。
[と言いつつ、学校の授業では27(50)メートル泳げたなということを思い出す。]
あー!逃がした!すっげぇ惜しかった!悔しい!
[魚の姿は見えたのだが済んでの所で糸を切られ地団駄を踏んで悔しがる]
あ゛ーすっげぇでかかったのに!くそ!もう一回!
[再び餌をつけ糸を垂らす魚が寄ってくるように撒き餌をした 次にかかるのは22秒後]
早っ!今度は逃がさねぇ![8←55以上なら魚が釣れる]
【船の上】
わぁ……!
ねえひなちゃん、見て。魚が跳ねてるよ!
[明るく周囲を見渡しながら雛や校長先生に話しかけていたが、島が見えてくるとちょっと緊張したような顔つきになった]
【船着場】
[船を降りて、待っていてくれた出迎えの4人を見ると手を振って]
やっほー、みんな。
……思ってたより早くこっちに来ちゃった。
えーっと、みんな、元気だった?
[そしてぐるっと見渡すと、元気そうな翔平をむんずと捕まえ、思いっきり抱きしめるふりをして]
翔平! 会いたかったよ!
もーお兄さんは翔平が心配で心配で夜も眠れなかったよ!
軟弱そうとは言ってくれるね。翔平、怪我はしてない? 無茶なまねはしてないだろうね?
[そのあとは、翔平に旅行バッグだけは持ってもらい、他のメンバーと一緒に秘密基地に向かっただろう]
ふぅん、秘密基地だって?
どんなところなんだろう……どきどきするね **
うぎゃあああ!くっそ!焦りすぎた!バカ俺のバカ!
[急いで引っ張りすぎたのか 餌だけ奪われてしまった]
うう 釣れなかった・・・他の奴が釣ってくれてたらいいが
[肩を落としながら 浜辺に降りるとワカメを拾った]
うう ワカメ・・・
[大量のワカメを手にすごすごと【→秘密基地】の方へ戻っていった]
そっか、普通なんだ。
27メートルって、凄いと思うけどなあ。
[あまり泳ぐ経験の無い北斗には、25メートルプールで泳げる子は皆「泳ぎが上手」になるらしい。]
宏樹くんこっち来てから泳いだ?
今から海、行って見ない?
[にこっと笑って、自分は泳がない海水浴に誘ってみた。]
【秘密基地】
[その場にいる人はいるのか 火の準備をしている校長先生に弁明]
ご、ごめん 釣れなかった・・・昨日の魚すっげぇ美味しかったから釣りたかったんだけど・・・うう 魚に負けた・・・昼飯がないかもしれない・・・
[そんなことはないのだが がっかりした顔をして]
これ・・・採ってきた・・・
[ワカメをどさどさーとその場に落とした*]
……。
[海に誘われると、少し以外そうな顔で北斗を見た。]
……北斗、やっぱお前、なんか変わったな。
[臨海学校に来てからの、北斗の変化に改めて驚く。
母の言いつけを守って大人しくしているイメージが強かったが、今はそんな影は欠片もない。]
……でも、おれ、こっちの北斗の方がいいな。
[つるみやすいよ、と笑う。]
おっけ。んじゃ水着着るから。
[そう言うと、リュックから水着を取り出して、服の下に着た。
外出カバンにはタオルやお菓子も用意する。]
変わったかな……?
[言われてきょとんとするが、]
……うん、ちょっとだけ、強くなったかも。
つるんでやるー!
[嬉しそうに笑い返した。]
[宏樹の準備しているあいだ、北斗も出かける準備をする。
日焼け止めを塗りなおし、帽子をかぶる。
リュックにタオルと少しのお菓子と、いつでも絵が描けるようにノートサイズのスケッチブックと筆箱も入れた。]
ん。
甘瓜戻っても、サッカーとかしよーぜ。
[頷いて、背中を小さく叩くと]
ん、じゃ準備できたな。海行くか。
[言って、大きく部屋のドアを開け放った。
海は今日も、子供たちを待っている。]
【海】
[軽く走って海に着くと、津野がすでに泳いでいるのが見えた。]
ん、早速行こうぜ。
[一緒に来た北斗に一声かけると、
すぐにタンクトップと短パンを脱ぎ、波打ち際から海へ駆け込んだ。]
[サッカーしようぜ、と背中を小さく叩かれ]
日差し弱い日とか、なら。
僕、本当は走るの大好きなんだ。サッカーもやってみたかった!
……先生とお母さんには、内緒だよ。
[人差し指を口元に、秘密のポーズで笑う。]
[宏樹の開け放ったドアの向こうが眩しく感じるのは、何故だろう。
理由なんて分からないまま、北斗は一歩前へと踏み出した。]
【→部屋外へ】
【少し前・厨房→女子部屋】
[お昼ご飯で使った食器を片づけた後、階段を上がり、女子部屋へ。
途中、歩ちゃんとすれ違いました。これから海へ行くのだとか。
誘ってもらったので、後で行ってみましょうか。]
それじゃあ…えっと、みよちゃんでお買い物して、そのまま海に行こうかな。
[バッグから水着を引っ張り出します。学校指定の無地のものと、夏に家族で旅行へ行った時などに持っていく、花柄の可愛いワンピースとがありますが…]
………
歩ちゃんは…学校のを来ているのかな…
[Tシャツの襟口からちらっと紺色が見えたことを思い出し、自分も学校指定の水着を着ていくことにしました。]
……っ、ぷっは!
つめてー!
[声をあげて水の冷たさを楽しむと、すいすいとあちこちへ泳いでいく。昼食で火照った体に水の温度が心地いい。
水の冷たさに体が慣れたら、一度あがって安全そうだと目をつけていた近くの岩場から、海へダイブ。
だぱーん、と大きな水しぶきが上がった。]
【海】
お、宏樹ーーーー!ほくとーーーー!
[公民館からやってくる2人に、大声で声をかける]
……んーっ
[とぷんと海に潜り、砂底からお目当てのものを見つける]
えいっ
[そして宏樹の顔に向かって、渾身の力でヒトデを投げた]
【浜辺】
あはは、宏樹君元気だねー。
[長袖長ズボン、日傘に帽子のお決まりのスタイルの北斗は、宏樹の服を拾って畳んだ。
近くにあった弘樹のカバンの上に乗せる。]
ん、今日もいい天気。
[眩しそうに目を細め、日傘越しに空を見上げる。
少しだけ暑さは和らいできたかな、と感じていた。]
[衣服の下に水着を着込み、いざ、海へ!…と、その前に。]
…桃子先輩?
[布団部屋を覗いてみると、幸せそうに眠っている桃子先輩の姿が。]
…起こしちゃ、悪いよね。
『先輩、海に行ってきます。良かったから一緒に遊びましょう』
これでよし、っと。
[メモをテーブルの上に残したところで、雛ちゃんのバナナチップスが消えていることと、桃子先輩の傍に置かれたメガネ型マーブルチョコに気付きました。]
…?歩ちゃんかな?ふふ。
[メガネ型チョコが、なんだかお供え物みたいですが、桃子先輩の寝顔を見ていると、本当に良いことがありそう。]
それじゃあ、先輩、行ってきます。
[小声で言い残し、先輩に手を振って、女子部屋を後にします。]
いやー!誤字ったよー!「良かったから一緒に」って何ー!?良かったら!良かったら!
もー。桃子先輩にお供え物して柏手まで拍っちゃうぞー!とか考えてるからこんな罰が当たるのですよ。
手持ちのお菓子に単品のが無かったからできなかったけど。
それでは桃子大明神、行って参りまうす。
ん?
[かけられた声に振り返ると、津野が投げたらしいヒトデが飛んでくるのが見えた。]
うぉ。
[小さく驚いた声を出すと、ヒトデを避けようと頭を動かした。
+裏+←表なら避けられる。]
【少し前・女子部屋→駄菓子屋「みよちゃん」】
[たったったと軽快に階段を下り、玄関で靴を履いて、公民館を飛び出していきます。いつの間にか、すっかりこの公民館に馴染んでしまいました。]
臨海学校が終わったら、こことも、みよ子さんともさよなら、か…
[玄関を出たところで、名残惜しそうに公民館を見上げます。]
今は…それより、早く海に行かなきゃ、暗くなっちゃう。
[頭を振ってしんみりした気持ちを追い払い、みよちゃんへと向かいます。]
あ、歩ちゃんだ。泳ぎに来てたんだ。
[呼びかける声に応えて歩に向かい手を振った。]
……ん?
[宏樹に向かい、歩が何かを投げたようだ。
あ、ヒトデだ。
とわかったのは、宏樹にそれがべちょりとクリーンヒットしてからだった。]
[投げたヒトデが宏樹にヒットし、
思わずげらげら笑い声をあげた]
あははは!!!
ナーイスキャッチッ!
[笑いが収まって砂浜を見ると、
北斗が日傘の下でこちらを見ている]
ほくとーーー。
さゆりんもあとでくるってーーーー。
[そう声をかけ、とぷんともう一度海に潜る]
[避けようとしたが間に合わず、ヒトデはべしょっと顔に着地。
湿った感触が気持ち悪い。]
ぶは
[ヒトデを顔から引き剥がすと、仕掛け人らしい津野が笑っているのが見える。
水面に太陽光が反射するのも手伝って、その笑顔が輝いて見えるのがさらに憎らしい。]
…っおいコラ!
[ヒトデを投げ返すと、さらに津野を泳いで追いかけた。]
【みよちゃん】
こんにちは。来ましたよー。
[お昼ご飯の時に聞いたら、みよ子さんはこの時間、お店にいないみたいです。レジにお金を置いて、持ってっていいよ!と言われています。]
んー…どれにしようかな。
…チョコレート!
…さすがに、またマポロチョコは…じゃあ、輪投げチョコ?
こっちは…「ぷち占い いちごミルク味」?…占いは、だめ。私、運悪いし…
麦チョコも良いなぁ…いくつか種類があるのね。
[さんざん迷った末に、2つ3つ選んで、お代をレジに置きました。そして、そこでようやく気付きます。]
…あ!…チョコレート、砂浜に持ってったら、溶けちゃう…
[…結局、いったん公民館に戻り、冷蔵庫にチョコをしまい、急いで砂浜へと向かいます。]
[ざぶっと海から顔を出し、
ヒトデが張り付く宏樹を見て吹き出す]
ぎゃははは、宏樹おかしー!
[そう笑っていると、投げ返されたヒトデが
見事べちょりと顔面にヒットした]
ぎゃーーー!
[叫びながらも笑いは収まらないようだ]
あははっ、宏樹君がヒトデマンになった!
え……
[歩の大声が自分に向けられてビックリする。]
な、なんで僕にそのほうこく?するんだろ?
[尋ねようかと思った相手は既に海に潜っていた。]
小百合ちゃんかあ。
こっち来て一番仲良くなったの、小百合ちゃんだよね。
[海を一緒に眺めたこと、一緒に散歩に出かけ、雛を助けようとプールに飛び込んで。一緒にみよ子の手伝いをして……
気付けば、いくつもの思い出が小百合との間に出来ていた。]
【公民館→砂浜】
[お菓子を選ぶのに手間取り、だいぶ時間がかかってしまいました。]
みんなー!お待た…わあっ!〜〜〜っ!
[勢いよく走ってきたのはいいんですが、慣れない砂浜に足を取られて、思いっきり地面にキス。]
[慌ててヒトデを顔面から引きはがして
海の中にぼちゃりと落とす]
お?
[ヒトデを落とした砂底で謎の物体があるのを発見した。
もしかしたら北斗なら知っているかも?]
なんだこれーー?
[それを掴んでぶはっと海面から顔を出し、息を吸う。
そして砂浜にいる北斗の方へ駆け寄った]
北斗君がイイカンジにピンクな雰囲気を作ってくれそうなところで、当の小百合は砂浜にファーストキスを奪われてしまいましたとさ。めでたしめでたし。
それはさておき、夕陽の海を見る約束は、無事達成できそうですね。
2人っきりじゃないですけど。
[小百合の声が聞こえて振り返ると……]
わ、小百合ちゃん、大丈夫!?
[転んだらしく砂浜にうつぶせになっている小百合を見つけて慌てて駆け寄った。]
ああーーーー!さゆりんあぶないっ!!
[臨海学校中、何どこの台詞を言っただろうか。
勢いよく走ってくる小百合が思いっきり
砂浜にダイブするのを見て大声をあげた]
[砂をぺっぺっとしながら、ようやく起きあがります。]
うう…転んじゃった…
砂浜、歩きにくいね。あはは、はは…
[駆け寄ってくれた北斗君に照れ隠しの笑いを向け、はたいて砂を落とします。]
北斗君と越川君も来てたんだね。海…
[言いかけて、北斗君の日傘を見ます。]
海の風、気持ちいいね。
[ヒトデがヒットして北斗の快活な笑い声が聞こえると、もう満足したらしく追撃はやめたようだ。
津野の方に追いつくと、何か面白いものでも見つけたらしく、海底から何かを拾っている。
何だろうと思いながら見ていると、視線の端でべしょりと転ぶ小百合の姿が見えた。]
ん?
[小百合のそばに駆け寄りながら、
見つけたそれを両手でお面のように顔の前にかざす]
ねーー、へんなもの発見!
海の中におせんべいがあったんだよ!
[ぽたぽたと海水を垂らしながら差し出したそれは、
10センチほどの丸く平べったい謎の物体。
真ん中に花びらの模様があるのが、
なるほど和菓子の煎餅にも似ている]
[それは『タコノマクラ』という
ウニやヒトデの仲間らしい]
[何があったんだろうとそちらを向くと、歩がこちらを追い越して、何かを握りながら砂浜の方へ。宏樹も後からのんびり追いかけた。]
ん。長峰も来たのか。
[言うと、頬のところをちょいちょいと掻くように指差す。
どうやらまだ砂がくっついているようだ。]
小百合ちゃん、怪我してない?
[パタパタと服や体に付いた砂をはたくのを手伝う。
髪についた砂もぱっぱっと軽くはたくと、なでなでと優しく頭を撫でた。]
気をつけてね。
急がなくても海は逃げないから。
海の風、気持ちいいよね。
[言いかけた言葉の続きを尋ねず、にこっと笑って肯定した。]
うわ、何それ!
[歩の持ってきた海のおせんべいを見て、目を丸くする。]
[歩ちゃんに声を掛けられ、笑顔で振り向いた、そこには…]
なに、それ?石?模様みたいなのがある…
[初めて見るへんな物体に、目をぱちぱちさせています。]
タコノマクラって何だろう?と画像検索してみましたが、こんなのあるんですね…
生き物苦手な小百合的に、また悲鳴をあげようかと思ったら、そもそも生き物かどうか、見ただけでは分かりません。
阿紫花 北斗は、鏑木 実 にうしろゆびをさすことにしたよ。
うお、すげ。
[津野が差し出した「海のおせんべい」を目にすると、指でつついたりして珍しがっている。
時折動いたりすると、また「うお」と声をあげて驚いたり。]
>>歩ちゃんメモ
「本日最終日であれば、これまでの伏線などの回収を行っておきましょう。」
……たぶん、一番伏線残ってるの久美子ちゃんなんだぜ……すすすみませんんん
【お昼・船着き場】
[昨日と同じように、大きく手を振って船を出迎える。やってきた顔ぶれを見て、意外そうな声を上げた]
藤本くん?雛ちゃん?
翔平くんは、また……。軟弱って何よ?
[翔平をたしなめるけれど、例によってのれんに腕押しの様子]
博くんも藤本くんも、梨子ちゃんもこっちに来たから…向こうに残ってる6年生は、健二君と桃子ちゃんだけね。大丈夫なのかな?
[少し考えて人数を計算し、納得する]
もう半分ずつだから、ちょうどいいのかな。
健二くんは、みんなを送り出してから最後に来るのかも…バスのときみたいに。
[会いたかったよ!と翔平を抱きしめる如月に、軽く驚いてからくすくす笑う]
藤本くんは、もう。相変わらずね。
翔平くん、頑張ってるよ。無茶は……ちょっと。
[昨夜のネズミ花火を思い出し、困ったように微笑んだ。それから、翔平の先導で秘密基地へ]
石…なのかな?貝っぽい気もする……
[正体が分からずに首を捻る。]
歩ちゃん、これ食べるの?
みよ子さんなら食べられるかどうか分かるんじゃないかな。
[歩と一緒に、タコノマクラをつついてみた。
海水でぬれたそれは、ちょっと冷たくて面白い。]
あ…越川君、北斗君、ありがとう…
[ほっぺについた砂を落としていると、北斗君に頭を撫でられ、ちょっとびっくりします。]
歩ちゃんの持ってきたこれ…軟らかいの?
[真似してつついてみると、確かに、石では無さそうです。]
これ…生き物、なのかな…?
た、食べるのは…うーん…みよ子さんなら、食べ方、知ってるかも…
[昨日のザリガニのおかげで、だいぶ耐性が付いたみたいです。]
そっか、みよちゃんなら知ってるかも。
[手をぽんと叩く。そして宏樹の方を向き直り]
宏樹、今日はバケツかなんかある?
あたしは持ってきてないんだ。
[北斗が長峰の頭を撫でている様子を見ると、ふーんと呟き、]
なんか北斗、長峰の兄ちゃんみたいになってんな。
[と思ったことをこぼしてみたり。
タコノマクラを受け取ると、面白そうにあちこち見回したり、光に透かそうとしたりしつつ]
食わねぇよ。
津野じゃあるまいし。
[食べる気まんまんの津野に苦笑して答えた。]
期せずして北斗君とシンクロ。
これが運命の赤い糸ですね、分かります。
………
リアルでは、この程度で誤解しているようだと、本当のご縁なんて作れません(経験者は語る)。
なっ!
[ずばり図星をつかれて慌てて反論する]
あっ、あたしは宏樹が食べちゃわないか、
心配しただけなんだからっ。
あたしが食べたいんじゃないんだからねっ。
[口の中に広がっていた煎餅の味をごくりと飲み込んだ]
[見上げれば、日はだいぶ傾いてきました。泳ぐなら今の内!]
私も…何かいないか、探してみようかな。
[一瞬、振り返りそうになりますが…変に気を遣うのは、かえって嫌がられるかもと思い直し。]
海…どんな感じ?プールや川とは違う?
[おそるおそる、まず足を、次いで、ぽちゃんと全身を入れてみます。]
あれ…やっぱり感じが…わぷっ!
[口に入った海水の味に驚きます。本当にしょっぱい!]
/*
こんなの美味しいわけないんだからねっ!
せんべいなんて好きじゃないんだからっ!
【食べて】
ンマーーーイ!
by 煎餅ツンデレ
*/
[宏樹の言葉に]
え、そう……?
[如月みたいになりたいなと思ってやったことだったので、その評価で間違っていないはずなのだが、ちょっと違和感があった。]
(僕、へんなの。)
[釈然としない何かを持ったまま、宏樹がタコノマクラを観察しているのを見ていた。]
[バケツのことを尋ねられると、首をひねって]
んや、今日は持ってない。
持って帰るんなら、おれの袋使うか?
お菓子出せばいけるだろ。
[言って、持ってきたラムネとプチスターを袋から出す。]
これ、食っていいよ。
【海・といっても、浅いところ。】
歩ちゃん、どこであのお煎餅見つけたんだろう?
[潜ってみましょうか。海水は目に入ると痛そうですが。]
ぷかぷか、ぷかぷか…気持ちいいな…
浮き輪…持ってくればよかった…
[漂いながら、さっきの越川君の言葉を思い出し、複雑な気分に。]
…私、北斗君より年上なのに…そう言えば、こっちに来てからも、ずっと助けられてばっかり…
私、だめだなあ…
[空を見上げながら、小さく溜息を吐いて。]
[図星のような反応を返す津野に、はー、とわざとらしくため息をつくと]
……もういいからこれ食ってろ。
[プチスターの袋を押し付けた。]
え、ほんとにっ!?
[宏樹の取り出したお菓子に、思わずよだれが。
(お菓子が食べたい訳じゃないんだからねっ!
煎餅を入れる袋が欲しいだけなんだからっ)]
ラムネの方ははいらなそうだから、
こっちもらうよー。
えと、おかし食べないと入らないよね。
[がさごそとプチスターを開ける]
よーし、みんなでたべようー
[海に入っている小百合を眺める。]
小百合ちゃんは、泳げたかな。
浅いところあたりだし、大丈夫そうだね。
[プチスターを受け取る歩を横目で見ると、
(お腹すいてたのかな?)
とてもとても嬉しそうに見えた。]
あ!下に水着を着てきたとはいえ、上に着てきた服を脱ぐ描写忘れたー!
これじゃ服着たまま浮いている変な子に見えちゃうよー!
どうしよ?
【回想・前夜の花火大会】
[梨子が、博のカメラを借りて、皆の写真を撮っている。何やら苦戦しているような気もする]
梨子ちゃん、いいの撮れた?
後で、梨子ちゃんも撮ってもらったら?
[やがて翔平が、本格的にネズミ花火で遊び始めた。一度に3つ火をつけるのは、さすがに止めようとした。が、間に合わない]
きゃ、博くん、危ない!
[落ち着いて花火を避けていた博も、3機の来襲にはやや慌てた様子で逃げる]
[みんなで大騒ぎして、大笑いして、花火は終わった]
【回想・前夜の花火大会後】
[一度基地へ戻り、お風呂の支度をする。ちらりと博を見やってから、汗を拭いて、髪を直した。顔に砂がついていないか、服が変になっていないか、自分の姿をよくチェックする]
[先ほど紙コップに生けた花を手に取って、何度も位置を調整しながら髪に挿す。準備万端整えてから、博に声を掛ける]
……博くん。写真、撮ってくれる?
[見送りについての会話から、少しぎこちなかった雰囲気。ネズミ花火ではしゃいだおかげで、それはほとんどほぐれていた]
うん。じゃあ、ここで撮る?
[立ち位置を決め、フラッシュの付いたカメラで、花を飾った姿を撮ってもらった。照れたような、緊張したような、嬉しいような表情]
あのね、写真できたら、私にも……。
[もちろんだよ、と返事が返ってくれば、こっくり頷く]
ありがとう。記念になるね。
[それから、ついでに基地の中や外も撮影する。花は、もう一度コップにそおっと生けた。湧き水で冷やすためのゼリーを持って、お風呂に向かった]
わー、おいしいねー!
