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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
ってー!今さっき俺が拾った貝じゃんか!何で引っかかってんだよっ!
[大きい貝殻を拾って足元に置いていたのがいつのまにか針にくっついていたらしい 地団駄を踏みながら悔しそうに貝を海に投げ捨てた]
[思いっきり腕を振りかぶって投げる82m先に水しぶきを立てて落ちた]
[結局収穫は桜野の釣った魚と海老と貝だった 何も入っていない自分のバケツと桜野のバケツを羨ましそうに見くらべながら]
(今度は負けねぇ・・・)[と歩きながら心の中で呟いたのであった 桜野が突然海の方を見ながら大きく背伸びをし手を振った 自分も其方に目をやりあっと口を開ける]
おおーい!こっちだぞー!
[桜野に負けないように声を上げながら 一緒に船着場へ走っていった]
【船着場】
おっせーぞー!二人とも!
[桜野と並んで 船を迎えいれる 船に乗っていたのは博と梨子]
おぉ! 博と加納かよっ!学級委員も餓鬼のお守りは大変だなっ!お疲れ!
[目的語はもちろん梨子のつもりである 眠そうな顔をしていたら更にはやしたてるつもりだ*]
【回想:公民館掃除中】
あ、小百合ちゃん。
[服を着替えると男子部屋から出て、階段で小百合と会った。]
昨日借りた服とタオル、後で僕のところに持ってきてくれるかな。
健二君が自転車で返してきてくれるって。
[さきほど部屋で健二に言われた伝言を伝えた。]
一緒に行ったほうがいいかなって思ったけど、自転車で行くなら追いつけないし、大勢で行くのも迷惑かとも思うんだよね。
[自分の考えは伝えたが、もし小百合が行くというのなら自分も使った立場だからと一緒に行くだろう。]
[その後も掃除を続け、みよ子には大きく感謝された。
気付けば日の落ちかけた夕方だ。]
【回想・朝・公民館→田んぼ】
[さすがにおかわりまではしないもののしっかりと朝ごはんを食べた後、越川が宿題をしている間に道具などを準備する。ちゃんと2人分揃えたところで誘われて、連れ立って田んぼへと]
久しぶりだなぁ。もう二年くらいザリガニ釣りしてなかったから…。
[あぜ道に落ちたむぎわら帽子の影が濃い。今日も暑くなるのだろう。
目的地について側溝を覗くと、しっかりとザリガニの姿が確認できた]
わ、大きいのがいる。たくさん釣ってみんなで食べようね。
[小さな折りたたみ椅子を2人分並べて座ると、手早く仕掛けを作っていく。ザリガニの巣に狙いをつけてそっと餌のさきいかを落とすと、すぐに反応があった。
でも、まだ。もう少し待ってから…]
ほら、釣れた!
[ザリガニ釣りはタイミングが全てだ。雛は器用にひょいひょいと釣り上げていく。俗に言う入れ食い状態だ。しかも大きなはさみをものともせずに上手く掴んで餌から引き離し、バケツの位置も確かめずにぽんぽん放り投げている]
【回想・朝・田んぼ】
ザリガニって害虫扱いなんだって。稲を食い荒らしたり、あぜに穴を開けて決壊させたりするから。
おいしいんだもん、みんなもっと釣ればいいのにね。
食べるときはね、おかあさんはね、二、三日泥抜きしてからって言うの。
あ、泥抜きって、水につけて放置しておくのね。そのほうがザリガニの中の泥が出るし臭みも消えるからって。でもそうすると、水っぽくなって味が落ちてしまうの。
おとうさんは断然、そのまま派。私もそのまま派。
食べるところ少ないけれど、味はまるっきりエビだしおいしいのよ。
紫籐くんは、何だか納得がいかない顔をしていたけれど。
なぜかなぁ?
