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ふ、ふうん。そっか、そうなんだ。
……ふむ、女子のほうが強いらしい。
あ、なんでもないよ。
わかった、みんなにもひなちゃんの要望を伝えておくね。
[ちょっと考えるように首をかしげて]
んー、でもひなちゃんと翔平で訓練?
ちょっと心配だな。翔平は、ほら、デリカシーがな……やんちゃだからさ。
まあ、博くんとくみこちゃんも居るし、ね。
心配だから本当は僕もついていきたいし、無人島には行ってみたいんだけど……。
なんか僕があまりはやく行くと、博くんが妙な気をまわしちゃうような気がして……
[ちょっと溜息をついて、ザリガニに目を落とした]
[サトイモの葉っぱを木の棒でそっと開けた 蒸された白身がほくほくと湯気をたてており えびと貝の入った炊き込みご飯も炊けて 思わず唾を飲み込んだ]
う、美味すぎる……
[昼からの贅沢な食卓に 舌鼓を打ちながら夢中で食べている]
[長峰の前には、いつしかザリガニの殻の山が出来ていた。
何も心配はいらなかったらしい]
いただきまーす。
[両手を合わせて、ザリガニへと手を伸ばした。
周囲の人の見よう見まねで殻を剥いて、身を口へ運ぶ。
ここにいない人数と残り数をざっと確認して、
次のザリガニへと取り掛かった]
うめえー。
エビって言われたらそのまま信じちまいそうだ。
[津野の声が聞こえて来た。エピだと信じているようだ]
えーっ、赤いクワガタ?
クワガタはやっぱり黒だろ、黒!
[博と梨子、翔平がやってくる。校長先生も交えて5人の食卓]
お魚、おいしそうでしょ?お味噌を塗って、サトイモの葉っぱと石で、蒸し焼きにしたんだって。
校長先生、何でもできちゃうんですね。
バスの運転も、船の操縦も。
あの秘密基地も、校長先生が建てたんですか?
???強いの?そうなの?
[よく分からないという顔で]
有松くんは確かに意地悪だけど、やさしいよ?
藤本くんたちがそういう言い方をしたら、かわいそうだよ。
[めっ、という感じで言う]
えっ?どうして気を回すの?
藤本くんたち、もしかしてけんかしちゃったの?
そういうのはよくないの。はやく仲直りしようよ。
ね、せっかくだから、一緒に行こうよ。
[ため息をつく藤本に、にっこりと笑って]
[魚を釣った話になれば]
え、でも、釣り竿を貸してくれて、場所を教えてくれたのは校長先生だし。餌は翔平くんがつけてくれたし、結局、海から上げてくれたのもほとんど翔平くん。
私、ただ座ってただけみたい。
でも、すっごく楽しかった!
[博の「やっぱり」に反応して首を傾げる]
……え?投票?
翔平くんもちらっと言ってたけど、もしかして私、野外料理ができそうっていって選んでもらったのかな。
ど、どうしよう。あんまり買いかぶらないでよ?
[顔を赤くして、ごまかすように皆へ皿を配る]
[健二にぱっと向き直る]
えーーーっ!
うちのくわまん(※クワガタの名前)も黒いけど、
赤い方が絶対かっこいいよーーー!
[それになんか3倍強くなる気がする、
と自分の自由研究であるクワガタvs色々な虫で
カブトムシに勝てなかった悔しさを思い出す]
やっぱこんなんがいいよー
[ザリガニをもしゃもしゃ食べながら、
その殻を手にして色々な角度で眺める]
【秘密基地】
わーーー!うわーーーー!!
[梨子は、ただただ驚くばかり。
"秘密基地"自体にも驚いたが、何より、無人島の暮らしにすっかり馴染んでいる2人にも驚いた。]
…翔平と久美ちゃん、ふーふみたいやー…。
[おままごとが本当になったような感じ…を指して、皿を受け取りながら、梨子はそう表現して呟いた。]
【浜辺】
[特に目的地もなく、一人でふらふらと散歩する。
静かに波音を響かせる海のを見ると、真っ暗だった。]
どの辺かなあ、無人島。
博君たち元気かな。
[波打ち際沿いに歩き、丁度肝試し大会の前に博と貝を拾った場所にさしかかる。
街頭の明かりを頼りに足元に落ちている、あの時と同じ亜麻色の貝を拾った。
しかし、名前を書いたような大きいものは落ちていない。]
あの大きさってレアだったみたい。
[そんなことを言いながら、拾った貝を足元に戻した。]
[翔平がサトイモの葉っぱを開けたのを見て、自分もつっつく事にした。
蒸し焼きの白身に味噌が絡まって、なんとも食欲をそそる味だ]
すごい! 美味しいです、校長先生!