[プチスターをがつがつお腹にいれていく]
泳いだらめっちゃおなかがすくんだよー。
あっ、で、でも別にお腹が空いたから、
おせんべい食べたいとか思ったんじゃないよっ。
[下手な言い訳をしつつ、お菓子を頬張った]
ほらほら、みんな食べて、食べて。
[自分だけ食べているのがちょっとだけ気まずいようだ]
[ボーッと潮の満ち引きを眺めていて、ハッと気付きます。]
上着!上着!
[海に入る時に脱いだ上着が、危うく波にさらわれそうに。]
うわぁ…全然変わらないように見えるのに…
波の動き、少しずつ変化してる…
[小さな岩の上に上着を移し、自分もその近くから、海を見つめます。]
そろそろ…日が沈むね…
[歩のか宏樹のかわからないおすそ分けをちょっと貰う。]
別に急いで食べなくてもいいんじゃないかな?
[がつがつ食べる歩に笑って]
宏樹君が使うのって、
お菓子を入れてきた袋でしょ?
[津野が嬉しそうにプチスターの袋を開けてつまんでいるのを見ていたが、次第に気まずそうな顔になってしまった。
その様子に小さく笑うと、自分も横から手を出して一口。
普段あまり食べないお菓子の味が、夏の海の光景と共に舌に焼き付いたような気がした。]
……ん。うまいな。
[お菓子でエネルギーを補充すると、また泳いでくると伝えて海へ向かった。**]
[すこしずつ涼しくなってくる風に、空を見上げた。]
もうすぐ夕方。
[小百合ちゃんを見ると、小さな岩の近くにいるようだ。
北斗は岩場をひょいひょいと渡り小百合の近くに行くと、]
夕方の海。
見る約束したよね。
[そう言った。]
[北斗に言われてはっと気付く]
ちょ、宏樹!
それならそうって言ってよ!
[口では文句を言いながら、
しっかりお腹の方は満たされていた]
そんじゃ、あたしみよちゃんにこれ渡してくる!
[ビニール袋に海水を入れ、
ぽちゃんとタコノマクラを投げ込むと、
服と靴を抱えて公民館の方へ*走っていった*]
[北斗君が側に来てくれたのを感じて、振り返らずに。]
うん、約束、これで…果たせたね。
きれい…
[太陽は少しずつ水平線へと近づき、あと少しで海とくっついてしまいそうに見えます。
オレンジ色の光が空を照らし、海は鏡のように、もう一つの太陽を映し出しています。]
…本で読んで、想像していたより、ずっと素敵。
ここに来なければ、知った気になって、見ようとも思わなかったかもしれない。
私…臨海学校に来て、よかった…
[北斗君の方を振り返り…でも、言葉は続けずに、慌てて夕陽に向き直ります。
ちょうど良い具合に、もうすぐ沈もうとする太陽が、辺り一面を紅く染め上げてくれています。]
[赤く染まっていく海を見ながら、二日目の約束を思い出す。]
約束、果たせたね。
僕も……来てよかった。
来なかったら、こんなキレイなもの見れなかった。
[小百合の言葉に同意した。]
[振り返った小百合と目があう。
夕日を背に表情は少し影になりあまり見えず。
何かを言いたげだが、小百合はそのまま夕日に向き直った。]
[ラジオ体操を終え、部屋で今日の分のドリルをすませる。
出発する如月に、すぐ行くから待ってろと言って、部屋から見送った]
暑いー。飯ー。
【男子部屋→大広間】
[団扇で扇ぎながら大広間へと降りていくと、湯気の上がる丼]
本気かよ。今、夏だぜ、夏。
しかも何か俺の丼だけ妙に赤くねえ?
[はふはふ、と坦々麺を啜る。
汗がだらだらと溢れてきたが、味は美味かった。結局汁まで全部綺麗に飲み干した]
ごっそさーん。
【大広間】
ん、何これ。バナナ、チップス……?
[臨海学校に出かける前、スーパーでの会話を思い出した。
一つ摘まんで口に入れる。ぱり、と薄い味と独特の食感]
……芋みたいだな。
[4(10)個ほど口に入れて、午後の予定を立てる]
んー。
[如月の置き土産のマドレーヌにも手を伸ばす。包装されてるのでキープ]
そろそろ俺の番かもしれないし。
荷物、一応まとめとくか。
【→男子部屋】
【男子部屋・昼食後】
うーっす。
何か、最初に来た時よりさらに広くなった感じだな。
[どこか閑散とした部屋では、宏樹と北斗が海へ行く準備していた]
海、行くのか?泳ぐの、見た目より結構大変だぜ。
溺れないよう注意しろよ。誰かの目の届く所で泳げよ。絶対。
[太陽が殆ど沈むまで、
二人で何も言わずに、ただその景色を眺めていた。]
そろそろ、海から上がった方がいいね。
[少しずつ海の色が黒く変わっていくのを見て小百合に言った。]
[砂浜に戻らず岩場で上ろうとする小百合に手を貸す。
傘を閉じると、開いた手で小百合の右手をつかみぐいと強く引っ張り上げる。]
[ありがとうとお礼を言われ、どういたしまして、と笑顔で答えた。]
【男子部屋・昼食後】
[二人が出て行った後も、どこか落ち着かない。
博も如月も頼れない。樫村の件も記憶に新しい。
宏樹は一匹狼的な部分があって、
津野には遭難癖があって、
長峰はどっか抜けてて……]
ああ、もう。やっぱ俺も行く。
[急いで水着に着替えると、ちょうど食事を終えた鏑木が部屋へ]
海行くけど、行くか?
[タオルを掴んで海へと向かう]
【男子部屋→海】
[水着に赤のTシャツ姿で、鏑木と共に部屋から出てきた]
鏑木って泳ぎ得意な方?
自分の背、立つ場所で泳げよ。
[二人連れ立って砂浜へ。
遠くにはすでに来ていたクラスメイトたちが遊ぶ姿が見えた]
【浜辺】
[すぐにでも海に駆け込みそうな鏑木を捕まえて、入念に準備体操をさせる]
うし。行ってよし!
[鏑木を解放して、自分も海へ。
足を入れると海面の温度に比べて中は冷たく、肩に震えが走った。
身体を前に倒し、海に身体を預けるようにすいーむ]
……うっは、冷てえ。
[だぱーんと遠くで水柱が上がった。そちらを見やり、やがて海面に上がって来る宏樹の頭に]
無茶すんなよー!
[叫びながらも、後で自分も同じダイブを楽しむのだった]
【回想 昨夜・秘密基地】
[何やらごそごそと身支度している久美子。
掛けられた言葉で、それが写真のための準備だとわかる]
……うん。もう場所を移動するには、遅い時間かな。
[梨子に返してもらったカメラを、フラッシュオンにして構える。
ぎこちなさは消えていたけれど、妙に緊張している自分に気付くのだった]
[ぱしゃり、とシャッターを下ろす。どうにかきちんと、久美子の姿を納めることが出来た。
写真が出来たら、という言葉にはもちろん頷いて。
ついでに基地の写真も撮ってから、カメラを仕舞い、お風呂へと向かうのであった]
【回想 正午・船着き場】
やあ、如月くん。
うん、元気だったよ。約一名有り余っていたしね。
[そう言って、翔平に抱きつく真似をする如月を見てくすりとした]
【回想 昼過ぎ・浜辺】
[翔平の掛け声に、後について釣り場へ向かう。
実は釣りの経験はほとんどないのであった。
翔平に教えてもらいながら、餌をつけて竿を振る]
よいしょっと……こうかな?
[86分のんびりと待つ。
と、30cmくらいの魚が掛かったようだ]
わ、きた……!
[必死に竿を引っ張る。
結果は――90←サイズ以上で成功]
【正午・船着場】
元々は釣り舟なのだろう小さな舟が、港を出て一直線に走っていく。波が荒ければ揺れが酷くてかなり困った状態になるのかもしれないが、穏やかな内海らしくその心配はなさそうだ。
やがて無人島の湊が見えてくる。手を振る影も見えた]
ねえねえ、藤本くん。みんないるよ!
おーい!
[嬉しくなって、雛も手を振った。
舟を下りるとみんなの先導で秘密基地へとたどり着く。その間にも、島独特のさまざまな植生に目をきらきらさせて見入っている]
軟弱じゃないもん!
[相変わらずの有松の憎まれ口に、ぷうと膨れて言い返す。しかし雛は以前のような遠慮がちな雰囲気は無くなって、軽口も楽しんでいるように感じられたかもしれない]
秘密基地!湧き水!釣り…木の実に洞窟…。
[聞くだけでわくわくしてくる。ふたつあったバッグをひとつ分にまとめた荷物はあっさりと有松に奪い取られ、運ばれてしまった]
[日が落ち薄暗くなりかけている浜辺を二人で歩く。
繋いだ手は、何故か離せずにそのままだった。]
ね、小百合ちゃん。
もうすぐ無人島行って、そしてすぐ、臨海学校終わっちゃうけど……
また来年も、臨海学校来る?
こことは違うところかもしれないけど……
また小百合ちゃんと一緒に海、みたいから。
[何となく緊張しながら、目線は歩いている方にまっすぐ。
小百合にあわせられないでいた。]
やった、釣れたよ!
[興奮しながら翔平に声を掛ける。
昨日の久美子ほどではないけれど、全員の口には入りそうなサイズだ。
当の翔平は、ワカメくらいしか収穫がなくぶすっとしていたかもしれない]
ビギナーズラックだよ、うん。
他の子はどうだったのかな?
[自分の釣果には満足したのか、翔平と一緒に秘密基地へ]
【→秘密基地】
【秘密基地→浜辺】
[昼食用の魚釣りをするという有松に目を見開いて]
…有松くん、釣れるの?
[至極素直に聞いてしまう。
そもそも雛の目的があったので、有松についていった。柿田も一緒にいたので、聞かれたくなくて、とりあえず釣りをしている姿をしばし眺めている]
…釣れないね。
[あの時、藤本にはああ言ったけれど、あれは単なる藤本に決断させる方便だったので、雛は一人で有松にお願いするつもりだった。しかし必死に釣っている姿に、話を切り出すきっかけを失ってしまう。しかも入手できたのはワカメのみ。柿田にも負けてしまった。がっくりする姿に、さらに言い出しにくくなる。
結局いえずに、ワカメ拾いを手伝って、一緒に秘密基地へと戻っていった]
【回想・前夜のお風呂】
[男子がお風呂を沸かしてくれている間に、梨子の持ってきた箱からゼリーを出して、湧き水に浸す]
おいしそうね。このcornflowerblue◆のは何味かな?
ふふ、明日ね。冷えてからの方がおいしいもん。
[お風呂が沸いて、入る順番を決める]
翔平くんは、昨日私を先にしてくれたから、今日は私が後でいいよ。
え、だって、悪いよ、そんな。
[頑なに女子を優先してくれる翔平に根負けして、先に入らせてもらうことになった]
[梨子と一緒に、物陰で水着姿になる。木の実探しの時に水着の話をしたものの、改めて「ほら」と見せるのは、何となく恥ずかしくて無理だった。そーっと足音を忍ばせて、湯船に向かう。男の子達は、なるべく見ないようにしてくれているようだ]
学校では、水泳の授業でいつも見てるのにね。
……お風呂だって思うから、お互い恥ずかしいのかな。
ね、梨子ちゃん、お湯加減どう?
[ドラム缶風呂に浸かる梨子とおしゃべりしながら、湧き水と、桶に汲んだお風呂のお湯で髪や体を洗う。交替してからまたしゃべる。入浴が終わると秘密基地へ戻り、その日は基地の中で眠った]
[下級生たちの様子を監視しながら
泳いだり砂浜で身体を焼いたりしているうちに
やがて陽が傾き始めたようだ]
……やっぱみんなで泳ぐ方が楽しいな。
[津野が怪しげな物体を抱えて公民館に駆けて行くのを眺め
北斗と長峰が手をつないで浜辺を歩いているのを遠目に確認した]
そういや、あの二人ってこっち来てから仲良いよな。
[くす、と笑って]
宏樹ー!あっちの岩まで競争しようぜ!
[もうひと泳ぎしようと海へ駆けて行く]
【少し前・浜辺】
あ、雛さん?
[こちらに着いてきたにも関わらず、釣りはせずにこちらを眺めている様子の雛が気に掛かる。
別の目的があるとは知らず、そのまま釣りを続けてしまったのだけれど]
【少し前・浜辺】
ん……そうだね。びっくりした。
でも偶然だと思うよ。
[雛の言葉に、釣果に関する感想を言った後]
……んと、雛さんがこっち……というか、翔平くんかな?
の方を気にしてるみたいだから、どうしたのかなって。
[翔平や他の周囲の子に聞こえないように、声を潜めて訊いてみる]
【海→公民館前】
あ……
[二人で並んで一歩一歩ゆっくりめに歩いて、気付くともう公民館の前。]
……じゃあ、またね!
[ここまできて、急に手を繋いでいることに照れる。
誰かに見られたら、と思い慌てて手を離した。
そしてそのまま、走って公民館の中へ。
階段を全力で駆け上がった。]
【→男子部屋】
【男子部屋】
[ばたんと勢いでドアを閉めた。]
……僕、何か……変だよー……
[自分のカバンに頭をぼすっと埋め込む。
中に入っていた絵の具セットに頭を打ち、「痛っ!」とうめき顔を上げた。
拍子にぱさっと帽子が落ちる。]
……はあ。
[大きく息を吐き、今度は着替えやタオルが詰まっている位置を予測して顔を埋めた。
誰もいない部屋でよかった、と北斗は思った。]
【少し前・浜辺】
えっと、別に気にしていたってわけじゃないの。
うーんと…。
[ちょっと考える。藤本にはナイショにしてもらったけれど、どうせ習い始めたこちらにいる人にはバレてしまうに違いない。あちらの紫籐にさえ知られなければ問題ないのだから]
あのね、私、有松くんに泳ぎを習おうと思ってこっちに来たの。
でも有松くんがっかりしてるし、ちょっと切り出しにくくなっちゃった。
後で改めてお願いすることにしようっと。
[柿田の口調につられて、何となく声を潜めながら目的を伝えた]
【昼過ぎ・秘密基地】
[昼食の魚を釣りに行く翔平と、それに着いて行く子たちを見送った]
行ってらっしゃい。気をつけてね。
私は、ちょっとしたいことがあるから。
後で行くかも知れないけど、うん、みんなで行ってて。
あ……その前に。ねえ、誰か、色鉛筆貸してくれない?
[昨日の日記は、午前中のうちに書き終えている。絵を描いても描かなくてもいい、高学年の日記。けれど、昨日の日記には、どうしてもカラフルな花火を描き足したかった]
……うん、こんな感じ、かな。
[日記帳を閉じ、貸してもらった色鉛筆を丁寧にしまう。それからおもむろに立ち上がり、基地の出口へ歩み寄った]
北斗くんの本命は誰ですか!?
柿田くん→越川くん→長峰さんと変遷激しいよ!!!
そういや、正午に出発して正午に到着とか、ワープだ(笑)。
【少し前・浜辺】
ん? ん、そっか。
[雛の言葉に頷いて]
それ聞いてちょっと安心しちゃったよ。
一昨日ぼくが言ったことを、気にし過ぎてないかって心配してたから……
そうだね、多分ご飯を食べたら機嫌も直るんじゃないかな。
[自分で言い出せるようなので、それ以上の手助けはせず、秘密基地へ戻るだろう]
【昼過ぎ・秘密基地】
[そして、釣果を携え秘密基地に戻った後]
ワカメはどうしよう。味噌汁? スープ?
この魚も、昨日みたいな焼き方するにはちょっと小さいよね。
かば焼きにして一切れずつご飯にのせるとか?
[献立を必死に考えている。
他の子の意見も聞くかもしれない]
【秘密基地】
[島の景色はなにもかも物珍しい。翔平らの先導で、秘密基地にたどりつくと]
うわあ、すっごい……。
ツリーハウスって、本でしか見たことなかったよ。
[翔平の釣りの掛け声には、ちょっと迷ったが笑顔で手を振った]
あ、いってらっしゃい。期待して待ってるよー。
[まずは、と樹上の小屋に登り、絶景を楽しんだ]
ほんとうに、すごいや……!
[いつもの階段ではなく、滑り台の降り口。適度にスリリングな角度に息を呑んだが、意を決して滑り始める]
きゃー!
こ、怖かった……!
[あっという間に地上へ降りる。ハーフパンツのお尻を手で払い、大げさに心臓を押さえて笑う。見ている人がいれば、一度滑ってみたかったのだと言い訳のように言うだろう]
それから……これ。
[なぜかみんなあまり興味を示さない、基地の周りの枝から下がるブランコ]
蔦、なのかな。
大丈夫よね?危ないものなら、校長先生が使うなって言うはずだもん。
[二、三度手で引いて、強度を確認してから乗ってみる]
ブランコって、久しぶり……!
[こぎ出すと、木陰の空気が風になって体を包む。気持ちよくなって、どんどんスピードを上げているところへ、釣りチームが戻ってきた]
【水泳後・男子部屋】
あー。泳いだ泳いだ。
やっぱ海最高ー。
[海での泳ぎを満喫して、公民館へと戻って来た。
部屋の扉を開けると、目に入ったのはカバンに顔を突っ込んでいる北斗の姿]
……何してんだ、北斗?
どっか具合でも悪いのか?
[そのままぼんやりと外を眺めていると、いつのまにか時間が過ぎ去り、釣りに行った子たちが帰ってくるのが見えた]
うわ、いつのまに……。僕も役に立たないとね。
おーい、おかえり! 成果はどう?
【少し前・浜辺】
[気にしすぎて無いかと言われて首を振ると]
だって、泳げないのに泳ごうとしたからああなっちゃったんだもん。
泳げるようになれば解決するの。
[すごくあっけらかんとポジティブに。以前の学校での雛とは違って見えるに違いないくらい]
ごはんで機嫌が直るのは、有松くんらしいね。
[楽しそうにこっそりと笑う]
[小さい子供のように遊んでいるところを見られ、少し顔を赤くしたが、すぐ笑顔になってブランコを降りる]
おかえりなさい!どうだった?
わあ!ワカメがたくさん!
お魚もあるのね。どうやって食べよう?
[相談しながら、調理場へ]
ただいま……。
[帰ってきた途端、猛スピードでブランコを漕ぐ久美子が目に入りびっくりした。
髪の揺れで風の速さがわかり、気持ち良さそうだなと思う]
あ、如月くん。
一匹釣れたよ! あと、ワカメがたくさん。
[顔を出した如月にはそう答えた]
[調理場に向かい]
あ、えーと、くみこちゃん……手伝うよ。
僕アウトドアはからっきしだから、料理くらいしか役に立てること、なさそう……。
【昼過ぎ・秘密基地】
ワカメは、ワカメ炒めがいいなぁ。
お魚を切り身にして、えーと、どうするんだっけ?
[料理をほとんどしたことないので、何をどうしているのか分からないらしい。食べたことのあるメニューを手振りも交えて説明する。
粉をまぶして揚げた魚をごま油で炒めたワカメに乗せて、あんかけにするらしい]
何でもないって……なら、いいけどよ。
熱とかねえ?
一日陽に当たってたけど、肌は大丈夫なのか?
変だったら早めに言えよ。
[様子を見ようと北斗に近づいた]
[みんなの意見をふむふむと聞きつつ、ついでに今まで食べた料理の献立も聞く]
ワカメはいっぱいあるし、とってもきれいだからスープと料理両方に使おうよ。問題は魚をどうするかだよね。
僕はトマトで水煮にするのとかもいいと思うよ。
[手伝いを申し出る藤本に、にこりと笑い]
ありがとう。
本当は、全員手伝って欲しいんだけどな。
[後ろの皆を振り返る]
でも、別にだめじゃないよね?アウトドア。
道に迷ったとき、星の位置で方角を知るとか、できそう。
うーん……このワカメ、どうしよう。
ワカメ炒め?どんなの?
[雛の説明に耳を傾ける。何とか作れそうな気がする]
ね、熱とかない!
ちゃんと日焼け止めクリーム塗って傘差してたし、平気だよ!
[近づいてきた健二に気付き、顔を上げた。
カバンのあとが顔にくっきりついている。]
http://d.hatena.ne.jp/keyword/...
>シャキシャキした食感があなたのハートにエンジェルビーム。
誰だよ、書いたの(笑)。
【→調理場へ】
あんかけも美味しそうだね。
トマトの水煮もいいなあ。
[しばらく他の子の意見も聞いて考えてみるが、決まらないようなら]
うーん……まあ、魚は3(3)にしようか?
[1.雛案 2.如月案 3.博案]
トマトでお魚を煮るの?わあ、おしゃれな感じ。
蒲焼きもおいしそう!
わかめはごま油で炒めるのと、スープと、あと酢の物にしようか?
ご飯も炊かなくちゃ。
うん、雛ちゃんもありがとう。
[威勢良く答えた雛に、基地に着いた時の高揚した様子も思い出しつつ尋ねる]
ね、雛ちゃんって。しばらく見ない間に、うーん。
何ていうんだろ。たくましくなった?
うん……ぼくの意見でいいのかな……
[軽く戸惑いつつも、準備が始まれば手伝った。
包丁などの細かい作業は任せて、火加減係に回るかもしれない。
飯ごうに関しては、久美子の指示を仰ぐだろう]
そっか……ぷ。
[北斗の顔についたカバンの跡に、思わず笑いを漏らした。
少しだけ真剣な表情になって
焼けた跡がないか確かめようと、近距離で顔や首筋に視線を巡らせる]
……ん。平気みてえだな。
[表情を崩して、北斗の傍から離れた]
【昼過ぎ 秘密基地】
[釣りに夢中になっていて樫村がその時何か言いたげだったのは全く気がつかず 皆が昼食をどうしようこうしよう言っている時もぽけーと座ってみていた]
蒲焼!蒲焼!
[どの案でも良かったが作る料理が決定すると喜んだ]
じゃあ俺 木を集めてくんなー!
