情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
さあ、臨海学校への出発の時間になりました。
どうやらこのなかには、むらびとが1にん、じんろーが3にん、ヒソヒソきょーじんが4にん、きょーめいしゃが6にんいるみたい。
橘 藤十郎は、コミットボタンを「ポチっとな!」
/*
村開始です。皆さん宜しくお願いします。
お誘いしたyyukiさん(まとめサイトの村感想でRP村難しいって仰ってたので一緒に練習をとお誘い!)、かなんさん(以前同村時のファズだとRP村絡みをあまり体感できなかったかな?と思いお誘い!)、来てくれてアリガトー!
SNSやまとめサイトでちょっと宣伝しました、それ見てきてくれた方も(いらっしゃったら)アリガトー!
旅行のダメージから復活せず、体調悪くて休暇を取ってしまってます。
ひと眠りして目が覚めたら11時50分!
しかしここで健二くんのように焦るわけにはっ!
ということでぎりぎり間に合って、あー、良かった……
/*
折角今時間があるので独り言で色々喋ろう。
明日はあまり顔出せない可能性があります。
なので今日はめいっぱい遊びたいです。
カップリングがまだ見えないのですが(雛ちゃんがモテモテっぽい?)、僕はあぶれそうな予感。
/*
なんっつーか、この村男の子のが落としやすそうな気配。
いや、そっち方向に向かうつもりは無いんですけど。
参加の時間帯が合いそうな人と、自分のキャラで話やすそうな人が男子に多い気がする。
【バスの車内】
[出発したバスは、校長先生の安全運転で、ゆっくりと学校から道に出る。]
間に合ってよかったね、健二君。
[3列目の自分の座席。
その前の座席には健二はぜえぜえ息を切らし肩を上下させながら座っていた。おう、と答える代わりだろう、健二は親指をぴっとたてた。]
[如月には健二より気付いたのだが、いつの間にか(健二より先に)集合場所に来ていた、と北斗は思っている。]
さーどうしよう。
よっぱライダー的には、窓にもたれかかって青息吐息が正しい有様ですが、それじゃお隣に来た如月先輩に悪いです。
どういうロールがいいかなーと、しばらく考えます…
【車内】
[バスが動き出して数分。車酔いを警戒し、できるだけ楽な姿勢を取っていますが…いつまで持つのやら。]
[車窓から見える風景は、見慣れた街並みを過ぎて、やがて新しい世界を見せてくれることでしょう。]
海…海…海に行ったら泳げるのかな…
水着…一応、持って来たけど…そろそろクラゲの多い季節だよって、お父さん言ってたな…
[図鑑で見たクラゲを思い出し、小さく身震いします。
半透明のぶるぶるした生き物が泳いでいる光景を想像したら、なんだか海が怖くなってきました。]
うわあ…誤爆防止のために、発言欄が至れり尽くせりですね。
これくらいあると、誤爆の心配が無くていいです。
まだ誤爆したことはありませんが、前に狼やった時、誤爆しかけたことはあります。
幸い、表の喉を使いきったあとだったので、大惨事にはならずに済みましたが。
この吊り縄が動かなきゃ狼勝利ってとこでLWが誤爆とか、興ざめの極みですものね…
/*
小百合ちゃん>絡みたいけどね、席がすごく…遠いんだよ…すごく。せめて通路側なら気付けると思うんだけどな…(トオイメ
【車内】
[昨日あんなに早く寝たというのに、桃子はお寝坊してしまいました。まだ半分夢うつつなのか、ぼんやりと窓の外を眺めてうつらうつらと頭が舟をこいでいます。]
ねむい…。バスがつくまで桃子、寝る…。
[隣の席の鏑木くんにも聞こえるか聞こえないかの小さな声で呟くと、桃子はすとんとまるでノラえもんに出てくるどび太君のように速攻で眠りにつきました。]
[何食わぬ顔で荷物をかたづけ、自分の席に陣取る]
さゆりちゃん、おはよ。
具合ひどくなったら、僕か校長先生にすぐ言うんだよ。
そんな不安そうな顔しないで。先生は安全運転だし、この席は眺めがいいからね?
[ぽんぽんと小百合の肩を元気づけるように叩いたあと、校長先生にことわり、立ち上がってバスの後ろのほうに進む。周りを見渡して]
くみこちゃん、おはよ。なんだかひさしぶりな気がするね。
北斗、おはよう。窓際の席だから、日光の向きに気をつけてね。カーテンもあるし、誰かと席変わってもらってもいいよ。
[そう言ったあと、通路を挟んだ隣でぐっすりと眠り込んでいる梨子を覗き込んでくすっと笑った。
頬をつつこうかどうかちょっと迷ったけれどやめにして、梨子が抱えたままになっていたスポーツバッグをこっそり引き取って上の棚に収納した]
よく寝てるし、起こすのもかわいそうかな。
[再び見まわして、これまた眠り込んでいる翔平の顔を見て、思わずふきだした]
ぷっ…あはははは
【バス車内】
[いつもの町並みも、バスの中からはまた違った風に見えます]
[変わりゆく景色を見ながら窓を開ければ、心地よい風が吹き込んでくることでしょう]
忘れ物は、ないかな。
桃子さんは寝ちゃったみたい・・・起こしたら可愛そうだね。
[眠る前に、桃子は女の子にだけフクザツな折り方をした手紙を回しました。]
『ねえねえ。おかし、なに買った?
あとでみんなでわけっこしようね!
桃子はカラマッチョと甘納豆とガムと麦チョコ。それとこっそり粉ジュース持ってきたから、後で水にとかしてみんなで飲もっ!!』
*粉ジュースの種類
1:オレンジ味 2:アップル味
3:メロン味 4:コーラ味
5:いちご味 6:░▓▒▓█▓░░▓▒味
[如月の気遣いに]
うん、ありがとう。
光が来たらカーテン閉めるから、大丈夫。
[如月の笑い声に驚き]
ど、どうしたの?
[その視線の先にある翔平を見る。]
[横顔と前髪でさっき見たときは気付かなかったが……今はばっちり顔がこっちを向いている。]
ふふっ……何それ、落書き?誰が書いたんだろ?
[手紙の端っこに書き添えます。]
私はスパマッチョ・サクラドロップ・マポロチョコを買ったよ。
どれも分けられると思う…
ジュースもあるの!?やったぁ…あれ?
[どこかで見た覚えのある░▓▒▓█▓░░▓▒味…]
[肩をぽんぽんされて、少しどきっとしながら。]
藤本先輩…ありがとう…
[不意に、後ろから先輩の笑い声が響きます。
何事かと顔を出してみると、有松君の額が目に留まりました。]
…にく?
小百合は少年漫画なんて、多分読んでないでしょう…
でも、中の人的には大好物です。
おのれー!王道のキン肉マンネタに反応できないなんてっ!
「どうせなら梨子先輩の額にも、ひらがなで『にく』って書いちゃえ〜!」とか言いたいよ!
ところで、░▓▒▓█▓░░▓▒味がぽーんと出てくるということは…桃子先輩はもしや、ホラー合宿村にいた人?
はまたん先輩とららんたんが参加CO出していたことは知ってますが、お2人のどちらかっぽくは無いような…
中の人当てはハイパーヘタッピです、私。
[バスが走り出す。雛は最後尾の端っこの席にちんまりと収まって、身じろぎもできずにいた]
……よく寝てる……。
[額に肉の文字を冠したままのその人は、バスの揺れに合わせてあっちにふらりこっちにふらり。大きく揺れた拍子にもたれ掛かられたらどうしよう?]
起きたら起きたで憎まれ口ばかりだし…。
[席を決めた校長先生の後ろ頭を恨めしげに*見つめてみた*]
【車中】
[自転車を停めてバスの中へと駆け込んだ。
席について、窓から見送りの由香里先生に手を振る。
走り出した車の中、椅子に凭れてぐったり。
後ろの席からかけられた北斗の声に、指を立てて返すと]
……んぐ、んぐっ。
[水筒に入れた麦茶を喉に流し込んだ]
……何、何
そっちに何かあんの?
[バスの後ろから聞こえた笑い声に振り返って]
ぷっ。
[笑いの根源を確認すると、カメラを取り出して
額に落書きされた翔平の寝顔を*パシャリ*]
【車内】
[フラッシュのたかれた音がしてやっとこさ目を覚ました 樫村を押しのけて窓に張り付くと見慣れない景色が流れていくのが見えた]
…よかったー…まだ到着してなかった んっ?
[訝しそうな顔で周りを見た 此方を見て笑っている面々]
な、なんだよ…
[涎でもついているのかと思って 急いで口元を拭った
それでも笑いは止まらず]
何が可笑しいんだよっ!俺?えっ……俺じゃない?
[不思議な顔で首をかしげた]
【バス内】
[時間になると、人の流れに従ってバスに乗り込み席に着いた。
ゆっくりと走り出すバスに揺られ、窓を少し開けて窓枠に頭を預ける。風に暴れる髪もそのままに、視線は移り行く景色に奪われていた。
祖父母が乗り物を嫌うため、宏樹にとってはバスに乗るなど滅多にない経験だった。
窓の外を駆けていく田んぼや家の影、遠くを見ると真っ青な山並み、空には悠々と流れる雲の群れ。そのどれもが宏樹に新しい刺激を与えていた。]
(田んぼは速いのに、雲や山はゆっくりだ。
でっけぇから大変なんだろうな。)
[遠近法などまだ知る訳もなく。そんな無邪気で的外れな思いも育てながら、バスは走る**]
外…?外か! ………………っておい!
[外に何か面白いものでもあるのかと思い後ろの窓を見た]
[景色に透けてガラスに映った自分の顔]
[額には”肉”の文字]
誰じゃい…俺が寝ている間に落書きとは…
ふはは 良い度胸だな!表に出ろや!
[走っているバスの中 席に立ち上がっている]
[額を手でごしごし擦ると 水性ペンで書かれた文字は直ぐに消え、滲んだ染みが伸びた]
おい歩!おまえ犯人の顔を見たか?まさかおめえじゃねぇだろうな!
[車内でわめく 隣でため息をついている樫村の様子には気づいていなかった]
何だろ?
[後ろの席が何か騒がしいので、振り向いてみます]
・・・あー、うん。成程ね。
[そこには、額をごしごしと擦る翔平の姿が]
[大体何があったかは想像がついたようです]
っと う わ
[道を曲がったのか車内が揺れた 舌を噛みそうになって急いで着席した]
誰だよ!ったく 健二じゃねえだろうな…
[此方にカメラを向けていた健二に疑いを向け始めた]
…ふん こんな悪戯をするとは餓鬼だな……バカめ…
[この中で悪戯をする人物は限られている 車内中に聞こえる声で言った*]
っと う わ
[道を曲がったのか車内が揺れた 舌を噛みそうになって急いで着席した]
誰だよ!ったく 健二じゃねえだろうな…
[此方にカメラを向けていた健二に疑いを向け始めた]
…ふん こんな悪戯をするとは餓鬼だな……バカめ…
[この中で悪戯をする人物は限られている 車内中に聞こえる声で言った]
【バス内】
[隣で寝こける有松の存在を恨めしく思っていたものの、見る人が次々に噴き出してついには写真まで撮られてしまって、段々と辛そうな悲しそうな表情になっていく]
あ…。
[有松が起きた。自分を押しのけて窓の外を見て、やがていたずらに気づくと怒り始めた。雛は小さく唇を噛むと、手荷物からプラスチックの筒に入った濡れお手ふきを取り出して]
有松くん、ちょっとだけ大人しくしてて…。
[手でこすったせいでインクが伸びて汚くなった額を、ゆっくりと丁寧に拭き始めた]
秘密のお手紙〜。
考えが無かったわけではないけれど、そういう文化のない男の子たちには使いにくい手段だから、やろうかどうか悩ましかったんだよね。
おんなじこと考える人いるなぁ(笑)。
ちなみに、赤・緑分けに関して最後まで悩んだのが、このやり方だと「女子or男子の部屋にこっそり集まって枕投げをしているときに見回りに来た先生から隠れようとして同じ布団の中に以下略」というイベントができないこと(笑)。
ベタすぎてどうしよう!(笑)
おらぁ 出て来いや! ……んっ? ………
[隣にいる樫村におしぼりで額を拭かれ始めると少しむくれた顔をしていたが大人しくなった]
……もういいよっ落ちたから!
[しばらく大人しく拭かれていたが 手でおしぼりを押しのけた]
………。[しばしの沈黙]
[むすっとした表情のままリュックを漁り始め ガムを取り出した]
[翔平と樫村のやりとりは耳に入っていない。
なんだかまた翔平が騒いでたな、ぐらいの認識。]
……ん。
あれ何だ。
[灯台を見つけて、目を凝らす。]
俺じゃねえよ!
家からつけて来たんじゃねえの?
よく似合ってるぜ。
[翔平に言うと席へと戻った。
窓の外の景色をカメラに収めていたが
後ろでのやりとりをちらりと見て、一人くすくす笑っていた]
あ…、うん…だいぶ綺麗になったから…。
[本当は手のほうも拭いたほうが、と思ったけれど、これ以上は触れないほうがいいのかもしれない。お手ふきをしまうと、小さくため息をついて]
せっかくの臨海学校だし、みんなけんかしないで欲しいな…。
[窓の外に視線を投げて、小さな声でぽつりと呟いた]
…え?
[やる、の声に、振り返る。差し出されたガムを見て、有松の顔を見て、再びガムを見て]
……ありがとう。
[嬉しそうな表情になって受け取ると、早速包装を剥いて口の中にガムを放り込む。残った包み紙でこまごまと鶴を折って、大切にお財布の中にしまった]
……ふん
[嬉しそうにガムを受け取った樫村から顔を背け 自分もガムを口に入れた]
[蒸し暑い靴を脱ぎ足をぶらぶら揺らしている ガムを噛んでいる間は 大人しくなっているようだ**]
【車内・最前列窓際】
[後ろから聞こえてきた大声にびくっとします。
どうやらすっかり寝入ってしまっていたみたい。
何かと思って座席の背からこわごわ顔を出すと…
雛ちゃんに額を拭かれている有松君が見えました。]
…ふふふ。
[有松君の表情がおかしくて、そっと笑います。
ふと気になって、自分の額も確認しますが…大丈夫なようです。]
[ガムを噛み、紫籐の軽口に心の中でため息をつきながら、男の子ってどうしてこうなのかな?などと思っている。有松ごしに張本人を見てみたけれど…知らんぷり作戦?]
ふぅ…。
[もうひとつのため息で、風船ガムが膨らむ。そしてすぐに弾けた]
わわ、わ…。
[鼻の頭についたガムを、必死になってはがす。
そしてそのまま、味がなくなるまでひたすら噛み続けた]
[車窓からの景色にも飽きて来た頃。
配布された弁当の蓋を取って]
うおう。
[並んだ煮物に唐揚に寿司と
豪華なラインナップに舌鼓を*打った*]
うわーん!美味しそう!と感動してたのに、お弁当食べ損なった!
…でも、酔っぱライダー的に、車内での食事は限りなく困難な芸当なので…ほとんど男の子にあげちゃった、ということでもいいかな。
からあげ…玉子焼き…
[はしゃいでいる紫藤君につられて、お弁当の蓋をオープン!]
…うわぁ、おいしそう…でも…
[お腹は空いているのですが、今食べ物をお腹に入れると…間違いなく…]
[せっかくのお弁当、もったいないので、誰かたくさん食べたい人がいるなら、その人に分けてあげることにしました。]
玉子焼きだけなら…いただきます…
[翔平らの騒ぎを微笑ましいな、と思いながら見守ったあと、雛に声をかけた]
ひなちゃん、優しいね。
べつに、翔平の顔にいたずら書きを書き足しちゃうくらいしても、バチは当たらないのに。ふふっ。
[バスの中を見渡して]
みんな、お弁当は起きてる間に食べちゃっておいてねー。
具合の悪い子は無理しないよーに。元気なお兄さんたちに相談するといいよ
[ぽん、と健二の肩を叩くと、自分の席に戻った]
むぐ。
[如月に肩を叩かれて、食べかけの唐揚を喉に引っ掛けた。
元気なお兄さん【たち】に自分も含まれているようだ。
水筒のお茶を喉へ流し込んで、一番前の列の二人に目を向けた]
【バス内3列目】
…んっ…んー……。…んー?
[唐揚げの匂いで、眠りの国から戻ってきた梨子。]
……んー?…うっわー!わわー!?
[バスはみんなを乗せて、順調に走行していた。バスが出ていたことに気付かなかった自分に驚きながら、いつものように涼しい顔をしている博に「おはよー…」と間の抜けた挨拶をした。]
[藤本に声を掛けられて、少し驚いて首を振る]
優しくなんか…。
だって、嫌がっている人を見ると、私も嫌なだけなんだもん…。
[噛み終わったガムを銀紙に包んでゴミ袋に入れると、配られたお弁当に視線を落とす。
おなかは空いているし、美味しそうだし、これくらいは食べられるはずだし。でも何となく食欲が湧かないのはなぜなんだろうか?]
でも食べないと、いっぱい遊べないよね。
元気出ないよね。
[こうやって暗くなってしまうのが、一番嫌だ。だからとりあえず、食べることにした]
【バス内3列目】
…お弁当…?…あ。ありがとー!
……着くまでに…食べきるかな?
[下級生のお世話をしている如月から弁当をもらい、もぐもぐ食べる。食べるのが遅いので、とても不安になりながらも、もぐもぐもぐもぐ食べた。]
【バス内】
[梨子の様子を振り返り、お茶の缶を差し出した]
無理しないでいいよ。大丈夫だからさ。
喉詰まらせないでね。
[前に向き直って]
あ、さゆりちゃん
そのたけのこの煮物ちょうだい。良かったら僕の玉子焼きと交換でもいいよ。
[紫藤君の視線を感じて、振り向きました。]
あの…私、酔っちゃうし…食べ切れそうにないから…少し、手伝ってもらえる、かな?
[おずおずと差し出したお弁当箱の中身は、まだほとんど手付かずです。]
[藤本先輩の申出に]
はい、どうぞ。玉子焼きは…じゃあ、半分だけ。
いっぱい食べると、苦しくなっちゃうから…
[藤本先輩のお箸を借りて、玉子焼きを半分こにします。]
もうそろそろ…バス、着くかな。
中の人は煮物大好きだよ!たけのこは大好物だよ!
でも、酔っている時は食べないに限るのデス。極力お腹に負担をかけないことが大事なのデス。
…小百合にお昼抜きなんて無理をさせることは、できませんが。
あまりに現実の私に似せすぎると、しょーもないズボラっ子になってしまいそ。
……うん?
[長峰に差し出された弁当に、如月の言葉が重なった]
それじゃ、二人が食べて残った分貰うな。
長峰、玉子焼きなら食べられる?
[タイミングの悪さなど気にせず
まだ手をつけていない玉子焼き入りの弁当箱を差し出したり]
どうだろ。
近づいたら海が見えてくるはずだけど……。
[車窓へと目を向けた]
[ちらりと目の端に、杉田から長峰のほうに何かが渡るのが見えた。あの形のものはきっと、秘密の手紙。何を話しているのかな?と思ったけれど、雛の席からでは分からない。
でも大切な内容ならば、きっとそのうちここまで回ってくるのだろう]
【バス内3列目】
[いつものペースで、ゆっくりゆっくりもそもそ食べながら、藤本に笑顔で応えた。]
……いなり寿司と海苔の巻いたの…お腹に入らん…。
【出発直前】
[バスに乗り、自分の席へ。隣席の宏樹がぺこりと会釈するのへ、よろしく、と改めて返す。皆もぞろぞろと乗り込んできた]
藤本くん、おはよう。そうね、久しぶりかも?
昨日お習字でお寺に行ったけど、会わなかったね。
え、何?
[如月の笑い声に後ろを見ると、翔平の額にさっきまでは無かった筈の文字]
え、どうしよ……拭いたら起きちゃうよね。
[戸惑っているうちに、校長先生の「出発進行!」の声とともに、バスが走り出す]
由香里先生、行ってきまーす。
[皆と一緒に手を振った。遠ざかる由香里先生の笑顔、校舎、校庭。校門を出たバスは、まだいつもの通学路を通っている]
わあ。毎日通ってる道も、バスの窓からだと、違って見えるね。
[隣席の宏樹からは、短い肯定の返事が返ってきた]
翔平くん、どうしたかな?
[後ろを振り返ると、翔平の隣で居心地悪そうに座っている雛が見える]
あ。雛ちゃんと、席換わってあげればよかった。
[スーパーで言い合いしていたふたりの姿を思い出す。それから、ちらりと右隣を見れば、通路を挟んで健二の姿]
……換わってあげればよかったなあ、本当に。
[窓にもたれて外を見ていた宏樹が、ん、と声を漏らして振り向いた]
あ、ちがうの、宏樹くんのことじゃないの。
[しばらくして最後列の様子を見れば、雛が翔平の額を拭いてやり、それから何か貰っているようだった]
もう、喧嘩してない、かな?
【バス内3列目】
じゃあ、貰ってもいい?