[飯ごうの中身も、みんなで分け合い食べ始める。
エビや小魚のうまみが染みたご飯もまた、食欲をそそり箸が進む]
こっちも美味しい……!
やっぱり、新鮮な魚介類は味が違うんだなぁ。
[皿の上に新しいザリガニを1匹置き、
その横に自分のクワガタを向かい合わせることを想像する]
うーん、エビはハサミ2本あるから強いなよー。
でも、あたしのくわまんも負けないからっ。
あ、海の中ならくわまんやばいけど、
陸ならエビに勝てるかも。
[頭の中では巨大化したザリガニとクワガタが、
街の中を破壊しながら戦っていた]
柿田→桜野
藤本→梨子
こうだと思うんだよね。
多分、紫籐はそういう感じのキャラではない肌触り(←ナニソレ
少なくとも雛のことはそんな感じに思ってないよね?
ただし、雛→有松と思われてもアレなので、そこのところはどうにか伝わらないものか。
やっぱり、やさしいね、ひなちゃんは。
うん、翔平はいい子だよ。男子だってわかってるよ。
ひとつだけ覚えておいて。嫌なことがあったら「いや」ってはっきり言うんだよ。そしたら翔平はちゃんとわかってくれるからね。
[雛の笑顔に、ちょっと困ったように]
うん、どうしようかな。
僕もね…本当は行きたいんだよね、だって、もう向こうに……。
あ、ううん、なんでもない。なんでもないんだ。
[ふっと息をつくと、雛に笑顔を向けた。]
そこらへんは女子におまかせ! いいかな?
でも、できれば決まったら朝のうちに教えてね。
そっかあ?
赤って何か弱っちい感じするけどなあ。
絶対黒の方が、強い虫ーっぽいだろ。
[そこは簡単には譲れない所らしい。
津野が皿の上のザリガニで遊んでいるのを見ながら]
食わないならもらうぞ。
[ひょい、と手を伸ばした]
[料理をもぐもぐほおばりながら]
いやいや皆 桜野はしっかり者だって言ってたぜっ!
・・・加納は無人島でもずぶとく生き残りそうだからって言ってた奴もいたなっ!何でも食いそうだし・・・
[と言ったのは自分だった くくくと笑い加納の言葉には]
あ? ふーふ?俺と桜野が? ・・・バーカ
まっ加納よりは結婚してぇかな!料理うめぇし!
[べぇと舌を出した]
そうなんだ。
釣りの餌って、ちょっと触るのに抵抗があるからね。
翔平くんも、意外と頼りになるんだなぁ。
[感心したように翔平の顔を見て。
投票の話題になると]
うん、料理が上手そうっていうのと。
あとはしっかりしてそうだから、だったかな?
ぼくはあんまり話し合いに参加出来なかったんだけどね。
[顔を赤くする久美子に微笑んで]
そうかな? 飯ごうでご飯炊けるだけでもすごいと思う。
ぼくだったら、炊飯器でも上手く炊けるかわかんないのに。
……ん? ふーふ?
[梨子の言葉に、思わず久美子と翔平の顔を見比べてしまったり]
あ、やっぱ読み間違えてたっぽい?
恋愛ライン読み苦手だ。あはははー。
両方の矢印が合致してないだけか。
ん、如月と樫村でいいのかな?
お魚、おいしいね。
[炊き込みご飯もおいしくできた、とは思うけれど自分では言わない]
無人島って、あんまりおいしいものは食べられないかと思ってたけど、校長先生のおかげでとっても贅沢。
え?だって、木の実とか、見たこともない魚って感じしない?無人島の食事って。
……ふーふ?夫婦?
[梨子の言葉にきょとんとして、なぜかちらりと博の顔を見る。相手もこちらを見ているのに気づいて、慌てて食事に夢中な振りをする]
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