[少し元気が出てきたのか火の餌にする枝を拾い始めた]
[校長先生の食材ケースを開けてみて]
って、蒲焼のたれも入ってる!?
先生、僕らの考えはお見通しなのかな……。
じゃあせっかくだし、蒲焼にしようよ。
じゃあ僕、魚捌いちゃうね……あ、いや、誰かチャレンジしてみたい人、居るかな?
ハートマン軍曹を調べてみたら酷かったww
いや好きだけど 言いたいけど
この░▓▒▓█▓░░▓▒!!!░▓▒▓█▓░░▓▒のか!
モザイクって非常に便利・・・
[自分の腕をみつめる雛に]
やだ、ごめんなさい、そういう意味じゃなくて。
えっとね。なんか、元気になったみたい。
[少し声をひそめ]
無人島に来る子って、男子が選んだんでしょ?
前の雛ちゃんだったら…どんなとこだかわからない無人島、怖がりそうだった。
男子もそう思って、雛ちゃんのことは選ばなかったんじゃないかなって。
[立候補があったことは、久美子は知らない]
気を悪くしないでね。
今はそんな雛ちゃんじゃなくなったと思うから、言うのよ?
え、ん……?
[健二に笑われて、?を浮かべて顔を触ってみると…]
あ!!
[指の先にぼこぼことした感触があった。
恥ずかしいが、しばらくたてばなおるかな、と気を取りなおす。]
[日焼けを確認されながらじっと黙っていたが、]
あ、あのね、健二君!
[離れようとする健二の服のすそを掴んだ。]
え、入ってるの? すごいなあ……
[蒲焼のたれを発見したという報告に、目を丸くする。
自分が来る前に、なんだか聞いたことのない名前の料理(シシカバブ)を食べたらしいことも思い出し、改めて校長先生に畏敬の念を払うのであった]
あ、如月くん魚捌けるんだ。
……ぼくは多分無理だから、お願いしようかな。
元気?うん、元気になったの。元気が戻ったの。
ずっと元気がどっかに行っちゃってたの…。
怖がりそう…うん…そうかなぁ、そうかも。
でもね、幼稚園くらいのときは、私は怖いもの無しのおてんばだったのよ。
[桜野を見てくすくすと笑った]
それにね、私は自分でわがままを言って、ここに来させてもらったの。
ううんいいの。私も随分と、閉じこもってた…。
[感慨深げに呟く]
蒲焼きって、うなぎのしか食べたことないから楽しみ。
お魚は、ううん、藤本くんお願い!
昨日のは、校長先生にお願いしたの。
私は、スープとごま油炒め作るね。わかめは一緒に切るから、酢の物は梨子ちゃんと雛ちゃんお願い。えっとね、塩抜きして、調味料を混ぜるだけ……うん、味見しながら、適当でいいよ。
博くん、ご飯炊いてもらっていい?
昨日言ってた、ほら、始めチョロチョロ……って。
教えるから大丈夫。校長先生もいるし。
蒲焼は向き不向きがあるからね。
この魚は美味しくなるといいけど。
……うん、わかった。
[久美子のてきぱきとした指示に頷いて、飯ごうの準備を始める。
魚を捌いたり着付けまで出来る如月の事も思い出して]
みんなすごいんだなあ。
委員長顔負けだよ、うん。
[船の上での梨子との会話を思い出す。
委員長は大変かと聞かれたけれど、みんなの方がよっぽど働いているようだ]
/*
さっき外から帰っている時に(近所は祭り中)
大人「(子供に向かって)〜〜鼻血マンー」
子供「〜〜!!(抗議)」
大人「鼻血出して泣いたから〜〜」
吹いたw
こういう(ガキっぽい)あだ名のセンス大好き。
*/
元気が、戻った……そうだね。
[柔らかく笑い、雛の言葉に頷いた]
よかった。
本当の雛ちゃんになれたんなら、私も嬉しいな。
[立候補の話を聞いて、少し驚く]
……自分で?そうなの?それも有りだったんだ。
じゃあ……。ううん。
それを知ってたら、翔平くんも立候補してたかな?
[博や如月も立候補したのか、もしくは何らかの理由で女子が選んだのか。どちらにしても雛なら知っているはずだったが、聞くのはやめておいた]
う、うん……あのね……
[宏樹と実はいない、二人だけの部屋で、それでも小さめの声で話し始める。]
僕、小百合ちゃんと一緒にいると……変なんだ。
何ていうか……
何かわかんないんだけど。
嬉しいことが、すごく嬉しいことで、
一緒にいるだけでちょっとわくわくして……
小百合ちゃんが僕のこと呼ぶときね、
「阿紫花君」から「北斗君」ってかわって、
僕だけ特別扱いみたいで、すごく……すごく……
[言いたい事が纏まっていない言葉が、そこで途切れた。]
う、うん。しおぬき。
[言われてわかめに向き直るものの]
(…しおぬきって何…?)
[分からない。でも泥抜きに近い気がしたので、水をボウルに汲んでどばっとわかめを投入する]
味付け、適当…。
[適当が一番分からない。悲しげに梨子を見て]
…任せていい?
[一線を退くことにした]
[拾った木の枝を火にくべている 飯盒の番をしている]
・・・・・・・・・はじめちょろちょろなかぱっぱ〜
[皆の話に聞き耳を立てているのかもしれない]
ありがとう、桜野さん。
[一緒になってにっこり笑う]
有松くんが立候補?うーん、どうなんだろう?
でもね、柿田くんも立候補なんだよ。ね、柿田くん。
[無邪気に話を柿田に振った]
[藤本の提案には]
えっ?魚、捌く…の?
私、やったことないよ…。
[さすがに不安そう]
[お米を入れた飯盒を火に掛けていると、横に翔平がやってきて木の枝を入れてくれる]
あ、翔平くんありがとう。
今日はちゃんと手伝ってくれるんだね。
[歌っている所からすると、そろそろ飯盒の炊き方も覚えているのかもしれない]
次にご飯炊く時は、翔平くんに任せてもいいかな?
[そう提案してみる]
え!?
[突然話を振ってきた雛にどきりとした。
たくましくなったとかいう言葉が漏れ聞こえてきていたけど、本当だなあとこっそり思う]
う、うん……そうだね……
[ちらと久美子の反応を窺うも、すぐにその視線は飯盒に戻された]
ん、だいじょうぶだよ、こっち来て。
気持ち悪くていやだったら言ってね。
まずは豪快に頭を落としちゃって……それからおなかに切れ目をいれまーす……
[雛に包丁を持たせると、横からその手を支えて捌き方を教えながら進めていく]
【海】
[泳ぎを楽しむうちに、日は傾き、海岸が茜色に染まる。
空も海も岩も建物も、全てが燃えるような夕暮れ。
その美しさに声もなく呑み込まれ、時を忘れた。]
[しばらくして落ち着くと、健二に競争しようと声をかけられる。]
ん。あの岩までな。
[もちろん頷いて勝負に乗った。実も加わって、3人での競争だ。
+チョキ+ でぐーなら宏樹、ちょきなら健二、ぱーなら実が一位。]
[微妙な反応の柿田に、あれっと思って小声で呟く]
…聞いちゃいけないことだったのかな…?
理由を聞いたときも変だなって思ったから、やっぱり、ほんとうは言いたくない理由があったのかな…。
[これ以上は聞ける空気ではないようで、口をつぐんだ]
はじめちょろ・・・
うーん いいよ―― 自信ねぇけど・・・
[知っている部分を繰り返し歌っていただけなのだが 火を見つめながら博には二つ返事でオッケーを出す]
立候補ねぇ 俺はどうだったろうなぁ・・・
博は学級委員だからだろ?
[博の反応には そうだろ?と首をかしげた]
そうだ、塩抜きはね……
[説明をしていないことに気づき、雛の手元を見るが]
あ、そうそう。そうやって水につけるの。
本当は時間かかるんだけど、細かく切ったから何とかなるはず。
博くんも立候補、なの?
[雛の話に、歯切れの悪い返事をする博に首を傾げ、冗談めかして問いかける]
あ。
もしかして、私と翔平くんだと、頼りないと思った?
[飯盒の様子を見る横顔を、しばし見つめた]
[如月が雛を呼ぶのに気づき]
んっと、雛ちゃんお魚の方やってみる?
味付けは梨子ちゃんにおまかせ。
[静かな部屋に北斗の小さな声だけが響く。
話が途切れると北斗の瞳を見て、頬を微かに緩ませる]
……そっか。
そいつは、きっと。
[続くその言葉を口にするのが少し照れくさいようで、声が小さくなる]
恋
って奴なんじゃねえかな。
あ、ち、違うんだ。うん、気にしないで。
[口を噤む雛に慌てて言った。
取り繕おうとしたのだけれど、その慌てっぷりが余計怪しく映ったかもしれない]
そっか、よろしく。
あ、うん、そう。学級委員だからね。
[翔平にも頷いた。
自分でも表向きの理由を忘れ掛けていたようだ]
[藤本に包丁を持たされる。しかし包丁自体を持ったことがあまり無い。学校の家庭科の授業で数えるくらいだ。
雛の包丁を持つ頼りなさっぷりに、授業でのヘボさ加減を思い出すかもしれない。決して致命的にダメってわけではないのだろうが、圧倒的に経験が足りないのと。それに、揃えて切るなどという繊細さにも欠けていた]
…それはたぶん、大丈夫だと思う、けど…。
[言われたとおり豪快に頭をおと……落ちない。
力不足で歯が背骨を断ち切れず、逆に刃を抜こうとしても動かない]
……包丁がお魚にはまりこんじゃった…。
……
……こ……
[頭の中で「こい」と言う字が躍る。
「鯉」「来い」「濃い」……でもこの場面では。]
好きとか嫌いとか……の、恋?
[思わず確認した。]
[競争は健二の勝ち。
さすがの先輩の風格か、岩に手をついてガッツポーズを取る姿がキマっている。]
ん。次は負けない。
[その姿を見て素直にカッコイイと憧れを抱きつつ、負けた悔しさを言葉にした。
もう日も沈んで、海は次第に暗く冷たくなっていく。
戻るか。という誰かの声をきっかけに、3人も公民館に戻った。]
[翔平の言葉には、不満そうに反応した]
えー?
立候補ありなら、翔平くん、絶対まっ先に手を挙げると思ってた。
探検したがってたでしょ?
もー、無人島、絶対行きたがってると思って推薦したのにー。
いや、違うよ。久美子さんは頼りになると……
あ、でも。翔平くんの悪戯が過ぎると持て余すかも、とは、思ったかな……
[宏樹に殴っていいと言われた事を思い出した。
幸いにしてそんな事態は発生しなかったのだけれど]
そーだよなー博は学級委員だもんなー・・・!
[飯盒を見てたので博の慌てた様子には気がつかなかった 素直に納得した]
・・・・・・・・!!
[桜野の味付けは梨子にお任せ。という言葉を聞いて 過敏に反応した]
だ、大丈夫かよ!加納!間違ってもケチャップなんてかけるんじゃないぞ!
[加納だけに任せてはおけないので口を出した]
【海】
へへ、負けないぜ。
そんじゃ、よーいどん!
[かけ声と同時に岩に向かって泳ぎ出す。
押し寄せる波も、タイミングを計れば大きな障害にはならない。
ときどき二人の姿を確認しながら、
岩の大きさがかなり大きくなると、スパートをかけた]
おっしゃー!いっちばーん!
[岩に辿り着いて、高々とガッツポーズを決めた]
んー……。
[ちょっと困ったように雛の手元を見つめたが、ここで止めさせる気はゼロだ]
はじめてだもんねぇ。それに、ちょっと骨がかたそうだ。この魚。よし、ちょっとごめんね。
[雛の後ろから腕を回し、両手を上から持って支えると、二人羽織のように、一緒に包丁を持って切り始めた]
[その「学級委員だから」の理由に疑問を感じたのだが、ここで言及してもしょうがないことなのだろうなと思った。何よりも柿田の態度が雄弁に物語っている。
雛は、昨日、頭の中がごちゃごちゃになるまで色々と考えたことを思い出す]
………。
[そして、隣の藤本をちらりと見て]
……。
[何だか、男子の関係は複雑そうだな、と思った]
【夕方・公民館】
[公民館に着いたら、体中の砂をホースで洗い流した。
まずは健二がさくっと流して男子部屋へ。
その後宏樹と実も流し合いをしていたが、どちらかが間違えて顔にかけてしまったのをきっかけに、第二次水遊び大戦が始まってしまう。
実がキャッキャッと声をあげながら水をかけまくると、負け時と宏樹も水をかけ返す。
その水かけ合戦は、声に気づいたみよ子に渇を入れられるまで続いた。]
[そんなことを考えていたら、いきなり背後から覆いかぶさるようにして、藤本が自分の手を取ってきた]
わわ、ふ、藤本くん…!?
[びっくり。雛は硬直して、なすがままになっている]
[北斗の間抜けな問いに頷いた]
聞いたことあんだろ。
誰かを好きってこと。
一緒にいると楽しい。
もっとその人と一緒にいたい。
その人のことを考えると、わくわくする。
今の北斗、そんな感じなんだろ?
[頼りになる、と博に言われ]
そっか、そう言ってくれたもんね。
翔平くんは、私には意地悪しなかったから平気。
でも、みんなが心配するのはわかるかな。
[本人に話が聞こえていないのを確認しつつも、翔平くんごめんね、というように片手で拝むポーズ]
私は……博くんが来てくれて、ほっとした、かな。
[そう言ってから、話題を変えるように]
はい。スープのお鍋も、火にかけてくれる?
ありがとう。
[博に鍋を手渡すと、次の手順に取りかかった]
う、うん……
わくわくして楽しくて……そうだけど……
[健二の問いには頷くが、
どこか自分がそういうものについてどうにかなるとは思っていなかったようで、戸惑いを隠せない。
言葉をじっくりかみ締めて、]
そっか……うん、好き。
僕、小百合ちゃんのこと、好きだよ。
[ようやく、自分の中の気持ちを纏めた。]
【海→公民館→男子部屋】
[勝者の特権として、一番最初にホースを使って身体を流す]
先行ってるぜ。
[宏樹と鏑木に告げ、一足先に男子部屋へと向かった]
[桜野の言葉には真面目に答える]
うーん そりゃ一応手を挙げるけどさ・・・・・・俺5年だし来年もあるし・・・6年の皆に譲ろうかななんても思ってたんだよ・・・最初で最後の無人島だし・・・俺だけが我侭言って一番に連れていってもらうなんてさ・・・如月も博も優しいし・・・
[ぼそぼそと言っている]
ああ もちろん俺を選ぶなってことじゃないぜ!選んでくれたことには感謝してるぜ!立候補の場合な!立候補の場合な!
[一生懸命言っている]
[お魚はどうかな、と雛たちの方に視線を向けた。後ろから雛を抱きかかえるようにして、包丁を使う如月の姿]
……。
相変わらずね。
[かすかに、笑う。船着き場で、翔平を抱きしめる彼にかけたのと同じ言葉を、今度は口の中だけで呟いた]
……ん。
長峰も一緒だといいな。
その気持ち、大事にしろよ。
[笑顔で北斗の頭を軽く、わしゃわしゃ]
それにしても北斗、臨海学校来る前と随分印象変わったよな。
何かあったのか?
[二人羽織する二人を目を丸くして見詰めているところで、久美子に話し掛けられた]
ん、そっか。良かったよ。
[翔平の方をちらりと見る。
一応、悪戯の程度はわきまえているようだ]
え、ほんと――
[ほっとした、という言葉に反応しかけた所で、鍋を手渡される]
あ、うん。これでいいかな。
[鉄の棒を使って、飯盒の隣に鍋をセットした]
[雛がかたくなっているのは、緊張のためだと思いながら]
……はい、でここが中骨ね。この上をしっぽのほうまでぐーっと刃を入れて、はいこれで三枚におろせましたっと。
どう? なんとなく手順はわかった?
[雛に捌き方を教えているが、他の子たちの話も耳に入っている。翔平の言葉を聞いてちょっと驚いたが、嬉しそうにほほ笑んだ]
うん……えへへ。
[健二に頷いた。
頭を撫でられて照れる。]
僕の印象変わった?そうかなあ?
何かあったっけ。
んー?雛ちゃん助けたこと……?
[北斗には自覚は無いようだ。]
健二君も、変わったよね。
[周りの声なんか聞こえてない。それどころか藤本の説明も聞こえてない]
……えっ?
[おろし終わって動きが止まったところで違和感に気づいて思考が戻った]
……えと。えーと。
[何を言われたのか全然分かっていない。でもふと何かに気づいたような顔をすると、ふっと体の力が抜けて、そのまま藤本に背中をもたれさせてみた]
……翔平くん……。
[感動したように料理の手を止めて]
私は、翔平くんが最初に行くのが一番楽しんでくれるかなって、それだけ思ってたけど。
翔平くんは6年生の人のこと、ちゃんと考えてたのね。優しいね……!
そっか、6年生は最後なんだよね。……今年で。
[知っていたことだけれど、口調が沈みかけるのを振り払い]
一緒に、いっぱい楽しまなきゃね。
[笑って、また作業に戻った]
[後ろに倒れかかってきた雛を驚いて支えると]
わあっ……だいじょうぶ? ひなちゃん。
あー、気持ち悪くなっちゃった……ごめん、無理させて
[わたわたしながら、顔をのぞきこむ]
気づかなくってごめんね?
そっか……翔平くん……
[ぼそぼそと聞こえてくる翔平の言葉に、感心した顔でそちらを見た]
…………。
[自分の事で何か気を遣わせたかな、とも思う。
半分くらい我儘で選んでもらったようなものなので、余計]
[そして、今年で最後、という久美子の言葉に、ぐっと胸を締め付けられたような、苦しげな顔をした]
そうだね……楽しまなくっちゃ……。
勉強の事なんか……忘れて……
[藤本の言葉に、目を瞑ったまま首を振る]
ううん、そうじゃないの。そうじゃなくて…。
えーとなんというか、んーと…。藤本くんって予想外に…。
[適切な言葉が思い当たらないようで、考えた挙句]
予想外に、おとうさんみたい。
変わったよ。
樫村の一件より、もっと前からだな。
今の北斗も好きだぜ。
前より、人間らしくなった気がする。
[くす、と笑う]
……へ、俺が?
ふん・・・・・皆が楽しんでいるならいいんだよっ!俺は!
[ふいと横を向く 少し耳が赤くなっていた]
博!此処 任せた!
・・・・・・おい!加納 俺が手伝ってやるよ!
[その場を逃げるように離れると飯盒を博に任せた 梨子に駆け寄って酢の物の味付けを手伝うつもりだ]
え? あ、うん。
[飯盒を任せてその場を離れる翔平に頷いて]
うーん、そろそろ……
[ご飯が炊けた頃合いを見計らって、軍手をした手で火から下ろし引っ繰り返した。
しばらく蒸らした後に蓋を開けたら、その出来栄えは84点という所か]
[雛の言葉に、目を丸くする。はじめて言われた言葉にちょっと動揺している]
へっ……?
おかあさんみたいなら、言われ慣れてるんだけど……おとーさん?
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
[久美と雛に味付けを頼まれ、胸を張った。]
うん、わかった!
そーゆーのなら、できると思うっ!!
♪塩抜きでー 調味料は適当よー
[雛が浸けたボウルのワカメを水から取り出し、手で千切った。
その後、塩をかけずに、3(3)をふりかけ、酢の物を完成させた。
塩抜きの意味と適当の意味を思いきり勘違いしている。]
1 砂糖 1人につき、[[1dX]]g
2 ケチャップ 1人につき、ティースプーン[[1dX]]杯
3 愛情 54%くらい
人間らしい?そう?
[首をかしげる。]
うん、健二君変わったと思うよ。
何だかね、大人っぽくなった!
博君と如月君に負けないくらい!
[笑顔で言って、ふと思い出した。]
ねね、気になってたんだけど、
健二君は、雛ちゃんに「恋」なの?
バッカ!それ入れすぎだって ちょっとでいい!
あー入れすぎた!
[あーだこーだ言いながら調味料を足したり入れたりしてなんとか酢の物っぽいものを二人でつくりあげた]
[おそるおそる味見]
うっ・・・・
[酢の物の出来栄えは5点だった]
【女子部屋】
[みよ子にタコノマクラを渡したが、
それは食べられないと告げられ、
しょんぼりしながら部屋に戻った]
ただいまー……と。
[布団部屋のふすまをそーっと開けて確認する]
桃子ちゃんいた、……よかった。
[雛にしてみれば、藤本は自分をすっぽり覆えるくらいに大きかった、くらいの認識のようだ]
うん、おとうさん。確かにお料理が上手なのはおかあさんみたいなのかもしれないけれど、でもね。ちゃんとおとうさんっぽい感じがするよ。
[そう言って、自分の父親にするみたいに、藤本の胸元に頭を擦り付けてじゃれてみた]
ほら、ほら。
[…などと言われても、藤本には分かるはずも無い]
六年生って、背も高いし、大きいんだね。
[そんなことを言って、一人で納得している]
わー、海で泳いで体、べとべとだあ。
[乾いた髪はがさがさして、塩を吹いている。
手足も砂だらけで、日に焼けてひりひりする]
お風呂入ってこよっと。
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
ケチャップなんか入れるわけないやん!!
お料理の味付けは、あ・い・じょ・う!!…やろ?
手伝い?翔平の愛情なんかが混じったら、味が変わるやん!
[梨子は、ワカメに両手をかざし、愛情を注いだ。]
んー…適当…やけぇ…半分…?
…うーん…ちょっとおまけしとくかぁー♪
[梨子は、愛情を54%注いだ。]
あああーーー!…ちょっ……!
翔平のいらんことしぃぃぃぃーーーー!!
味が、にごるーーーー!!
[翔平の愛情が混ざり、5点の出来の酢の物が完成した。]
んー、わかったような……わかんないような……
ま、悪い気はしないな。
[雛のあたまをぽんぽんと叩くと、他の料理が進んでいる様子を見て、急いで魚を切り分け始める]
こんな感じでいいかなー。
[切り分けた身に小麦粉をまぶすと、温めたフライパンで魚を焼き始める]
…………
[偶然にも如月に頭を擦り付ける雛を目にして、絶句した]
え、えーと……?