[外や車内を眺めながらお弁当をつついていた北斗は、通路を挟んだ席の梨子のつぶやきに反応した。
北斗のお弁当は……半分以上すでにお腹の中。
細い体に白い肌、しかし見た目に似合わず大食らいのようだ。]
[紫藤君の玉子焼きなら〜に微笑んで]
うん。玉子焼き、好きだし…藤本先輩からも少しもらったから。
どれでもあげるよ…?全部は入らないから…交換じゃなくて、大丈夫…
[海が見えてくる、の一言に、つられて窓の外を見やります。]
海か…えへへ。今さらだけど…楽しみで楽しみで、仕方なくなってきちゃった。
[お弁当交換会のようになっている前列付近で、ひょいっと顔をあげて梨子の様子を見る]
梨子さん、おなかいっぱい?
じゃこれは僕がもらおうっと。
[ひょいっと、梨子の残していた寿司をつまんで口の中へ]
好きなんだよね、いなりずし。自分でも作るけど、なかなか思った通りの味にならないんだよね……。
あ。お弁当。はい、宏樹くん。
[配られたお弁当を通路側の席でふたつ受け取って、ひとつを窓際に渡す]
わ、おいしそう!でも、こんなに食べられるかな?
[卵焼きをひとくちぱくり]
おいしい。
どうやったら、こういう味がでるのかなあ。
おだしが入ってるって、お母さん言ってたけど。
[みんなお弁当の分けっこをして、席を立ったり、話し合ったり。]
お手紙…回すなら今のうち…
[隙を見計らって、座席越しに、2列目の久美子ちゃんへ、桃子先輩からのお手紙を、パス!]
[バスは山あいの町を抜け、平野部をひた走り、また峠を越え、ひた走ります。
やがて話題の尽きない子供たちの声の間を縫って、社内スピーカーから藤十郎の声が流れました。]
そろそろだぞ。ほら、海が見えてきた。
後30分ほどで到着だ。
[前方にちかちかと光る海が、小さく見えます。そして街路樹が途切れて視界が開けたとたん、一気に一面の海が迫ってきました。もうすぐです。]
【バス内3列目】
[女子限定で、フクザツな折り方をした手紙が回ってきたので、食べる手を止め、それをコッソリ開いた。]
…♪
さっすが桃ちゃん♪
こういうんを、本当の別腹っち言うんよなー。
[梨子は、メモに書き込もうとしたが、スポーツバッグが手元になく、書き込むことが出来なかった。]
あり?…抱いて寝てたはず…。どこ置いたんやっけ?
…ま、バスん中のどっかにあるわなー。あとでいいやー。
[ 5(6)をもらおー!と考えながら、次の子に回した。 ]
[回ってきた手紙は、見たことのない形に折られている。そーっと開いてから、自分も何やら書き足した]
♪♪私が買ったのはこれです♪♪Kumiko
・パイの果実
・さくらんぼの夢
・ポリッツ
・ピッピーラムネ
PS:桃子ちゃん、あとでこの折り方教えてね☆
>>=5
折り方分からんかったら、開き方も分からんのでは!?
そして開いてしまったら元通り閉じれないという…。
折り紙レターって複雑なものは本当に複雑だからなぁ。
[校長先生の放送を聞いて、そっと少しだけ窓を開けてみる。夏の熱にわずかに潮の香りが入り混じり、さっきまで沈んでいた心の澱をすっと薙ぎ払っていった]
…わぁ…。
[雛にとっては初めての海。期待に胸が膨らんだ]
僕も貰うね。頂きます。
[如月に倣って、梨子のお弁当に手を伸ばし、のり巻きを口へ。]
うん美味しい。
残したらもったいないお化けが出ちゃうもんね。
[その後も箸は休まることなく、するするっとお弁当を平らげる。]
ご馳走様でした。
[お弁当の蓋を閉じて食後の挨拶をすると、校長先生の声が丁度聞こえる。]
わあ……!
[前方のバスならではの大きなガラス窓に、青い海が見える。あまり見ない海と目的地が近いという興奮が、思わず感嘆の声を出した。]
【バス内3列目】
わあい!
藤本くん、北斗ん(ほくとん)!!
手伝ってくれてありがと!!
…!?
歩ちゃん!!唐揚げはだめーーー!!
他のやったらいいけど、唐揚げだけは…だーめっ!!
[梨子は、自分のお弁当が綺麗に片付いていく光景に、うっとりした。]
[「…何か、いつもの北斗と違う!?こんなに元気な子だったっけ?」と驚きつつも、北斗が楽しそうにしている表情が嬉しくて、にこにこ微笑み返した。]
[子供たちを乗せたバスは最後に橋を渡り、海辺の公民館前に到着しました。
バスから降りると、そこには落ち着いたたたずまいの公民館と趣きのある駄菓子屋がありました。(子供たちには、ただ古いだけにしか見えないかもしれません)
見渡せば、一面に広がる畑と水田、遠くに山々、蒼い海。
そして潮の匂い。]
まずは、これから食事などのお世話になる「みよ子さん」に挨拶を。
部屋に荷物を置いたら、早速自由時間だ。
海で遊んでもいいし、あちこち見て回るのもいい。
だだし2時間ほどで夕食だから、あまり遠くには行かないこと。
怪我や事故には十分に気をつけるんだぞ!
みんないらっしゃい!
うんと楽しんでいってね!
分からないことがあったら、どしどし聞いてちょうだい。
[太陽のようにほがらかな笑顔で、みんなを迎え入れました。]
【車内】
[下級生に回した方がと思ったが、後ろの方でも残りが出ているみたいで]
ありがとう、長峰。
この恩は忘れないぜ。
[唐揚やいなり寿司を一つずつもらった]
楽しみだよな。
鯨やラッコも見られっかな?
[海に思いを馳せていると、流れてきた校長の声に、海を見ようと席から立ち上がって前方を見た]
【バス内3列目】
[校長先生のアナウンスに、目で「はーい」と応えた後、さらにもぐもぐ食べ続けた。そして、さっき聞いた藤本の言葉を思い出しつつ「ん?」と顔を上げた。]
思ったとおりの味にならんっち……藤本くん、いなり寿司、自分で作れるん!?
……やっぱ、すっげなー……。
[お弁当箱が綺麗に空っぽになると同じくらいに、バスが止まった。]
………!!
【バス内3列目】
ほ、ほくとん???
[梨子の自分を呼ぶ呼び名に目を瞬かせたが、「そんな風に呼んでたっけ?まあいっか」と気楽に受け取る。]
[健二の言葉に笑う。]
あははっ、鯨やラッコは居ないと思うよ?
……ん?うん?どうかした?
[にこにこと笑顔の梨子に気付き、北斗も微笑み返しながら、尋ねる。]
あ、もしかしてほっぺにご飯粒ついてる?
[あわてて自分の頬を触って確認してみる。]
【走行中・車内2列目】
梨子ちゃん、大丈夫?
自分の食べる分、残ってる?
[笑いながら3列目を振り向いた]
北斗くん、思ったよりたくさん食べるのね。
これもいる?
[ちょっと苦手なお新香をお箸でつまみ、手を伸ばして北斗のお弁当箱に乗せてみた]
[やがて校長先生の放送が聞こえ]
わあ……海!きれい……!
[うっとりと歓声を上げる**]
【車内・到着よりしばし遡り】
おべんとおべんとー♪
[お弁当が配られると、わくわくしながら蓋を開ける]
[から揚げや卵焼きといった、定番だが魅力的なおかずが食欲をそそった]
いっただきまーす!
[自分の分を容易く平らげ、食べ切れなかった人がいれば分けてもらうだろう]
[そうこうしているうちに、バスが目的地に到着した]
いないのか……。イルカやマグロも?
[北斗に笑われて少しがっかり。弁当の中身を片付け、開いたみんなの箱を回収していく。
程なく眼前一面に広がる海に、上がる感嘆の声。
海に向けてカメラのシャッターを切った後、落ち着く間もなく公民館前へと到着]
校長先生、運転お疲れ!
[我先に車外へと飛び出したい気持ちを抑えて、みんなが降りるのを誘導する]
[いつもより元気な北斗の様子をちょっと嬉しそうに見て]
梨子さんは、いつもどおりみたいだね。
ん、良かったら今度試作品の味見でもしてもらおうかな。
あ、着いたんだ! ほら、降りようよ!
【到着のちょっと前・3列目】
[久美子のお新香を貰い]
うん食べる、あ……、ありがとう。
[使った箸で渡されると間接的なアレかな?と一瞬頭をよぎるが、気にしない振りで口へ。]
着いた…。
[バスが止まった。でも、みんながばたばたと荷物を降ろしているのを横目に、まだのんびりと座ったまま。こういう場合一番最後にゆっくりと降りるのが常だった]
海は逃げないのだし、ね。
[みなが沸き立てる空気を感じて楽しそうに]
【到着前・バス内3列目】
(あ…やっばー…!)
[梨子は、いつも、「ほくさい♪ほくとん♪ほくとくん♪」と頭の中で歌いながら「ほくとくん」と呼んでいた。寝起きということもあり、「ほくさい」の次の「ほくとん」がポロッと出てしまったのだった。]
(まっいっかー♪)
いいーや?北斗んの頬にお弁当箱は付いてねぇよー♪
[にこにこ微笑んだ。]
【到着・バス3列目】
………!!
[皆が、どんどん降りている中、バスから見える景色をじーっと見ている。同じく、バスに残っている雛と目が合い、にっこり微笑んだ。]
【バスから降りて】
う、わぁ。甘瓜とは全然雰囲気が違うんだね。
なによりこの匂い。
[思い切り潮の香りを吸い込むと、伸びをした。全員がバスから降りてくるのをその場で待っている]
【バス内3列目〜到着】
そっか、ついて無かったならよかった。
[梨子の言葉にほっとして頬を触るのをやめた。]
マグロやイルカも、いないと思うな。
[健二に返事をして、バスから降りる。]
わ……
[広がる海の風、香り、音。
それらを全身で受けて、北斗は目を輝かせた。]
[校長先生の言葉でわれに返り、]
みよ子さん、よろしくお願いします!
[ぺこりと頭を下げる。]
【到着前・バス3列目】
(こそ…)
うん!お弁当食べ過ぎると、いくら別腹でもお菓子入らんくなるけぇ。
久美ちゃんは、『パイの果実・さくらんぼの夢・ポリッツ・ピッピーラムネピッピーラムネ』買ったっちー?
あたしも書こうと思ったら、カバンがなくなっちょーて、書けんまま雛ちゃんに回したにー。
【回想・バス車内】
おはよう、梨子さん。
[出発後に目を覚ました梨子に挨拶をする。
その後も、わいわいと騒ぐみんなをにこにこと笑顔で見守っていた。
梨子のお弁当争奪戦は、他のみんなに任せて眺めていたようだ。
自分の分のお弁当を食べ終えると、満足そうに蓋を閉じた]
【到着後・バスの前】
うわぁ……海だ。
[いまいち感動のない声になってしまったが、瞳だけは輝かせて海を見詰める。
とんとんとステップを降りると、胸の中の空気を入れ替えるように深呼吸した]
うん、やっぱり風のにおいが違う。
【バス車内〜下車】
[北斗の後についてバスを降りる]
[潮風を全身に受け、んーっと背伸びをした]
風がきーもちいー!海も綺麗!楽しくなりそうだねー。
[校長に促されると]
みよ子さん、よろしくおねがいしますっ!
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ │ ├─┤ ├─┤
あ、こんにちは、みよ子さん。
[公民館の前で待ち受けているみよ子さんに気が付くと、ぺこりと頭を下げた]
これからしばらくお世話になります。よろしくお願いします。
/*
うーん。
博なら「ぼくがみよ子さんと行くよ」とか言ってしまいそうな状況。
帰宅してすぐくらいがコアタイムなのかなぁ。
普段の参加時間より早めた方が良さそうだ。
おーい、杉田。
臨海学校着いたぞ?
[杉田が寝ていたなら、軽く揺するようにして到着を知らせる。
全員バスから降りると、忘れ物の確認をしてからバスを降りる]
【到着前・バス2列目】
[後ろの席から梨子が囁くのを、座席の隙間に耳を近づけて聞いた]
うん、梨子ちゃん、さくらんぼの夢好きだったよね?あとで一緒に食べよ。
言ってくれれば、ペン貸したのに。
梨子ちゃんのは着いてからのお楽しみかな。
[ひそひそ話に、周囲の子たちは気づいていないようだ]
【到着・バス3列目】
うん!あたし、とろいけぇ、後の方に降りよっかなーと。
[雛から窓に目線を移したとき、上の棚網に置かれた自分のスポーツバッグが目に入った。]
ああ!ここにあったんか!!
[まだバスに残っていた男子の紫藤にバッグを取ってもらった。]
ありがと!
ひとまず荷物を置きに行った方が良さそうだね。
戻って来てからでも周りを見て回るくらいの時間はありそうだし。
[そう言いながらも、景色に感動している様子の子供たちを見れば急かさずに待っている。
海が気になるのは自分も同じだった]
◆男子用アミダ
あ い う え お か き
│ │ │ │ │ │ │
有 藤 阿 柿 紫
松 本 紫 田 籐
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ │ ├─┤ ├─┤
A B 外 C 外 D E
│ │ │ │ │
樫 加 桜
村 納 野
◆女子用アミダ
【バス内】
私は最後に降りる派なの。
のんびり降りたいなぁ、って。
[加納の言葉にくすっと笑って]
バッグ、見つかってよかったね。
[自分の手回り品を確かめて、降りる準備だけは調えた]
[目的地に到着し、6年生男子の誘導でバスから降りる]
やっぱり、先輩たちは頼もしいなあ。
[皆を誘導する如月、さりげなく周りに目を配りながら降りる博、全員の下車を見届けるつもりらしい健二の姿に、感心した声を漏らす]
[バスを降りると、実の歓声が聞こえた]
ほんとだ……!風が気持ちいいね!
[潮風に前髪をなびかせて、眩しい陽光に目を細めて笑う]
あ。
みよ子さん、こんにちは!お世話になります!
[優しそうなおばさんに、ぺこりと頭を下げた]
[のんびり降りたいの言葉に「雛ちゃんらしいなあぁ」と思った。]
…うん♪……そろそろ降りよっかなー?
おっ先ー♪
[紫藤から取ってもらったスポーツバッグをしっかり抱え、まだバスに残っている子ににっこり微笑んで、バスから降りた。ようやく目が覚めてきたようだ。]
【到着・バス内】
[「のんびり降りたい」の言葉に「雛ちゃんらしいなあぁ」と思った。]
…うん♪……そろそろ降りよっかなー?
おっ先ー♪
[紫藤から取ってもらったスポーツバッグをしっかり抱え、まだバスに残っている子ににっこり微笑んで、バスから降りた。降りたら、藤本が待機していたのでびっくりした。]
…うわっ!藤本くんはまだ向うに行かんのー?
[バスでの藤本の面倒見の良さを思い出しながら、「あ、皆が降りるのを待っとるんかな?」と思った。]
[みよ子に挨拶が済んだ子から順に、プリントした紙を配っていく。]
今夜の肝試しの組み合わせとルールが書いてあるから、読んでおくように。
肝試し前に、浜辺でペアでひとつ大きめの貝殻を選んで、そこに二人の名前を書いて用意しておいてくれ。
あ い う え お か き
│ │ │ │ │ │ │
有 藤 鏑 阿 柿 越 紫
松 本 木 紫 田 川 藤
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ ├─┤ ├─┤ │
│ ├─┤ ├─┤ ├─┤
├─┤ │ ├─┤ ├─┤
津 樫 外 長 外 加 桜
野 村 峰 納 野
│ │ │ │ │
A B C D E
桃子さん、まだ寝てたのかな……?
[健二が桃子に声を掛ける様子を見て、ぽつりと呟く]
あ、校長先生。ありがとうございます。
[プリントを受け取り組み合わせを見る]
北斗くんか。男同士の組み合わせなんだね。
まあ、よろしく。
[笑顔で声を掛けながら、さり気なく北斗の表情を窺って見るのだった]
そうね、そろそろね。
[人も少なくなったので、妙に大きな荷物を片手にひとつずつ合計ふたつも持って、狭いバスの中をカニ歩きになりながら加納のあとを追った]
…少しだけ、多かったかな…?
[出かける前はそう思わなかったのだけど、他の人の荷物と比べると少しだけ、いや、ちょっとかなり、多いような気がした]
[校長先生からプリントを受け取った]
肝試し……わあん、ドキドキする。
博くんは、怖いの平気?平気だよね。
[一番冷静そうな相手に聞いてみる]
一緒に行くのは……藤本くん。うん、頼りになりそう。
[相手の姿を視線で探す。目が合えば、よろしくね、と声を掛ける]
[挨拶を済ませると、校長から一枚紙を受け取る]
肝試し?面白そうー!
僕のペアは・・・小百合さん、かな?
頑張ろうね!
[肝試しで頑張るもなにも無いのだが。]
[校長先生のプリントを受け取り]
あ、僕たちは男同士なんだ。
[博に言われながら、プリントの詳細を確認する。]
よろしくね、博君。一位になろうね!
[何かを勘違いしているかもしれない。]
【バス内・最後尾】
[翔平が目覚めて騒ぎ始めた時、実はこっそり寝たふりをしていたが、
何度か吹き出しそうになるのを我慢していた]
[ただ、残念なのはその後のお弁当大会での唐揚げだ。
梨子のからあげをくすめようとして、失敗してしまった]
(くうぅ、梨子ちゃん隙がない!なかなかやるな!)
[次のご飯では絶対狙ってやると野望を胸に秘め、バスを降りた]
怖いの? うーん、平気……かなぁ。
おばけは見た事がないからわからないよ。
[久美子の言葉に微妙な回答をする]
久美子さんは如月くんとなんだね。それならきっと大丈夫だよ。
[と、北斗に声を掛けられて振り返る]
一位……? うん、よろしく。
とりあえず準備を済ませようか。
そういえば、夕飯はいつになるのかな。
[自分の荷物を抱え上げると、周囲の様子を眺めるように見渡した]
【バス内・最後尾】
[翔平が目覚めて騒ぎ始めた時、実はこっそり寝たふりをしていたが、
何度か吹き出しそうになるのを我慢していた]
(次は「中」にしよっと)
[ただ、残念なのはその後のお弁当大会での唐揚げだ。
梨子のからあげをくすめようとして、失敗してしまった]
(くうぅ、梨子ちゃん隙がない!なかなかやるな!)
[次のご飯では絶対狙ってやると野望を胸に秘め、バスを降りた]
みよ子さんだな。
俺は紫藤健二ってんだ。よろしく。
ここ、貸自転車って置いてある?
[リュックを背負って無人になったバスを降りると、
世話をしてくれるという女性に挨拶がてら聞いてみる]
【公民館前】
[やっとのことでバスから降りて、みよ子に挨拶]
はじめまして、これからしばらくお世話になります。
[ぺこりと礼をしたところで、プリントを受け取った]
肝試しかぁ…ええと、紫籐くんなんだ…。
[自転車に乗せてくれた紫籐と、バスの中で有松を笑って写真を撮った紫籐の姿が、雛には両極端に思えて、その名前にちょっとだけ複雑な気持ちが湧いた]
…ともかく、まずは荷物を置いてから、貝殻を探しに行かないとね。
夕ご飯までにいいのが見つかるかなぁ?
[再び荷物を持ち上げて、歩き出す]
[博の準備を済ませよう、に]
そうだね。海岸で貝を拾って……
あ、まず荷物を置いてこなくちゃ。
[足元の自分のカバンを持ち上げた。]
おじゃましまーす!
[一番乗りで公民館の中へ。]
【公民館 到着】
[一番後ろの席だったが人を待ってから降りるなんて心使いは持っていない 早く早くと前の方を突っつく様に降りた]
ふるっ![第一声は歓声]
よろしくおねがいします![第二声はみよこへのあいさつ]
[自分から手を出して校長先生から肝試しのプリントを受け取った]
(俺の相手は加納か…)[きょろきょろ辺りを見渡した]
うん、そうだね。
[荷物を置いて来なくちゃ、という北斗の言葉に頷いて]
おっと、元気がいいな。
お邪魔しまーす。
[北斗の後に続くように公民館に入る。
周囲を見渡すようにして、大体の間取りを頭に入れているようだ]
【バスから降りて】
[重いリュックを背に、しかし足取りは軽く、
校長先生に笑いかけると片手を挙げ、パシッと挨拶した]
うわああーーーー!
[海風が吹き、潮の匂いを胸一杯に吸い込んで、
はあああぁぁ〜〜と大きくはいた。
目の前に景色に目を大きく開く]
すごい、すごおおーーい!
海だーーー!!!
