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[翔平に言われた通り、10分後には戻って来ていた。
元々大した準備もいらないのだろうけど]
[翔平の仕切りに素直に従っていたのだが、先頭に出ようとしない所に少し首を傾げたかもしれない]
お、花火か。ぼくもちょっと買ったんだよ。
うん、それじゃみんなでやろうか。
丁度梨子さんがタライ持ってきたしね。
[団扇で扇いでいると、
部屋の中から唸る声が聞こえてそちらを見る。
座り込んでいた如月の存在に今さら気付いた]
……如月、どうかしたのか?
いえーい やろうぜ花火!・・・へぇ 案外加納も気が利くな・・・
[梨子がタライを持ってきたと言う事を聞いて感心し 木の実がないかなー?と上を見上げている]
中々ねぇな…あぁ風呂はドラム缶風呂だぜ 二人くらい入れる大きさかな・・・もちろん外だぜ!
[これくらいと手で輪を作った]
柿田くんが立候補したって、理由も聞いたけれど、何だかピンと来なかったな。
柿田くんは遊びたくて真っ先に行くタイプじゃないと思うけど、責任感からならば逆に先に行って色々と準備するって言いそうなんだもん。
今日行かなければならない理由があったのね。
そして藤本くんには、明日行けない理由があるんだね。
なんなのかなぁ?
考えても、分からないことなのかな。
私がオトナじゃないから、分からないのかな?
オトナになったら分かるのかな?
[考えすぎて、何を言っているのかも分からなくなってくる]
【調理場】
肝試しのとき?
翔平くん、梨子ちゃんに意地悪したの?
……もう。
[梨子の言葉に、後片付けの手を止めて翔平を軽く睨む。が、梨子の口を塞ごうとじたばたする翔平の姿に、思わず噴き出してしまった]
はーい、みんなで探検ね!
10分……って、翔平くん、時計持ってた?
[支度といっても、水筒と虫除けスプレーくらいのものだ。すぐに集合し、みんなと出発する]
花火?わあ、やりたい!
[楽しく話しながら、木立の中を歩く]
【→森の中?へ】
あ、健二……。
[ちょっと迷ったが、かいつまんで話すことにした]
あの…ひなちゃんが…明日島に行きたいんだって。
泳ぎの練習がしたいから。それは、いいんだけど。
なんか、僕が一緒に行って、翔平にうまく頼んで欲しいとかなんとか……。
でも、僕が今、島に行っていいものかなって
【浜辺→公民館】
ただいまー。
[適当に歩くだけの散歩から戻ってくると、大広間の前でみよ子とあった。
その手には水を張った大きなバケツ。さっきまでザリガニが入っていたものだ。]
それ、何かするんですか?
[北斗が尋ねると、歩が花火をしようと大声で話していたためバケツやろうそくを準備しているとのこと。]
あ、花火……!いいな、僕も!
[「おばちゃんのオマケした花火で楽しんでおくれよ」
みよ子に大きく頷くと、急いで部屋に花火を取りに戻った。]
【→男子部屋】
おおぉ、発言無いと思ったら、津野さんがリアルシャワータイムだった!
ハァハァしながら待つしかないのか?ハァハァ
↑訳分からなくて壊れかけてる
[歩きながら、翔平の話にうんうんと頷き]
そう、お風呂ね、ドラム缶なの!
そうねー、二人入れるかな。
[思い出しながら答える]
梨子ちゃん、一緒に入る?最初は一人で満喫した方がいいかな?
うーん、人数が増えてきたら、時間節約で二人ずつの方がいいかも。
十三少年少女になったら、一人ずつだと時間かかりそう。
あ、そうだ。つい立てとかないから、お風呂は水着着て入ってね。
ふうん。樫村がね。それはいいんじゃねえか。
翔平がいれば、一人で溺れるような真似にはなんねえだろうしな。
……島に行ってもって。
如月は、何を悩んでるわけ?
何か悩んでるなら、言っちまえよ。
一人で抱えても、いい方向には行かないぜ。
【風呂場に着く前・木の実探しの道】
♪ゆけーゆけー さくらのくみこ♪
[歌いながらみんなの後をついていく梨子。翔平に花火の話題を振られ、驚く。]
えぇっ!!翔平も花火買っとったん!!
そーゆーんは、昨日のうちに言ってよぉ!!
[昨日は離れていたから伝えようがないのに、無茶苦茶を言った。]
そうそう♪タライ、あるよ!!
花火のために持ってきたんやけど…
…大きい魚釣ったときにも…使えるよ!
[久美の料理を思い出しながら言った。]
【→森の中】
こういう所にあるのって、どういう果物なんだろう……。
アケビとか木イチゴとか?
[翔平に倣って木々を見上げたが、ジャングルというほど熱帯でもないので、簡単には見付からない]
へえ、五右衛門風呂なんだ。
ドラム缶に二人ってきつくない?
あはは、露天風呂か。いいなぁ。
[翔平の手の輪っかを見ながら頷いた]
つまり……その……
あのね、たぶん博くんは、くみこちゃんが好きで……
僕はくみこちゃんは大事な友達なんだけど……
博くんは、なんか、僕とくみこちゃんを勘違いしているっていうか。たぶん、そう。うん、たぶん。
だから、その、僕の居ないところでふたりでしばらく話してもらえたらって、その…そう思ってて
[いつになく歯切れの悪い感じで答えた]
木の実、木の実……。
[足もとを探したり、上を見上げたり。見つけた物は8(10)]
01.食べられる木の実12(20)個
02.食べられない木の実8(20)個
03.食べられない白練◆色のキノコ
04.卵が4(6)個入った鳥の巣
05.蜂の巣
06.78cmのヘビの抜け殻
07.きれいな淡黄◆色の石
08.洞窟の入り口
09.見たことのない花
10.蝉の抜け殻
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