[雛って確か――]
お、おとなのかんけい?
おんなのこってすすんでるなあ。
[口調が片言になった。
茫然としていたせいで、鍋が噴きこぼれ始めていることに気付かない]
何て言うか、その。
距離が縮まって、とっつきやすくなった?
[うまく言葉を見つけられないようだ]
そっか?へへ。
まだまだ如月や博には敵わねえけど。
そう言ってくれるのは嬉しいぜ。
[ちょっと得意げな表情を浮かべたが、それは]
……ぶっ?!
[北斗の最後の言葉に崩れた。げほ、げほっとむせた]
愛情と根性だけで・・・料理が出来ると思わないほうが いい・・・
[酷い出来栄えの酢の物を口にして言い放った]
味が足りないのか?足りないのか?加納やっちゃう?
やっちゃうか?
[その他の調味料を見つめながら更に足そうか迷っている]
……博くん。
うん、楽しもう。
無理に忘れようとすると、余計に気になっちゃうよ。
おいしいごはん食べて、たくさん遊ぼう。
[ね、と首を傾げて目を合わせる]
[照れて逃げるように移動する翔平を、ふふ、と笑って見送る。やがて炊きあがったらしいご飯を、博の肩越しに覗き込み]
わ、おいしそう……!
酢の物は、どうなったかな……?
[何やら大騒ぎしている梨子と翔平に、おそるおそる視線を向ける]
ふふふ〜♪
[藤本にぽんぽんと頭を叩かれ、楽しそうな表情になった。雛の脳内ではとある作戦が着実に進行しているようだ]
うん、いいと思う。すごいなぁ、おかあさんって言われるのも納得。
[藤本の手際を見ながら]
う……
[酢の物チームを見つめ、困った表情になる]
く、くみこちゃん、あれ、手を出してもいいもんかな。
それとも任せたほうが……いい?
[久美子にこっそりと聞いた]
[ぬるめの湯船に浸かり、ぶくぶくと頭を沈める。
お湯の中で目を開けると、自分の髪がゆらゆらして、
耳の中でごおおおお、と音が鳴る]
うわあ、すごい焼けたなあ……
[あらためて体を洗って、自分の体に驚く。
日焼けしてポロポロとれている皮膚の下から、
新しい皮膚が顔を出している]
でも……
[北斗にとっては、これが毒みたいなんだなあと、
今日1人で砂浜にいた北斗のことを考えた]
[翔平と梨子の様子に、言いしれぬ不安を覚えていると、如月も同じ表情でそちらを見ていた]
…………。
任せて、そのまま食べてもらった方がいいよ。
いい勉強になると思うから。
[藤本越しに有松たちを見て、首をかしげて]
えっと、上手くいってないのかな…?
[ちょっと不安げに、もうちょっと興味深げに、ふたりの行動を見守っている]
うん、そうだね。
……ありがとう。
[久美子に礼を言う、その表情にはやっぱり寂しさが混じっていた]
うん、こっちはなんとか上手く炊け――
ってあ、しまった!
[噴きこぼれにようやく気付いて、咄嗟に鍋を鉄棒ごと持ち上げる。
しかし、既に8(30)%ほどこぼれてしまっていた]
うう、ごめん……
[横では酢の物もすごいことになっているようだ。
鍋に手いっぱいで、まだそちらを見る余裕はなかった]
うん、わかった。
でも、僕らも頑張って食べるんだよね……うん……
[翔平の手元は見ないようにして、蒲焼に戻った]
焼き色がついたら、蒲焼のたれを絡めて、表面がてりてりになったら終わり。簡単でしょ?
[適当に刻んだネギを添えて皿に盛った]
これはひとり一切れね。
[げほげほとむせる健二にずいと接近する。]
だって健二君、雛ちゃんといるとき楽しそうだったよ!
でね、こっちに来る前、自転車いっぱい一緒に乗ったんでしょ?
それにね、雛ちゃん背負ってるときの健二君、いつもより大人っぽく見えた!
だから、そうなんだって思う!
[力説している。]
[自分は恐る恐る2(6)を手に取って酢の物の中に投入]
い、いけるいけるぞ!まだ大丈夫だっ
[ぐるぐるとかき混ぜながらぶつぶつと呟いている]
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
いてまえーーーー!!
[調味料を見つめ迷っている翔平に、叔父の口癖を口にし、後押しした。]
あ。さゆりん、おかえり。
[お風呂から上がると、小百合が部屋に戻ってきていた。
妙に顔が赤い気がするが、差し込んでくる夕日で
歩はそれに気付かない]
みんなは?
[そう聞くと、北斗君は部屋に、とだけ。
「皆」じゃなく「北斗」だったことに、
鈍感な歩はやはり気付かなかった]
そっか、おなかすいたねー。
[さっきお菓子をもらったばかりなのに、
お菓子は別腹らしい。
どこか異次元に消えてしまったのだろう]
わあ、ちゃんとお料理になった!すごいなぁ。
おうちに帰ったら、おばあちゃんに色々習おう。うん。
[皿に盛られた蒲焼を、羨望に似た目で見つめた]
そもそもそれ、酢が入ってねーぞ?
とか思ったけど、よく考えたらマヨネーズの原材料に酢が入ってた。
うーん、惜しい!(そうか?
[寂しげな博に気を取られていたが、じゅわ、という音に気がついて]
博くん、お鍋!スープふいてる……!
[指摘するより一瞬早く、博が気づいて鍋を持ち上げる。ほんの少し、スープがこぼれてしまったようだ]
大丈夫!?火傷してない!?
ううん、スープはたくさんあるから、平気。
[博の無事を確認すると、スープを少し味見する]
うん、煮詰まってもいないし。
じゃあ、後はごま油炒めを作っちゃうね。
[炒め物は、さほど時間もかからない。担当分の調理を、ひととおり終えた]
みんな、できたよー!
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
[翔平から、酢の物改を受け取った。]
もそもそもそ……
………よっしゃーー!!いけるでーーーー!!
[梨子は、ガッツポーズを取り、翔平に『あーん』とさせ、口にワカメを放り込み食べさせた。
翔平のオッケーサインが出れば、それを皿に装う。]
/*
最後に、桃子が夜に出かけようとすると、
歩の頭に何かが落ちて目を覚まし、
尾行する細工をしようかと悩んだが……
明日朝顔出せないしなー
*/
[ワカメを口に放りこまれるとオッケーサインを出した]
よっしゃー!いけるぜー!
[万能調味料(まよねーず)を加えたことにより酢の物?は22点の出来になっていた]
[ひとしきり咳き込んだ後、
目の前にある北斗の顔に、非難がましい視線を向けた]
何でそこで樫村の名前が出て来んだよ。
だいたい俺は……
[そこで言葉が止まった。
目の前の下級生の力説を聞いて]
俺は誰といても楽しいぜ。
自転車くらい、誰でも乗せるし。
長峰や北斗が溺れてたら、俺は同じように背負っていた。
だから……だから
[そうじゃない、と。否定の言葉が喉に詰まった]
ご飯食べにいこっか。
[そういって立ち上がる]
あ、さゆりんはお風呂入ってきなよ。
あたしさっき入って、お湯、たまってるから。
[振り返ってお風呂の方を指さした]
できたー!
[桜野の真似をするように言うと、お箸などを人数分並べていく。料理の皿も豪快に適当に並べて]
できたーーー!
[もう1回、言った。凄く嬉しそうに]
あ、ごめん……うん、大丈夫。
[火傷を心配する久美子に笑って返した]
うん、被害が少なくて良かった。
やっぱりよそ見は良くないね……。
[酢の物の方は、梨子と翔平がガッツポーズしているのを見て、なんとかなったんだなと解釈した。
実際の状態には気付いていない]
みんなお疲れ様。
それじゃ、お皿によそって食べよう。
[ここだけは学級委員らしく指示する。
ついでに頂きますの号令もかけた]
いけるぜ!いけるぜ!食べられるぜ!
[いける=美味いではない 梨子が皿に盛ったものを運び座った 食卓の上には料理が並んでいた]
どうぞ召し上がれ?俺『達』の傑作を!!
[達を強調している]
俺は・・・蒲焼からいただこうかなっ![とぼけた表情だ]
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
[翔平監督のオッケーサインを見逃さず、頷き、完成した酢の物改を皿によそおい、食卓に運んだ。]
雛ちゃん!!上手く味付け、できたよ!!
料理上手の久美ちゃん・藤本くんには敵わんと思うけど…柿田くんは…満足してくれると思う♪
いっただーき、まーす。
[ぱんっ、と両手を合わせると、まずはどうしても気になる酢の物に箸をつけ、口に運んでみた]
……、こ、これは……!
[難しい顔になって、一言]
…わかめサラダ?
[酢の物じゃなくなってた]
違うの?
[きょとんと健二を見つめる。]
一緒にいると楽しい?
もっとその人と一緒にいたい?
その人のことを考えると、わくわくする?
[さっき北斗に言った健二の言葉を、今度は健二に向けた。]
うん、怪我なくて、よかった。
[博に笑いかけてから、雛の嬉しそうな声に目を細め]
蒲焼き、上手くできた?いい匂い……!
あ、お皿ありがとう!
[学級委員の合図に続いて、手を合わせ]
いただきまーす。
…………ね。
私、酢の物って、言ったよね?
…………お酢、入ってる?
い っただきまーす!
[蒲焼とスープに手を伸ばす]
うん 美味いなっ・・・流石 如月と桜野!おまけに樫村?
[悪戦苦闘して魚をさばいていたのを見ていたらしい]
博の炊いたご飯も二重丸だっ!
[はぐはぐ言いながら食べている]
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
はーい!
[おとなしく柿田委員長の号令に従った。]
いっただきまーす!!
[藤本が来たことを意識し、ちゃんと正座し、うやうやしく合掌してから、まずはスープから食べ始めた。]
…ずずず………
…っぷっはーーーっ!!…美味しい♪
[じっと北斗の瞳を見つめて]
……ねえ、北斗。
おしおきは何がいい?
今なら、リクエストを聞いてあげるよ。
[如月の声を真似て
ニタリ、と意地の悪い笑みを作った]
いただきまーす。
[自分も手を合わせた後――まず手にとるのは、やっぱり酢の物改]
……マヨネーズにはお酢入ってるよ、確か。
[よくわからないフォローをしてから、一口分箸でつまんで口に入れる]
……うーん。
うん、まあなんとか。
[微妙そうな顔をしたまま飲み込んだ。
食べられなくもないらしく、他の料理の合間に少しずつ減らしていく]
・梨子脳内
藤本=お寺の子
=藤本くんの前では、ちゃんとお行儀よくしなきゃ!
≠れんあいかんじょー
※梨子の脳内には『れんあい』という文字はまだない
[皆が酢の物?に色々感想を言い 不安げな表情をみて]
大丈夫だって!酢の物?だって!
[自分たちの作った酢の物?をがばっと口に入れ もぐもぐ]
う、うまいよ うん うまい・・・
[ひきつった笑いを浮かべながら力なく親指をたてた 口の中でもぐもぐしながら コップの水を飲み干した]
[意を決して、おそるおそる酢の物?をひとくち口に入れる]
ん…ん…んん…うん………大丈夫。
……や、ああ、サラダ…ふう…かな?
えーっと、ま、いっか
[梨子ににっこりとほほ笑みかけ、言った]
梨子さんの愛情がこもってるからかな。
このワカメサラダ、美味しいよ?
[言葉通り、ぱくぱくと酢の物?を口に運んだ]
うん、ご飯はなんとか炊き上がったみたいで良かった。
蒲焼も美味しい……!
如月くんはもちろんだけど、雛さんも頑張ってくれたしね。
スープも美味しいよ、ありがとう。
[それぞれ褒めて、礼を言いながら]
良かった、どうにかなって……。
でも、酢の物のちゃんとしたレシピは後で教えてあげた方がいいと思うよ。
[実際、自分もよく知らないのであまり強くは言えないのだが]
マヨネーズ……。
うん、どう見てもマヨネーズよね。
[博の言葉に、肩を落として]
5年生の調理実習で、酢の物作ったの。
雛ちゃんはまだだけど、梨子ちゃんは大丈夫だと思ってた……。
適当って、私が言っちゃったのね。
…………調味料わからなかったら、聞いてね。
酢の物…食べられなくは、ないよね。うん。
[何だかんだ言って、一番のスパイスは野外の空気だ。自然に囲まれた中での食事はおいしくて、きっちりと全部食べてしまった]
ごちそうさま。
[また手を合わせて]
おなかいっぱい…。
あっこれも美味そうだなー
[自分の分の酢の物はクリアしたつもり 炒め物を手に取って食べ始めた]
・・・やっぱり桜野は料理上手いな・・・よかったー
[むしゃぱくしながら 独り言 後は素直に美味い美味い言いながらなくなるまで食べ続けるだろう]
[皆の感想には力無く頷いて]
うん。わかめサラダかな。
[ぱくぱく食べる如月を、ある意味尊敬の眼差しで見つめる]
[気を取り直して、他の料理を口に運び]
ごはん、おいしく炊けてるね。
蒲焼きもおいしい!
お魚の蒲焼き、帰ったらお母さんに作ってもらおうかな?
雛ちゃんもお魚捌いたんだよね、すごいね。
[ごま油炒めとスープを褒めてくれた人には、ありがとうと返す]
これ言うと非常にトシがアレなんだけど…。
私の学年って、男子調理実習&女子技術工作授業のモデルケース生だったんだよね。
私の学年だけためしに、男子が調理実習をして、女子が機械を使って工作、という。
よって調理実習が無かった年があるんだよね。
電動ノコで板を切ったり、電気の小物を組み立てたり、抵抗の色の覚え方の語呂合わせを習ったり。
結構おもしろかったなぁ。
う……
[健二の言葉にたじっとなり、]
もー!
知らないからね!僕!
あっちで雛ちゃんと翔平君が「恋」でも、知らないからね!
[べーっと舌を出すと、逃げるように部屋を出た。]
[夕食の準備ができているのだろう。
廊下にはいい匂いが漂っていた。]
【→大広間】
ん。うーん、そうか。
まあ、料理って覚えようと思わないと覚えないからね。
久美子さんや如月くんがすごいんじゃないかな。
[まあ、酢の物に酢が入っていないのはさすがに……だと思ったが]
うん、わからない時はちゃんと聞くのが大切だよ。
料理ならまだいいけどね、危険じゃないし。
[などと言っているうちに、お皿はどれも空になった]
ごちそうさまでした、っと。
[手を合わせてから片付けに入った]
[味に慣れてくれば、結局酢の物改めサラダ風も胃に収め]
ね、この後、どうする?
雛ちゃんと藤本くん、何かしてみたいことある?
僕、褒めて伸ばすって大事だと思うんだ……
[食事を終えて、後片付けに入る。
久美子の問いには、ちょっと困った顔をして]
昼間の僕に、やりたいことって聞かれても……
ご存じの通り、僕はアウトドアには弱くって……てきとうに……
ひなちゃんはもう、やりたいこときまってるよね
したいこと…。
[言われて、反射的に有松を見た]
うーん、と。えっと、有松くん?
[機嫌もすっかり良さそうだし、声をかけてみた]
【昼過ぎ・秘密基地 調理場】
…もぐもぐ…もそもそ…
お…おいしい!!…皆、すごいなあ…。
[柿田の炊いたご飯・雛が頑張って手伝った蒲焼を美味しくいただいた。]
[久美からの言葉『適当って、私が言っちゃったのね。…………調味料わからなかったら、聞いてね。』を受け、「さすが料理の達人の舌は肥えてる!やっぱり、まだ、隠し味の調味料が必要だったんだ…」と思った。]
うん!臨海学校終わったら、うちのばーちゃんにも聞いて、頑張ってみる!
それでも分からんやったら、教えてなー!
ちょっと味付けが足りんで、美味しくなかったかもしれんな…ごめんな。
物足りず…美味しくなかったやろうに…褒めてくれてありがとー!
[勘違いをしつつも、皆にお詫びと御礼を言った。]
…ごちそうさまでした♪
[梨子は柿田の後を追い、片付けの手伝いに入った。]
[慣れないことをしてぐったりしたのと 心地よい満腹感でぐたーとしている]
あ?何かやりたいことあんのかー?樫村はー?
[如月の言葉に後片付けをのんびりしながら 聞いた]
【夜・大広間】
[みよ子に喝を入れられた後、そそくさと部屋に戻って着替えると、夕食の香りに誘われて降りて来る。
少しだけ気まずい気持ちを抱いたまま、準備の手伝いを申し出ると笑って快諾。わだかまりは氷解した。
今日の夕食は
1.オムライス
2.豚肉の生姜焼き
3.冷やし中華
4.炊き込みご飯
5.謎のみよ子スペシャル
4(5)だ。]
やりたいことというか、泳げるようになりたいの。
有松くんはそういうの得意だし、泳ぎを教えてもらえないかなぁ?
[ストレートに聞いてみた]
うーん……そういえば、この島で星を見るとしたらどの辺なのかな。
[如月に話を振ってみる]
まだ島に来たばっかりなんだし、下見とかもいいんじゃないかな。
珍しい花とか咲いてるし。
[舌を出して部屋を出て行く北斗を見送り、くすっと笑う]
本当、変わったな、北斗。
……恋とか。
[遠い目をすると、ベランダへと歩く。
そこから視界に広がる夜の海を眺めた。その先には無人島があるのかもしれない。
すう、っと息を吸って]
褒めて伸ばす……。
[食事中に謝っていた、梨子の言葉も思い出し]
ん。ごめんね。私、がんばってくれた人に、意地悪な言い方しちゃった。
梨子ちゃん、今度一緒に作ろうね、酢の物。
適当に……って。
[如月の答えにはやや拍子抜けした顔をして]
ふふ、のんびりするのもいいかも。ハンモックでお昼寝も、気持ちいいよ?
基地の中も涼しいけど。
[基地の中よりハンモックの方が「アウトドア」なのかなと思いながら言ってみた]
/*
オムライスの準備してたのに!!(つДT)
【大広間】
[部屋から逃げ出して、大広間へと駆け込む。
夕食の準備が出来ているようだ。今日のメインメニューは……1(5)]
1普通のオムライス
2ふわふわ卵のオムライス
3とろとろ卵のオムライス
4オムハヤシ
5クリームソースのオムライス
[樫村のストレートなお願いに 少しどもりながらも了承を出した]
え、え い、いいぜ!
[自分の得意なことを人に頼りにされることなど数えるくらいしかないのでうれしさで顔を綻ばせている]
俺は厳しいからなっ!スパルタだぞ!じゃあ少し休憩した後でなっ!
[それだけ言うと 機敏な動きで後片付けを始めた]
[博の提案にうなずいて]
ん……それ、いいかも。
じゃあ僕、この近くをぐるっと探検してこようかな。
そのあとは…たぶん……ちょっと昼寝……
やったぁ!
[有松の答えに、思わず両手を上げてばんざい]
ありがとう有松くん。
うん、水着に着替えてから海辺で待ってるね。
[一緒になって片づけをする]
あ、着替える場所はどこかにあるのかな?
ん、そっか。案内はいらないかな?
[迷うような島でもない……と思ったけれど、一応聞いてみて。
大丈夫そうなら]
ぼくはどうしようかな……よく考えたら、臨海学校来てから、まだ一度も海に入ってないんだけれど。
雛さんの邪魔にならない所で泳ごうかな?
梨子さんと久美子さんは?
[二人にも話を振ってみた]
[ほかほかの炊き込みご飯と、焼き魚や貝の酒蒸しにアラ汁。海の魅力たっぷりのメニューだった。
「ごめんねぇ、今日は生クリーム切らしてて」とみよ子が笑っていたが、何のことかはよく分からない。]
[配膳していると、男子部屋から何か叫び声が聞こえる。健二の声だろうか。]
……?
[少し首を傾げるが、そのまま配膳の手伝いをしていた。]
【大広間】
[部屋から逃げ出して、大広間へと駆け込む。
夕食の準備が出来ているようだ。
炊き込みご飯のいい匂いが漂っている。]
[健二の叫び声が、聞こえた。]
あー桜野はどこで着替えてたっけ?
浜辺の岩陰に校長先生が即席の着替え場を作ってたような・・・?
[自分はその場でぱぱっと着替えているので分からないなっと首を傾げた]
【昼飯後・秘密基地】
ううん。教えてくれてありがと!
[久美の言葉に、頷きながら礼を言った。]
ハンモックでお昼寝!!
[新しい島の仲間に向けて発せられた久美の言葉に、梨子の目はキラキラ輝いた。]
うーん…。お昼寝タイムには…まだ早いなあ…
今日は何をして遊ぼっかなーーー……
[思案している梨子。藤本の『探検』が聞こえると、「これだっ!」と、その言葉に飛びついた。]
/*
http://ja.wikipedia.org/wiki/%...
wikiのオムライス。クリームソースのヤツがおいしそーーー。
着替え場があるのね。だったら探してみる。
[一通り片付けたら秘密基地にもどり、バッグの中から水着やタオル、一応浮き輪も取り出してビニルバッグに詰めた。邪魔にならないように髪を結い上げて髪留めできっちり留めた]
よっし、んじゃ、いざ海へ!
[サマーワンピースのすそを揺らして、海へと駆け出した]
【昼飯後・秘密基地】
ひろし隊長!
午後からは、ふじもと隊員と探検して来るであります!
[久美と梨子に予定を聞いた柿田隊長に敬礼した。]
【女子部屋→階段】
[お風呂に入ってさっぱりとし、
空腹を感じて広間へ向かおうとした時、
健二の叫び声が聞こえた]
健二君……?
なんだろ、男子はケンカでもしてるのかな?
[少し羨ましいな、と思う]
【→大広間へ】
[一足先に駆け出した樫村の様子に驚きながらも 自分は秘密基地でぱぱっと水着に着替え上にTシャツをはおり]
いってきまーす!!