[リュックの肩ひもを持ち、くるくるとその場を回る。
重いリュックの遠心力でぐんぐんスピードがあがる。
青い空と蒼い海、緑の山々が全部混ざっていく]
【到着】
[広がる海の景色に目を丸くしているが、桜野から弁当を手渡される声で我に返る。
弁当は慣れない車内のため、自分の分だけを残さず食べた。
到着すると、まず桜野の荷物を出して渡してやってから、自分も荷物を背負って降りる。
みよ子に笑顔で挨拶されると、「…よろしく、お願いします」と低い声ながらもしっかり挨拶。
肝試しの紙を貰うと、まずルールとパートナーを確認した。]
(…津野か。
あんま怖がったりしなさそうだから、楽かもな。)
[そんなことを考えながら、とりあえず部屋へ荷物を運びに行く。
さて、どこに陣取ろうか。]
【→男子部屋へ】
[紫藤の質問に、ちょっと考えて。]
貸し自転車?さすがにそれは無いねぇ。
でもあたしのを貸してもいいよ。
ちょっと待っておいで。
[店の裏側に入って行ったかと思うと、すぐに戻ってきた。押しながら持ってきたのは、いわゆるひとつの。
ザ・ママチャリ。
…しかもちょっと大きめなので、紫藤だと、サドルに乗るとぎりぎりつま先が地面に届く程度。]
[博の返答に、目をぱちぱちさせて]
私だって、本当におばけを見たことあるわけじゃないよー。
ふふ。
博くんなら、「おばけなんか、いるわけないじゃないか」って言うかと思ってた。
うん、藤本くんがいれば大丈夫。
[もう一度プリントに目を通す]
博くんは、男子ペアなのね。
【公民館内】
[雨が降っていないが傘立てが置いてある。
みよ子さんの気遣いだろうそれに感謝して、日傘を入れた。]
建物の中だとちょっと涼しいね。
[建物内をきょろきょろと見渡しながら、階段を上り、男子部屋へ。]
【→男子部屋】
【到着・バスの前】
[「あたしも6年生!下級生の世話をせんと!」と思い、しばらく藤本の隣に立っていたが…公民館の前で配られている紙のことが気になった。気がついたら、ふらふらと、公民館に向っていた。]
[渡された紙に目を通す。
並ぶ文字に、詳しい内容までは頭に入ってなかったが]
神社で肝試しかあ。
今までお化けって見たことないんだよな。
[ちょうど大荷物を抱えた樫村の姿が見えると]
よっ、樫村。
肝試しよろしくな。
[心中など気付かず、近寄って荷物を一つ持とうと手を伸ばす]
あいてっ!
[ぐるぐる回転したままバランスを失って、
何かにぶつかってそのまま仰向けに転んだ。
丁度リュックがクッションになって、痛みはない]
あ、えっと、みよ子さん?
[空にぽかりと逆さまの驚いた顔、
そこににかっと笑みを返した]
こんにちはっ!
海すごいねっ!!あたしびっくりしちゃったよ!
あっ、よろしく!えとっ、おねがいしますっ!!
[順番が色々バラバラだが、言葉よりも気持ちが先行した]
[梨子の問いかけに「もうちょっと外の空気を吸ってから」などと答え、最後に健二がバスを降りてくるのを見届けてから、公民館の建物のほうへ向かった]
みよ子さん、ですね。はじめまして、藤本です。
ご迷惑おかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。
[ふかぶかとお辞儀をして、校長先生からプリントを受け取った]
肝試し…? へえ。ええっと、くみこちゃんと、かぁ。
[目をあげると、こちらを見ている久美子と目があった]
こちらこそ、よろしくね。
ええっと、今のうちに貝殻を探しに行くのかな?
くみこちゃん、手が空いたら声かけてよ。浜辺に行ってみよう。
[まずは、と荷物を持ち上げて、公民館の中へ]
【公民館前】
こうちょーせんせー、運転ありがとうございました!
『みよこさん』、これからよろしくお願いします!
[梨子は、腰をまげまげ、お辞儀をした。]
【公民館内】
[ふと、去り際に久美子に言われた言葉を思い出す]
おばけがいないって証拠もないからな……。
[やっぱりぼくってそういう風に見えるのかな、などと思いつつ、公民館の中を歩いていく]
あ、そっか。今日は暑かったけど、大丈夫だった?
[日傘をしまう北斗に声を掛けながら、2階へと]
【→男子部屋】
おお?なにこれ?
[校長先生からプリントを受け取ると、
「きもだめし」の文字が目にとまった]
ええーーー、なにこれなにこれっ!
すごいっ!
ここおばけいるんだ!!!
すごいーーー!
[両手を思いっきり上に上げる。
お化けや幽霊や宇宙人は今まで見たことがない。
マンガ雑誌の特集で見るくらいだ。
それが自分の目で見られると思うと、
またもやわくわくが止まらなかった]
【女子部屋】
[古いけれど、掃除の行き届いた落ち着いた部屋]
[一緒に入ってきた人がいれば振り返り]
みんなでお泊まりって、初めてね。
あ、鞄はとりあえず端っこに置いちゃおうか。
お布団の場所とかは、あとで決めようね!
そうだ、貝殻拾いに行ってこなきゃ。みんなも行く?
[荷物を置いて、部屋を出た]
[旅のしおりに記載されている公民館の見取り図を見ながら、まっすぐに部屋を目指す。
ドアを開けると、少し軋んだ音を立てて開く。中からはまだ午後の熱気がむわっと広がった。]
あっつ…。
[額ににじむ汗を腕でぬぐい、まずは入り口近くに荷物を置いて窓を開け放つ。ドアも開けっ放しにすると、潮風が通っていく。]
…こっちの方は、汗、べとっとすんな。
[呟いて、とりあえずトイレや風呂を確認。家のとちょっと似ているなと思う。]
[2人1組らしく、自分と一緒に行くのは同級生の宏樹らしい]
へーー、宏樹といっしょかー。
同級生だから気が楽だねー。
あ、でも、どうせなら宏樹のわんこのクロといきたかったなー。
むしろクロをもふもふしたいなー。もふもふ。
[早速お化けはそっちのけで、
宏樹の飼い犬に思いっきり抱きついていることを想像した]
はっ。
いっけない、公民館へ荷物を置いてこよっと。
[バタバタバタっと公民館へ駈けだした]
【→公民館へ】
[みよ子に自転車の事を聞いている紫籐の姿に、何だか安心するものを感じながら公民館へ向かおうとすると、声を掛けられた]
あっ、紫籐くん、肝試しよろしくね。
[ぺこりと頭を下げる。手を伸ばされると、一瞬何のことか分からずにぽかんとして]
…あ、え、荷物…?
[慌ててしまい、なぜか思わず視線が泳いでしまう]
【男子部屋】
よいしょ、っと。
[部屋の隅っこに荷物をまとめて置くと、北斗の声に釣られるように窓際へ]
わぁ……ここからも海が見えるんだ。
いい所だなぁ……。
[笑顔で窓の外を見詰めながら、潮風が髪を揺らすのを楽しんでいる様子]
/*
>>*0ゲトー!
>>*1
みよ子さんは窓とか開けてくれていそうだと思った…
布団も昨日干してふかふかとか想像してた。
【男子部屋】
おらよっと!
[部屋に飛び込み 荷物を投げ捨てるように放り投げた]
古いなっ!本当に!ばあちゃん家みたいだ!
[田舎の祖母の家を思い出した]
あーあちぃわ!
[興奮を抑えられない様子で畳に寝転がり転がった]
[公民館へ向かう途中、
ポケットに何か入っていることに気がついた。
見ると複雑に折りたたまれた手紙だった。
きっと爆睡している間に誰かがこっそり入れたのだろう]
あううぅ……
あたしこういうの下手なんだ……
[案の定、手紙を開ける時に上手く開かず、
一部破けてしまった]
ごめんね、ごめんね。
[リュックのセロハンテープをぴっと貼っておく]
えっと、なんだって……?
[そして中身を読んだ]
……?
[泳ぐ樫村の視線に不思議そうな表情をして]
あ、何か大事な物入ってる?
だよな。俺、そそっかしいし。
悪いな、気がつかなくて。じゃ、また後で。
[リュックを背負い直して、男子部屋へと向かった]
こらこら、翔平くん。
あんまり乱暴にしちゃだめだよ。
[荷物を乱雑に扱う翔平を、やんわりとたしなめる]
床が抜けたら大変だからね。
[半分くらいは冗談で言ったのだけれど、どう受け取られるかはわからない]
…あ、オス。よろしく。
…寝るとことか荷物とか、どうすんだ。
適当に置いといていいのか?
[友達との外泊は初めてのため、荷物もどこに置いたらいいのか戸惑う。少し所在なさげな雰囲気で、入って来た面々に尋ねてみた。]
[喜んでいる紫藤に、満足げに頷いて。]
おつかいねぇ。
今のところ特に無いけれど、何かあったら頼むよ。
このあたりはいまいち道が良くないところが多いから、何かあったらあっちにある自転車屋で修理してもらいな。
その自転車はあたしのだから、何も言わなくてもいいしお金も無くて構わないよ。
[石や釘を踏んでのパンクは多いが、そもそもみよ子の体重に耐えてる豪腕ボディの持ち主だ。簡単には壊れない。]
ほい、これが鍵。無くさんといてね。
[可愛い猫のキーホルダーが付いた鍵が、自転車にぶら下がっていた。]
[隣の博と一緒に風を楽しむ。]
そうそう、床、抜けちゃうよね。
[「床が抜ける」は冗談だと思ってあわせてみた。]
ね、博君。
貝いつ拾いに行く?
荷物は壁際に寄せておくといいんじゃないかな。
出入り口や布団の出し入れの邪魔にならないようにね。
布団は真ん中辺りに並べて敷くといいと思うよ。
[周囲に指示するように言いながら、所在なさげな宏樹に向かって視線を送る]
[寝転びながら窓の外の海を見た 博の言葉にはこの古さならあり得るかもしれないと思った 今度は静かに自分の荷物を足で隅に追いやった]
…早く泳ぎてぇな っとその前に肝試しだな…
[俺と一緒に回るのは加納だった飛び起きて意地悪く笑った]
あああああぁぁぁ〜〜〜しまった〜〜〜〜
[手紙を読んで頭を抱える。
そうだ、おやつと言えばみんなとの交換大会だった。
しかし自分と言えば、欲望に負けて300円分のチョコが10個。
しかもシールを確認するため既に全部開けていた……]
あたしのばかばかばかぁ……
[しかし何も返答しないのはよくない。
あとみんなのおやつがちょっと(かなり)羨ましい。
だから正直に本当のことを書くことにした]
『あたしは、ビックリマンチョコ!!
ごめん!300円全部それにつかっちゃった……
あとはおばあちゃんの干し芋くらいしかないよ……
by歩』
[自分で書いてて泣けてきた。
来年はちゃんとしたおやつを買うぞと心に誓った]
[しまった、という顔をする。厚意はありがたく受け取ることを覚えないと、いつまでたっても他の人との間の壁がなくならないよ。そう祖母に言われているのに]
う、ううん、そうじゃないの。
ごめんなさい、その、荷物を持ってもらうようなことも、無かったから…。
[紫籐の後姿に、ぽつりと呟いた]
【→公民館】
[公民館の中へ入る。土間だからか、少しひんやりした空気に満たされた空間は、古いのに不快は感じなかった。みよ子がしっかりと掃除をしているからだろう。
二階へ上がる階段の前でいったん荷物を置くと、靴を脱いで下駄箱に入れる]
…うわ、迫ってくる。
[古いだけあって急な階段は、下から見上げるとちょっとだけ迫力があった。再び荷物を持って、一段ずつ登っていく。荷物の重さもあいまって、気を抜くと後ろに倒れてしまいそうな感覚に陥る。
何とか二階にたどり着くと、奥の扉を開けて部屋の中へ]
【→女子部屋】
ああ、どうしよっか。
夕飯はもう出来てるのかな? あるなら冷めないうちに食べたいよね。
貝はその後でいいと思うよ。
[隣の北斗の方を見て答えた。
翔平が足で荷物を動かしたのには気付かない。静かになったので感心感心、などと思っている]
【公民館前】
先生、あんなー、みんなが持っちょー紙、なあに?
[校長先生は、挨拶の済んだ梨子にもプリント紙を渡しながら、皆にした説明を繰り返した。
『今夜の肝試しの組み合わせとルールが書いてあるから、読んでおくように。肝試し前に、浜辺でペアでひとつ大きめの貝殻を選んで、そこに二人の名前を書いて用意しておいてくれ。』]
はぁい。
[返事をしながら、ぼーっと考える。]
…組み合わせっち、先生どうやって決めたんやろ?
やっぱ、あれかなー?
あっみだーくじーばばー♪あっみだくじーばばー♪
[気持ちよく、俺たちひょうたん族で覚えた歌を歌っていたら、にっと笑ってピースサインをする翔平と目が合った。]
ん?
分かった。
[頷くと、黙々と自分や他の人の分まで荷物を壁に寄せておく。やることを見つけると、いつもの淡々とした様子に戻ったようだ。
床が抜けるよ、という会話には、真顔で黙って頷いた。
こんなに古いと、確かに抜けるかも知れないと半分本気で思っていたりする。]
【ちょっと前】
おう、あんがとな。
普段はそこに停めとけばいい?
後で自転車屋にも挨拶してくるぜ。
[自転車についた鍵を確認し、指を突き出して了承のポーズ]
[部屋に入って隅に荷物を置くと、やっと一息ついた。たったこれだけの距離なのに、やはり荷物が多すぎたのかもしれない]
でも、あれも、これも、それも、必要だと思ったんだけどな。
[そう呟く雛の頬を、窓からの潮風が優しく撫でる。レースのカーテンがなびいて、午後の日差しに煌めく海が思ったより近くに見えた]
…きれい……。
【公民館前⇒男子部屋】
[公民館まで、小百合と肝試しについて少し打ち合わせをした]
[公民館に到着した後は、とりあえず荷物を置いてからにしようということで、一旦分かれることにしたようだ]
おー、ここに泊まるんだね。
おじゃましまーす!
【→男子部屋の中へ】
あ、もうだいたい揃ってるかな?
[思い思いのポーズを取っている面々を見てくすっと笑い、自分も荷物を壁のそばへ。とくに、そおっと大事そうに望遠鏡のケースを置いた]
ねえ、博くん、夕食のあとに布団を敷くって感じでいいんだよね?
ああ、店の軒先にでも停めておくといいよ。
この季節はめったに雨も降らないし、わざわざ盗んでいくような物好きもいないしねぇ。
[あははははとのんきに笑って、紫藤の真似をして指を突き出した。]
……へんなの。
[公民館に入り、階段を上がる。
廊下の窓から見える景色に、もやった感情は吹っ飛んだ]
さって、遊ぶぞー!
[両手を上げて空気を吸い、荷物を置きに男子部屋へ]
【→男子部屋】
[博の言葉に気付き、足元に置きっぱなしの荷物を壁際へ寄せようとすると、丁度宏樹が移動してくれた。]
ありがとう、宏樹君。
[時間帯が変わっても日が当たりにくいよう、一番窓から離れた場所。偶然かもしれないが、感謝する。
そして中身を確認しようと、カバンを開けた。
着替えやタオルのほかに、浴衣、小さな救急セット、お菓子。日記帳やラジオ体操カード。
そして、北斗が何より持ってきたかった、自由帳、スケッチブック。12色の色鉛筆に、小さなサイズの絵の具セット。]
ありがとう、宏樹くん。
[黙々と荷物を運ぶ宏樹に礼を言って。
如月が部屋に現れると、そちらに視線を向ける]
うん、それでいいと思うよ。
まあ、今の内に何かしたいって人もいるかもしれないし、布団敷くのは寝る直前でもいいかもしれないけど。
【公民館前】
[梨子は先生にもらった紙を見て、自分の相手を確認した。]
…えええっ!
おっちょこちょい翔平やん!!…大丈夫かえー…。
…翔平…と…あたし。…不安やー…。
[歩の、『あ、でも、どうせなら宏樹のわんこのクロといきたかったなー。』が聞こえてきたのに、「うん!あたしもー!!」と、なぜか勢いよく手を上げ、皆と一緒に公民館に入った。]*
【女子部屋ベランダ】
[ふらりとベランダに出ると、大きく深呼吸をした。そして周りを見てみる。
男子部屋のベランダとは繋がっていなくて、手が届く距離ではあるけれど]
……やっぱり、ムリね。
[少し身を乗り出して、男子部屋の様子が見えないか確認してみた。こちらから見えないということはあちらからも見えないということで、着替えなどの心配はなさそうだった]
海、きれいね…。
[正面に向き直り、手すりにひじを付いて手に顎を乗せ、しばしきらめく海面を見つめた]
【公民館・二階廊下】
[女子部屋から出て、男子部屋の入り口から中を覗き込む]
藤本くん、おまたせー。
貝殻探しに行かなくっちゃね。マジックは持ってきたよ。
[肩から提げたポシェットを軽く叩く。如月のことだから、準備は万端なのだろうと思いつつ]
【公民館前】
[肝試し…怖いのは苦手ですが…鏑木君が一緒に行ってくれるみたいです。
鏑木君と肝試しについて少しお話しして、公民館へ。おや?]
あ…これからしばらくお世話になる…えっと、みよ子さん?
長峰小百合です。よろしくお願いします。
[深々とお辞儀をしました。]
校長先生も…運転、ありがとうございました。
枕投げか。体力あるなぁ。
[実の言葉に反応して苦笑した]
みんなが疲れてなければやっていいんじゃないかな。
寝たい人の邪魔したら悪いしね。
【男子部屋のベランダへ】
[部屋の喧騒を後ろに、ベランダへ出てみた]
ここからの眺めってどうだろう…
ああー、やっぱり木があるかぁ……
[美しい海の景色よりも、空のほうが気になって仕方ないらしい。上ばかり見ている]
[夕飯の後貝を拾いに行く旨を聞き了解する。]
うん、そうだね。
[荷物に忘れ物は無いようだ。安心してカバンを閉めた。]
枕投げ?
あはは、皆がやってもいいならやろうか。
[実の提案に笑った。]
枕投げ!良いな![実の言葉に目を輝かせた]
(…あー夕飯なんだろう・・・・くんくんと匂いを嗅いだ)
…俺 偵察行ってくんぜっ!
[男子部屋を飛び出し夕食が用意されているだろう厨房に向かった]
あ、翔平くん。行ってらっしゃい。
[部屋を飛び出していく翔平を、目を細めて見送る]
準備が済んだらぼくらも向かおうか。
ちょっと急がないと、肝試しに間に合わないかも。
[北斗を見て、それから周囲の男子たちも見ながら、そう声を掛けた]
【公民館・二階廊下】
お待たせ、くみこちゃん。ありがとう。
貝殻だから、やっぱり浜だよね?
くみこちゃんは、お化けとか平気なほう?
[いろいろと話しながら、二人で連れだって公民館を出て、浜辺へ向かっていくだろう]
おう。
行ってらっさい。
[夕飯の偵察に行った翔平と、出かける如月に手を振る。
如月に注意された荷物へと視線を向け、何だろうと気になったが
今はいいかと、ベランダへと足を向けた]
【公民館前 → 女子部屋】
[重たい荷物を抱えて、女子部屋へ。階段を上がるのも一苦労です。]
はぁ、はぁ…やっと着いたよ…
[先に部屋に入ったみんなに倣って、荷物を置き、うーんと伸びをします。]
ええと…今日は肝試し…うう…なんで肝試し…
鏑木君、全然平気そうだったけど…頼りにして、いいのかな…?
[怖いものは…大の苦手です。]
中の人も、怖いものは大の苦手です。
夢に見ます。
それ以前に、部屋の電気を消せなくなります。
…いい歳して、情けないです…
[日焼け止めを塗りなおしながら]
うん、もう夕飯できてるかな?いい匂いがしてるし。
僕らも下に降りようか。
食べたら急いで貝拾いに行こう。
[荷物を置いて、水筒の麦茶を一口飲んで一息。
枕投げの話題には、可とも不可とも反応しなかった。自分からは言い出さないが、おそらくその場にいれば何だかんだで参戦するだろう。
如月の「黒い箱」を不思議そうに一瞥してから、それぞれ部屋を出て行く流れに乗って、自分も津野と肝試しの準備をしようと部屋を後にした。]
【男子部屋→厨房】
[厨房の中を覗きこむと カレーの匂い]
[冷蔵庫を覗くとサラダとよく冷えたスイカがあった]
はい!今日の夕食はカレーライスだっ!
[軽くガッツポーズをした]
【女子部屋】
[歩たちの後を付いて行ったので、迷わずに部屋に着いた。スポーツバッグを置いて、まずは畳みに寝転んだ。]
あれー?この後、どうするんやったっけー?
[ベランダの窓から入る潮風にウトウトごろごろしながら、みんなの様子をぼーっと見ている。]
[視界の端に藤本が居たように感じたが、そっちを向いたときにはもう姿は無かった。しばらくすると眼下に桜野と連れ立って歩く藤本が。
手を振ってみたけれど、気づかなかったかもしれない]
貝殻…。
[さっきの今なので、紫籐を誘いにくかった]
でも、ここでうじうじしているなんて、なんか嫌だ…。
【女子部屋】
はあああぁぁーーーー疲れたーーーー
[部屋にはいると、リュックは背負ったまま、
ばたりと畳の上にうつぶせで寝転がった]
ふいーー。
[顔だけを上に向けると、ベランダにいく雛が目にとまった。
少し身を乗り出して、どうやら男子部屋の方を見ているらしい]
(そっか、隣の部屋って男子だっけ)
[ごろりと横になると、目の前に同じく寝ころんでいる梨子の顔]
[如月と連れ立って、浜辺へと歩く]
おばけ……
[びくっと肩をすくめた]
あんまり、平気じゃないの。
見たことあるわけじゃないよ?