[久しぶりで楽しいのか、一人で色々と取り留めなく喋っている。
やがて日も傾きかけて、釣果の確認。雛は100ほど釣ったらしい]
【回想・夕方・田んぼ→公民館】
[ふと見たバケツの中では、恐ろしい勢いでザリガニがひしめき合っていた。長峰あたりが見たら失神どころの騒ぎではないかもしれない…。
雛はちょっと困った顔をして]
調子に乗って釣りすぎちゃった…。
さすがにこれは持って帰るのも大変ね。でもまた放すわけにもいかないし。
[うーんと悩んでいたら、田んぼの持ち主の人が現れた。ザリガニ駆除を喜んでくれて、半分引き取ってくれた上にいくつかの花火をくれた]
わわ、ありがとうございます!
[高い花火を買ってしまったのであまり数がなかったのが心残りだったのだけど、これでもっと楽しめる。数えてみたら37本あった]
これ、みよ子さんに塩茹でにしてもらおうね。
[道具を片付けると、ぎっしりとザリガニの入ったバケツをふらつきながら運んだ。今晩の食卓には、真っ赤に茹で上がったザリガニが上るだろう]
ザリガニ100匹とか、激しすぎて卒倒する勢いですね!
中の人は元・野生児なので全然平気ですが、小百合は基本、家っ子かつ本の虫なので、生き物苦手です。
【夕方・公民館前】
[昨日借りたタオルや着替えを持って、川の上流にあるおばあちゃんの家に行ってきました。
紫藤君が自転車で持っていってくれると申し出てくれたんだけど…借りたのは自分だからと、言い張って聞きません。
結局、紫藤君と北斗君にも協力してもらって、3人で借りたものを返し、お礼を言ってきました。溺れた子が無事だったことも伝えて。]
…ふう。またごちそうになっちゃった。
[おばあちゃんはカステラを出してくれて、食べきれなかった分は、「お友達とお食べ」と持たせてくれました。]
花火大会のことを話したら、家にあった花火までくれちゃったし…お礼しなきゃ…あれ?お礼に行ったはずなのに…?
[臨海学校から帰った後にでも、お礼のお手紙を送ろうかな。そんなことを考えながら、公民館前を掃き掃除。]
【夕方・公民館前】
[大量のザリガニをバケツに入れて帰ってきてみると、玄関前で長峰が掃除をしていた。思わず越川と顔を合わせる]
…どうしよう、これ、見られたらまた…。
[裏の勝手口に回ろうかな、なんて考えて]
【公民館前→厨房】
[掃き掃除を終え、お夕飯の仕度を手伝おうと厨房に来たところで、置かれた缶に気付きます。]
あれはっ…!藤本先輩のデザート…!!
[どんなデザートが入っているんでしょう。すごく気になりますが、時計は無情にも、お夕飯が近いことを知らせます。]
うう…今食べたらお夕飯が…がまんしよ…
[泣く泣く、お夕飯の仕度に取りかかります。さあ、今日のお夕飯は何でしょうか?]
勝手口に回ると、厨房から出てきた小百合とばったり鉢合わせ。
びっくりした拍子にバケツが揺れ、ザリガニがぴょーんと小百合の顔に…という流れですね、分かります。
…分かるかー!
そうだったー!今日はザリガニの塩茹でがメインディッシュになるのだったー!
お夕飯の手伝いに行ったらザリガニわらわらで、また楽しいことになりそうですね。
【夕方・公民館内】
[小百合と健二の3人で着替えやタオルを返しに行った。
貸してくれたのはやさしそうなおばあさんで、カステラをご馳走してくれたうえに、帰りには花火も持たされた。]
カステラ美味しかったあ。
いいひとだね、おばあちゃん。
お礼?お礼のお礼で、お礼して……終わらないみたい。
[あはは、と小百合の言葉に笑った。]
[公民館に戻ると、残った掃除を片付けてから厨房へ。そろそろみよ子が夕食の準備に取り掛かるだろう。それを手伝うつもりだ。]
【→厨房】
【玄関前→勝手口】
[そっとその場を離れて裏の勝手口に周り、厨房へと。みよ子に大量のザリガニを見せると、目を輝かせて一番大きななべを取り出し]
「ほらここに入れな。まずは水洗いして泥を洗い流したら、酒につけて臭みを抜くから」
[後はみよ子におまかせして、雛たちは解散することに]
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