[と皆にいって駆け出した]
【秘密基地→浜辺】
【昼飯後・秘密基地】
[久美に、こっそりと、『"湧き水で冷やしている物"を、夕飯のデザートに持って帰るけぇ♪』と伝えた。]
【男子部屋→大広間】
……北斗に悪いことしちまったかな。
[階段を下りていくと、魚介のいい香り。
大広間で北斗の顔をみつければ、
人畜無害をアピールしようと、とびっきりの笑顔を作った]
【ぷち回想・男子部屋】
[みよ子にコラ!と怒られて部屋に戻ると、北斗と健二が話しをしていたらしい。
健二は何か剣呑な笑顔を浮かべているようで、宏樹にはそれが少し如月のような雰囲気だなと思えた。
何やら声をかけづらい雰囲気なので、そのまま風呂場で塗れた水着を着替え、1Fへ降りたようだ。]
【回想終了】
了解であります。
二人とも、気を付けてね。
[梨子に敬礼を返す。
自分も適当な物陰を探して、ivory◆色のTシャツと水着という格好になると、雛たちの後に続くような形で海へ向かった]
【→浜辺】
【大広間】
[広間に入ると、宏樹と北斗が配膳の手伝いをしていた。
2人に手を振って挨拶したが、
手伝うという考えはなく、するりと席に座る]
あのおせんべい、食べられないんだって。
[少し残念そうに、みよ子に聞いたことを伝える。
ヒトデの仲間らしいから、それなら仕方がないな、
そう思ったのだった]
【昼飯後・秘密基地】
あっ!雛ちゃん、あっちにおるとき大変やったんでー!!
くれぐれも気ぃつけてなーーー!!
雛ちゃんも!無理せんよーになーーー!!
[釘を刺して、翔平と雛を送り出す梨子。
…送り出したはいいが、心配で一杯だった。]
【着替え場所】
[そこはビニルシートで覆われていたため、すぐに見つけることができた。さっそく中で着替える]
こんなことなら、学校の水着も持ってくればよかったな。
[先日溺れたときに着ていたのと同じ、ピンクのフリルスカートつきワンピース水着。お気に入りで可愛いのだが、しっかり泳ぐには何だかイメージが違う気がした。でも仕方が無い。
砂は熱いのでビーチサンダルを履いて、浮き輪も膨らませておいた]
…有松くん、来てるかな?
[浮き輪を抱えて浜のほうに移動する]
【→浜辺】
【昼飯後・秘密基地】
[心配気に2人の後ろ姿を見守っていたが、その後、柿田が水着に着替え、海へ向う姿を見て安心した。]
【浜辺 海】
[ゴーグルを首にかけ 樫村が来るまで準備運動をしている]
いっちにーさんしーごーろくしちはち!
にーにさんしーごーろくしちはち!
[シゴク気満々で 新入隊員を待っている]
あ、健二君、さっきの……
[なんだったの、と聞きかけて口を閉じる。
男子には男子の、何か事情があるのかもな、と]
わーーー、今日のご飯もおいしそうだね!
[ほかほかの炊き込みご飯に、魚や貝。
海ならではのメニューに心が躍る]
[ふと、北斗の横顔を見て]
ほくと、オムライス残念だったね。
明日また頼めばいいよ、ね?
[そう小さく言った]
[健二にとびきりの笑顔を向けられて…硬直する。
若干頬が引きつった笑みを返す。]
ここ、座ってもいい?
[てつだいはそこそこに、健二から隠れるように歩の隣に座ることにした。]
【浜辺 海】
[準備運動の手を止め]
よっしゃー来たなっ早速始めるぜっ!何だぁ樫村だけじゃなくて博も教わりたいのかぁ?
・・・えーとじゃあ海に入る前によく体をほぐしてしてくださーいー
[照りつける日差しの下 いつもプールに入る前に先生が言っていることを真似して言った]
手首ぐるぐる 足首ぐるぐる 首もゆっくりまわしてー
屈伸をしてくださいー 次にーその場でぴょんぴょんしましょー
はい次は 肩 頭 背中に水をかけて体を慣らしましょうねー
・・・・・できたか?
[いつもの口調に戻って言った]
[梨子が心配する声を聞いて、自分も少し気を付けていた方がいいのかな、と思う。
浅い所で軽く遊ぶ程度なら、二人の方にも気を付けていられるだろう]
わわ、有松くん、早い…。
[既にやってきて、準備運動まで始めていた。雛も真似をして準備運動を始める]
いっち、にぃ、さん・しー!
ごー、ろっく、しーち、はち!
[配膳を終えると、自分も席につく。
健二がやってきて北斗に笑顔を向けているのが、何となく不気味だ。
後からやってきた津野の話を耳にすると]
……やっぱり食べる気だったのか、アレ。
[食い意地張ってんなぁ、と関心しているような呆れているような声で呟いた。]
およ?
[健二から逃げるように、隣に座った北斗に
疑問は持ちつつも、何も聞かない]
どうぞ。
[にっこり笑って、お皿を渡した]
……。
[無言のまま、一瞬睨むように健二を見ただけだ]
【浜辺】
え、ぼく? ぼくは……
[そういうつもりではない、と翔平に言おうとしたけれど、59%くらい不安な気持ちがあったので素直に従う事にした]
はーい。
[先生の真似をする翔平に返事して、体をほぐし水をかける。
この温さなら滅多なことはなさそうだ]
[言われたとおりに真面目にやっている。手首ぐるぐる、足首ぐるぐる。首もぐるぐる。くっしんくっしんぴょんぴょこぴょん]
…わ、つめた…。
[海水を手ですくってみたら、思ったよりも冷たい気がした。少しずつ慣らすように身体をぬらしていく]
うん、できました!
何よ、食えないせんべいって?
[不思議そうに津野を見て問う。
北斗の引きつった笑みを見て、悲しそうに肩を落とした。
津野の睨むような視線から目をそらす。
しかし炊き込みご飯を見ると、一瞬で立ち直った]
む。
[悪口に関しては耳ざとい。
宏樹の『食い意地はってる』の言葉を聞き逃さなかった]
えー、どうして。
みんなあれ食べたいって思ったよね?
[そう周囲を見るが、賛同してくれる人は誰もいないだろう]
よし できたようだなっ!
・・・浮き輪なんて持ってきやがって!やる気あんのかあ!
それはそこに置いとけ!
[樫村にばしぃーと言い放った]
というかお前どれくらい泳げるんだ?ちょっとやってみろよ
[足のつく浅い所を指差してそこで泳いでみろよと言った]
【夜遅く・男子部屋】
[さて寝ようと布団を敷くと、もう部屋のスペースに余りが出るようになっていた。
初日は布団をびっしり敷いて、好き勝手に寿司詰め状態で寝ていたことが懐かしくすら感じてしまう。]
枕も余ったな……
[何となく出したままの枕を、リフティングするかのように足でもてあそんでいる。]
[歩の小さめの声の話に少ししょんぼりしながら]
うん、残念……オムライス大好きだから、みよ子さんの作ったの食べてみたかったな。
明日か。うん、明日もこっちにいるなら頼んでみようかな。
[「海のせんべい」を食べたかったかと個人的に聞かれると、頷くかもしれない。
内心あまり食べられそうに思っていたのだが。]
[博に予定を問われ、首を傾げる。何となくみんなで一緒に行動するのだと思っていたので、この事態は予想外だった]
うーん。どうしようかな。
雛ちゃんと翔平くんは、泳ぎに行くの?気をつけてね。
[雛には着替え場所を簡単に説明し、見送る]
梨子ちゃんは探検?藤本くんと?
うん。虫除けスプレー、していった方がいいよ。
[梨子の耳打ちを聞いて]
ありがとう。お願いするね。
デザート楽しみ!
博くんも泳ぎに行っちゃう?
んー。私もそうしようかな……。
[まだ決めかねているような、ぼんやりした口調で]
ううん、まだ何にも準備できてないから。先行ってて。
[手を振って、皆を送り出した]
んとね。
[炊き込みご飯を頬張りながら、説明する。
健二が北斗をいじめているようで、
何か言ってやろうとしたが、
悲しそうに肩を落とした所を見て止めた]
海でへんなおせんべいみたいなの見つけたんだ。
みよちゃんに食べられるか聞いたら、
食べられないんだって。
ヒトデの仲間らしいよ。
うっ…。
[浮き輪は置けと言われて、一瞬言葉に詰まる。しかし浮き輪に頼っていてはいつまでたっても泳げたことにはならないわけで…]
うん、わかった…。
[浮き輪を邪魔にならないところに置いてくる]
えーと、どれくらいかって…。
[水に入って、バタ足+表+、息継ぎ+裏+、総合+裏+で、2くらいは泳げそうな気がした。あくまで、気がしただけかもしれない]
[びしばしと指導しながらも、無茶はさせない様子の翔平に、遠くから頷いた。
自分は邪魔にならない所で、磯の生物観察でもすることにした]
ん、これって食べれるやつだよね、確か……。
[カメの手のような貝をつついてみる。
さすがに素手ではがすのは難しそうだ]
【夜遅く・男子部屋】
[枕でリフティングする宏樹におお、と驚き拍手した。]
僕もやってみよっと。
[宏樹の真似をしてみることにした。]
23(90以上で成功)
ぶ、ぶわはっ…。
[奇妙な声を上げて水から抜け出そうとして、ごほごほごほと咳き込んだ。そして周りを見ると]
…ま、待って。えと、いつもはもっと泳げるのよ?
ご、5メートルくらいは泳げるんだから。ほんとよ!
[しかし2メートルも5メートルも、大した変わりは無い]
【女子部屋→大広間】
[慌てて(でも転ばないように)階段を下ります。]
お風呂入ってたら遅くなっちゃった…ご飯は…
[大広間は美味しそうな匂いでいっぱい。今夜は炊き込みご飯のようです。]
遅れてごめんなさい!いただきます。
……うー。
だめかあ。
[ものの見事に失敗。一度もできない。]
[見ていると簡単そうなのだが……
宏樹が器用に足を動かしているのを眺めた。]
…だめだめだな バタ足は辛うじて・・・息継ぎが全然できてねぇな・・・へっぽこ泳ぎだ・・・
[樫村の泳ぎの様子を見て はぁーとため息]
おっけおっけ とりあえずこれにつかまってバタ足の練習からだな・・・
[樫村の持ってきて浮き輪を掲げ 自身も海の中に入る]
ほら ここにつかまって体を伸ばすんだよ!腕を曲げるなっ!力を抜け!
[厳しい声で言っている]
次に足の甲で水を蹴る様に動かす!はい始めっ!
【夜遅く・男子部屋】
そうだな。一人二個は使えそうか。
[宏樹の足に弄ばれてる枕に吸い寄せられるように視線を動かし]
へい、宏樹、パス。
[手招きして枕を要求した]
[ちょうど席に着いたところで、歩ちゃんと北斗君の会話が聞こえてきました。]
あのお煎餅みたいなの…食べられないんだ。
[ヒトデの仲間と聞いて、今度図鑑で調べてみよう、などと思いつつ。]
ヒトデ…そう言えばヒトデ料理って聞いたことないけど…食べられないものなんだ。
人間って、大抵のものは食べちゃうのに…
……だ、大丈夫なのかな。
[雛の泳ぎを見て呟いた。
先日の騒ぎを思い出し、こっそり警戒する。
……自分の泳ぎにもあんまり自信はなかったのだが]
うん……翔平くんがしっかりやってるし、大丈夫だよね。
[自分も試しに泳いでみた。21mくらいは行けそうだ]
ん?
[当人にそのつもりはなかったようだが、「食い意地」の一言で少しムッとさせてしまったように感じたようだ。
女子はやっぱり難しい、と感じる宏樹。
しかし食べたいかと聞かれると首を振る。]
ん。まぁ食い意地張ってんのはいいんじゃないか?
見てて面白いし。
【昼飯後・秘密基地】
はーい!!
[両手を挙げ、久美から虫除けスプレーを受け取ると、それを適当に身体に噴きつける。]
ふふふ♪
[「本当に久美"おかあさん"みたい!」…と心の中で笑う梨子。]
よっしゃ!完了!
…あ?かけようか?
[自分への噴射が終わり、藤本に「かけてあげようか」訊ねたが、丁重に断わられる。]
[藤本も準備完了し、探検に出かけた。]
う……
[健二に悲しそうにされると、罪悪感。
どうしようかとちょっと迷ったが、]
……
[すぐに元気になっているのはあまり気にしていないからだろうか。
北斗はちょっとだけ拗ねるように頬を膨らませた。]
ふーん。
ヒトデって食えるんだっけ?
[炊き込みご飯を口に運びながら津野の説明を聞いた。
長峰が入ってくると、軽く手をあげて挨拶。
ちらりと横目で北斗を見た]
[拍手されると少し照れる。]
別に、そんな難しくねーと思うんだけどな…
[健二の言う1人2つは贅沢だな、と笑って、枕をパスしようとする。]
やべ。
[が、手が滑って思わず北斗の顔めがけて飛ばしてしまった。]
[のんびり支度をしてから、浜辺へ向かう。海の中では、予告通り翔平コーチのスパルタ水泳塾が展開されていた]
【秘密基地→浜辺】
雛ちゃん、がんばれ!
[こっそり声援を送ってから、ビニールシートで覆われた岩穴に入って水着を着る]
【昼食後・秘密基地】
[ぶらりと一人で見て回ろうか…と考えていたところ、梨子の提案に目を丸くして]
梨子さん? 一緒に、いくの?
それはすごく嬉しいけど……ん?隊員?
[状況を飲み込むのに少しかかったが、最後はにこっと笑うと]
着いていきます! 梨子隊員。柿田隊長、あとは頼んだよ。
[梨子について“探検”に向かっただろう]
[小百合の姿を見つけて手を振る]
あーー、さゆりん、こっちこっち!
もう食べてるよー。
[一気に笑顔になった]
んー、ヒトデも食べられるかも?
[でもあのぶつぶつぼつぼつを思い出し、
食べてもあまり美味しくなさそうかも、と考える]
[長峰が合流したのを見ると、すでに茶碗にがっつきながら
「ん」と挨拶。
焼き魚の小骨取りに苦戦していると、ヒトデ料理はないんだね、という話が聞こえて内心頷く。]
そういや、ヒトデ料理ってないな……。
あってもぶにぶにして、まずそうなのかな。
[そう一人ごちて、ヒトデ料理の味を想像してみた。]
ちなみに、ヒトデについてぱぱっと調べてみたところ、食用に適さない理由はよくわかりませんでしたが…地域によっては卵を食べたりもするんだとか。
それより生態の話が面白くて、ついつい読み耽りそうになりました…
……微妙だ。
確かに、普段から頑張ってどうにか25mって感じだからなあ……。
[息継ぎが下手なのか、そのくらいで苦しくなってしまうのだ]
ん?
[と、顔を上げた時に、ちらと久美子の姿を見掛けた。
岩穴の中に入っていったようだ]
[ちょうど見えた北斗の百面相に、思わずふき出した。
視線が合えば、両手を合わせて謝罪]
今日の飯も美味いよな。
みよ子さん、駄菓子屋兼食堂でもやればいいのに。
[食い意地の張った奴は見てて面白い、という宏樹の言葉に
同意するように頷いた]
【昼飯後・無人島 探検の道】
[藤本と雛を迎えに行ったときに皆で話した、『昨日の無人島での花火』の様子を藤本に話す梨子。]
…でなー、昨日、翔平のネズミ花火…
[翔平の顔と仕草を思い出し、「くふふ♪」と笑う梨子。]
最後、翔平に向って行ったんでーーー!!
[無邪気に「ふふふ♪」と笑った。]
…あ?あっちはどうやった?
桃ちゃんとか、実るんとか?
あっちおったとき、あんまし外で見らんやったけど…
むー。
食い意地食い意地うるさいよー。
[そういいつつも、炊き込みご飯は3杯目だ]
[ぷいっと宏樹から顔をそらし、皿から魚を取る。
箸を使うのが面倒になって、
両手で頭と尾を持ち、そのままかぶりつく]
あーーーん。
[確かに食い意地がはっているを否定は出来ない]
[歩ちゃんに呼ばれて、歩ちゃんの方に一つ席をずらします。]
…?
[なんだか、男子の間に流れる空気が、いつもと違うような?
なんだろう?と疑問に感じましたが、もともとそういうのはよく分からない方なので、触れないことに。]
はふ…おいしい!…ふふ、いつも「おいしい!」って言わされてる気がする。
みよ子さん、お料理上手だな…いいなあ…
[帰ったら、練習と自由研究を兼ねて、色んなお料理にチャレンジしてみよう、などと考えています。]
[言われるとおりに海に入ったものの、矢継ぎ早に言われて混乱する]
えっと、つかまって身体をのばして、う、うでを曲げない…?
[しかしどうしてもなるべく顔を水につけないようにするため、身体が伸びない。弓なりに反ってしまって、下半身が沈む]
ええっ、の、のびな…ぶふっ!
[浮き輪をつかむ手が滑って支えを失い、そのまま水に顔面から落っこちた]
【探検中】
[梨子が語る昨日の花火大会の話題にくすくすと笑いつつ]
あー、おっかしい。
あっち? そう、公民館でもね、花火大会やったんだよ。
あっちでは実がね、ねずみ花火をみんなの足元に投げたりしてね、けっこう大騒ぎ。
あとはあゆちゃんが、へび花火に一気に火をつけたりしてね……。
[ひとしきり、昨日の公民館の花火についても語っただろう]
みんな元気だよ。元気すぎるくらい。
あー…でも僕も、ももちゃんだけはあんまり見かけてないなぁ……たぶんいつも通りなんだと、思うけど……
[食い意地を否定しながらの、その清清しいまでの食いっぷりには素直にすごいと思ってつい笑ってしまう。]
……お前、そりゃ、説得力ねぇよ。
[ちまちまと小骨を取っている自分がばかばかしくなり、真似して魚にかぶりついた。]
【浜辺】
[着替えを終えて、準備運動の後に海へ入った。水泳教室を見守っている博に近づいて、様子を聞く]
雛ちゃんたち、どう?
おらあ 怖がるんじゃねぇ!頭を水の中に入れる!力を抜く!怖い怖いって思うから力が入って体が沈むんだっ!
・・・とりあえず立て!海の中見てみろ!少しは怖くなくなるから! これ貸してやる!
[顔面から沈み始めた樫村の腕を引いて助けると 自分のゴーグルを樫村の方へ押し付けた]
[歩きながら、秘密基地からわずか一分ほどのところではやくもちょっとした高台を見つけ、観測ポイントとして頭の中にしっかりメモした]
……近いし、いいかも。あ、なんでもないよ。
[そのまま梨子について探検を続けた]
お、いいねー、宏樹!
[同じように魚にかぶりつく宏樹を見て
笑顔で親指を立てる]
こうやって食べると、もっと美味しい気がするんだよ。
[そうやってガツガツ食べた]
ごちそうさまでしたっ!
[ぱちんと手を合わせる]
よいしょっと
[今日はめずらしく片づけをしようと、
茶碗や皿を手に持ち厨房へと*運んだ*]
[歩がいなくなった後、1つ空席を挟んで
小百合と北斗が並ぶようになったようだ]
【大広間→厨房→女子部屋へ】
[久美子に訊ねられると、少し困った顔を作りながら]
うーん。雛さん、大分苦戦してるみたいだね。
でも、翔平くんがびしっと指導してるから、大丈夫じゃないかな。
無茶もさせてないみたいだし。
[バタ足から練習する雛の方を見た。
やはりまだ、水は怖いようだ]
津野 歩は、鏑木 実 にうしろゆびをさすことにしたよ。
[お魚に箸を伸ばしながら、こっそりと、紫藤君と北斗君の様子を代わる代わる見守ります。
北斗君と目が合って、夕方のことを思い出し、思わず視線を逸らしてしまいました。]
お、お魚美味しいね。あはははは…
(あのこととは関係ないだろうけど…どうしたんだろ。2人とも。)
[昨日の藤本先輩も、なんだかいつもと雰囲気が違いましたし…]
(部屋で何かあったのかな…?)
[枕はばふ、と音を立てて北斗にクリーンヒット。
リフティングの真似事に目がいって、そちらに気がついていなかったらしい。
一瞬目を丸くしていたが、状況に気付くと「やったなあぁ!」と枕を投げ返された。]
わ、わり。……うお!
[油断しているとたまにいい勢いの枕が飛んでくる。
それをぎりぎりでかわすと、宏樹もやられたらやり返すの精神で応戦した。なし崩し的に枕投げに突入したようである。
最初は2人で投げあっていたが、その場にいた人は流れ弾に巻き込まれるのは必至だろう。]
【昼飯後・無人島 探検の道】
[藤本に、あちらの様子を教えてもらい、実るんのやんちゃっぷりにくすくす笑った。]
…そっかあ…。
実るんは元気そうで何よりやけど…
桃ちゃんなあ…心配やなあ…。
…ん?どしたん?
[遠くを見つめ何かを呟いた藤本をじっと見つめる梨子。
『なんでもないよ。』の言葉に、「そっか♪」と答え、替え歌を歌いながら再び歩みを進める。]
♪ゆーけゆーけー ふじもとー どんーとゆーけー♪*
[博と一緒に、練習風景を眺めながら]
うん、苦戦してるね。なかなか、すぐにはできないよね……。
でも、雛ちゃん頑張りやさんだから。
翔平くん、意外と教えるの上手なのね。
[コーチの語調は乱暴だが、内容は的確だと思える]
泳げる子って、それが当たり前だから、教えるの難しかったりするのよね。
何がわかんないのかわかんない、って感じで。
でも、ちゃんとポイント掴んでるなあ、翔平くん。
運動した後の飯は美味えー。
しっかし、よく食うなあ。
[津野を見てぼそっとつぶやいた。
空いた空間を見つめる。
毎日少しずつ人が減っていく夕食の光景に寂しさを感じた。
食事を終えると食器を片付け、足早に部屋へと*戻る*]
【大広間→厨房→男子部屋へ】
うう…。目が痛い…しみるし……。
[有松に引き上げられると、目をこすりながら、そのまま水の中に座り込んで愕然としている。座り込んでも胸元あたりまでしか深さは無いのに。やっぱりこの前溺れた恐怖感が残っているのだろうか?]
……?