[先ほどの博との会話を思い出した]
藤本くんは、平気?た、頼りにしてるんだけどな。
[浜辺へ着いて、足下を探す]
あ、これがいいかな?大きくて、つるっとしてるから、字も書きやすそう。
[適当な大きさの貝殻を見つけ、名前を書いた。ついでに桜貝を一枚見つけて、公民館へ持って帰る]
[日焼け止めを塗る北斗を入口で少し待ちながら]
うん。女の子を待たせたりしちゃだめだよ。
[健二に釘を刺すように言って、階段へと向かう]
おうさ、カレーだよ。
あたしが畑で丹精込めて育てた野菜がたっぷり入った、夏野菜カレーだ。
サラダもスイカも自前だよ。
たんとお食べよ。
[おたまを持ったみよ子が笑う]
【男子部屋→廊下】
[部屋を出て、廊下に突っ立って特に声もかけず津野を待つ。
準備が終われば出てくる筈だから、そこで声をかけようと思っているらしい。]
んんんんーーーー
[大きく伸びをして、でもやっぱり手は上に上げたまま
だらりと力を抜いて、梨子ににへへと笑いかけた]
久美ちゃんはさっき荷物置いて外に貝殻拾いに行ったよ。
[あさりやはまぐり、桜貝や憧れのほら貝などがあるのだろうか。
一度ほらがいを思いっきり吹いてみたいなと思った]
やった!俺大盛りにしてね!美味そー
[鼻をくんくんひくつかせている]
俺、夕食前に肝試し用の貝殻取ってこようかな…大丈夫だよねっ!運動した後の方がご飯が美味しいっていうしな!
[いってきまーすとみよ子さんに挨拶をして外に飛び出した]
【男子部屋→厨房】
[先に向かった翔平がはしゃいでいるのが見えた。
メニューは聞かなくても香りでわかる]
カレーかぁ。ぼく、カレー大好きなんです。
[みよ子の姿が見えれば、笑顔でそう声を掛けた]
【女子部屋】
[畳に寝転んだまま歩と向き合うと、ぎゅっと目を閉じた後におでこを隠して目を開け、にっと笑った。]
バスの翔平!けっさくやったなー!
[出発前の翔平に書かれた『肉』の字を思い出して笑った。]
あ!そっか!貝殻がいるんやったなー!
みんな、相手と拾いに行くんかな?歩ちゃんはどうするん?
[久美子と一緒に浜辺を歩く。さりげなく浜辺の見晴らしの良さを確認しながら――]
んー、夜とか、暗いのは得意。
でもお化け、ゆうれい…なぁ。僕の家の周りで見かけたことは一度もないよ? だからたぶん、居ないと思ってる。
……会ってみたい気もするけど。
[久美子の拾った貝殻に同意してうなずき、自分の名前も書いてもらった。そして一緒に公民館へ戻った]
そろそろ夕飯だね。僕はこのまま食堂へ行くよ
【男子部屋→廊下、厨房】
待たせてごめんね。
[日焼け止めを塗り終えて、博の後についていく。]
わあ、美味しそう!
急いで食べて、貝拾いに行かないとね。
にひひ。
[梨子に向かって親指を突き出した]
あたしも寝たふりしてたんだけど、
もー、吹き出しそうで吹き出しそうで、
よく我慢したと思ったよー!
[ぶふっと、あの時のことを思い出して吹き出した]
貝殻はねー、あたしはほらがい探してみたいー。
あるかどうかはわからないけど。
あれ、もしかしてきもだめしの組み合わせで
貝殻探し大会とかだったりするのかな???
ふう、疲れた。
…えーと、肝試しに行くのに、まず貝殻を拾ってくる、ですね。
[貝殻、という単語に海を感じて、ふと顔を上げれば、窓の向こうが、きらきらと輝いています。]
わぁぁ…きれい………
[思わずベランダに駆け出して、眼下に広がる真っ青な世界を見渡します。]
【ベランダから室内へ】
[入ったとたんに、有松のことが耳に入ってきた。ちょっと悲しげな表情になって]
……有松くん、かわいそうだよ…。
怒ってたじゃない…。
[雛にはとても、噴き出したりはできなかった]
【海岸 砂浜】
[公民館から全速力で走ってきたため汗でびっしょりぬれている 辺りを見渡すまだ誰も海岸には来ていなかった]
[大きく深呼吸 目の前に広がる青い海]
すっげー…[目をきらきらさせて 感嘆の声をあげた]
[ふと我に返り きょろきょろとちょうど良さそうな貝殻を探した]
これでいいかっ!
[足元に落ちていた うずまき貝と薄ピンク色の貝殻を拾ってポケットに入れ その場で屈伸をすると公民館に向かって駆け出した]
有松君の額の「肉」って、歩ちゃんが書いたんだ…
うふふ。
[悪いと思いながらも、ついつい思い出し笑いをしてしまいます。]
…でも、なんで「肉」なの?
有松君、べつに太ってはいないと思うけど…?
【浜辺→公民館・食堂】
そうね、暗くないと、星が見えないもんね。
[如月の趣味を思い出し、にこりと笑う]
家の周り?……お墓も、あるよね。
あそこにいないなら、いないのかな。
それとも、仏様の近くだから、出ないのかも。
だったら、神社は神様のそばだから平気……?
[そんなことを話しながら、公民館へ戻ってくる]
あ、私も。
[おいしそうなカレーの匂いがする食堂へ、如月の後を着いて行った]
みんな貝殻探しに行くみたいだし、
とりあえず梨子ちゃんもいってみる?
[雛にも声をかけようとして、
悲しそうな顔をみてどきりと言葉を飲み込んだ]
えと……、えと。
[ただの冗談のつもりだったので、
真面目に悲しむ雛を見てかなりばつが悪い]
[そういえば、昨日も調子に乗っておやつを買って、
さっき後悔したばかりだった]
……そだね、ごめん。
あたしが悪かったや。
調子のりすぎた、ちゃんとしょーへーに謝るよ。
【厨房】
……元気いいなぁ。
[飛び出していく翔平を見送って、自分は夕食の席についた]
うん。でも、焦って食べるのもちょっともったいないよね。
[目の前に並んだカレーとサラダに嬉しそうな視線を向けて]
いただきまーす。
[手を合わせてから食べ始めた]
うん、美味しい。
[謝ると言ってくれた津野に、ほっとした表情を見せて]
うん、みんな仲良くしようよ。
そのほうがきっと、楽しいから。
臨海学校も、うーんと楽しくなるから。
[にっこりと笑った]
【女子部屋】
[歩の言葉に、また思い出して噴き出した。]
ふふふ♪
ほらがい?…っち……海にあるん?藤本くんのお寺とかにあるんやないん?
貝殻探し大会とかなんかなー?
…ようわからーん!
あっ!…カレー!?…かな?…ちょっと行ってくるー♪
[カレーの匂いに気が付くと飛び起き、ふらふら匂いの元へと向った。]
[目の前のご飯を前に「もったいない」に苦笑い。]
うん、確かに。
いただきます!
[挨拶をして食べ始める。]
美味しいね。夏野菜カレー。
茄子にオクラ…あ、トマトも入ってる。
酸味があって美味しい。
【男子部屋⇒食堂】
[カレーの匂いにふらふらと誘われてきました]
腹が減ってはなんとやら、だよね!
貝殻は食べてから拾いにいこっと。
[一杯目を平らげ、小百合がまだ来ないのならおかわりにも手を伸ばすでしょう]
[がくりとうなだれた所に、太るだの食べるだの言葉を聞いて
目をぱちくりさせる]
太る?食べる?ちがうよー。
あれはテレビ(アニメ)の主人公なんだよ。
でもまー、だまってたあたしも悪いよねー。
ひなっちにいわれて反省した。
次はどうどうと起きてる時に「中」って書くよ。
[ちゃんと反省出来ているかどうかは不明だった]
さてと、あたしは貝殻拾いに外行くけど、
梨子ちゃんもひなっちもさおりんも、
ちょっと休んだらきなよー。
[部屋の隅にどかりとリュックを置くと、
ばいばいとにっこり手を振って部屋から出て行った]
【女子部屋から外へ】
【公民館 食堂】
[ぜいぜい息を荒げながら入ってきた]
つ、疲れた 流石に…[倒れこむ様に席に座った]
…美味しそう いただきます…
[目の前に湯気を立てているカレーライス 手を合わせて頬張った]
…美味しい!美味しいよ!特に野菜が美味い!
[サラダも頬張りみよ子さんに向かって 絶賛している]
/*
夏野菜カレーは大好きです。(中の人が。)
アーシーは好き嫌い無くていい?「血が飲みたい。トマトでも可!」あ、やっぱり吸血鬼キャラですか?(うそ)
【女子部屋→廊下】
[男子部屋の前に宏樹が立っているのが目にとまり、
すすす、と近寄る]
あれ、宏樹どーしたの?
みんな外出たりご飯食べにいってるらしーよ?
【公民館内 大広間(兼食堂)】
[厨房を覗き、カレーを確認した後、大広間を覗いてみた。]
あっ、翔平ー!!
男子の方では、貝拾い大会?の話しとか何か聞いとる?
ふーん、テレビの主人公なんだ…でも、怒っちゃったってことは、有松君、あんまり好きじゃなかったのかな。
笑っちゃって、悪いことしたな…あとで私も謝らなきゃ。
[梨子先輩の言葉に]
あれ?もうこんな時間?
お夕飯かあ…バスの中では、酔わないように寝てばかりいたから、お昼食べたのがついさっきのことみたいだよ。
【公民館内 大広間(兼食堂)】
[買い拾い大会とかないこと・貝殻は肝試しに使うためだけのもの・もう拾って来たことを告げられる。]
えー、そうなん?
じゃあ、あたしも早くカレーを食べて、行けるようにするなぁー。
【公民館内 大広間(兼食堂)】
[貝拾い大会とかないこと・貝殻は肝試しに使うためだけのもの・もう拾って来たことを告げられる。]
えー、そうなん?
じゃあ、あたしも早くカレーを食べて、行けるようにするなぁー。
テレビなんだ。知らなかったな。
…起きてるときなら…抵抗すると思うし、いいかな…?
[納得したようなしないような、そんなはぐらかされたような気分になりながら]
あ、私も行きます…。
[津野のあとを追って、女子部屋を出た]
【→二階廊下へ】
【大広間兼食堂】
うん、盛りだくさんだね。
ナスがすごく美味しい。
[もぐもぐと、大ぶりに切った野菜を口へ放り込む。
食堂が次第に賑やかくなる様子を楽しそうに見詰めながら、カレーもサラダも食べ切ってスイカに手を出した]
これも甘くて美味しい!
……ごちそうさまでした。美味しかったです。
[全部綺麗に平らげると、皿を流しに運んで、みよ子さんに礼を言った]
[空いている椅子に座り、夕食を食べ始める]
カレーもサラダも、おいしいね。
オクラも入ってるの?わ、ほんとだ。
[皆と顔を見合わせて微笑む]
……?翔平くん、そんなに急がなくても、なくならないよ。
ふふ。おいしいよね。
[楽しく食事を終えた]
えっと……そろそろ肝試し、かな。
[一度部屋へ戻り、虫除けスプレーをして、懐中電灯を持ってくる。如月や友人達に声をかけ、肝試しの集合場所へ]
【女子部屋 → 大広間】
[大広間は食欲をくすぐる良い匂いでいっぱいです。
大きな鍋の中には、野菜たっぷりのカレーが。
そろそろ車酔いも覚めてきましたところです。]
お夕飯は…カレーなんですね。サラダも、野菜が瑞々しくって、おいしそう…
[さっそく、お皿を受け取り、いただきます!]
[津野が近寄って来るのを見つけると、壁から背を離す。]
ん。肝試し、ペアだろ。
貝殻、夕食前に拾ってしまわないか?
[同意が取れたら、先に立って道路を渡り海まで移動する。
公民館を出ると、眼前に広がる景色に目を見張るが、その様子はかなり注意しないと気付かれることはないだろう。]
ごちそうさまでした。
[夕食ををぺろりと平らげて、博と共に食器を流しへ。]
みよ子さんおいしかったです!ごちそうさまでした。
[ぺこりとお辞儀をする。]
じゃあ博君、貝拾いに行こうか。
ほらよ お前の分も取ってきたぜ 感謝しろよ!
それよか美味いぜっ!みよ子さんスペシャルカレー!
[カレーを頬張りながら告げ ポケットから薄ピンクの貝殻を取り出し机に置いた]
あちぃ……
[麦茶を喉を鳴らしながら飲み干すとスイカに齧り付いた]
甘い!甘いよ!このスイカ!
[またまたみよ子さんを絶賛した]
【二階廊下・男子部屋の扉前】
[大きくひとつ、深呼吸。そして口の中で台詞を暗唱]
えーと、一緒に肝試しの貝殻を拾いに行きませんか?…で、いいよね。うん。
[そして意を決して、扉をノックしようとしたら]
「ガチャッ、…ガッ」
[扉が勝手に開いた。そしておでこにジャストミートした]
……う、ううぅぅぅ〜〜〜…。
[おでこを押さえてしゃがみこむ。しかし頭の上から聞こえてきたのは、紫籐の声。反射的に立ち上がると、勢いのままに言った]
一緒に貝殻で肝試しが行ったら行って……あれ?
[失敗した。真っ赤]
[そういえば、きもだめしは宏樹と一緒だと思い出した]
そーだった、あたしたちきもだめしの組だよねー。
よろしくー!
もうあたしすっごい楽しみでさー。
わくわくが止まらないんだよー。
[貝殻を拾いに先に行く宏樹の後をぱたぱたと追う]
【公民館前】
わあい!何ちいう名前の貝殻か知らんけど、ありがとー!
[みよこさんに少なめによそってもらったカレー・サラダを食べあげた。]
ほんじゃ、行こっか♪
【大広間にて】
みよ子さん、これすごい美味しいです!
[真剣なまなざしでカレーを食べる。自宅に戻ったら真似をしようと考えてレシピを盗もうとしているようだ]
ふう、ごちそうさまでした。
……自分で作らないでいいご飯なんて、ひさびさだなぁ。
[食事の用意や片づけをまかせっきりにしているのになんとなく罪悪感を覚えつつ、空いた食器を厨房へ運ぶ。
そして支度のために男子部屋へ駆け戻った。]
だろ〜だろ〜!
[絶賛の嵐に、得意げにポーズをとった。よく分からないポーズだった。たぶん本人はカッコイイと思っているはずだ]
【浜辺】
わー……
[日が沈みかけた浜辺は、昼間とは違う印象を与える。]
貝、貝…どれがいいかな?
[砂浜にはいくつもの貝殻が落ちている。]
あ、博君、コレなんてどうかな?
[目に付いた亜麻◆色の大き目の貝を拾い上げて博に見せる。]
海きれーだねーー。
[目の前の海を見て思わずため息が漏れた。
そしてその後は黙って宏樹の少し後ろをちょこちょこついて行く。
今は喋るよりも目の前の景色や足下にいっぱいいっぱいだ]
[追いかけてくる津野をさりげなく待ってから、浜辺で適度な大きさの貝殻を探す。
いくつか手に取るが、柿渋◆色の貝殻を手に取ると、砂を払ってポケットに入れた。]
決まった。津野は?
【大広間】
[小百合が食べ終わった頃を見計らって、声をかけた]
このアミダの裏に書いてあったんだけど、肝試しの前にペアで一つ貝殻を拾ってこなきゃいけないみたい。
だから、一緒に行こう?
【公民館前】
[加納に貝殻を手渡すとテンションが上がってきた]
よっしゃぁ 行っくかー!
[まだ真っ暗とはいえない空の下 加納の前に立ってずんずん歩き出した]
【→神社】
[もうどうしようもなくしどろもどろになってしまった雛。それでも単語から意図を汲み取ったのか、紫籐と一緒に貝を拾いに行くことに]
【→浜辺】
[砂浜を歩きながら、貝殻を探す。サンダルの中に細かい砂が入り込んで何だか歩きづらい。仕方なくいったんサンダルを脱いで、片手に引っ掛けて持ち]
…何だか、お散歩みたいね。
こういう場所のお散歩も、いいね…。
[輝く海に浮かぶ白い鳥に視線を飛ばしながら、呟いた]
[一度部屋へ戻り、ペンライトを持つと、先に行った久美子を追う]
いつの間にか真っ暗だなぁ……あ、星!すごい!
[空に気を取られつつも、ぱたぱたと久美子の元へ]
おまたせしました。ちょっとわくわくするね?
【大広間】
おいしかった…
[言いながら、自分で驚いています。普段は食べるの遅い方だし、つい残してしまうのに、今日はあっという間に、デザートのスイカまで、全部食べちゃいました。]
ごちそうさまでした!
…えと、それじゃあ、これから…
[鏑木君に声を掛けられました。避けられない肝試し。どんなところでやるんだろうと、不安が募ります。]
…まずは、貝殻を拾ってくるんだったね…
よ、よろしくお願いします…置いてかないでね…?
[宏樹は渋柿色の貝殻にしたようだ。
自分はと聞かれて、キョロキョロ辺りを見回す]
うーーー、ほらがいあったらいいなと思ってたけど、
やっぱ、ないねえ〜。
[照れ隠しにぽりぽり頭を掻きながら、
後ろ向きに歩くと、砂に足を取られた]
あわっ
自分用コピペ
大神宮前から御神木に行き、そこに名前を書いた石を置いて手前に歩きます。
手水舎のところでもう1回みよ子さんが脅かし、コインチェック。裏だと土俵のほうへ迷い込み、横道から戻ることに。表だと拝殿から再び楼門を通り戻ります。
校長は「こんにゃく」で、みよ子さんは白装束で懐中電灯を顔の下から当てて脅かします。
基本20分+グループ補正[[ 1d10 ]](+迷子ペナ[[ 1d10 ]])入り口から入って、手水舎のほうを通って稲荷神社の鳥居がたくさんある場所を経由、本殿を通りながら御神木を目指す
【神社】
[貝殻をにっこりと受け取り、翔平の後ろに付いて、神社に着いた。]
あっ!貝殻に名前書かんといけんやったかなー?
ペン持っとる?
[歩きながら話しかけた。]
[ばさりと仰向けに砂の上にすっころぶ]
ぶわっ
[ばふっと砂が顔に被さった]
ぎゃーーっ、ぺっぺっ
……ん?
[口の中に違和感が。
はき出すと緑黄◆色の貝殻がころりと出てきた]
【浜辺】
[砂浜に立って海が赤から紫へと変わっていく様子を見ている間に、北斗が貝殻を拾ってきたようだ]
わぁ……綺麗な貝だね。
うん、いいんじゃないかな。
[亜麻色の貝を見て頷いた]
さて、そろそろ最初のペアの時間かな。
[皿を引いたり、新しくよそって渡したり。]
おや、藤十郎ちゃんじゃない。
食べていく?
[校長がやってきたのを目ざとく見つけて、声をかけた。]
【神社】
[歩いている内に辺りは真っ暗になったが 隣にいる加納の顔ははっきりと見えた]
あー持ってる持ってる ほらよ
[自分の貝に「ありまつ」と名前を書くと手渡した]
えーとまずはなんて呼ぶんだ?てすいじょ?入って左側だな…
ちゃんはやめなさい、ちゃんは。
[やれやれといった表情をして。]
いや、これからあいつのところに行くから。
しばらくこの子達をよろしく頼むよ。
[みなに向き直って。]
わしは今から、大きな船を貸してくれる人のところに行って、こんやはそこで泊まるから。明日は昼には無人島に行くし、次に会うのは島への船だ。
最初のうちはわしの小船で行くからな。
それまではみよ子さんにあまり迷惑をかけんように、怪我や病気をせんようにな。
[そう言って、公民館を*出て行った。*]
そうだねー。皆砂浜に行ってるみたいだし、僕らもそこで拾えばいいんじゃないかな?
だいじょぶ、置いてかないよ。さ、行こっ。
[小百合の手をぎゅっと握って、砂浜へ]
【公民館⇒砂浜】
…ホラガイって、何だ?
[首を傾げて海を眺めていると、背後から「あわっ」という津野の声。
振り向くと、尻餅をついてしまったようで、口から砂を吐き出していた。]
…大丈夫か?
[手を出して、起き上がるのを助けようとする。]
【浜辺】
うん。きれいな色のが見つかってよかった。
じゃあ名前を……
[ポケットから出したペンで半分に割れた貝の内側に書いたあと、ペンと貝殻を博に渡す。]
そうだね、そろそろ時間かな。
僕たちも神社に行こうか。
【公民館前】
[走ってくる如月に笑いかけ]
ううん、待ってないよ。今来たとこ。
わくわく……どきどき?
ふたりとも怖がっちゃうと大変だから、藤本くんはわくわくしててね。
[ペアの相手が頼もしいので、思ったより落ち着いている]
だいぶ暗くなってきたね。あ……あれって、金星?
[歩きながら空を指さし、自信なさげに問いかける]
神社、思ったより大きいね。
[うっそうと茂る木々の影に、小さく息を呑む]
【→神社前】
[砂を被った頭をぶんぶん振ると、
宏樹が手を差し出してくれていた]
ふわー、驚いたよ、ありがとー。
[よいしょと宏樹に手伝ってもらって起きあがる]
でも見て、貝殻見つけた。
あたしこれにするよー。
[にっこり微笑んで黄緑色の貝殻を宏樹に見せた]
[ほらがいのことを聞かれて目を輝かせる]
ほらがいはね、すっごい大きな貝で、
ふーって吹くとぶおおおおぉって音がして、
すごい遠くまで聞こえるんだよー。
[と、それに呼応してか、歩のお腹がぐぅぅぅと鳴った]
あは、あたしのお腹もよく聞こえるみたい。
【浜辺】
ありがとう。
[北斗からペンを受け取ると、隣に自分の名前を書く]
そうだね。忘れ物はないかな?
懐中電灯はぼくが持ってるけど。
[北斗に確認するように声を掛けて、神社に向けて歩き出した]
【砂浜】
[鏑木君と手を繋いで、砂浜までやってきました。
そろそろ日も暮れてきました。夜の海には、また違った美しさがあります。]
貝殻…貝殻…って、探すまでもない、かな?
たくさん落ちてるね!どれがいいかな…
[悩みながらも、indianred◆色の貝殻を拾い上げました。]
鏑木君は…どれにするの…?
【神社】
翔平にしては準備いいやん!ありがと♪
[貝殻に、『りこ』と書き込んだ。]
…あんなー…
[翔平にお願いごとするなんか!と思いながらも、正直に伝えた。]
あたし、『ほうこうおんち』やけぇ…頼むなぁ!
……!!…うわっ!!何!!…何か触った!何かおる!
+表+
/*
やっぱRP村難しい……
なんかこう、上手くできなくてすいません。
あとキャラが(中の人的にも)ガキンチョで
フラグとか全く気にしなくてすいません……
←当初は男の子でガキ大将の子分みたいな、
チビでっ歯のはな垂れ小僧みたいなのを
やろうと思っていた
*/
【公民館 → 神社】
[久美子の指さすほうを見て]
そう、大正解。あれは金星。
いいタイミングだったね。夏の金星は太陽を追いかけてすぐ沈んじゃうんだ、もうすぐ見えなくなるよ。
そうだ、良かったら、臨海学校の間にいいもの見せてあげる。覚えといてね。
[そして神社にたどりついた]
indianred◆色ってなにー!?
菱形の示している色、なのかな。くすんだピンクというか…うーん、なんて言ったらいいの?これ?
それにしても、せっかく手を繋いでもらったんだから、もう少し何かリアクションした方が良かったかな?
あんまりもたもたしてると、肝試しが終わる頃にはすごい時間になっちゃいそうで…ちょっと巻いちゃいました。
鏑木君はいつまでOKなんだっけ?
[津野に嬉しそうに貝殻を見せてもらうと、手の平をじっと覗き込む。]
ん。なんか津野っぽい。
[感想を告げて一つ頷くと、踵を返した。]
じゃ、戻るか。腹減った。
これ時間的に、部屋に戻ってからの描写が難しいね。
でも室内でならば喋れる!あんまし喉の残り気にしないで喋れる!
…あ、赤と緑じゃ、ポイント量が違ったわ(呆然
【神社→手水舎】
いや右か?こっちだ たぶん!
[もらったプリントをひっくり返しながら かろうじてポイントを通る様に歩き始めた]
…ってか 加納あんまり怖がってねーな
くくく 俺も怖くないがな…
[暗闇の中にたぁと笑った その時暗闇に浮かぶ丸い顔]
うぎゃあああ!!!逃げろ!加納!
[悲鳴を上げ 加納の手を取ると走って楼門をくぐった]
うん、もどろっか。
[パタパタと宏樹の後を追う。
あたしっぽいって何だろう、と小首をかしげたが、
その疑問はカレーの匂いですぐに消えてしまった]
【浜辺→神社へ】
うん、忘れ物…無いと思う。
[ポケットにはハンドタオルと日焼け止めのチューブ薬、さっき使った油性ペンくらいしか入れた覚えは無いが。]
【砂浜】
小百合さんはそれにするんだ?
うん、いいんじゃないかな。僕は・・・。
[夜の砂浜は、到着時に眺めたそれとはまた違った表情を見せています。]
[波打ち際には、[黄海松茶◆や藤納戸◆、柳染◆など、色々な貝殻が打ち寄せられています。]
3(3)番目のこれにしようかな。
わ、いいもの見ちゃったんだ!金星って、いつも同じ時間に見えるんじゃないのね。
他にもいいものがあるの?何だろ……?うん、楽しみにしてる。
[問いにはにこにこ笑うだけの如月に、こくりと頷いた]
【神社前→楼門】
[肝試しのプリントを、懐中電灯で照らす]
正面の鳥居と楼門を入って、神楽殿を左に……と。
藤本くん、先に行ってもらっていい?
[半ば如月の後ろに隠れるようにして、おっかなびっくり歩き出す]
…………。
や、やっぱり、私が前でいい?後ろが真っ暗な方が、怖いの。
[順番を替わってもらい、やがて鳥居のそばに差し掛かる]
ひあ!きゃああああああああ!
な、なに、何!?ぬるってしたのが、何かいる!やだあ!
[半泣きで、また如月の後ろに隠れた]
ふうーん、鏑木君はそれにするんだ…
落ち着いた、綺麗な色だね。
貝殻って、どれもみんな綺麗…
[ついつい見とれてしまいそうになりましたが、あたりは段々と暗くなっていきます。
これ以上暗くなると、貝殻が見えない以上に、肝試しがさらに怖いことに…]
う…そ、そろそろ行こうか。
えと、拾った貝殻に、自分の名前を書くんだよね?
[貝殻の裏側に、持ってきたペンで名前を書いて…]
鏑木君も、使う?
【砂浜→神社】
【ちょっと前】
[先に行って、と言ったところで、すっと左手を差し出された。一瞬戸惑った後、遠慮がちにその手を取る。半歩遅れて、相手の背中に隠れるように歩き出したのだった]
あ。
[開いた扉に何かが当たったようだ。悪いと慌てて謝って、対象を確認する間もなく聞こえる謎の呪文に苦笑]
……樫村、落ち着けって。
えっと。貝殻拾いの誘いに来てくれたのか?
[行こう、と連れ立って浜辺へと足を運ぶ]
【男子部屋→浜辺】
[目の前に広がる海に心は逸りぎみだ。サンダルを脱ぐ様子に]
それ、気持ち良さそうだな。
[真似るように靴を脱ぎ、素足になった。足の裏に砂の感触。寄せる波の音に耳を傾ける]
【→神社へ】
そうか、それなら良かった。
[北斗に頷き、一緒に神社へ向かう。
連れ立って奥へ向かう如月と久美子が見えたかもしれない]
【海岸→公民館の大広間】
[戻ると、カレーの香りに腹が小さく鳴る。
靴も揃えずに上がりこんで、カレーを受け取りがつがつと食らいつく。きっちりサラダやおかわりも完食。
西瓜も白いところまでぺろりと食べた。]
うんまい。ごちそうさま。
[食べ終わった後は、いつもの癖で空いた分の食器を厨房まで運んでから、貝殻に名前を書こうとしていた。が、]
……つかね。
[古いペンに悪戦苦闘しているようだった。]
あ、鏑木君もペン、持ってきてたんだね。
貝殻は一つでいいの?…せっかくだから、両方持ってこ?
[貝殻に名前を書き入れて…いざ、出発です!]
ナスとかオクラも、カレーに合うんだな。
帰ったらばっちゃんに教えてまた作ってもらおう。
……てーか、つかね。
そろそろこのペンもダメか。けど名前ペンってこの辺で売ってんのか…?
お、おおー、なんか飛んでると思ったら……
[夜目の利く如月には、久美子を襲ったものがなんだかは見えたが……]
え? 久美子ちゃんどうしたの? なんにもないよ?
ほら、進もうよ。ご神木、だったよね?
【海岸→大広間】
[いただきます、と行儀良く手を合わせた後は、
飲み物のように一気にカレーをたいらげた。
勿論サラダもスイカもぺろりだ]
あれ。
[食器を運んだ後、宏樹が古いペンに困っているのに気付いた]
それつかないのー?
あたしの貸してあげよっか?
[はい、と手渡したのはいつも使っている水性ペン]
うん、気持ちいい。砂が足の裏で、きゅって感じ。
[うまく言葉で表現できないが、同じように裸足になった紫籐にはきっとそれだけで伝わるだろうと思った]
ごめんね、私、何だかうまく喋れなくて。
もっと気楽にざっくぱらんに、津野さんみたいに話してみたいのに。
[海に向かい目を瞑って、紫籐を真似て波の音を聞きながらぽつりと]
【神社】
[あたりは既に暗くなってきている。
神社について北斗は日傘を閉じた。]
あ、如月君たち出発したんだね。
うーん、雰囲気あるなあ。
博君は怖くない?
【神社】
[ぷにょぷにょ冷たいものが触れてビックリして、翔平に抱きつきそうになったが、何とか堪えられた。]
[何かを見て、悲鳴を上げ、梨子の手を引いて楼門をくぐる翔平に、「あれ?」と思った。]
あんなー、…何か、帰りよる気がする…。
…あっちに行かんといけん気がするんやけど…違うんかなー?
そだねー、せっかく拾ったのも勿体無いし。
[肝試しに使わなくとも、お土産にはなるかも。そう思って、貝殻をポケットに入れました。]
【移動省略・神社】
[夜の神社は暗く、雰囲気たっぷりです]
[用意してあった懐中電灯を手に取ると、点くかどうか試してみます。]
【神社】
……そうだね。
[古ぼけた神社。中は結構広いようだ。
怖がるというよりは圧倒されたように鳥居を見上げている]
うーん、特に怖くはないよ。
まだおばけは見えないみたいだし。
北斗くんは大丈夫かな?
おやおや、片づけまで手伝ってくれるのかい。
できた子だねぇ。
にしてもスイカの皮がぺらぺらになってるのには驚いたよ。
漬物にしようと思ってたんだけどね。
[越川にけらけらと笑って。書けずに困ってるのを見て。]
ペンか、ペンねぇ。
済まないね、持ってないねぇ。店には置いてあるんだどねぇ。
[自分同様に食事をぺろりを平らげる津野を見ていると、女子という垣根をあまり感じなくなってくる。
ペンを手渡されると、]
わり。
[小さく告げて、素直に借りて名前を書くとすぐに返した。]
ん。肝試し、行くか。
おや、ペンを借りられて良かったね。
気をつけてお行き。
[全員が出て行くのを確認してから、急いで先回りして神社へと向かうつもりだ。]
【神社】
[暗くなってからの神社は、荘厳さもありますけれど…やっぱり、怖いです。]
[鏑木君につないでもらった手をぎゅっと握りしめて、警戒しながら、ゆっくりと境内へ。]
ううう…何もいないよね?何もいないよね…ひゃあっ!
[遠くで、あれはフクロウでしょうか?
何でもない鳴き声に、情けない声を挙げてしまいます。]
ご、ごめんね…ううう…何も起きませんように…
[宏樹が貝殻に名前を書くのを確認し、
返してもらった後に自分も名前を書いた。
小さな分身をポケットにそっと入れる]
[行くか、との誘いに大きく頷いた]
うん。
あ!ちょっとまって!
きもだめしって聞いていいもの持ってきたんだ!
だな。
[足に少し力を込めると、指が砂に埋まる。
波の音を聞いている樫村を見て]
……ん、別に謝ることないんじゃねえか?
大体、樫村は謝りすぎ。もっと堂々としてりゃいいんだ。
それと、津野はまた特殊な生き物だしな。
[少し先に光る貝殻を見つけると、そちらへと歩く。
しゃがんで拾い上げると、その江戸茶◆色の貝を耳に当てた]
[片手に懐中電灯、もう片方の手で小百合の手をしっかりと握り]
僕が前を歩くから。・・・手、離したらダメだよ。
[いくら年上相手とはいえ、女の子には違いない。男の子の自分が守ってあげなきゃ、と決意を固め、一歩を踏み出すのだった]
[みよ子に褒められると、少し意外そうな顔をして照れ隠しに俯く。初対面の人間に少し照れを感じているようだ。]
…くせで。
スイカ、うまかったし。
[ペンが店にあると聞くと、]
じゃ、明日買う。
…いくら?
[値段を尋ねる声に、少しだけ不安そうな色が混じった]
何にもない、って、だって、腕のところにぬるーって。
う、うん、もう行こう。
[ふらふらと左へ進みかけるが、如月が手を引いて正しい方向へ戻してくれる]
ご神木に、貝殻、置いてくるんだよね。
[しばらく歩くと、道が右に曲がっている]
ここが本殿だから……。ここを曲がって、あれかな。
[懐中電灯を上げて遠くを照らすと、大木が見えた]
んっと……これかな。
[ご神木のそばに、二人の名前を書いた貝殻を置く]
そうだねぇ。案外、ここにはいたりしてね。
[軽く冗談を言ってみたりして]
そうだね。前の組も見えなくなったし、そろそろ行こうか。
[懐中電灯片手に、北斗を先導するようにして神社の中へ]
【神社】
[翔平のリードがあれば、梨子はそれに従い…]
[翔平のリードがなければ、梨子は翔平の手を引っ張り返して…]
[大神宮前から御神木に辿り着く。]
[それは90度に折れ曲がった針金2本。
それをそれぞれ両手に持ってうんと頷く。
折れ曲がった針金の先は水平に前を向いている]
しってる?
これでお化け見つけるんだよ。
このさきっぽか、ぱかって開いたら、
そこにお化けがいるってことなんだって。
[正確にはお化け探しの道具ではなかったが、
オカルト的なアイテムだったら気にしないようだ。
しかも少し得意気だ]
ふふふ、お片づけのお手伝いしてくれたからね。
そうねぇ、30円でいいよ。
太書きと細書きが一本になっている、イイやつだよ。
[にっこりと。]
大丈夫、動物の鳴き声。怖くないよ。
[怯える小百合を宥めながら、とてとてと歩いて行くが]
【神社・鳥居付近】
――ひっ!?
[背中にぷにょりとひんやりしたものが当たりました。小百合とは明らかに違う感触に、声が漏れてしまいます]
・・・気を、付けて。なにか、ある。
[う、ちょっと意地悪な冗談だったかな…と後悔しつつ。ご神木に貝殻を置いたのを見て]
ご神木かぁ。なにかお願いごとでもしてみる?
――ええと、みんな無事で、素敵な臨海学校になりますように。
なんか違うかな? ま、いいか。
[久美子の手をひいて、拝殿の横を通って楼門のほうへ向かおうとする]
【御神木前】
[めちゃくちゃに走り回っていたらいつのまにか目的地に着いていた 途中で加納の誘導が入ったのも気がつかなかったのであった]
…あれは何だったんだ?…ご、ごめんなさい
[自分のうっかり具合にしおらしく謝った]
[思わす驚いて走ってしまったが 自分が見たものはお化けではなく月の光で揺れた鉄のひしゃくであったのだった]
ふはー……[大きく息を吐き出し落ち着いた]
[御神木の所に貝殻を置いて取り合えず拝んだ]
無事に帰れますように……
[目を開けて顔だけ横を向けて紫籐を見ると、少し首をかしげて]
…怒っていないの?
謝りすぎ、なのかな。よく分からないな。
…津野さんは、特殊…それは、特別ってこと?
[いまいち意味の違いが良く理解できていないらしい。
貝殻を耳に当てる紫籐の姿を不思議そうに、興味深そうに。身体ごと向き直って、じっと見つめて]
何をしているの?
【神社・鳥居が並んでいるあたり】
[きょろきょろと左右を見回しながら、鏑木君に先導されて進んでいきます。]
え…?なに、か、いる、の…?
[そして、パーカーから覗く小百合の首筋にも…]
(ぷにゃっ)
きゃああああああああああ!!!!!
[空いていた方の手でうなじをガードしつつ、パニックを起こした小百合は、全力で逃げようとします。鏑木君を引っ張って。]
[そっちへ行くと、ルートから外れてしまうんですが…今の小百合に、そんなことは判断できません。]
【鳥居付近】
[たくさんの鳥居が並んでいる辺りに差し掛かった時。
不意に首筋にひやりとした感触が走った]
……うわ!
[びく、と背筋を震わせる。
手から懐中電灯が落ちて地面を転がった。
リアクションは小さかったが、意外に驚いているようだ]
【神社】
はぁはぁ…!!
翔平ーーーっ!!!
…あっち行ったりこっち行ったり、本当にあっちょるん?
…ん…?
[何とか辿り着いたようだ。]
やった!!
…あっ!!もしかして一番乗りやったりするんかな!?
いいちゃいいちゃ!ちゃんと着いたんやけん!気にせんでいいわー♪
[肉の文字が消えた翔平のおでこに…軽くデコピンした。]
[翔平に倣い、御神木の所に貝殻を置いて取り合えず拝んだ]
ふーーーんって……
[超得意気だったのに、宏樹の反応の薄さにがっくりうなだれる。
心の中でこれはとってもいいものなんだと自分に言い聞かせた]
みよ子さんまたねーーー!
[振り返ってみよ子に両手をぶんぶん振り、神社へ急いだ]
【神社・鳥居付近】
博君どうしたの?
[博のリアクションにびっくりした北斗にも、
べちょり、と手の先に何かが触れる。
顔では見られるかもしれない。長袖長ズボンフードつきパーカーの北斗にこんにゃくが触れるには、そこしかなかった。]
……何今の?
[気になったがそれより、]
あ、懐中電灯!
[博の手から落ちた光源が、ころころと鳥居前軽く坂になっている場所を転がった。]
[ご神木に手を合わせる如月に]
お願い事なら、本殿の方がよかったかな?
でも、このご神木は、私たちの名前を知ってるのね。
[置いたばかりの貝殻を見る]
うん。みんなが楽しんで、みんなで元気に帰れますように。
それから……。
[口の中で、何かこそりと呟いた]
[また手を引かれ、ご神木を背にして歩き出す]
みんなもいる筈なのに、声とか聞こえないね……。
あんなに大声出したの、私だけなのかな。
ご、ごめんね、うるさかった?
[しばらく何も起こらなければ、落ち着きを取り戻しつつあった]
今いるのが参集殿の前だから、もうすぐゴール……きゃああ!?
[手水舎の陰に浮かび上がる顔に、また悲鳴をあげる]
い、いい今のは、みよ子さん!?
今のは、大丈夫、わかった。
[正体がわかっても、相当驚いたらしく手が震えている]
行こっか。こっち、だよね。
[知らずに土俵の方へ向かっている]
【神社】【御神木前】
………
よっしゃ!こんだけ拝んだんやけん大丈夫やろ!!
[翔平に、にっこり微笑んで、手を差し出した。]
よろしく頼むで!
ぐはっ ……よし帰るか…きっと俺たちが一番だ…
[デコピンに大げさによろめいて気を取り直した]
よしっ行くぞ!今度は絶対びびらねぇ!着いて来い!
[平然とした様子でまた前に立って歩きだした 暗闇の中では分からないかもしれないが顔が少し赤く染まっていた]
【御神木前→手水舎】
ぐはっ ……よし帰るか…きっと俺たちが一番だ…
[デコピンに大げさによろめいて気を取り直した]
よしっ行くぞ!今度は絶対びびらねぇ!着いて来い!
[平然とした様子でまた加納の手を取ると少し前に立って歩きだした 暗闇の中では分からないかもしれないが顔が少し赤く染まっていた]
【御神木前→手水舎】
【神社・鳥居付近】
う、うん、なんだろう……。
ウミウシが空から降ってきたのかな?
[推測には少々混乱の痕跡が見受けられた]
あ……うん、大丈夫。追い付いたよ。
[素早く追い掛けて拾い上げ、ほっとした顔をする。
右に曲がるはずの場所を通り過ぎた事には、気付かなかったようだ]
うわああああっ!
[手水舎のみよ子さんに、久美子と声を揃えて大きな悲鳴をあげ]
へ? み、みよこさん? は? え? あ、うん……そうなんだ。
[久美子以上に混乱した様子で、方角が間違っていることには全然気づかず進んだ]
わっ、わわっ!!?
[火事場の馬鹿力とでも言うべきでしょうか、全力疾走する小百合にはついて行くのが精一杯のようです]
[宮地嶽神社を通り過ぎ、いくつも並んだの鳥居の最後の1つというところまで来てようやく止まりました]
・・・ぜー、はー。
小百合さん、大丈夫、だった?
[無我夢中で走ったため、息も絶え絶えです]
……へっ?
怒る?何で?
[本気で判らない、とばかりに首を傾げて]
特別……なのかな?
津野に限んねえな。北斗や長峰、如月、桜野、翔平に杉田に宏樹に博、加納と鏑木。みんな特別だろ。
津野には津野の、樫村には樫村なりの……。
[声はそこで小さくなる。両手の親指と人差し指で四角いファインダーを作って、それ越しに樫村を見た]
ああ。貝の声を聞いてるんだ。
……聞いてみるか?
[手招きする]
【神社・鳥居付近】
う、うみうしが降ってくる?