[押し付けられたゴーグルを不思議そうに見て、有松の顔を見る。そしてもそもそと顔に取り付けてゴーグル越しに水に顔をつけてみた。ちゃんと中が見える。
がばっと身を起こすと]
ねえねえ、ここ、何かいた!たぶんなにかの二枚貝だった!
ささっともぐっていなくなっちゃったけど!
[興奮気味に話す]
[歩ちゃんが席を立ったら、北斗君が…]
[気持ち、急いでお夕飯を食べていきます。もともとが遅いので、傍目には全く変わりませんが。]
む、無人島に行ったみんなは…何を食べているんだろう…?
[考えてみたら、無人島というくらいだから、お店はおろか、食べ物を作っている人もいないだろうし。]
…海でお魚を捕ったり、山で木の実を拾ったり、している…?
[なんだか、もの凄く野性的な生活を想像しているようです。]
[こうやって食べるともっと美味しい、と言われると、本当にそんな気がしてくる。細かいことは気にせず味わった者勝ちだ。]
分かっんなぁ、お前。
[にやっと笑うとまた魚にかぶりつく。
いつしか最初は気にしていた小骨も綺麗に食べてしまっていた。]
ん。ごちそうさま。
[満腹のお腹に満足。
いつものように片付けの手伝いも済ませて男子部屋に*戻った*]
【探検中】
わあ、小さな川だね。川って言うか、沢?
[物珍しそうにきょろきょろする。歌いだした梨子に対しては]
え、なに、その歌ー。
[ぷっとふき出すと、仕返しのように同じメロディで歌い返した]
♪ゆーけゆーけー かのうー どんーとゆーけー♪
長峰 小百合は、鏑木 実 にうしろゆびをさすことにしたよ。
んー……そういえば、そうかもね。
[自分はどうだったかなあ、と思う。
上手く泳げる訳ではないが、水が怖いとは思わない]
翔平くんも、無茶苦茶ばっかりやる訳じゃないんだよね。
ここに来てから、みんなを見直す事が多いよ。
[興奮気味に話す 樫村に言う]
あーもっと深い所には綺麗な色の魚がいっぱい泳いでいるし、珊瑚もあるんだけどなー 泳げない奴は連れていかれないんだよなーこのままの状態だと樫村は置いていかれるなぁー・・・
[頭の後ろを両手で組みながら口笛を吹いている]
北斗ー!
[枕をくらってそのまま倒れるかと思ったが、案外タフなようだ。
仕返しとばかりに宙を舞う枕に目を疑う]
……やるなあ、北斗。
[傍観者の立場で投げあいを眺めていたが
いきなり飛んできた枕が頭に当たった]
ってえな!
馬鹿になったらどうすんだ!
[あたった枕をつかんでぶん投げた先には]
1.北斗 2.宏樹 3.鏑木2(3)
うお!
[思わぬ方向から枕が飛んできて、思わずよろける。]
……っ今のはいてぇぞ!
[さらに北斗から飛んできた枕をかわしつつ、臨戦態勢で投げ返す。向かった先は
1.健二 2.北斗 3.実 3(3) 。
北斗からの枕は0←これがメモの28より大きければ回避成功。]
ぅ…ぁ……ぅぅぅ…。
[泣きそうな顔になる。分かっているのだけど、なぜか身体が言うことを利かないのだから]
見たいよぉ。きれいな魚とか珊瑚とか…。
さっそうと泳いで…。
[俯くと、ゴーグルの中にぽとりと一粒、涙が落ちた]
みんなご飯食べるの早いね…
(急いだつもりだったけど…)
ごちそうさまでした…
[お膳に向かって手を合わせると、厨房へと食器を運びます。
いつものように後片づけを手伝った後は、部屋に戻ることでしょう。]
【大広間→厨房→女子部屋】
うん、ほんとに。
盆踊りの時も言ったけど、みんなのイメージ変わったなあ。
……盆踊り、私が無人島に来る前の夜だったのよね。
一日はあっという間なのに、昨日のことがずっと前みたいな気もする。
この話も、前にしたね。
肝試しのことも、ずっと前みたい。
[見えはしないけれど、公民館の方角に顔を向ける]
んが!!
[足元の枕に足をとられて体制を崩し、さらにそこに北斗の枕がいい感じの勢いで直撃。
たまらず布団に突っ伏してしまった。]
ほくとおぉ……!
[恨めしげな声。]
な な な 泣くなって!
[今にも泣きそうな顔をしている樫村の姿に狼狽する]
あーあーあーすまん!厳しすぎたわ!俺が!だから泣くなって!な!泳げる様になるって 筋は良いって!なっ!
[最後の言葉は明らかな嘘だったが]
あーあーあー分かったよ!泳げなくても俺が浮き輪を持って連れて行ってやっから とりあえず頑張ろうぜっ!な!
[おろおろしながら 自分もしゃがみこんで慰めている]
……だ、大丈夫かなぁ。
[雛が泣いているように見えて心配する。しかし翔平が謝っているようなので、ひとまずは大丈夫だろうと、久美子に向き直り]
うん……そうだね。
こっちに来てからも、いろんな事あったよね。
……肝試し、如月くんと一緒に回ったんだよね。楽しかった?
[自分も思いを馳せるように、公民館の方を向く]
うお、集中攻撃かよ!!
[体制が崩れたままたが、何とか68の勢いで避けようとする。
先ほど枕が向かった実からも枕が飛んできたようだ。
+表+←表なら回避]
……えっと、次の弾はっと。
[部屋の中を見回し、落ちている枕を見つけると手を伸ばす
ほぼ同時に北斗の手も伸びてきたようだ。
+チョキ+でメモのチョキと対戦]
……ありまつ、くん…?
[思わず不思議そうな顔をしてしまった。有松がこんなに狼狽している姿は、初めて見た、気がした。しゃがみこんでまで慰めようとする姿に、何だか微笑ましいものまで感じて]
ありがとう有松くん。やっぱり有松くんは優しいね。
ごめんね、私、公民館横の川で溺れちゃって…それでまだどうしても恐怖感が抜けて無いんだと思うの。
私のほうからお願いしてるのに、泣いちゃってダメだね。
[ゴーグルを取ると目の端の涙をぬぐって]
うん、もう大丈夫だから。…きっと。
特訓、よろしくお願いします。
[ぺこりと頭を下げた]
雛ちゃん……大丈夫かな?
[水泳教室の二人をしばらく見守るが、大丈夫そうだと判断する]
ん?
[博の問いに振り返って、微笑む。その問いには直接答えずに]
ね。
花火の時に言ってた、私が見送って欲しいんじゃないかって、博くんが思ってた「他の人」って。
藤本くん?
[笑顔のままで問いを返す]
〜〜っ!!
[容赦のない勢いの健二の枕はしっかり直撃。
しかし何とか実からの枕は回避できたようだ。]
っくそ、反撃だ!
[近くにあった枕を4(5)個掴んで、手当たり次第に投げつける]
【厨房→女子部屋】
[お片づけを終えて、部屋に戻ってきました。
歩ちゃんは…もう寝ちゃうのかな?]
今日は…何もないのかな。
[ここに来てから、毎日のように、色んなことがあって…急に思い出が増えてしまいました。]
[小百合は日記を取り出します。忘れない内に、今日の出来事を書き留めなきゃと、新しいページを開きますが…]
[北斗と枕の取り合いをしていると、
大量の枕を持った宏樹が見えた]
うお。散弾銃かよ。
[こちらには2(4)個の枕が飛んできた。
気合で回避と叩き落しにかかる。
+表++裏++表++裏+←表なら回避]
そ、そうか溺れて怖かったのに 泳ぎを覚えようとしているのかー偉いなー
[泣いている女の子を慰めることと 中々人を褒めることがないので若干棒読みだ]
・・・そんなに怖くないんだよ。何でも楽しくできれば自然と上手くなるもんだ どうして泳ぎたいのか考えてやれば良いよ。
[自論を持ち出しびしぃーと言い 頭を下げた樫村にはほっとした様な表情で笑った]
・・・まぁ 気長にやるかぁ!じゃあとりあえず顔をつけてバタ足3回!・・・手は伸ばすんだぞ!
・・・それと浮き輪は滑るみたいだから俺の両手を使え!
[浮き輪を浜辺の方に放り投げると 樫村の方に両手を差し出した]
うん 3回は流石に気長すぎるなっ!冗談冗談!
[いつもの調子で笑うと]
93回ならやれそうか?ゆっくり樫村のペースでやればいいから・・・
[と両手を差し出したままだ]
[投げつけた先の健二と北斗は、枕の取り合いをしているようだ。チャンスとばかりに先ほど手痛い一撃をくれた北斗に反撃。渾身の一発をお見舞いしようとする。]
くらえっ!!
[+裏+←メモの表と一緒なら当たり]
え?
[笑顔のまま問われた内容にどきりとして。
咄嗟のことに頭が回らず]
……うん。
[素直に頷いてしまう。
少し怯えたような表情をした]
んん…何を書いたら…良いだろう…
[書くこと自体はたくさんあるんです。
藤本先輩と雛ちゃんが無人島に行ったこと
お昼に出た担々麺、辛かったけど美味しかったこと
午後はみんなで海で遊んだこと
歩ちゃんが変な生き物を見つけてきたこと
海で泳いで、それから…]
………北斗君、か。
[鉛筆を持った手は、まだ宙に浮いたまま。]
う、うん。泳げたら、溺れなくてすんだし、他の人に迷惑かけずにすんだし…。
[妙に言いにくそうに呟く。どうして泳ぎたいのか……]
…うん、ありがとう。3回でいいの?分かった、それなら頑張る。
[差し出された手を、少し戸惑いながら取ってしっかり握ると]
すぅぅ…。
[大きく息を吸って顔をつけ、バタ足26回]
ぷはぁ!
[顔を上げる。さすがに3回はクリアしたけれど、93回にはとても届かなかった]
…残念…。
[しかしこれ以上は、息継ぎ無しだと難しい]
[しかし渾身の一撃も回避されてしまうと、投げ返された枕にまたもや当たって倒れこんでしまう。気分的にはもはや完敗だ。]
く、くそ……北斗つえぇ……
[しかしまた起き上がっては投げ返すことを繰り返し、枕投げは疲れて眠るまで続いた。
次の日は布団が初日レベルのカオス配置になっていることだろう。**]
よしよし上手い上手い!
[一気に26回バタ足をやってのけた樫村を褒める]
手はしっかり伸びてたな 次は足の膝から下を伸ばすようにして足の甲で水を蹴ることを意識する!
・・・はいちょっと休憩!ゆっくりやろう!息が苦しくなったら顔を上げろよ?
[樫村のペースに合わせるようにゆっくり教えている]
[一行目に置かれていた鉛筆は、ページの真ん中あたりへ。]
沈んでいく太陽と、海。砂浜に、私がいて、隣に…
[夕暮れ時の海が見せた、あの強烈な色彩を再現する色は手元にありません。
でも、目を閉じれば今だって、ありありと浮かんできます。]
素敵な、素敵な思い出………来年も、か。
[来年。またここへ来ることは、できるでしょうか。
北斗君の言葉に、どうしても応えることができませんでした。]
そっか。
やっぱり、そう見えてたのかな。
[のんびりした口調で応え、また遠くをみやりながら]
やっぱり、そうだったのかな。
……あのね。そうかも知れないって思ってたけど、違うの。
肝試しのとき、藤本くんとペアになれて、嬉しかった。
それでね、
[秘密にしておくべきか迷ったけれど、皆の待つ公民館まで、手を繋いだまま戻ったことを思い出し]
神社に入るとき、手をひいてくれたの。私が怖がったときも、ずっと優しかったし。
……すごく、嬉しかった。
でもね、違ったの。藤本くんにとっては……たぶん、違ったの。
[穏やかな微笑みを浮かべて、視線は空へと移っている]
【探検→秘密基地】
[ひとしきり、島の周囲を梨子に連れまわされ…案内してもらうと、いったん元の秘密基地に戻ってきた]
梨子さん、ありがと。すごい楽しかった。
[そういうと、また人差し指を伸ばし、指の腹でぷにっと梨子のほっぺたをつついた]
さて、これからどうしよっかなぁ。
昼寝もいいけど……うーん、僕はちょっと海のみんなの様子、見てくるかな……。
梨子さんはどうするの? ふうん、そっか、またあとでね。
[梨子の今後の予定を聞くと、そこで別れ、翔平たちのいる海へ向かった]
うん 93回はちょっと多いわ
[動揺が続いていたせいか妥当な回数が言えなかったのだった はっはっはと笑いながらごまかす]
よしじゃあ次の目標は26回を越すことにするか!息継ぎはその後!ひとつずつクリアしていこうぜ!
[再び両手を差し出した]
宏樹はもう少しコントロールを磨いた方がいいようだな。
[一発くらったものの、精度の悪い攻撃なら見切れそうだ。
さらに北斗への枕が外れるのを確認。
鏑木と北斗は二人でじゃれあいを始めたようだ。
やがて一人、また一人と疲労のためか睡魔に敗北し、撃沈していく]
……泥仕合とは、相手に枕を多く当てた奴が勝つんじゃない。
最後まで立っていた奴が勝利するんだ。
[敗者の額に肉を書き入れると、満足げな笑み]
膝から下を伸ばして足の甲で水を蹴る。
うん、やってみる。
[いまいちどういう感じなのか分からないけれど、何度かやってみたら感覚が掴めるに違いない]
あ、うん、休憩…くしゅん。
[言われて、身体がだいぶ冷えていることに気づく。夏の海でもやはり無理は禁物だ。しばらくパーカーを着て休憩してから、再びバタ足の練習27回]
【公民館・夕食後】
ごちそうさまー!
[海で散々遊び回ったが、まだまだ疲れる様子もなく]
[食器を厨房に運んだら、来るべきメインイベントに向かうだろう]
【→男子部屋】
ん? ……うん。
[久美子の話を、小さく相槌を打ちながら聞く。
自分が見ていない所で、二人の距離は存外縮まっていたのだなと、最初は思っていた。
けれど]
如月くんにとっては……違う?
[話を促すように、言葉を繰り返した。
空を見上げる視線。
太陽は少しずつ傾いて、黄色に近い色合い]
…お父さんは悪くない。我が儘なんて、言っちゃ駄目。
…でも、私がもっと、大人だったら…
[窓を開け、ベランダに。今夜も星がいっぱいです。
いつも見上げるものとは、どこか違って見える夜空。
もっと遠くまで行けば、もっと違った空が見えるのでしょうか。]
………
約束はできない、って言うべきなのかな。
でも、何もせずに、無理そうなら約束しないと言うなら…
最初から、『約束』なんて言葉、いらないね…
[時折、男子部屋からどたばたと大きな物音が聞こえる。
廊下や階下にいれば、その騒がしさに気付くだろう]
【深夜・男子部屋→外】
……ふう、疲れたぜ。
[誰かに気付かれないか、辺りに気を配る。
少し眠そうな目を擦り、深夜の探検に出かける]
おおー27回!おっけーおっけー!前よりも足が伸びてたぜっ!後は回数こなすだけだなっ!
[1回でも超えたことに喜ぶ 樫村の唇が少し青くなっているのを見ると]
だ、大丈夫か・・・?よし浜辺に上がって中休憩だ!
[浮き輪と樫村の手を取って海から上がった]
[男子部屋から聞こえてきた物音に、身体を強ばらせます。
食事中も、何だか様子が変でしたし…どうしたんでしょう?
しばらく様子を窺い、こちらに気付いた気配が無いと悟ると、頬杖を突きながら、再び夜空を見上げました。]
私はここに来て…良かった、と言うべきなのかな。
…こんなに楽しいこと、たくさんあるなんて、知らなければ…
知らなければ、こんな思いしなくて、済んだかもしれないのに。
[どんどん気持ちが沈んでいきそうになるのを抑え、もう一度、何も考えずに、星を見つめます。]
……………
[小さく唇が動きました。何かを祈ると、踵を返し、部屋へと。
俯いた拍子に、涙が一筋、頬を伝い落ちました。]
[有松に引かれて浜辺に上がる。座ろうとして砂が熱くて座れず、思わず噴き出して]
焦げちゃいそうね。
[木陰まで移動して座り込んだ。慣れないことをするとやはり疲れが溜まってしまうのかもしれない。それでも少しずつでも上達しているのが感じられて、気力は充実していた]
有松くん、教え方上手ね。
学校の先生になったらいいかもね。
だって、藤本くん、みんなにあんな感じでしょ?
[博の表情に気づかぬまま、くすくす笑い]
輪投げの時も、歩ちゃんに。
[抱き上げてくるくる回ったことを指すのだろう、両手で海水を抱いて上体をひねる]
さっきも雛ちゃんと、一緒に包丁持って。
肝試しのペアだから、優しくしてくれたのに、
私ちょっと自惚れちゃって、恥ずかしかったなあって。
違うって言ったのは、そういうこと。
深夜の小百合劇場・完。
人数が少なくなると、こういう使い方もできるんですね。
誰かがいると、その人と話したりで、楽しく時間と喉を使ってしまうので、一人の世界に浸る描写なんて、できませんからね。
あー俺が学校の先生?ないないだって頭悪いもん 俺!
[木陰の下 口を大きく開けて笑った]
まぁ泳ぎは 向き不向きがあるしゆっくりやればいいと思うぜっ!別に今日だけじゃないんだし!学校でも教えてやるよ!
俺、泳ぐことより走ることの方が得意なんだけどなっ!
樫村はどんな大人になるんだろーなっ
[質問のような独り言のような 答えを求めているわけではない言葉を吐いた]
[如月の態度。言われた通りの事を、頭の中で思い出してみて]
そうかな……そうかもしれないけど。
でも。
[久美子の顔を見る]
如月くんのこと、好きなんでしょ?
[しばらく見詰めて。
潮風が目にしみた、というように、瞬きして逸らす]
今は違ってたってさ……そうだって知ったら、如月くんだって。
うーん、有松くんは頭悪く無いと思うよ。単に、苦手意識があったり、他に好きなことがあって手が回らないだけ、だと思うの。
私は、身体が浮きにくいみたい。みんな仰向けになっていくらでも浮けるのに、私はどうしても沈んでいくのよ…。
[ため息が漏れた]
学校でも…うん、ありがとう。
さすがに1日や2日で泳げるようになったりは、しないもんね…。
[ぽつりと]
…私は、おかあさんみたいなオトナになりたいなぁ…。
やさしくて、いつも笑っていて、あったかくていい匂いがするの…。
−回想−
【午後・無人島 探検の道】
んー?
川……沢……?
[梨子には、川と沢の違いなど分かるはずもなかった。]
…明日、柿田隊長に聞いてみるであります!
[心の中で「柿田くんに聞かなきゃ分かんないよ!」と思いながら、探検隊ごっこを続けている梨子は、そんな風に答える。]
あ!隊長はあたしだった!
…こ…こほん…。
…あー。明日、柿田隊長に聞いてみたまえ!
[博の問いに、まっすぐな視線を返す。あまり間を置かずに返す答え]
ほんとはね、きっと、そうなりかけてたんだけど。
やっぱり、違うかな。
藤本くんのこと、すごく素敵な先輩で……大事なお友達だって、思ってるよ。
それでいいの。
博くんに、心配かけちゃってたのね。
ごめんね。ちょっとだけ寂しかったけど、今は平気。
紫藤 健二は、越川 宏樹 にうしろゆびをさすことにしたよ。
紫藤 健二は、杉田 桃子 をおそっちゃうことにしたよ。
[樫村の言葉には 何か考える所があったようで沈黙]
・・・ふーん 俺の母ちゃんもそんな感じだな・・・やさしくはねぇし怒ってばっかりだけど・・・いつも笑ってるな
・・・俺は父ちゃんみたいな大人になりてぇ・・・でっかい男っていうのかな?皆に頼られるようなさ・・・懐がデカイ大人になりたいな・・・
[手で砂をいじりながらぽつり]
・・・あぁいけねぇいけねぇ泳ぎを教えなきゃ!
[ふと思い出したように大声を出した 砂浜に寝転がってバタ足の動きを見せようとし始めた]
ここの部分をな足先を伸ばすようにして蹴るんだよ
サッカーのボールを軽く蹴るみたいにさ・・・って女子はサッカーしねぇか・・・あーなんて言えばいいんだ!
こう何ていうんだろう・・・?人魚・・・的な動きだ?
違う、の……?
本当に違う? 本当に、平気なの?
[久美子に一歩、詰め寄るようにして]
心配とか……そんなの、気にしてないから。
こっちに気を遣わないで、正直に言ってよ。
ぼく……応援するから。
[早口で言い切り、はあ、と残りの息を吐く。
如月くんたち、怒るかな――と、ちょっとだけ、思った]
−回想−
【午後・無人島 探検の道】
[藤本の*09ファウル*並みの歌声を聞くと、「にぃー♪」と笑って続けた。]
♪おーもーいーぃ こんだーぁらー♪
♪しょおりーの……
……ぶわ!!わわっ!!………!!!
[歌っている梨子の口に、蚊が入り込んだ。]
…!?………ぶはっ!……べっべべっ!!
[蚊を地面に吐き出す梨子。藤本の表情は窺い知れない。]
[その後は、汚名返上すべく、新しく無人島の住民となった藤本をあちらこちら連れ回し、秘密基地に戻った。]
[距離を詰めてきた博に、一瞬気圧される。すぐに落ち着いた表情を取り戻し]
うん。大丈夫。本当に平気。
これでもね、すっごく考えたのよ?
博くんに気を使って、自分の気持ちに嘘ついたりしないよ。
[急に表情を曇らせて]
応援って、それ……本気?
有松くんのおかあさんだから、きっと優しい人だね。
有松くんなら、そんなおとうさんみたいな人になれるよ、きっと。
…うん、泳ぎ!もう身体も温まったから大丈夫。
[有松のバタ足をじっと見て、うんうんと頷いている]
…人魚。
[有松からそんな単語が出てきたことに、一瞬虚を突かれた]
…人魚、かぁ。
[逆に全然想像がつかない。でも何となく言わんとしていることは分かるような…分からないような]
うん、やってみる。
[パーカーを脱いで木の枝に引っ掛けると、海の中へと]
[自ら積極的に練習をしようとする 樫村の後ろ姿ににやっと笑い追いかけた]
よし 次の目標27回以上!始めっ!