[おばけよりそっちのほうがビックリだと思ったが口には出さないでおいた。]
[懐中電灯を拾えてほっとする]
それじゃあ行こうか。まっすぐだっけ。
【神社】
[針金2本をぎゅっと握りしめ、
きょときょと落ち尽きなく周りを見回す]
これは……やばいねー、やばいっすねー。
めっちゃくらいっすねー。
[風が鳴らす草の音にもびくっと即座に反応する。
暑さとは違う汗が背中にじんわり滲む]
[1人で来るんじゃなくて良かったと、
宏樹の背中を見てこっそり一息つく]
【神社】
[宏樹と津野の番は、最後尾だった。
一組、また一組と闇の中へ消えて行く皆を見送るというのも、それはそれで恐怖を煽るものだ。]
(何か、叫び声とか聞こえるな……。
どんなの仕掛けたんだ、校長先生。)
[極力冷静な振りをしようとしつつも、やはり恐怖は押し寄せてくる。そしてついに2人の番。]
……ん。
[若干固い声で合図すると、やはり先に立って歩き出した。]
【神社】【手水舎】
[翔平の『着いて来い!』の言葉にドキドキしながら…]
…た…頼むで!!
[…と、ドキドキを気付かれないように、兄に言うような感じでワザとぶっきらぼうに言い放し、着いて行く。]
【神社・並んだ鳥居の最後の一つ】
はぁ…はぁ…ううう…
何か…何かが首に…
[疲れて走れなくなったところで、ようやく変なところに出てしまったことに気付きます。]
あ、あれ?ここ、どこだろう…?
[星明かりの下、黒々と立ち並ぶ鳥居に、形容しがたい威圧感を覚えます。]
こ、こっちで、道、合ってる、のかな…?
【神社・鳥居付近】
そうだね。真っ直ぐ行って突き当りを右に……
[しかし、鳥居が途切れる所まで歩くと、その先は神社の外に出てしまうようだ]
あれ……こっちじゃないみたいだ。ご神木も見当たらないし。
一旦戻ろうか。
[Uターンしてしばらく戻れば、先程通り過ぎた分かれ道がある事に気付くだろう]
【神社】【手水舎】
うわあ!何?何?何か見えた!
…さっき、翔平が見たんも、これなんかもな!?
…なーんや!
さっき翔平が見たんなら、2回も驚くことねーわな!
[梨子は、よく分からない理論を述べた。]
[迷いなく進む宏樹の後を、パタパタついて行く。
心臓はどきどきばくばくだ。
でも宏樹の背中はいつもと変わらず落ち着いてて、
少し恐怖は和らいだ]
えっと、まずはまっすぐいくんだっけ?
【神社の土俵脇にて】
[落ち着きを取り戻したところで、迷っていることに気づき]
ん? あれ? ……もしかして、道間違えちゃったかな。
ごめん、ちょっとびっくりして、混乱してた。
……みんなには、内緒だよ?
[きょろきょろと目印を探すが見つからない。入ってきた入り口とは違う小さな出口は見えた]
こっから出ちゃう? 貝殻も置いたし…ぐるっとまわって、帰ろうか?
【手水舎】
[加納の手を引いて黙々と歩いている]
・・・・・・・!!!!
[突如暗闇の中浮かぶ人の顔 顔の陰影が非常に恐ろしい]
[声を出しそうになるのを必死に堪えながら手は離さなかった 若干早足でそして大股で今度こそ楼門をくぐり神社の出口へ]
…怒って、ないんだ……。
[何だかよく分からなくなった。何を「怒っている」と判断したのか、それすらも。でもひとつだけ確かなのは]
良かった、怒ってなくて。良かった。
[ほっとした表情で、ふんわりと微笑んだ]
みんな特別なのね、うん、それなら分かる。私の特別って何なのかな……私、質問ばかりだね。
でもちゃんと答えてくれて、ありがとうね。嬉しい。
[ファインダーの格好が何なのか分からず、訊ねようとして]
…貝の、声?何か喋っているの?
[不思議そうな顔にさらに興味津々が加わって、手招きされるままにきゅっきゅと砂を踏みながら紫籐に近づく]
[鳥居の並ぶ場所に差し掛かる。
夜の闇の中にそびえる鳥居は、宏樹たちにとってはそれだけで威圧感のあるものに感じるだろう。
能天気にも聞こえる津野の声が、今は恐怖を紛らわせてくれる有難い存在となっている。]
……ん?ここ、右に…
[ ひ
や
り ]
[宏樹が進路を尋ねようとした時、コンニャクがまず宏樹の首を、その後津野の腕も撫でた。
ぞわりと背筋を鳥肌が駆け上がる。]
―――〜〜〜っ!!!
[声にならない声を上げて、逆方向へと駆け出してしまった。]
【神社・鳥居付近】
うーん、道間違えちゃったのか。
[博と共に先ほどの位置まで戻ってくる。]
あ、ここかも。
[鳥居の入り口付近で別の道に気づき、そちらを歩き始める。
ご神木はすぐに見えてくるだろう。]
[自分たちが最後だと聞いて、つい後ろを振り返る。
後ろは当然だれもおらず、暗い闇が広がっていた。
今にもその闇の中から何かがすごい勢いで追いかけてきてもおかしくない]
うーーーーっ
[頭をふるふる振って、そんな考えを吹き飛ばした。
前にいる宏樹に声をかける]
ねーねー、お化け発見したー?
こっちはさっぱりだよー。
このあとどっちだっけー?
【神社→公民館】
ふはぁー ・・・・!!!
[神社から出ると大きく息をつき 急いで繋いでいた手を離してズボンで擦った]
…いやぁ 面白かったな
[精一杯の軽口を叩き帰り路についた]
【神社】【出口】
[声を出しそうになるのを必死に堪えている翔平に気が付き、顔がニヤけた。手をぎゅっと握られたまま、翔平の歩みに合わせ、楼門をくぐり神社の出口へ]
よっしゃ!お疲れ!!
【神社・手水舎→土俵】
[思いがけずうろたえた声を上げる如月に]
みよ子さんだったじゃない。ふふ。
さっきまで、あんなに冷静だったのに。
[相手を落ち着かせようと、繋いだ手をきゅっと握る]
……あ。
[ずっと緊張していて気づかなかったけれど、男の子の手だな、と思う。よく女の子に間違われると言う如月の、その手はやっぱり大きくて、強い]
[少しぼーっとしながら歩いていると]
え?土俵……?
違うんじゃない、かなー?多分だけどね。
この先行くと神社から出ちゃいそう。
最初の鳥居の辺りまで戻ってみようか。・・・歩けそう?
[ずらりと並ぶ鳥居は存在感を醸し出し、見る者を圧倒します]
[とはいえ、ここで自分が弱気になる訳にはいきません。]
間違えちゃったの?藤本くん、珍しい。
[くすくす笑い]
うん、内緒ね。
今日は珍しいもの、ふたつも見ちゃった。金星と、慌てる藤本くん。
日記に書いちゃおうかな。うそうそ、金星だけね。
そうね。ここから出ちゃおっか。違う道だけど、貝殻置いてきたから、失格にはならないよね。
[如月に着いて、横道から神社を出た]
はあ……やっぱり、怖かった。
【神社・ご神木前】
こっちが正解だったみたいだね。ごめんごめん。
[ようやくご神木の前に辿り着いて、ほっとしたように北斗に声を掛ける。
名前を書いた後そのまま持っていた貝殻を、他の組の横に並べるように置いた]
お参りみたいな事、した方がいいのかな?
[隣の北斗をちらりと見た]
[カラン、と音を立てて針金が手から滑り落ちた。
目を大きく見開く。頭の中は真っ白だ]
[宏樹が左に走るのを見て、はっと我に返り、
思わずその後ろを追いかけた]
【神社・ご神木前】
ちゃんと着けたからオッケーだよね。
そうだね。
折角神社だし。お参りしようか。
[手を合わせて]
明日はお昼ごはんオムライスがいいです。
[願い事をした。]
[鏑木君が年下なのをようやく思い出しました。]
う、うん…ごめんね、大騒ぎして。もう大丈夫だよ。
…えと、どうもこの鳥居の先は…境内から出ちゃうみたいだね。
来た道を戻って…どこかに、曲がるところがあれば、そこを曲がれば大丈夫、かな…
[と、言いつつも、またさっきのぷにゃりが飛んできやしないかと、気が気でなりません。しきりに辺りを見回しています。]
【神社の横道から外へ】
[久美子の言葉に苦笑して]
あー、ほんとに恥ずかしいところ見られたなぁ。
僕、驚かされるの、弱いんだなぁ……はじめて知ったよ。
あ、正面の鳥居見えたよ。
ちょっと遠回りだけどこれで戻れるね。
[久美子の手をひいたまま、公民館の前までのんびりと歩いて帰った]
【公民館前】
……………
[梨子は、笑いを堪えている。]
あははははははは!!!
[急に、涙を流しながら笑い出した。]
うん、面白かったなっ!!
[すっごくすっごく怖かったのを必死に我慢していたのと・翔平の期待を裏切らないおっちょこちょいぶりと・、何かよく分からないドキドキ感がない交ぜになってしまったようだ。]
ああ。怒ってない。
[微笑む顔に見惚れ、さらに礼を言われると困ったように視線をずらす。
夜の海に、月やわずかな光が煌いていた]
ううんと、特別、上手く言葉にするの、難しいな。えっと……むむ。
その、宿題ってことにならない?
ああ。今まで聞いてきた音や言葉を記憶してるんだって。
聞いてみ?
[貝殻を樫村へと差し出した]
……っはっ、はっ……。
[気持ち悪い感触に触れられ、頭が真っ白になって駆け出してしまった。
(何だアレ、つめたくて、ぺとっとくっついて……)
恐怖と急に走ったせいで、心臓の鼓動が耳に痛い。
気付くと鳥居の立ち並ぶ中に迷い込んでしまったらしい。]
やべ。津野……
[置いてきてしまった、と思う前に、津野が後を追いかけて来る足音が聞こえた。
男の自分が思いっきり逃げ出してしまったことに、ばつの悪さを抱きつつ、合流。]
……わり。
【公民館前】
はぁ 疲れた…… お疲れ…
[そっぽを向いたまま言い 笑う加納の方をちらっと見て]
……何だよ!
[あわよくば怖がらせてやろうと思っていた相手に笑われて
顔を赤くした]
ぐぅ 無事に帰れたのは俺のおかげなんだぞ・・・!
[パニックを起こしながらもまっすぐ帰れたのは御神木のおかげか梨子のおかげか分からない]
はぁ、はぁ……
[やっとのことで宏樹に追いつき、息を整える]
[息が整い何か喋ろうとするが、
あまりに驚きすぎて言葉が出ない。
口は動くと言うより、がくがくと震えているに近い]
【神社・ご神木前】
[北斗の隣で手を合わせる]
北斗くんが、好きな女の子と仲良くなれますように。
[小声で言ったので、北斗に聞こえていたかはわからない]
じゃ、行こうか。
[全く表情を変えないまま北斗に声を掛けると、手水舎に向かって歩いていく]
ふふ。翔平くんとかに知られたら、大変なことになっちゃう?
[あの手この手で驚かせにかかるのが、容易に想像できた]
博くんも、今ごろ意外と怖がってたりして……。
ほんとだ、元の場所に出たね。
30分くらい、かかっちゃったかな……?
でも、無事に終わってよかったあ。
藤本くん、ありがとう。やっぱり頼もしかったよ。
[肝試しは終わったけれど、手を引かれたまま公民館へ戻る]
んー、博くんと北斗は……きっと大丈夫だよ。
翔平は、どうだったかなぁ?
頼もしい? それはこっちのセリフだよ。
くみこちゃんは、やっぱりしっかりしてるよね?
[くすっと笑う。公民館の前に居るメンバーが見えて、空いているほうの手をふった]
ただいまーみんなー。
ダメそうならいつでも言ってね?
じゃあ、戻ってみよっか。
[ぷにょぷにょを警戒しているのはこちらも同じようですが、幸いにして二度目は無かったようです。]
[分岐で正しい道を選べば、大した苦も無く御神木に辿りつけたでしょう]
【神社・ご神木前→手水舎へ】
うん。
[博の願い事は聞こえなかった様子で、博と並んで歩き出す。]
えっと、このまままっすぐ行けば……っ!?
[「いいんだっけ?」の言葉を出す前に、目の前にぼんやりと照らされた、「幽霊」の姿が。]
[紫籐につられて視線を夜の海に滑らせる。ちょうど雲が途切れたのか、きれいな月が浮かび、その光が海面を柔らかく凪がせていた。
不規則に蒼く幽玄に光るのは、海ほたる?それとも夜光虫?…雛には分からなかったけれど、静謐とした美しさは心も落ち着かせてくれた]
宿題…?うん、いいけれど、紫籐くん、宿題いっぱい抱えすぎだよ?
はやく終わらせてしまって、みんなでいっぱい遊ぼう?
[無邪気に答えて、貝殻を受け取る]
何を喋っているのかな…?
[耳に当ててみる。ごうんごうん、そんな、とても言葉とは思えない音が聞こえた。耳に当てたまま首をかしげて]
…私にはまだ、貝の言葉が分からないみたい。六年生になったら、習うのかな?
/*
こいつを落とすタイミングが掴めない
[だいぶ落ち着いてきたが、
さっきのことを口にするとまた恐怖が蘇りそうで、
とにかく目的を最優先することだけを考える]
[布の上からポケットの中の貝殻に触れた。
お守りのようにぎゅっと握る。
そしてそれを取り出し、宏樹に見せた]
*/
【公民館前】
…はー…はー…
[笑い過ぎて、息が上がったので、整えている。]
…いやー…ごめん…ごめんなぁ。
…無事に帰り着けたん、翔平のおかげやと思っとるよ。
貝殻もペンも…翔平がおらんやったら……なあ?
…ありがとな♪
[からかうネタ(握られていた手が汗ばんでいた!…など(は、たくさんあったが、梨子は、今、これを翔平に伝えたい…と思ったので、ストレートにお礼を言った。]
[だいぶ落ち着いてきたが、
さっきのことを口にするとまた恐怖が蘇りそうで、
とにかく目的を最優先することだけを考える]
[布の上からポケットの中の貝殻に触れた。
お守りのようにぎゅっと握る。
そしてそれを取り出し、宏樹に見せた]
【神社・御神木前】
う、うん。大丈夫、大丈夫…
[半分、自分に言い聞かせるように大丈夫を繰り返します。]
[途中、走っている時には見逃した右へ曲がる道を見つけました。]
[本殿を通って、少し歩けば、夜空に向かってそびえ立つ、立派な木が見えてきます。]
わぁ…これが、神様の木?
ここに貝殻をお供えすればいいのかな?
[御神木の下には、先発組の貝殻が置かれています。]
[自分たちの貝殻も置いて、しばしお祈り。]
……。
[どくどくどくと早鐘を打つ鼓動だけが聴覚を支配する。
目の前の津野を見ると、津野も自分と同じく震えているようだった。]
(……怖かったの、おれだけじゃないのか……)
……こ……
[やがてわずかに震える唇から小さい呟きが漏れ、ようやく言葉を紡いだ。]
こっわーー……。
津野も来たのか?あの、ひやっとしたの…
[わずかに震えているが、口調はだいぶいつものものに戻っているようだ。]
【神社→公民館前】
ぜ、ぜんぜんしっかりしてないよ?
きゃーって言っちゃったし。
もう……あのぬるっとしたの、結局何だったのかなあ。
[思い出してふるりと首を振る]
[もう怖いのは終わったつもりでいたけれど、灯りの付いた公民館が見えると、やはりほっとする]
ただいまー。
全員終わったら、タイム集計するって言ってたよね。
みんなどのくらいかかってるのかなあ。
迷子になった子がいないといいけど。
【公民館前】
[公民館の時計で掛かった時間を確かめた]
かかった時間は…23分……!いける!
[疲れた表情が一変目が輝き始めた 梨子から礼を言われるともごもごと口ごもった]
い、いや 俺だけのおかげじゃねーし…加納も頑張ってたし…あ、あり……
………バ、バーカ! 餓鬼は早く寝ろ!おやすみっ!
[心の中で礼を言って 急いで公民館の中に駆け込んだ]
【手水舎】
そうそう、今度はこっちの道を……
…………。
[目の前に浮かび上がる白い顔があった。
思わず無言で硬直する]
……うん。そうだね。真っ直ぐ行こうか。
[幽霊から視線を逸らし、そのまま歩き出す道は少し間違っていたようだ]
びっくりしたな。みよ子さんが幽霊だったなんて。
[真顔でぼそりと呟く。額には嫌な汗が滲んでいた]
[目を見開き、宏樹を真っ直ぐに見る。
いーっと口を開いて、歯ががちがち鳴っているのを見せた]
[怖かった、いや、今でも鳥肌はたったまま]
[あれがなんだったかとか考えたくはない]
私、さっきっから好き放題に動いているんですが、鏑木君、もしかして合わせるのに大変なんじゃ…
ごめんなさいごめんなさい!どうにもこうにも、どうしたらいいのかわからなくって…
みよ子さんのところで頑張る予定です。サービスサービスゥ!
【回り道】
[頷きながら博と同じ速度で歩く。]
……幽霊はダメだよね。幽霊は。
オバケはいいけど、幽霊はダメだ。あれはおんねんだから。
[変な主張をしながら。]
[歩く速度は若干早めで、そのまま二人は振り返ることなく公民館へと向かうだろう。]
でっかいねー・・・。
[樹齢何年になるだろうかという大木を見上げます]
あっちのほうじゃこんなでっかい木なんてそうそうないよ。
[貝殻を置くと、お祈りを捧げます。]
[1つは、この林間学校が良い物になりますように。もう1つは・・・内緒です。]
よーし。じゃ、帰ろっか!
そういえば、順位とかつけるんだったっけ?
まあなんでもいいや。楽しかったし。ありがとね、くみこちゃん。
[公民館前にいたメンバーにも挨拶をして]
じゃあ、ちょっと男子部屋に戻って、お風呂とかの準備してくるね。
【→ 男子部屋へ】**
【公民館】
[風呂で汗を流すとはしゃいだ疲れが出たのか直ぐにうとうとし始めた]
ね むい でも ま、枕投げ・・・し なく ちゃ
[意識は朦朧とした状態のままふらふらと階段をあがり男子部屋へ*]
う……。
ハイ、ソウシマス。
[言葉につまった後、神妙な顔で頷いた。
さざなみに揺らめく海面に視線を向ける。どこか樫村に似ている、と思った]
聞こえないか?
お腹が空いた、とか、いっぱい遊びたい、とか。
[けらけら、と笑って]
実は俺にもまだよく聞こえないんだ。多分、中学か高校で習うんじゃねえかな?
うっし。そろそろ行かないとな。肝試しに間に合わなくなっちまう。
これ持って帰って、名前書けばいいんだっけ?一個?二個?
[プリントに書かれた要綱など、すでに忘れている]
[取り出された貝殻を見ると、自分もポケットから取り出して、貝同士をこつこつと合わせた。
がちがち鳴っている歯を見せ付けられると、目を見開いて、ふふっと鼻から笑いが漏れた]
……なんかすげぇな。
ほんとに歯がガチガチ言うとこ、初めて見た。
[悪気はなく、純粋に珍しさについ笑ってしまったようだ。それをきっかけに恐怖を振り払う。]
……おれ、ビビッて変なとこ来ちまった。ごめんな。
[そう言って元来た道を戻ろうとする。
津野が動けないようなら手を引っ張って行くつもりのようだ。]
【回り道→公民館へ】
おんねん……。うん、そうだね。
[おんねんは恐ろしいなと思った。光ってるし]
はあ、結構時間かかっちゃったな……。
[ようやく公民館に辿り着き、ほっと一息。
そして腕時計に目をやった]
[お祈りしたのは、臨海学校、楽しく終われますように…それから、今夜は無事に帰れますように…それから…]
うん…帰ろうね。
[胸の前で合わせていた手を解いて、再び鏑木君と手をつないでもらいます。]
[参集殿の前を通って、後は鳥居の方へ向かうだ、け…]
……………
[真っ青になって、がくがく震えながら鏑木君にすがりつきました。]
[手水舎の方に見える、あれは…!!]
ま、まくら なげ……
[うわごとの様につぶやきながら布団を下ろし整えないまま布団の上に倒れこんだ]
……楽しかった な…
[遺言の様な独り言を言うと楽しみにしていた枕投げをせずに眠りこけたのだった*]
……大丈夫かな、津野。
なんかすげー怖がってるっぽいか……?
おれ、思わず走っちゃったんだな…
津野もいたのに。
おとこはおんなを守るもんだってじっちゃんがいつも言ってんのに、全然できてねーや。
悪ぃことしたな……
[そう思うと、少し沈む心。]
……いや、今はゴールに着く方が先だ。
[宏樹が自分の貝殻を取り出し、こつこつ合わせた。
なんとなくそれが勇気を出すおまじないに思えて、
少し胸があったかくなる]
[宏樹が自分の歯の音に笑ったのを見て、
思わず自分でも笑ってしまった]
[笑うと顔の筋肉がほぐれ、緊張が解けた気がした]
[ごめんな、と謝る宏樹にふるふると顔を横に振り、にっと笑った]
[引っ張ってもらう宏樹の手は少しひんやりとして、
さっきのぺちょっとはちがってさらっとしていた]
[貝殻を耳に当てたまま「おなかが空いた」と聞いて、つられてくすくす笑って]
…それは、紫籐くんの心の声だ!