[海の中に入ると樫村の両手を握ってバタ足の練習]
……うん。本気だよ。
[表情を曇らせる久美子に、それでも頷いた。
本気と言う割に、答えるまで間があったけれど]
ぼく、さ……
小学校を卒業したら、甘瓜から出て行くかもしれないんだ。
だからさ、
[にこりと、笑った。
笑おうとした]
久美子さんが幸せになれることなら、全力で応援するよ。
それで、悔いを残さずに進学出来る……からさ……
[声が詰まる。
ごしごしと目を擦ると、塩水のせいで余計に痛かった]
よし!数は少ないが!フォームは綺麗だっ!
人魚の例えが良かったなっ!
おっけおっけじゃあ次は俺が動くからバタ足を続けてみて!
おお スゲェ!できてる!完璧だっ!75回か!バタ足は俺が手をつかんでなくてもできそうだなっ!
じゃあ次のステップに移るぞ!やれるかっ!樫村!
次は手の水のかき方だっ!
[指導に熱が入ってきた]
え……。
[一瞬呆然として]
知らな、かった。健二くんたちと一緒に、甘瓜中に行くって思ってた。
……っ。
悔いが残らないって、そんなこと。
本気で、言ってるの……?
[水の中で、自分の両手を握りしめ]
私は……。
[ずいぶんと長く思える沈黙の後]
嫌、だよ。
[喉に詰まった苦い物を、吐き出すように呟いた]
−回想−
【午後・無人島 探検の道】
蚊の襲撃にもよく耐えたな!藤本隊員!
これにて探検終了!!
こちらでしか味わえないハンモックで、ゆっくり休んでくれたまえ!
…解散!!
[藤本から、また頬っぺたを突付かれ、キョトンとする。
『海のみんなの様子、見てくるかな…』の言葉に、さっき突付かれた頬が紅く染まる。]
んーー!…こ…こほん!
えー…と…。…翔平隊長とともに、雛くんの泳ぎの手助けをしてやってくれたまえ!
ん?あたし?冷やしとるゼリーを…ごほん!しーくれっとじこーである!
…解散!!
[そう言うと、秘密基地からタライを持ち出し、湧き水地点へ出かけた。]
よし!良い返事だっ!
[樫村の良いお返事にうんと力強くうなづいた]
まず手を水を掬うような形にする 浅いお椀型だな!
次に肩を軸にして腕を回す!おっとこの時は腕を伸ばす必要はないぜ!
まぁこつは腕が耳の横につくように回すことと、水の中では腕を伸ばすこと!伸ばしきるんじゃないぜ水を捕まえるんだっ!
つーまーりーこうだっ!!!
[だんだんと乗ってくると その場でお手本を見せた]
そうだっ樫村!やればできるじゃないかっ!
お前には光る物がある・・・!今日泳げる様になるかもしれないな・・・!
[嬉しそうに笑うと]
では それを84回 2セットだ!始めっ!
[腕を組んで見守っている**]
うん。ずっと、言わなくてごめん。
試験、受けなきゃいけないからさ……もしかしたら、失敗するかもしれないし。
[もっとも、合否がわかる時期を考えたら――ほとんど、何も言わずに去るに等しいだろう]
……ん、
[久美子にもう一度問われて、ほとんど反射的に頷こうとした。
けれど、嫌だ、という久美子の声を聞いて]
……え?
[顔を見返して。
ふと、自分は何をやっているんだろうという思いにかられる。
健二や如月に、あんなに励まされてきたのに]
……ごめん。嘘だ。
ぼくも嫌だ……嫌だよ。
[振り絞るように言う。
もう、それだけでは止まらなくて]
久美子さんと……もっと、仲良くなりたいよ。
[海への道をたどる。開けた浜辺に出ると一面真っ青な海]
わぁ……
[思い切り深呼吸。ふと右のほうを見ると、50mほど離れたところで翔平と雛が特訓に夢中になっている姿が見えた。そしてその近くで話しこんでいるらしい博と久美子の姿も……少しの間そのまま見ていたが]
どうやら僕、お邪魔でしかなさそうだね…。
はぁ、梨子さんについてけば、良かったかも。
……博くん、ちゃんと話せてるかなぁ。
中学校のことも、はやく話したほうがいいはず…。
ううん、余計な心配は無用。博くんにまかせればいいんだ。
……やっぱ帰って昼寝しようっと。
【→秘密基地】**
【午後・無人島 あちこち寄り道し→湧き水のある所】
…
♪まっかーにもーえる おおじゃの しーるしー♪
♪ゆーけ ゆーけー ひーろぉしー♪
♪どーんとー ゆーけー♪
[兄が好きなアニメと・父が好きな探検隊のテレビ番組のテーマ曲がごっちゃになったものを歌いながら進む梨子。]
…っしゃー!迷わず着いたっ!!
で、できた…できたよ、有松くん!
[次々に課題を出されて、雛は気合でクリアしていく。
そしてやがてテストが。
バタ足。+表+息継ぎ+表+。総合+表+。]
[全身を強張らせて、博の答えを怖れるように待っていたけれど]
……。
[「ぼくも嫌だ」その言葉に、ようやく緊張がゆるむ]
……うん。
うん。
よかっ、た。
[ほおっと息を吐いて、我に返る。自分が夢中で言った言葉の意味が、今更実感できて]
あ。え、えっと。私も、仲良く……
[数十センチ真下へ沈み、赤くなった顔を冷やす。浮かび上がれば、まっすぐこちらを見つめる博の視線]
よろしくお願いします。
[目を合わせて、恥ずかしそうに*笑った*]
[そんなに距離は伸びなかったものの、かなり良いフォームで泳ぐことができた。
嬉し涙が流れて、思わず有松に抱きつく]
ありがとう、有松くん、ありがとう…!
[何度もありがとうを繰り返し、途端になにかの緊張の糸が切れたように、その場にへたり込む。さすがに疲れきったらしい。
今日はこれまでという有松の声に頷くと、真っ先にお風呂に入らせてもらってから、秘密基地の毛布に包まって、あっという間に*ぐっすりと*]
……うん。
[よかった、と言ってくれた久美子に、こちらも同じ思いで。
続く言葉を待っていたら、水の中に沈んでしまう。
びっくりしたまま見詰めていると、浮かび上がる久美子と目が合った]
は、はい。
こちらこそ……よろしくお願いします。
[頭を下げる。
涙と顔のほてりを誤魔化すように、もう一度腕で擦った後、久美子の笑顔に微笑みを*返した*]
【午後・無人島 湧き水のある所】
…ひゃー!ひゃっこーい!!
[湧き水で顔を洗う梨子。顔を洗った後は、その清らかな水に手を浸けバシャバシャさせたり、視界に入った虫を捕まえたりして楽しんだ。]
…うわっ……!
…しまったー…。
もう夕食の準備、終わっている頃やなあ…。
[紅く染まりゆく空。
梨子は、タライにゼリーを6つ入れ、既に夕食が用意されているであろう秘密基地へと戻った。]**
・柿田博、私立中学受験予定。
+
・柿田博、久美子らぶー。
↓
・柿田博、お別れ前に久美子に告白イベント。
男子全員で応援 …こんな感じなんかー?**
【夕方・秘密基地】
[ハンモックで少しうとうとしたが、あまり眠れない。しかたなく起き出す]
んー…暇だな。
こういうときは何か仕事をすることに限るよね。
[ちょっと考えたが、はたと思いついたように、調理場へと向かった]
みんな泳ぎ疲れて帰ってくるだろうし、いいよね?
よし、やっちゃいますか!
[腕まくりをして、校長先生の持ち込んだ器具&食材チェック]
んー、なににしようかな…。みんなが好きそうなもの…?
[ごそごそと探り見つけた挽肉をしばらく眺めると、うん、と頷いた。数時間後、仲間たちが帰ってくるころには、如月は皿のうえにハンバーグの山を積み上げているだろう]
これに温野菜も添えて…
で、これはおまけ…
[あまったワカメと胡瓜で作った酢の物もそっと横に足してみた]
【男子部屋・戦場後】
[健二の出ていった部屋で]
・・・最後に立っていたものが勝ちなら。
僕の、勝ち、だよっ。
[そう言うと、前のめりになって倒れ、そのまま眠りにつくだろう]
【海 夕方くらい】
[腕を組みながら 樫村のバタ足と息継ぎの確認テストをする ミスを見逃さない厳しい目]
バタ足クリア 息継ぎクリア・・・よしっ距離は無理すんな!
そうだよなー樫村は運動神経悪くねぇしコツを掴めば泳げるように・・・って わ!
[涙をこぼしながら自分に抱きついてきた樫村に体が硬直している]
うーうーあー 頑張ったよ・・・樫村は・・・
[お礼を繰り返し その場にへたりこむのを見ると]
・・・よしっ今日はこれまでっ!体が冷えてるだろう風呂入ってから飯にするか!
[気がつくと 太陽は水面に沈み始めようとしていた]
【→秘密基地】
あー いつのまにか時間が経ってた・・・
[疲れているだろう樫村に合わせてゆっくり歩く くうと小さくお腹が鳴った]
へへ 腹減ったー っておお!すげぇ!
[如月の用意したハンバーグに感嘆の声を上げた]
【回想・夕方くらい・海→秘密基地】
[お風呂は水着で入ると聞いて、着替えずそのまま秘密基地に戻った。く゜ったり疲れていたけれど、目的をひとつクリアしたことで忘れていたことを思い出した。
秘密基地の荷物の中からバナナチップスとまりもようかんを取り出すと、料理をしている藤本にバナナチップスのほうを渡した。ビニル袋に取り分けてある]
これ、約束していたものなの。食卓に一緒に並べてくれるかな?
…わあ、ハンバーグ凄い…。
[炭火を使って火を熾して、ダッチオーブンで焼いたらしい。ごちそうだ。
雛のお腹が有松にあわせて鳴った]
【秘密基地】
えっこれ全部如月が用意したの?悪ぃ!ありがとう!
もう俺 腹ぺこぺこでさ・・・
あ 樫村水着だしこのまま風呂に入らせてくっから!
なんかやることがあったらやっから!ちょっと待ってて!
[急いでお風呂の火を焚くと 樫村を風呂に入れて夕食時まで寝せておくことにした]
悪ぃ悪ぃ・・・遅くなったな・・・ご飯はまだだなっよし俺がやる!博にも言われてたしなっ!
[飯盒の中の米は仕込まれてあったが 焚かれていなかったので火をつけ米を焚くつもりだ]
【お風呂】
[お風呂を用意してもらっているときに、有松に手にした「まりもようかん」を見せる]
これね、泳ぎを教えてくれたお礼。みっつしか無いけれど。
湧き水につけて冷やしておくとおいしいよ。
[そう言って、湧き水の中に入れておいた。そうすると本当にまりものように見えるのが面白い。沸いたドラム缶の風呂の中にそっと入ると、身体の芯までじんと温みが沁みてきて、思わずそのまま寝てしまいそうに…+裏+]
【夜中・女子部屋】
[ふと、夜中に目が覚める]
[窓から差し込む微かな月明かり]
[周囲を見ると、右に小百合、
左に我が侭を言って隣に寝てもらった桃子、
2人とも、ちゃんとそこにいた]
[2人の寝息を聞いて、少しほっとする]
………。
[少し考えて、タオルケットから両手を出す。
小百合と桃子の手をぎゅっと握って、
安心したように、再び目を閉じた]
[ついうっかりと意識が飛んで、ぶくぶくとドラム缶の中に沈みかけた。向こうを向いていた有松が慌ててやってきて、引き上げる]
…あ、う。ご、ごめんなさい…。ありがとう。
[さすがにもう寝ない。髪もよくすすいで海水を流してから、秘密基地に戻りぐっすると眠る]
【お風呂】
[うとうとと湯船の中に沈みそうになっている樫村に]
おい!そこで寝るんじゃない!帰ってから休め!
[慌てて 背伸ばして樫村の赤い頬をぺちぺち叩いた]
【秘密基地 夕方】
はじめちょろちょろなかぱっぱ 赤子泣いてもふたとるな!
[辛抱強くお米が焚けるのを待っている しばらくするとぷくぷくと泡が出てくる]
まだまだ・・・
[泡が勢いをまし火の上に落ちて音を立てる]
まだまだ・・・
[泡が収まると十分に蒸らし 蓋をずらす]
よしっ完璧だっ!27点くらいだなっ!
【秘密基地】
[夢の中でも泳いでいるのか、雛は寝ながら手足が微妙に動いてる]
……泳げる…のよ……。すごいで、しょ…。
[そんな寝言まで言いながら]
味はどーうーだー??
[27点プラス20点の出来だっ!]
おっと博と桜野も帰ってきたのか!
[辺りは暗くなっているので顔を赤くしている二人の様子なんて気がつくはずもなく]
おーそーいーぞーお二人さん!デートでもしてたんだろ!
[秘密基地のほうまで匂いが漂ってきたのか、まだ半分頭が眠った無意識のまま起き出した。夢遊病者のようにふらふらと調理場へと歩いていく。しかし調理場のできたての食卓の濃厚な匂いに、お腹が先に覚醒した]
………わわ、やっぱりおいしそう…。
[組み木細工の椅子に座る]
桜野さんと柿田くんはデートだったの?
[一緒に海にいたはずなのに、泳ぎに夢中で気づいていなかった]
【秘密基地 夜】
??? ???
[なんとなくぎくしゃくしていながらもくっついている二人の様子に首をかしげる]
おいおいどうした!二人共 何があったんだ!喧嘩か!
夕食の準備済ませちまったぞ!如月がほとんどやってくれたんだぞ!
[自分の頭はすでにご飯でいっぱいだ]
けんかは良くないよ。仲直りしようね?
[疲れと空腹から、ふたりの様子の違いにまでは気が回っていない。有松の言葉をなぞるように発言してから、いただきますをして食べ始めた]
あのね、お昼に言い忘れてたの。
紫籐くんから伝言。
「悔いのないように楽しめ」
だって。
[みんなに報告]
【夕食】
いっただきまーす
[手を合わせて ハンバーグを食べ始めた]
ふーん健二がー?まぁあいつは何か言いそうだよなぁ
[ハンバーグを口にいれてもぐもぐしながら言っている]
悔いか・・・悔いなぁ・・・何かあったかな・・・
あー!枕投げしてねぇ!
[悔しそうな顔をして呟き 酢の物に手をつけた]
あーこれが酢の物だよなぁ 美味いよ如月!
【回想:男子部屋】
〜〜〜〜っ。
やったなあぁ!
[北斗の言葉を合図に、「大会」が始まった。
勢い良く宏樹めがけて、枕が飛んでいく。]
[面白そう!とわくわくしながら混じる実と、
「あ、ごめん健二君!」
コントロールの外れた北斗の枕を食らった健二を巻き込んで。]
わーハンバーグおいしい…。
それに酢の物だ。
[疲れた身体に酢は嬉しい。疲れが和らぐ気がした]
ごはんもおいしいね。
[にこにこしながら食べている]
【回想:男子部屋】
あははっ!
どんなもんだいっ!!
[宏樹に枕を命中させて、ガッツポーズ。]
[健二と同じ枕に手を伸ばし、]
う、うぬぬ。
[取り合っていると、4つの枕が飛んできた。
殆ど健二に向かいその隙に取り合った枕をゲットしたが、そこに宏樹の枕が飛んでくる。]
当たらないよっ!
[ひょいとしゃがんでよけると、手に持っていた枕で応戦した。
宏樹に投げたはずが、それは実に命中。そしてお返しに枕と「ボディハグ」が飛んできた。]
わ、実君っ!たんまー!
[勢いで布団の上にどさっと倒れると、プロレスと枕投げの混じった新種格闘技になった。]
へへ それ俺が焚いたご飯だぜっ
[おいしいと言ってくれる 樫村に得意げな顔]
あーそうだ今夜はデザートもあるんだろ?加納のゼリーと樫村の羊羹・・・どっちも食べていいのか?やったね!
[ずずーと汁物をすすった]
あっそうだ如月 準備頑張ってくれたから片付けは俺達でやるぜ!いいだろ皆?
【深夜・公民館前】
[公民館を出ると、外は真っ暗。
頼りはほのかな月の明かり。
耳に聞こえ来るのは、波の音と虫の歌。
公民館の前の道で、しばらく夜の闇に目を慣らす]
【男子部屋・朝】
うー……?
[いつの間にか眠っていたらしい。
むくりと起き出して部屋の中を見回すと、]
うわあ……
[ごちゃごちゃの大惨事。
枕が散乱し、布団も踏み荒らして縦に横に変な並び方をしていた。]
ふあああ……あふ。
[3人ともまだ寝ている。今日は実より先に起きたらしい。
目を擦りながら風呂場の洗面台の前へ顔を洗いに行くと……]
えー、なにこれっ!?
[額の落書きに気づいた。]
【回想:夕食時大広間】
[謝罪してくる健二に]
しょーがないなあ。
[と、どこか偉そうに言う。
吹き出したのには、何がおかしかったのかな?と北斗は思ったのだが。]
[歩がいなくなった席で、少しぎこちない小百合に、]
そうだね。
お魚、美味しいね。
[北斗もやはり、ぎこちない返事を返した。]
[もう少しで食べ終わる北斗だが、箸のペースを小百合の食べ終わりに近くなるように落とした。]
あはは、お魚は釣ってるかも知れないけど、木の実はどうなんだろう?
食べられる木の実あるといいね。
「ぐみ」とか、「やまぶどう」とか。
えっ、有松くん、ご飯が炊けるんだ…。
[みんな色々できるらしい。何だかすごくオトナに見えて羨ましかった]
うん、片付けするね。
ようかんは数が無いし、お礼だから、一人で食べちゃってね。
[夕食に戻ってきた子たちを出迎え、特に連れ立って帰ってきた博と久美子にはにこっと笑いかけて]
おかえり、えーと、ちょっと勝手しちゃった。
僕と食材を一緒に置いておくとこういうことになっちゃうんだよー。
[翔平が御飯炊きを代わってくれたので、適当に具のないコンソメスープもおまけにつけた]
ひなちゃんから寄付のバナナチップスもありまーす。
[梨子の帰りも待って、夕食にしただろう]**
もー、実君かなあ?
[ざぶざぶと顔を洗って部屋を見ると、宏樹の額にも実の額にも落書きがあった。]
……ってことは。健二君かあ。
[一人綺麗な顔で眠る健二のほうを向いて、にやり。]
さあ、楽しいお仕置きの時間だよ……?
[北斗は如月の真似のつもりだが、似ているどころかさらに黒い笑みになっていたのだが、それは誰も見ていなかった。]
杉田 桃子は、鏑木 実 にうしろゆびをさすことにしたよ。
【回想:夕食時大広間】
[それでもやはり小百合より先に食べ終わり、室温でぬるくなった麦茶を飲んだ。]
ごちそうさまでした。
[手を合わせてそう言って、席を立つ。]
じゃあね、小百合ちゃんお先に。
[そう言って食器を流し台へと運び先に部屋に戻る。今日は後片付けを手伝う気はないらしい]
……難しいなあ。何したら……
[大広間を出る北斗の口からそんな呟きが漏れた。小百合に聞こえていたかどうかは分からない。]
よし皆 反論はないようだなっ!
[皆からはいいともー!と返事があるだろう]
羊羹は3つも食べられないから1つ樫村にやるよっ
頑張ってたし 俺のシゴキに付いて来られた褒美だ!
いらねーなら俺が全部食う!
[よく冷えた羊羹を一つを口に放り込むとひとつを樫村に差出た 元々は樫村から貰ったものなのだが気にしない]
阿紫花 北斗は、長峰 小百合 をおそっちゃうことにしたよ。
【回想・深夜。公民館前】
[桃子はいつものように布団を抜け出しました。
時計を見ると、時間は深夜。探検に出る時間です。
誰にも見つからないように足音を忍ばせて、こっそりと公民館を出ようとしたところで、紫籐くんの姿に気が付きました。]
うげげ。やばい。なんでこんな時間に紫籐君いるの?
[思わず小声で呟いてしまいまた。]
表が出れば、紫籐くんに見つかる。裏ならまだ見つかっていない。えいっ。+表+
/*
そして襲うなら小百合ちゃん一択の僕なのでした。
悪女といわれる子猫ちゃんを、庇護欲そそる子狼が「がぶり」と。
これって萌えだよね。
[どうやら桃子の姿は、まだ紫籐君には見つかっていないようです。
ほっとして大きく息を吐くと、紫籐君には見えにくいだろう位置にしゃがんで様子を伺います。]
……こんな時間になにしてるんだろ?
寝ないのかな??
[ご褒美だからとようかんを差し出す有松に、思わずぷっと噴き出してから]
うん、じゃあもらうね。
[受け取ると、手のひらでぷつりと楊枝で突付く。つるんとむけてようかんが現れると、口の中に放り込んだ。甘みが口の中で広がる]
……完璧な仕事だ。
[たっぷり時間をかけて、*12殿様蛙*を健二の額に書いた。]
実君宏樹君、起きて起きて。
[二人を起こして、出来栄えを見せた。]
[戻ってきた梨子からゼリーを見せられれば、ひどく驚いただろう]
え……取っておいてくれたの?
しかもちゃんと冷やしてあるし……。なんで秘密にするのさ、もう。
ま、梨子さんらしいけどね。ありがとう。
[夕食後にバナナチップスもゼリーもおいしく頂いた。片付けはしてくれるという皆の声にありがたく従い]
じゃあ僕は、ここちょっと登ったところに空を見にいくから、良かったら覗きに来てもいいよ。**
[素直に羊羹を受け取った樫村に 笑みを漏らす]
あー 美味いなぁ・・・お次はゼリーだ!