そっか、もっとずっとオトナにならないといけないのね。
残念だなぁ…。
[名残惜しげに耳から離す]
ひとつよ。そこに二人の名前を書くの。
えっと、待ってね。
[ポケットから小さな緑の油性ペンを取り出した。緑のペンで願いを書くと叶う…そんな、他愛のない女の子の迷信を信じて、いつも持ち歩いているもの。
紫籐に手渡すと、貝殻を見つめてる]
[部屋に戻ると、翔平の姿を見てあちゃーという顔になり]
やっぱり先にやっておくべきだったかぁ。ま、仕方ない…
[まずは風呂に向かうと、浴槽にお湯を張りはじめた]
ちょっと熱いかな? まあ大丈夫だろ。
【公民館】
[明るい公民館に戻ってきてほっとする。]
怖かったね、でも楽しかった。
30分くらい?結構かかっちゃったなあ。
[一位にはなれそうになくて、ちょっとだけ残念に思った。]
[元の場所に戻ると、曲がった枝のような物が落ちていた。
そういえば、後を追ってきた津野は手ぶらだったことを思い出す。]
……これ。津野のアレ?
[拾って差し出す。
そして進路を確かめる。ここを曲がってまっすぐ進むと、ご神木のはずだ。]
下がって!
[小百合を庇うように前へ出る。]
[睨みをきかせながらじりじりと近づくと・・・]
・・・なーんだ。小百合さん、よく見て。
大丈夫、怖くなんかないから。
[恐ろしげな格好をしてはいるが、顔はついさっき見たばかりのみよ子である。]
[張り詰めていた緊張の糸が切れたのか、つい笑みがこぼれた]
[次に人数分の布団を下ろし適当に並べると、シーツ、枕、掛け布団を分配した]
あとは各々が自分でやればよしっと。
[最後に翔平に掛け布団をかけ、風呂の湯を止めた]僕もちょっと仮眠しよう、ふわーあ……。**
[宏樹に差し出され受け取って始めて
針金を落としたことに気付いた。
自分のものか聞かれてうんうんと頷く]
[しかしこの針金よりも、貝殻の方がずっと
お守りの代わりになるなと思った]
[ご神木は目の前だが、これをそこに置くのは
かなり残念に思った]
【公民館】
そうだね。なかなか男二人で回る事ってないと思うけど。
来年は女の子と一緒に回れるといいね。
[北斗にそんな風に声を掛ける]
うーん、そうだね。折角なら1位が良かったね。
ま、その辺もまた来年だな。
さ、立ち話もなんだし部屋に向かおう。すぐにお風呂入る?
[などと雑談しながら、公民館の中へと]
【→男子部屋へ】
【ご神木の前】
[ようやくチェックポイントに到着。
すでに色とりどりの貝殻が並ぶそこに、自分の貝もあっさりと置く。
とりあえず目的を達成して一息ついた気分になると、津野の違和感に気付く。]
……津野、大丈夫か。
なんかずっと静かだけど。
〜〜〜!!!???
[必死に鏑木君の腕を引っ張ります。早く逃げよう!と言いたいのですが、口をぱくぱくさせるだけで、言葉になりません。]
[ぼしょぼしょと小百合に耳打ちします]
(せーの、で脇を走り抜けよ。いくよ・・・)
せーのっ!
[一目散にみよ子の脇をすり抜け、決して振り返ることはなかった]
[というか怖すぎて振り返れなかった]
ばれたか。
[波打ち際へ近づくと、海に向かって砂を蹴った]
オトナになんて、すぐになれるさ。
確か海に向かって、バカヤローって叫ぶのもオトナの階段だって聞いたし。
[息を吸って叫んでみた。すっきりした顔で戻ってくる]
そっか。
……ペン?用意がいいんだな。
[渡された緑のペンで、貝殻の右側に少し歪んだ字で自分の名前を書き入れる]
【公民館】
[来年は女の子と、と言われて]
でも、博君といっしょに回るもの楽しかった!ありがとう博君。
[笑ってお礼を言った。]
また来年、うん……でも、博君は6年生だから……
一位になって、何か最後の臨海学校で思い出になるお土産を渡せたらと思ってたんだけどなあ。
[ちょっと残念そうだ。]
お風呂かあ、入りたいな。
汗かいてべたべたするし……
【→男子部屋へ】
/*
結構肝試しでフラグ立ってるのかなぁ。
ぼくはともかく北斗くんごめん。超ごめん。
まあ、桃子さんがどう動くかにもよるけどね。
[恐怖に目を見開いたまま、鏑木君に引かれるままに、必死に走ります。]
[ゴールの鳥居まであと少し…振り返る勇気は、もちろんありません。]
【ご神木前】
[皆の名前の書かれた貝殻を見て、少しほっとした。
だけどこの貝殻をここで手放すのは残念だ。
ぎゅっと貝殻を握っていると、隣で心配そうに
宏樹が声をかけてきた]
[宏樹の顔を見て、もう一度手の中の貝殻を見る。
皆の貝殻の横にぽとりとそれを落とし、
宏樹に向き直って、神妙な顔でこくりと頷いた]
[今喋ったら、またあれが]
[そんな予感を今口で説明出来ない]
[手水舎の方を指さし、今度は自分が先に向かった]
/*
……つーか80〜90年代って何かがジャストじゃん。やばい勘違いしてた。てことはもう少し賢い設定でも良かったや…!
そして皆楽しそうなのに読む余裕がない罠。
いいもん明日読むもん。
*/
【男子部屋】
うん、そう思ってくれたのなら良かった。
頼りない先輩でごめんね。
[礼を言う北斗に笑って返す]
んー……気を遣ってくれたの? ありがとう。
でも十分にいい思い出だよ。最下位でもね。
【神社・鳥居】
[本日二度目の全力疾走に、たまらず座り込んでしまう]
つ、疲れたー!
でも、何とか・・・逃げられたみたい、だね。よかった。
小百合さんは大丈夫だった?ケガとか、無いよね。
【男子部屋】
ううん、頼りなくなんかないよ。
博君のこと、僕いつも頼りにしてるもん。いつか僕のほうが、博君が頼ってくれるみたいになりたいなって思ってる。
うん……僕も。楽しい良い思い出になった。
[えへへと笑って見せる。]
……っと。
[部屋に入ると、翔平と如月がすやすやと眠っていた。]
ば、ばかやろう、なの?
[理由も分からないままに、真似をして思いっきり叫んでみた。大きく息を吸って、両手を口に当ててメガホンみたいにして]
ばかやろーーー!!! ………ぷっ、ふふ、ふふふ。面白いね、ばかやろう。
[なぜか笑いが漏れた。
貝殻とペンを受け取ると、左側に自分の名前を書く。画数が多くて、いつも苦労しながら書いていた。…少し丸っこくて、名字よりも名前一文字のほうが妙に大きい]
むずかしいなぁ、自分の名前なのに。
[はにかみながら貝殻を見て、ペンはポケットに戻した。
堤防のところまで戻って階段に腰掛けて、足から砂を払ってサンダルを履きなおす]
…行こ?
[一段上って紫籐と同じ目線にして、微笑んだ]
[何だか神妙な顔で頷かれるが、その意図は伝わるわけもなく。
むしろさっきまでの元気さがナリを潜めてしまって、宏樹にはやや不気味なようだ。]
(しゃべってる津野の方が、なんか元気出て助かるんだけどな)
[首を傾げながらも、先を行ってしまった津野の後を追いかける。]
【神社・鳥居】
はぁ…はぁ…
[息も絶え絶えに、鏑木君の問いに頷きます。]
[ようやく、おそるおそる後ろを振り返りますが…何も付いてきていないようです。]
よかった…よかったぁ…
[疲労と安堵から、思わずへたり込んでしまいました。]
そっか。ありがとう。
[頼りにしていると言われると、思わず顔が綻んだ]
うん、次からは先輩だもんな。頑張れ。
[北斗を励ますように言葉を掛けて]
[部屋に着くと、既に布団もお風呂も準備が済んでいた]
翔平くん……いや、如月くんかな? ありがとう。
[眠っている相手に小声で礼を言う]
ま、この様子じゃ枕投げしないで休んだ方が良さそうだな。
[お風呂を覗いてみる。普通の家にあるお風呂と変わらないので、一人ずつ入った方が良さそうだ]
北斗くん、先に入るといいよ。
[北斗に声を掛けると、寝巻やシーツの準備をしながら待つことにした**]
やっぱり二人きりにすると、それっぽいふいんき(ryになるよねぇ。
そこを壊すのが楽しい!
明日の盆踊りも組み合わせを変えられたらいいのになー。
なんかないものか。
フォークダンスとかと違って、盆踊りはペアにはならんもんなぁ。
というか、今日の組み合わせが紫籐くんになるとは思わなかった…。
むしろ阿紫花−柿田組を温かい目で見守りたい私が居ます。
[越川−津野組の前に、みよ子出現!
さっきよりもパワーアップしているぞ!
懐中電灯だけでなく頭に鉢巻をしてロウソクを立てて、えも言われぬ薄ら笑い。]
ひぇっひぇっひぇ……。
[口を動かさずに喉から妙な声まで出してみた。]
【手水舎】
[貝殻に勇気をもらい、別れを告げ、ずんずんと先に進む。
と、何か白いものがぼぉっと現れた]
……い、 い、
[体がかちんこちんに固まる]
……いやぁーーーー!!
もうだめだーーーー!死ぬーー!
ごめんもう許してーーー!
[その場で座り込み、今までのことが嘘のように
大声で何かに向かって謝った]
[満身創痍といった様子の小百合に]
お疲れ様、小百合さん。楽しかったよー。
・・・背中、乗って。公民館まで、おぶってくから。
[軽々とはいかないまでも、それなりに安定したペースで公民館まで歩んで行きます。]
パワーアップみよ子さんに、夜中だというのに声をあげて笑ってしまいました。
越川−津野組は2人ともびっくりするタイプなので、効果覿面のはず!リアクションに期待!
[幽霊から妙な声が聞こえて、それが一層恐怖をかき立てる]
[だけど絶対にそっちは見ない。
頭を抱えて叫び声が口をついて出た]
もーーーーだめ、だめーーーー!
ほんとダメ、ダメダメだってーーーー!
許して神様ほんとごめんなさいーーーー
【手水舎】
[津野の後を追いかけて行くと、いきなり大声が耳をつんざいて目を剥く。
恐怖などふっとんで、ただ大声に驚いて周囲を見回すと、ロウソクを頭に巻いたみよ子と目が合った。]
……。
[小さく頭を下げる。]
……津野、津野。
[座り込んでしまった津野の肩を揺さぶって、みよ子の方を指し示した。]
死なないから。あれ、よく見なよ。
[枕投げ無しに同意しながら]
じゃあ先にお風呂入るね。
[着替えやパジャマを準備して、用意してくれたのは如月だろう、感謝しながら入る。
……ちょっと熱めでお湯で薄めながら。]
[20分くらいで風呂から出ると、博と交代。
髪の毛をがしがしとタオルで拭きながら、眠っている二人を見た。]
こういうの、新鮮だなあ。
【公民館への帰り道。鏑木君の背に揺られながら】
………
あ、あの…ありがとね…鏑木君…
ごめんね…最初から最後まで、怖がってばかりで…
…ほんとに、ほんとにありがとう…
[腕に、ほんの少し力を込めて。]
[公民館に着く頃には、歩けるようになっていることでしょう。お風呂に入ったら、すぐに寝付いてしまうでしょうね。]
[普段大人しい樫村が、海に向かってばかやろーと叫ぶ姿は新鮮で
見ていて自然に笑いがこみ上げてきた。
ひとしきり笑った後、名前を書く手元を見つめて]
確かに難しいよな。
ひな。
[指で空中に雛の字を書いてみた。多分間違っている。
堤防へ戻る樫村の後を追って、隣で運動靴を履く。
こちらを微笑む樫村に頷いて]
うし、行くか。
[一度海の方を振り返る。砂浜に続いている二人分の足跡を、目に焼き付けた]
[指さされて、そのまますたすたと津野の所まで歩いて真横にしゃがみこみ、耳に向かって。]
ひぇっひぇっひぇ……。
ひぇっひぇっひぇ……。
ひぇっひぇっひぇ……。
[繰り返してみた。]
……えーと。
[いくら揺さぶってもそちらの方を見ようとしないなら、困った顔をしてみよ子の方を見つめてしまう。
みよ子はみよ子で何だかノリノリなので、仕方なくため息をついて真相を述べることにした。]
津野。これ、みよ子さんだから。
[危うく意識がとぎれそうになる所で、
宏樹の冷静な声が辛うじて頭に響いた]
……みよ子さん……
……みよ子さん……
……みよ子さ……ん?!
[はっと我に返り、ぐっとみよ子を見つめた]
[ろうそくをさして面白い恰好をしているが、
確かにあのみよ子だ]
ぶっ、あっはっはっは!
みよ子さん!なにそれーーー!!!
[つい爆笑してしまった]
うん。遅くなったし、せっかくだから競争しよ?
[サンダルだから大して走れない。それでもなぜか楽しそうに、スキップするかのように足を運びながら堤防の階段を道路に向かって下りていく。つられて白いスカートのすそのフリルも揺れる]
置いて行っちゃうよー!
[5メートルほど先でくるりと振り返り、手を振る。
雛にとっては、知らない町の知らない場所、知らない海。そして見慣れない夜の道。期待がぱんぱんに膨らんで、心の痞えも取れて、ただ楽しくて仕方が無い]
はあはあ、お腹痛い……
[泣き笑いで残った涙を拭い、宏樹に向き直った]
ははは、あたしバカみたいだね……
でもめちゃくちゃ驚いたんだよ。
あーーー、死ぬかと思った。
[笑って恐怖は吹っ飛んだ。
もう普通に言葉を出してもあの予感はない]
この程度だと数分で書けるけど、まともに描写しようと思ったらやっぱり10分くらいかかるかー。
もう少し早く出せるようになるといいんだけどなぁ。
・・・僕こそ、あんまり頼りにならなかったよね。
守るつもりでいたけど、逆に安心させてもらってた。
こちらこそ、ありがとう。
[そうこうしているうちに、公民館についたようです]
ここらで大丈夫、かな。
[小百合を降ろすと、男子部屋へと]
・・・また、明日ね。
[津野が今度は大声で笑い出すと、つられて小さく笑みを浮かべた。]
うん。気合入ってるね。
[立ち上がったみよ子を見上げると、聞きなれない言葉には首を傾げつつ。]
……ようえんかろ?うんまぁ、カッコイイ。
[津野にピースで返して、その拍子にロウが鼻の頭に垂れた。]
ぅあっち!
いけないいけない、これはあんまりやるもんじゃないね。
[ロウソクを取って火を消すと、鼻の頭のロウをはがした。]
おや、あんたもそういう顔で笑うか。
そういうの見ると年相応だねぇ。
[目を細めて越川を見る。]
さて、あたしはもうひと頑張りするけど、あんたたちは気をつけてお帰り。
[といって、ちゃっかり間違った方の道を指差した。]
おっし!元気でた!
じゃー、もどろっか!
[すくっと立ち上がると、宏樹に声をかける]
みよ子さんもまたねー!!
[ぶんぶんと手を振る]
ゴールまであとすこしだー。
[津野に向き直って恐怖を告白されると、頷き返していつもの様子で]
ん。おれも怖かった。
津野もいつもっぽくなったな。
うるさい方がやっぱ津野っぽい。
[大真面目に失礼な、しかし正直な感想を言った。]
【公民館入り口⇒男子部屋】
[まだ起きている面々には挨拶をします]
つかれたー。でも楽しかった!
お風呂空いてる?汗流してこようかな。
[熱めのシャワーを浴びたあと、ゆったりと湯船につかる]
[タオルで体についた水滴を拭き取り、寝間着に着替えた]
ふー、さっぱりした。
消灯時間近いし、もう寝ようかな・・・。
[適当に場所を見繕って布団を敷く。すぅすぅと寝息を立てるまで、さほど時間はかからないだろう]
競争……いいとも。ふふ、この俺に勝てると?
あ、慌てて転ぶなよ!
[先に駆け出した樫村を追いかけて走り出す。
前方を見ると、揺れる白いフリルに思わず注意を取られて転びかけた。
ちょうどこちらを振り向いて手を振る姿に、日に焼けた顔が赤らんだ]
何をー。負けねえぞ!
[多少加減し、追いつかない程度の速度で走る。目的地到着までの時間は、長いようで短くも感じられた]
[冷静そうに見えた宏樹が怖かったと聞いて、
自分だけじゃなかったんだとほっとした]
はーーー。
あたしもあんだけ驚くとは思わなかった。
途中めっちゃ怖かったし。
何かね、喋ったらまたあれが来そうでやだったんだ!
[今ならあの時のことを喋っても怖くはなかった]
あはは、やっぱ宏樹もそう思う?
ていうか、さっきもうるさかったよねー、ごめんね。
[全く気にせずに、むしろその通りだと笑った]
おかえり、実君。
[戻ってきた実に挨拶を返す。]
[風呂上りの実に]
そうだね、もう消灯時間近いな。
……僕は眠たくないんだけど……
[そう言って、ベランダへ出る。
夜の涼しい風が頬を撫で、まだしっとりと濡れている髪をわずかに揺らす。]
[みよ子に年相応と言われると、謎の気恥ずかしさと背伸びをしたい気持ちが押し寄せて、少しムッとした顔になってしまう。]
ん。
[津野がすっかり元気になって立ち上がった様子を確認すると、また前に立って先へ進むことにした。
ちゃっかり間違った方向を指差すみよ子を見ると]
…こっちでしょ。
[しれっと告げて、正しい方へと歩いて行った。]
さすが宏樹だなー。
あたしだったらすぐ迷っちゃうよ、
一度行った道とか帰れないもん。
[みよ子にまた小さく手を振って、
さくさくと正しい帰り道を歩く宏樹の後をついて行った]
【ベランダ】
[夜の涼しい風が頬を撫で、まだしっとりと風呂上りで濡れている髪をわずかに揺らす。]
[肩にかけたタオルで髪を拭きながら]
……やっぱり、夜は気持ちがいいな。
[傘を差さなくていい。日焼け止めを塗らなくていい。
開放された気分で、夜空を見上げた。]
[きらきらと輝く無数の星。波の音が心地いい。]
[喋ったらまたあれが来そう、と言われると、何となく気持ちが分かって頷いた。そういうことなら静かだったのも納得だ。
うるさかったよねー、と謝られると]
ん。
別にいい。
[小さく相槌を返し、ゴールで迎えてくれていた校長先生に、手を挙げた。]
ゴール。
[その声は、少しだけ誇らしげに聞こえたかも知れない。]
転ばないよ。紫籐くんこそ…あ。
[自分で言っておいて転びかけた紫籐に、笑いが止まらない。箸が転がるだけでもおかしいとはこのことだろうか]
あっ、手加減してる。
[追いつこうとしない紫籐を、わざと足を止めて追いつかせ、かわすようにその周りをくるりと回って、また走り出す。]
楽しいなぁ。臨海学校、来てよかったなぁ…。
[終わりのない鬼ごっこをしながら、やがて肝試しの舞台の神社へとたどり着いた]
[宏樹の別にいい、に安堵して笑みを返す]
[ゴールで待つ校長先生に気付いて、手を振った]
あーー、校長先生、ただいまーー!
[片手を挙げてパシリと挨拶をする]
あとおみやげーーー。
[ではないのだが、何も役に立たなかった針金を
無理矢理校長先生におしつけておいた]
……手加減なんてしてないぞ。
うらー!
[笑われたり、周囲を回られたり。
ハイテンションの樫村を、両手を高く掲げたまま追いかけた。
そうして神社の前へと辿り着くと、用意されていた懐中電灯を手に取った]
【→神社】
[一番奥の日が当たらないと考えた布団に陣取ると、カバンを引っ張ってくる。]
[絵の具セットを台にしながら、臨海学校にやってきたことカレーが美味しかったこと、そして肝試しをしたことを丁寧に日記に書いた。
絵日記の絵には、肝試しと拾ったキレイな貝殻を。色も色鉛筆でしっかりと塗る。]
ふふっ、明日は盆踊りか、楽しみだな。
[ぱたんと絵日記を閉じると、もぞもぞと布団に入った。]
[もうひとつのポケットから、折りたたまれた肝試しのプリントを取り出して、広げた。裏が神社の地図になっているので、懐中電灯で照らして確認。
…さっきまで月が出ていたのに、さっと雲で隠れてしまった。風に乗って太鼓や笛の音も聞こえていたのに、なぜかぴたりとやんで…。風さえも感じなくなった気がする]
…何だか、いやな感じね。紫籐くんは幽霊とか信じる?怖い?
私は…見たことがないから、怖いのかどうかも分からないなぁ…。
[さっきさは打って変わって、神妙な表情で呟く]
【公民館、2階廊下】
そんじゃね、宏樹。
きもだめし楽し……うーん、めっちゃ怖かったけど、
宏樹といっしょでよかったよ!
あたし1人だと死んでたから!