[もう一つの羊羹を口に放り込んだ 加納が持ってきたゼリーもちゃんと頂き 片付けを始めるだろう**]
[人の気配がしたような気がして振り返った。
暗いせいか、誰の姿も見つけられない]
……気のせいか。
[住宅のある方へと歩き出す。
誰も歩いていない深夜の道は、やはりどこかわくわくした。
角を曲がる時に、もう一度背後を確認する]
[実と宏樹も顔を洗う際に額の落書きに気づく。
北斗は疑われるかと思ったが、2(2)(1なら実、2なら宏樹)が書体から健二だと断定した。]
お、名推理。
[3人が並んで顔を洗っている間に、寝る前に書きそびれた絵日記の文字の部分だけ書いた。]
……できた。
[内容は、昼と夕方の海のことと、枕投げ大会のこと。
後で見た先生に怒られるかもしれないが、北斗はそんなことはどうでもよかった。]
[そのうちラジオ体操の時間になり、4人で部屋を出た。
……ちなみにまだ、部屋の中はぐちゃぐちゃである。]
【→ラジオ体操へ】
これは、藤木くんのゼリー?
おいしそう。いただきます。
[訊ねながらひとつ手に取り、口へ運んだ。甘いものも疲れによく効く。
そして片づけを手伝うと、再び秘密基地で横になり、ぐっすりと…]
(上の無しでお願いします!!)
[実と宏樹も顔を洗う際に額の落書きに気づく。
北斗は疑われるかと思ったが、2(2)(1なら実、2なら宏樹)が書体から健二だと断定した。]
お、名推理。
[健二は昨日の疲れなのか、まだぐっすり眠っている。起こそうとしても起きない。
2人が並んで顔を洗っている間に、寝る前に書きそびれた絵日記の文字の部分だけ書いた。]
……できた。
[内容は、昼と夕方の海のことと、枕投げ大会のこと。
後で見た先生に怒られるかもしれないが、北斗はそんなことはどうでもよかった。]
[そのうちラジオ体操の時間になり、起きない健二を部屋に残し3人で部屋を出た。
……ちなみにまだ、部屋の中はぐちゃぐちゃである。]
【→ラジオ体操へ】
【朝:ラジオ体操→朝食へ】
[北斗、実、宏樹の3人でラジオ体操へ。
健二のことを誰かに聞かれれば、部屋でトノサマガエルで寝てるよ、と答えるだろう。
詳細は内緒だが。]
[いつも通りに体操を終えると、公民館に戻った。
厨房では、みよ子が朝食の支度をしていることだろう。]
お手伝いします、みよ子さん。今朝はなんですか?
「今日は「みよ子特製カレーオムライス」とサンドウィッチだよ。
あさあまり食べられない子にはサンドウィッチ。食べれる子はオムライスだね。」
[みよ子のオムライスの言葉に目を輝かせた。]
「北斗君は朝でもいっぱい食べれるし……オムライス好きなんだろ?
あっちにいつ行くか分からないんだ、いつでも食べたいものをリクエストしてくれれば良かったのに。」
[したり顔で笑うみよ子にびっくりする。]
え……誰かに聞きました?
[尋ねる北斗に、
それは内緒だねえ、とアイドル張りの完璧なウィンクが返ってきた。]
【秘密基地 6人+1人の食事場】
[ゼリーを入れたタライを頭上に掲げ、小走りで秘密基地に帰ってきた梨子。
帰りは、ハンバーグの匂いのおかげで、すぐに帰り着けた。
湧き水地点は、秘密基地のすぐ近くだったのに、ゼリー取をりに出発したときには見当違いの方向に向かったため、あちこち寄り道をすることになり、時間がかかったようだった。]
…はぁはぁ…。たっだいまー!!
[予想通り、既に夕食の支度は整っており、後は"梨子待ち"の状態となっていた。]
あ♪やっぱりハンバーグやったー!!
…ととと…!…遅くなってごめーん!
[大急ぎで、皆と一緒に、藤本が作った料理を囲んだ。]
[背後を確認する紫籐君にぎくりと、桃子はなりました。
町のほうへ歩いていく後姿を、こっそり覗いていたのがばれていたのかドキドキしましたが、どうやらばれてはいないようです。]
はう…。心臓に悪いよ。
今日はどうしようかなあ。このまま探検に出るのもなあ。
[桃子は公民館前(の茂みの影)で腕を組んで思案しています。]
【朝・女子部屋】
ふにゃ…?んんん…うん…?
[目を覚まし、起き上がろうとしたところで、左手に柔らかな感触を覚えました。
見ると、歩ちゃんがしっかりと手を握っているみたい。]
どうしたんだろ…?
[心なしか、いつもと違って見える歩ちゃんの寝顔を見て、起きるのはもう少し遅らせることにしました。改めて、横になります。]
……………
[天井を見つめながら、横で眠る2人に聞こえないように、そっと息を吐きます。]
【深夜の散歩】
[ぶらっと歩いてたどり着いたのは、元盆踊りの会場。
屋台もやぐらもない今は、ただ遊具があるだけの普通の公園。
虫の鳴き声を囃子の代わりに、一人盆踊りを踊っていた。
あの時より上手く踊れた気がした。自己評価は41点]
[腕を組んで思案していましたが、どうやら眠くなってきたようです。]
……ふあ。ねむ。
今日は探検良いや。ねちゃお。
[大きなあくびをしながら、公民館の中へ戻ります。
トイレに行って用を足してから、女子部屋に戻りました。]
【回想・深夜。女子部屋】
[こっそりと部屋に戻り、お布団の中に潜り込みました。
隣で眠る歩ちゃんの寝顔を見ながら、うとうとと、桃子もゆっくり眠りの世界へ……ぐうぐう。]
【秘密基地 6人+1人の食事場】
…もそもそ…もぐもぐ……
おいしいっ!!…これも…おいしいなー!
[満面の笑みで、藤本のハンバーグ・翔平のご飯を味わう梨子。
"ご飯は翔平くんが炊いたらしいよ。すごいね"という風なことを久美から告げられる。"そのご飯は俺が炊いたんだぜ!どんなもんだ!"という風に自慢げな顔をしてよこす翔平。
もそもそと食べている途中、"これが本当の酢の物だっ!俺達のとは大違いだ!食ってみろ!"という風に、梨子に酢の物を差し出す翔平。]
…んー?
[素直に酢の物を受け取り、口に運ぶ梨子。]
…もぐ…ぽりぽり……
…!?
[カッと見開かれる梨子の両目。]
美味しい!!
あたし"たち"に足りんやった隠し味は…キュウリやったか!
いろいろ=管理作業。
というか、吊りミスの修正。
この村だったら吊りをミスっても笑ってそのまま続行になるだろうけれど(むしろ嬉々としてその状況をロールするだろうけれど)、「島に行くつもりが置いていかれた」はともかく散々死亡ロールまわして「死んだつもりが死んでなかった」は、進行回復がキツイからねぇ…。
【朝・女子部屋】
[ガタッという音に驚いて目が覚めました。
どうやら、男子部屋で何かあったようですが…]
ん…こんな時間…んー?
[歩ちゃんはまだ熟睡モードのよう。ただ、寝返りを打った拍子に、つないでいた手が緩んだようです。]
そろそろ起きるよ…?
[寝ている歩ちゃんに小声でことわり、洗面所に向かいます。]
ラジオ体操…には、もう間に合わないよね。
寝癖…付いてる…直さなきゃ。
[昨日、北斗君に指摘されたことを思い出し、丁寧に髪を梳かして、顔も洗って、しゃきっ!]
朝ご飯食べに行こ…みんな起きてくる時間バラバラで、みよ子さんには迷惑かけっ放し…
何かお礼、したいのだけれど…無人島で手に入る、面白いものをお土産に、とか?
[自分はいつ無人島に行けるのだろう?などと考えながら、歯を磨いて、身支度を整えます。]
[公園を出て、夜道を歩いていく。
道端の花が目に留まる。こちらを見下ろしていた屋根の上の猫が、大きくあくびをした。
ゆっくりと流れるのは、自転車の上からは見えなかった景色]
……歩くのも、いいもんだな。
[しばらく散歩を楽しんで、公民館への道を辿る。
+表+が裏なら、用水路に落ちて少しだけ大変な帰り道。
部屋に戻ると疲れが出たのか、昼前までぐっすりと眠りこけた]
【女子部屋→大広間】
[朝ご飯を食べに、大広間へやってきました。
朝ご飯の配膳は既に終わっている…かと思ったら、今朝は自分で選んで持って行く形式のようです。]
カレー…おむらいす?…朝から!?
おいしそうだけど…さすがに、朝からオムライスは…
[困ったように笑いながら、サンドイッチの方を取りました。
先に席に着いていた北斗君…の、まん前には座らず、斜め前に腰を下ろします。]
お、おはよう。北斗君…
【秘密基地 6人+1人の食事場】
[「あの失敗作、翔平も片棒を担いだんやけぇな!」とばかりに、"たち"を強調する梨子。
味付け失敗理由に関しては、またしても大きく誤解したままだった。]
…そろそろ…いいかなー?
[あらかた皆が食べ終えるタイミングを見計らいながら、タライからゼリーを取り出し、配付する。
藤本の言葉『なんで秘密にするのさ、もう。』には、「ふふふ♪」と、ただ笑顔だけを返した。
雛の羊羹を目にすると、「冷えた高級ゼリーで驚かせるつもりやったに…被った!」と軽いショックを受ける。…が、翔平限定だということで、すぐに立ち直る。]
[「オトナやけぇ食べんやろー」…と考え、校長先生の分は持って帰っていなかったが、なぜか目が合ったので、自分の分を校長先生に配付し、湧き水のゼリーをもう1個取りに行った。
今度はすぐに辿り着き、すぐに戻って来れた。
食べる直前に持って帰った梨子のが、一番良く冷えたものとなった。]
ぷはーっ!…ぜーんぶおいしかった!
ごちそうさま…でした!!
[藤本の手前、またまたきちんと正座をして合掌した。]
【秘密基地・朝】
[がっつりと眠って目が覚める。いつもの癖でちゃんとラジオ体操前に目が覚めたのだけど、前日の筋肉痛と寝慣れない場所での睡眠で、身体中がバリバリと悲鳴を上げていた]
…う、うまく動けないよ…。
[何だか*04シベリア虎*みたいな動作で何とか起き上がる]
[身体が重いのか、立ち上がれずにのっそりと這って着替えラジオ体操カードを首にかけると、はしごで降りるのは諦めて滑り台で地上へと。スカートがめくれないように気をつけて、するっと]
…う、わぁ!
[一瞬で地上だった。滑り台の縁を手すり代わりにして身体を支えて立ち上がると、ちょうど現れた校長と合流してラジオ体操を始める。
なかなかまともに身体が動かせなかったけど、体操をしていたらだんだん身体が温まり、終わるころにはそれなりに普通に歩けるようになっていたのは一安心だった]
今日も、泳ぎの練習…は、難しいかな?
[有松にもやりたいことがあるだろう。洞窟とか言っていたし。
それに昨日がスパルタだっただけに、今日は体力がもちそうに無い。型の練習だけにして、実際には泳がないで体力回復に努めたほうがいい気がした]
−回想−
【秘密基地】
あ!!
片付けくらいはあたしたちがやるけぇ、好きなことしておいで!
藤本くん、無人島に来て1日目の夜やけぇ…やりたいことあるやろ?
…やっぱり!!ゆっくりと楽しんでなぁ♪
[船着場で、"無人島にまで大きな望遠鏡ケースを持ってきた"藤本を見ていた梨子は、「天文博士の邪魔せんよーに!」と気を遣い、そう伝えた。]
[校長にハンコをもらうと、カードをチェック。ちゃんと全部埋まっている]
…もう夏休みも終わりかけだね。
[残り少なくなった空欄のマスの数を数えて、この夏の出来事を反芻して。
「それではちょっと行ってくるよ」と海へ向かう校長を、手を振って送り出す]
今日は誰が来るのかなぁ?
もうあちらにも、そんなに人が残ってないよね…。
【大広間】
いただきます。
[卵とご飯とソースがうまく一掬いにのるように、慎重にスプーンを黄色い山に差し込んだ。
甘くてふわりととろける、絶妙な焼き加減の薄焼きの卵。普通のカレーではなく、多くの野菜を煮込んだのか、甘めで洋風のカレーソースの風味。
決して濃すぎない味付けのご飯。
それらが口の中に広がり、互いに主張しすぎず高めあう。
カレーオムライスを堪能していると、斜め前に小百合が座った。]
おはよう、小百合ちゃん。
……どうかした?
[なにか様子が変、そう感じ思わず問いかける。]
…3000ptあったはずなのに、もう700pt切ってる自分に気がつく。
なんてこったい…。
で、でも、逆に、上では喉節約頑張ったよね!ね!?
うわーお。箱の前で居眠りしちゃった。昨日寝たのが遅いから…
で、起きたら北斗君が来ていました。ちょうどいいところで切れてたし、絡む!(シャー
[北斗君に聞かれて、微かに肩を震わせます。]
ん…何でもない…よ?
[黙々とサンドイッチを頬張っていきます。いつもの「おいしい!」が今日は出てきません。]
…他のみんなは、まだ起きてこない、のかな…
>>3:=45 歩ちゃん
せっかくオイシイネタをくれたのに、使えんでごめん!
(リンク貼られるまでもなく知っとるんで、緑読んだ瞬間、すぐニヤリとしたよ!)
…全員集合後、チャンスがあったら…!!
何でもない?
何でもないように見えないけど……何か悩み事?
[優しく尋ねる。]
健二君は……まだ寝てるかもね。
他の男子は、もうすぐ来るんじゃないかな?
【朝・男子部屋】
[北斗に起こされて目を覚ます。
起きて早々見せてもらった殿様蛙の落書きにぷっと笑いを漏らした。なかなかの出来栄えだ。
むくりと起き上がると、散らかり放題の部屋の片付けは後回しにして、顔を洗いに行くことに。]
……やられた。
[額にはきっちり「肉」の文字が。
ワイルドな筆跡から、健二のものだとすぐに分かった。
ざぶざぶと顔を洗ってからラジオ体操へ。]
・雛の現在
頼もしい→紫藤健二、有松翔平
優しい→桜野久美子、阿紫花北斗
仲良くなったぽい→長峰小百合
おねえさん→津野歩
父母兼用→藤本如月
よく分からない→杉田桃子、加納梨子、鏑木実、柿田博
クロ!クロ!→越川宏樹 ←酷くない?(笑)
何かこう、一山がどーんとこない限り、恋愛的スキキライはまだ分からないままでしょう。
柿田と桜野を見て「何か仲がいいな。楽しそうだな」みたいに感じることはあるだろうけれど。
【朝・公民館】
はよ。
[北斗と実と一緒にラジオ体操へ。
宏樹の額には何か黒ずんだ汚れが残っているようだが、本人は気付いていないようだ。
いつも通りにラジオ体操をこなすとハンコをもらって公民館へ。宏樹のカードは抜けがなく全て埋められている。]
そんな山が来たときに、雛が誰を見るか…?
それはその時にならないと、私には分かんないなぁ。
雛はそのときの感情で動いてくれるだろうから。
/*
「アルコールを飛ばしたワインの風味」とかにしようかと思ったけど、北斗なのでやめました。
(まだオムライスにこだわってる)
ん…何でもないったら何でもないよ。本当に!
[ぎこちなく笑顔を作って見せました。]
健二君、まだ寝てるんだ。
…さっき、桃子先輩、寝言で、「ケンジく〜ん…むー」とか言ってたけど…何だったんだろう?
[小首を傾げています。]
それならいいけど……
桃子ちゃん?健二君と仲良かったっけ。
[小百合と同じように小首をかしげた。]
ごちそうさまでした。
[朝からでもぺろりとオムカレー(大盛り)を完食すると、席を立つ。]
ねえ、小百合ちゃん、ちょっと待ってて。
見せたいものがあるんだ。
取ってくる!
[そう言って、部屋に駆け足で戻る。]
【→男子部屋】
/*
如月は、一番好きな子には気安く抱きついたり手を握ったりできないタイプだと思う。
全力の愛情表現がほっぺたつん。なんて駄目な子。
久美子ちゃんは自分と同じ苦労性の匂いがする仲間。他の子たちは守ってあげなきゃいけない相手。
梨子ちゃんは、自分とはまったく違う世界で、伸びやか健やかに生きてる子だから憧れ。
そういう感じがしたのです。
*/
【男子部屋】
[荷物の中を漁り、ノートサイズのスケッチブックを取り出し大事そうに抱えた。]
約束。
[そう呟くと、急いで部屋を出る。
……ドアのところで振り返り、]
健二君!そろそろ起きたら?
[と大声で言っておいた。]
【→大広間へ】
−回想−
【夜・秘密基地】
[しばらくし、風呂に入ろうとゴエモン風呂に向った梨子。
そこには、同じく今から風呂に入ろうとする久美の姿があった。
"2人で入ろう"と久美に提案されたが、「いいこと思いついた!あとでまた来るー♪」と微笑み、来た道を引き返す梨子。]
えへへ♪
[手にはタライ。ゴエモン風呂のお湯をタライに分けてもらい、そこに浸かる梨子。
風呂に浸かりながら、久美との会話を楽しむと、一足先に秘密基地に帰った。]
[雛に泳げるようになったことを聞かされると、「すっげぇ!あたし…泳げんに…追い越された!よかったな!おめでとう!」と祝った。
と同時に、翔平のことを見直した。]
[ハンモックで昼寝をできなかった代わりに、夜はハンモックで休むことにした。
昼の蚊の出来事を皆に伝え、校長先生にお願いし、外の蚊取り線香を増やしてもらって寝た。]**
【大広間】
え?オムライス?
[朝食はオムライスらしい。朝から珍しい…と思っていると、北斗とみよ子のやりとりを見てリクエストがあったのかと納得。
サンドイッチとどっちにすると聞かれると、迷わずオムライスを選んだ。]
……すげ。
[オムライスというものも給食や外食時しか食べたことがなかったため、カレーオムライスは初めて目にしたようだ。
凝ってんなぁ、と目を輝かせてスプーンを差し込んで一口。
カレーの刺激が食欲を呼び起こす。
最初はさすがに多いかと思っていたが、次第にエンジンがかかってきたようで、結局元気良く完食した。]
んま。ごちそうさま。
[食器を片付けると、男子部屋へ戻った。]
雛はきっと、恋愛に目覚めたら、一気に花開くタイプだろうなぁ…とか思ったりもする。
この村の中でそういうところまで行くかは…どうだろうねぇ?
[元気よく走って大広間を出て行った北斗君を、複雑な表情で見送りました。]
北斗君…ここに来る前は、大人しい子なのかなと思ってたけど…他の子と変わらないね。
[微笑ましく思う反面、他の子と一緒に外で遊べないことは、とってもつらいことなんだろうなあと…]
それにしても…すごい…
[ご飯一粒残ってないオムカレー(大盛り)のお皿を見て、言葉を失います。大食漢だったのも、意外…]
【朝】
[自分を起こす誰かの大きな声に目を覚ました。
ラジオ体操に間に合わなかった。
大広間に下りて、いた人におはようの挨拶。残っていた自分の分のオムカレーを食べる。
みよ子には、自分は最後に無人島に行くつもりだと告げた。
昼までの僅かな時間。
自転車を借りて神社までお参りに行った。お賽銭には五円玉を一枚。
名前の書かれた貝殻は、回収されずに残っていたか。
記念に写真だけ撮って、そのままにしておいた。
お昼前には公民館へ戻った*]
【大広間】
[駆け足で戻ってきて、途中みよ子に怒られた。ごめんなさいと謝って大広間へ入る。]
コレ。
これも、約束だったよね。
[笑顔で北斗が差し出したのは、ノートサイズのスケッチブックだった。]
[1ページ目は、出発前日に描いたクロ。
2、3ページ目は、色鉛筆の海の絵だ。]
[北斗と入れ違うように部屋へ戻ると、改めて部屋の惨状を確認する。]
……しゃーねぇな。
やるか。
[自分に気合を入れるように言うと、枕を拾いあつめ、散乱する布団をたたんでいった。
そのついでに健二も起こして、朝食はオムカレーだぞと伝えたりしたかもしれない。
綺麗に布団をまとめて一息つくと、窓から潮風が吹き込んできた。]
……ん。
[無人島ではどんなことをしているんだろうか。
自分は何をしようか。
そんな気持ちを抱きつつ、しばらく寄せては返す海をただぼーっと眺めていた。
しばらくした後、自分の荷物も整頓して、また勉強道具を持って部屋を出た。]
[スケッチブックを広げて、北斗君の絵に見入っています。]
わぁ…北斗君、本当に絵が上手…
越川君見て見て…って、あれ?さっきまでそこにいたのに…
クロ、そっくり!
[ページをめくると、今度は鮮やかに描かれた海の絵が現れます。
青い海、白い雲…初めて北斗君と見た海を思い出し、ついでに日傘の件も思い出して、思わず笑みがこぼれます。]
すてき…波の音まで聞こえてきそうだね。私もこのくらい描けたらなあ…
[その次にも絵があるのでしょうか?ページをめくろうと、手をかけました。]
残り時間10分でこのフリはどうかと思うのですが、ガンバレ北斗君!
次のページに描かれているものを以下から選択せよ!
1.海の絵(夕陽ver.)
2.花火大会の絵
3.小百合の肖像画
えへへ。
僕、ただ好きなもの描いてるだけなんだけどな……
[褒められて、照れる。]
……あ。
[4ページ目は、小百合の横顔だった。]
[海を一緒に初めて見たあの日、目に焼きついた光景をただがむしゃらに描いた、最後の一枚がそれだった。
その後は、白紙が続く。]
【大広間】
[しばらく後、部屋から一仕事終えた顔をして宏樹が降りてくる。
また大広間の片隅を借りると、勉強道具を広げていつもの分の宿題を終えた。
そのままごろんと横になって昨夜の疲れの余韻にうとうとしていると、ぶおーーーという汽笛が聞こえて飛び起きた。
何の音だろうか?]
…あ。
[ページを開けて、描かれていたものをまじまじと見つめます。]
これは…
[北斗君に問いかけようとしたその時、遠くから汽笛の音が聞こえてきました。]
[外に出て見てみると、いつもと違う船が船着場に近づいて来る。遠目に見てもやや大きいようだ。
これが校長先生の言う「大きい船」なのかと悟る。]
……来た!
[急いで戻ると、みよちゃんやその場にいた子供たちに、船が来たことを知らせた。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新