[照れ笑いを浮かべながら、ばいばいと手を振って、
女子部屋へ*入っていった*]
/*
アーシーマジ可愛いんだけど。
ってそれは置いておいて。
桃子さんがこのままだとぽつーんになりそうな気配で、意地でまだオンしてます。
や、そろそろオフらんとやばいんやけど、明日は来れないかもしれないしなあ…
[懐中電灯に照らされた地図を覗き込む。月が隠れて暗くなった神社。
先刻まで走っていたせいで浮かんだ汗がひんやりと感じる]
幽霊、信じてるってわけじゃねえけど。
いるなら見てみたいと思うぜ。
[周囲を注意深く見回しながら、鳥居の前へと足を進める]
【神社→公民館】
[公民館の前まで戻ると、肝試しの興奮も冷め、いつものような空気に戻っていた。
しかし以前と違うのは、津野との距離。]
ん。お疲れ。
[挨拶そのものは変わらないものの、以前のような男女の距離の空いたものではなく、変わらぬ友達として距離が縮まったような、そんな挨拶だった。
津野に手を振り返すと、自分も男子部屋へと*戻って行く*]
【女子部屋】
はーーーーーーー……
[女子部屋に入ってほっと一息つく。
そのままずるずると畳に仰向けになった]
ほんとに死ぬかと思った……
て、あっ。
[翔平に謝るタイミングを逃したまま、
そのまま戻ってきてしまった]
またやらかした……あたしって奴は……
[ポケットから水性ペンを取り出して、
自分の手のひらに「あやまる」と*書き留めておいた*]
そーいや、緑はどこまで進んでたっけ?とか思ったら…少なッ!
たったのこんだけか!(笑)
まあその分、表に専念できたと思えば。
肝試し後は勝手に書いちゃってもオッケーかな。
[部屋に戻ると、さすがに寝ている人もいるようだ。
バスでの移動や肝試しのおかげで、宏樹も疲れで瞼が重い。荷物の前に座ると頭が かたむ い て……]
……ん。
[しかしお風呂にだけは入ろうと頭を振って気を確かにする。
寝ている人を起こさないように静かに風呂用具を取ると、簡単にお風呂を済ませ、頭は生乾きのまま布団にもぐりこんでしまった。
数分もたたないうちに、静かな寝息が聞こえてくるだろう。**]
/*
宏樹の意外性な面が見られて〜〜
とか細かい部分に気を配れるキャラじゃないのががが。
雛ちゃんも気を悪くしてたらほんとすません。
*/
見てみたい、かぁ…。お友達になれるのならばいいけれど、幽霊のお友達になるのは死んじゃうってことらしいし、それは嫌……
[なぜかそこで言葉が止まった。なんでもないように首を振ると、紫籐に続いて、か細く心細さすら感じる光を頼りに歩いていく。特に怖がっているようでもないが、漠然と気味悪さは感じているらしい]
独特の雰囲気、あるね……ぇ?
や、だ。紫籐くんいたずらはいやだよ…?
[首の後ろが、ひやりとした気がした。しかし紫籐は前を歩いているはずで、声が先細りになっていく。
…もう1回、こんどはぺたり]
やぁ、気持ち悪いっ!
[俯いて首筋を押さえガードして、そのままつい闇雲に走り出してしまった]
/*
ていうかメモで言えばいいんですけど何かフォローしても遅いんでここで懺悔。
健二君ペアの動き見れてなくて、うっかり最後のペアって描写しちゃいました。ごめんなさいごめんなさい。
よくよくこういうミスするんで気をつけないと…。
しかし歩ちゃんもみよちゃんも上手いなホント。
明日用の自分メモ。
・みよちゃんとこでペン(30円)買う。
・枕投げをするなら、女子側にも伝わるように合図ロールはしておく。
・ネタとしては 釣り、泳ぎ、花火、野菜収穫あたりかなぁ。でもみよちゃん菜園の野菜収穫は女子向きのネタか。
*/
あ!忘れてた!
[がばっと起きあがると、ポケットの手紙を取り出した]
『PS.あたしは粉末ジュースは1(6)が好き』
[と、さりげなく追記し、
手紙を不器用に元に折り直し(折れてない)、
桃子ちゃんのポケットの中にそっと返しておいた]
そりゃ、嫌だよなあ。
生きてても友達ってわけには……どうかしたか?
[止まった言葉に樫村を振り返り、また懐中電灯で道を照らして先に進んでいく]
だな。何か出てもおかしくないっつうか。
[背後から聞こえてくる声の調子がか細くなる。心配で振り返った時、突然大きな声をあげて走り出す姿が見えた]
あ、おい、樫村。
そっちじゃねえ!それに走ると危ねえぞ!
[慌てて樫村の駆けていく先を懐中電灯で照らし、本気で駆け出す。
追いつければその腕を掴んで、とにかく落ち着かせようとする]
/*
健二君&雛ちゃんペアの会話に汗がじっとりだぁ・・・
なななななんか、余計なことをいってたらすいませ・・・
あまりに子供子供しすぎたか・・な・・・
じ、じゃまはしませんので・・・
←独り言でしている
*/
/*
キャラ設定追加
・宿題は絵や工作や自由研究や読書感想文のように、一気にやれるものは7月のうちにすませてある。
しかし、日記やドリルのような、1日1日こつこつやる必要のあるものは真っ白。(8/31に泣く)
・自由研究:クワガタのくわまんvs色々な虫の勝負
・読書感想文:適当に課題図書のあらすじを殆どそのまま書いただけ
・絵:クワガタ、大きく描きすぎて画用紙がひたすら真っ黒(しかもヘタ)
・工作:紙粘土と電池と電球で作った、硬貨を入れると豆電球が光る貯金箱・・・の筈が、硬貨投入口が紙粘土で覆われて硬貨が入らない。
*/
はあっ、はぁっ…!?
[予想外に強い力で腕を掴まれて、はっと顔を上げる。
その瞬間だけ雲が切れたのか、さっと月の光が差し込み流れて、幾重にも連なる朱色の鳥居を照らし出し、雛の網膜に強烈に焼きついた。遠近感が麻痺して、くらりと膝が崩れかける]
だ、たいじょうぶ、だい、じょうぶ…。
[何とか踏みとどまり、息を整えようとする。恐怖とは違うなにかのせいで、手が小刻みに震えていた]
…引き込まれそうだった…。あそこは、何の入り口なの…?
[鳥居から目をそらしたまま、その先を指さす]
/*
小学生ネタとして、
・おやつのお金を何か1種類のお菓子だけに使う
・きもだめし
・ダウジング
これやりたかった。
女子だけの交換日記は手紙回しでむしろナイス。
男子だったら買ってる虫に「超スーパーウルトラ〜〜」とか名前を付けたり、戦闘力勝負とかビームとバリアーとかしたり。
……子供過ぎるのか?
あとは20世紀少年で微妙にタイムリーだけど、タイムカプセルかなー。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/...
この世界観が大好き。
*/
……大丈夫って、本当に?
[何とか追いついた樫村の身体が
崩れかけても持ちこたえたのを確認する。
腕を通じて震えが伝わってくる]
引き込まれるって、何に?
[連なる鳥居のその先に何があるのか興味はあったが
今はそんな気にはならなかった]
今度来た時に確かめよう。今は御神木目指して急がないと。
[手を繋いで行くか?と空いた左手を樫村へと差し伸べる]
[差し伸べられた手には素直に応じて、手を繋ぐ。小さく震えたまま、紫籐の耳に入るか入らないか分からないくらいの声で]
…おかぁさん……。
[わずかに涙ぐんで見える。
その後は押し黙ったまま、御神木のほうへと引かれるままに歩いていった]
/*
寝鳩で気付いた。
みよちゃんが間違いルートを示したのは、メモ会話からかな。
自分はこれまでのロールが、両方引っ掛かったぐらいの時間かかってそうに思ったので修正しちゃったのです。
でも他の組も見たらそうでもない…?
もしそういう感じの意図だったなら、みよちゃんサンクスです!
*/
多分謎だらけ。対応に苦慮していると思いますごめんなさい。
ちゃんと吊り襲撃前に全部明かしまする。
というか、このままではあんまししっかりと吊り票の相談できないね…。
どーすっぺか。
[小さな声が耳に届くと、彼女の家族構成を思い出し、繋いだ左手にぎゅっと力を込めた。
御神木を懐中電灯で照らして確認すると、足を止めて照らす先を下へ]
ここに貝殻を置けばいいんだよな。
後はそっち側を通って帰るだけだ。
早く帰ってゆっくり休もうな。
[樫村の様子を見て、笑顔で声をかける]
[繋ぐ手に力が込められると、ふっと顔を上げて、そしてまた俯いた。しかしもう悲しそうではなく、少し恥ずかしそうな表情に変わって]
うん、そこに…他の人の貝殻もあるね。私たち最後だね。
[笑顔にも、多少弱々しげではあるが笑顔で応える]
そうみたいだな。早く帰らないと皆が心配する。
……貝殻、記念に持って帰りたい気もするけどな。
[並べられた貝殻を照らして見ると、
また手を差し伸べて、歩き始める。
ざく、ざくと靴が砂利を踏む音だけが響く]
後少し。後少し。
[心に余裕が浮かんでくると
いつしか公民館へと戻った後のことを考え始めた]
【→手水舎】
[ロウソクを取った代わりに髪をもっとボサボサにしてみて、目から涙のように血糊を垂らしてみた。口もおかしな形に広げて、舌をべろん。]
ふぅーひぃっひひ。
ふぅぃーひっひひぃ。
[相変わらずおかしな声で、無表情にぬっぼりと出現。]
[みよ子の姿を見て、思考が停止した。
目を見開いてはいるけれど、何も見えてないかのように固まっている。
さっきは耐え切った膝があっさりカクリと崩れ、糸が切れた人形みたいにその場にへたり込んでしまった。
声も出ない]
[しばらくして、何とか正気が戻ったが]
……あ、足に力が、入らない……。
[腰が抜けたらしい。驚いたことよりも立てないことのほうに呆然としている]
……っ!
だ、誰だっ!?
[突如現れた人影と声に一瞬身体が硬直する。
右手に持った懐中電灯をその顔に向ける。
暗闇を照らす暈けた光の中に、映える赤が眩しい]
[聞こえて来た素の声には聞き覚えがある]
……みよ子さん?
[背後に向けられた懐中電灯に映るのは、その場にへたり込んだ樫村の姿]
……お、おいっ、樫村!
かーしーむーらー!
[慌てて肩を揺さぶり、正気を失っていると気付くと、顔を軽くぺちぺち叩く]
みんないい反応してくれるものだからちょっとやりすぎちゃったわ。
どうしようかね。立てないのかい。
[意識は取り戻したらしい樫村にほっとして、さすがに申し訳なさそうにしている。]
おや、男の子だね。
公民館まで、大丈夫かい?
[言いつつも、樫村を支えて紫籐の背中に乗せようとした。]
[おんぶされそうになって、軽くいやいやをしてみたものの、みよ子にあっさり担がれて紫籐背中に。恥ずかしすぎて、ぎゅっと目を瞑って俯いている]
ごめんなさい…。
[無意識のうちに、また謝ってしまった]
あっはは。
最初はもうちょっと大人しかったんだけどねぇ。
なかなかない経験だから、あたしも楽しんじゃったわ。
ごめんね、部屋に戻ってゆっくり休んでちょうだい。
[樫村の背を軽く撫でた。]
平気さ。
体力だけは自信あんだぜ。
[みよ子に向かってにっと歯をむき出した]
そんじゃ、公民館帰ってるから。
みよ子さんも気をつけてな。
[背中から聞こえて来た謝罪の言葉には、小さく気にするなと告げて
樫村を背負ったまま、公民館へと続く道を歩いて行く]
[俯いたまま両手で支えて、わずかに紫籐の背中から身体が浮くようにして。なにかこだわりがあるらしい]
…怖かったわけではないの。でも何だか、なにかがスコンと抜けてしまったの。
[まだ信じられないような口ぶりで、情けなさのせいか小さくため息を漏らした]
[背中の樫村の姿勢には、特に気にする様子はない]
そっか……あの場所のせいかもしれねえな。
鳥居の所でも、何か変な感じだったし。
ま、今日は風呂に入ってゆっくり休みな。
まだ臨海学校は始まったばっかりだかんな。
[揺らさないようゆっくり歩き、やがて公民館が近づいて来る。
少し疲れはしたものの、降りると言い出す場所までは、そのまま歩いていく]
そろそろ、歩けそう。ありがとう…。
[下ろしてもらうと、お礼の言葉を口にして。それ以上はなにかを言おうとしても、言葉の形をなさない。神社へ向かったときとはまるで違う消耗した様子は、みよ子のせいだけとは言えそうになかった。
ゆっくりと足取りを確かめるように歩を進めるので、いつもより時間がかかった。でも無口のまま。公民館にたどり着くと]
…えと、また明日ね。おやすみなさい…。
[何とかそれだけ絞り出してぺこりと頭を下げると、消沈したまま*女子部屋の中へと*]
[部屋に入ると、既にほとんどの人が寝ているようだった。起こさないようにそっと移動して、お風呂に入る。やはり潮風にさらされたせいか気づくと肌がベタベタしている。
お湯に鼻の下ギリギリまで浸かりながら、じっと目を瞑った]
(今日はすごく、楽しかった、けど…)
ぶくぶくぶく、ぶくぶく。
[言葉の代わりにあぶくが湧いた。汗を流してすっきりしたら、とにかくしばらく忘れよう、そう決めた。
身体と髪を洗ってしまってから、しっかり身体を拭いて髪にタオルを巻く。パジャマに着替えて脱衣所から出て、布団の上で一息]
誰かが敷いてくれたのね。ありがとう。
[扇風機の前で「あ゛〜」とやりそうになって、慌てて口をつぐんだ。
さっきは消えていた月明かりが顔を出していたので、目が慣れれば部屋の中はそこそこ明るかった。その光の下で絵日記を描いた。月明かりの下でスキップする雛と、両手を挙げて追いかける紫籐。群青色の色鉛筆で影を塗っていたら、何だか赤ずきんちゃんを追いかける狼のようにも見えて、くすりと笑った]
【公民館→男子部屋】
[交わす言葉は少なく、
公民館に辿り着くと、足取りを心配しつつも]
どういたしまして。
……おやすみ。また明日な。
[かける言葉が出てこなかった。
樫村に頭を下げ返して、男子部屋へと*向かった*]
[そして気づくと、思い思いの格好で寝ている上級生たちのある一点を次々とじっと見ている自分に気づく。
頼みの綱とばかりに、一番小柄な長峰の姿も見てみた]
……五年生になったら、ちゃんと必要なくらいになるのかな…?
[ため息を漏らしながら、自分の薄い胸元を見た。
まともにおんぶしてもらうのが嫌だった原因がそこにあった。
ただし雛には残念ながら「必要なくらいあった場合のほうが逆に恥ずかしい(多分相手が)」という意識が抜けていた]
明日は盆踊り…。
[ぽつりと呟く。そしてバッグから浴衣を取り出すと、目の前に置いて、じっと見つめ]
…おかあさん……。
[小さく呟いて。
再び浴衣をしまうと、布団に潜り込んで深い眠りに*飲み込まれていった*]
【男子部屋・朝】
おーはーよーっ!朝だよ、ラジオ体操行こっ!
[首からカードをぶら下げて、既に準備は万端といったところです。]
先行ってるねー!
[どたどたと階段を下りて行きました]
【男子部屋→1階】
みよ子さん、おはようございますっ!
[挨拶をしてから、ラジオ体操が行われる場所を聞く]
・・・んーっ、気持ちいいね。
[玄関から外へ出ると、眩しいほどの朝日が降り注ぐ。ぐっと体を伸ばしてから、集合場所に走っていった]
【肝試し後・公民館前】
[翔平が、公民館の時計で時間を確認し、肝試しにかかった時間を計算している。梨子は、無事に帰って来れたというだけで何かやり遂げた気分になっていた。かかった時間で順位が決められる…ということも伝えられていたのであろうが…梨子の頭の中にはすでになかった。]
…ん? …23分? ………?
[翔平が喜んでいる姿を見て、「男子同士で、何か賭けたりしたんかな?」などと考えている。]
…っ!!だんご虫がおる!!
[梨子は、足元のだんご虫に気が付き、しゃがんだ。そして、指で突っつき、だんご虫を丸めて楽しむのに夢中になり、翔平がお礼を言いかかったことには気が付いていなかった。]
…あはは♪
【肝試し後・公民館前】
[お礼を言いかかったことには気が付かなかったが、その後の、「バーカ! 餓鬼は早く寝ろ!おやすみっ!」の声は、しっかり耳に入った。]
なーん!!
バカバカ言うヤツがバカなんやー!!
ガキガキ言うヤツがガキなんやー!!
[立ち上がり、公民館に駆け込む翔平の背中に、笑いながら言い返し、あっかんべーっ!…とやった。]
…おやすみー!!また明日なー!!
【肝試し後・公民館前→厨房→女子部屋】
[公民館前で、『だんご虫を指で突っついては丸め、だんご虫が再び歩き出したら、また、指で突っついて丸める』…という遊びにしばらく熱中した。その間、肝試しから帰って来た子には、「どうやった?」と声を掛けたりした。]
……あっ!
[翔平に肝試しに行くのを急かされ、スイカを後回しにしたのを不意に思い出し、スイカをもらいに厨房へと向った。…が、そこにはみよこの姿はなかった。]
あれ?…おばちゃん、おらん。どこに行ったんやろ??
[梨子は、しばらくきょろきょろ探したが、あきらめて女子部屋に帰った。]
少し回想
【男子部屋】
[日付も変わった深夜、こっそりと起きだして]
んー、ちょっと寝すぎた?
急がないと
[寝静まっている部屋の仲間たちを起こさないよう、あの“黒い箱”を抱えてこっそりと部屋を忍び出た]
少し回想
【深夜・公民館】
[荷物を抱え、男子部屋からこっそりと抜け出てきた影。そのまま抜き足差し足で進むが、階段の手前でギィーッと床が大きく軋んだ]
(わ……静かに静かに……誰にも聞こえなかったよね?)
[そのまま階段を降り、公民館の出口から外へと出て行った]
回想
【深夜・公民館から海へ続く道を移動中】
[桃子は目が覚ますと、みんなが眠っている事を確認してお布団をそっと抜け出しました。
パジャマ姿のまま、こっそりこっそりサンダルを履いて、誰にも見つからないように外へ出ました。]
わあ…。やっぱり思ってた通りだ!
ほし、きれーい!
[キラキラと輝く星空を見上げながら歩いていると、自分までキラキラと光っているような、そんな錯覚さえ覚えて、桃子は嬉しくなります。]
きーらーきーらーひーかーるー♪
[夜だというのに、ついつい学校で習った歌を口ずさみながら、桃子は海へと続く道を、星空と一緒に歩いているのでした。]
少し回想続
【深夜・公民館→砂浜】
[夕方、久美子と来た際に目をつけておいた、固まった平らな砂地の上にどさっと腰掛けて]
あー、やっぱり最高だ!
あれが夏の大三角だから方角は……って、わ、わ、嘘だろ……!?
肉眼でも天の川がうっすら見えるかも!
[暗い水平線の上から、頭上一面に広がる満天の星空を見て、興奮を抑えきれない声が出る。持ってきた箱を開けると、それは天体望遠鏡のケースだった。
暗い中で、慣れた手つきで三脚を組み立てて望遠鏡を設置すると、くるくると慣らすように時間をかけながら、夜空の観測を始めた]
[歌を歌いながら歩いていると、やがて海へとたどり着きました。
キラキラと輝く星空の光を反射して、海もキラキラと輝いているように、桃子の目に映ります。]
わ、海もきれーい!
[夜中にこっそりと部屋を抜け出すという、「イケナイ事している」という気持ちが、さらに桃子の世界を美しく彩っていきます。
コンクリートで出来た道沿いの柵の上にぴょんっとよじ登ると、その上に体育座りをして。
空と海と二つのキラキラ輝く星空を楽しそうに見つめているのでした。]
[二つの星空に満足して公民館に帰ろうとすると、誰かがやってくるのが見えました。遠めなので良く判りませんが、藤川君のようです。
箱のようなものを持っているようです。]
こんな夜遅くにどうしたんだろう?
[藤川君の趣味など知らない桃子です。
なんとなく身を隠すと、砂浜へと向かう藤川君の背中を見送りました。
そしてこっそりコンクリートの柵から顔を出し、砂浜で空を眺めている様子を見つめます。]
なーんだ。藤川君も星空を見に来たんだ。
抜け出したのがバレたのかと思った。
[ほっとしたように大きく息を吐くと、藤川君の観測会の邪魔をしないように、桃子は来た時と同じようにこっそりこっそり公民館へと戻るのでした。]
【朝・女子部屋のお布団の中】
[夜中にお布団を抜け出して、夜更かししたせいでしょうか?
桃子はいつにもましてお寝坊さんです。
そろそろラジオ体操の時間だよーというみんなの声にも気付かずに、すやすやと眠りの世界をまどろんでいます。」
むにぃ…。後で行くから先に行ってて…すやすや。
[そして、そのまま寝過ごすしたのでした。]
【朝・女子部屋から大広間へ】
[夜更かしが祟ったせいでラジオ体操を寝過ごした桃子は、ごしごしと目元をこすりながら大広間へと向かうのでした。
大広間では朝ごはんの良い香りがします。]
みよ子さん、おはようございます。
もう朝ごはんの時間?
桃子、お腹ぺこぺこ…。
[ぐうっとなるお腹の虫をなだめるようにお腹をさすると、美味しそうな朝食が並ぶ食卓に着席するのでした。]
回想続
【深夜・砂浜】
[観測に没頭していると、あっという間に数時間が過ぎた。星の位置も大分傾き、空の色に濃紫が混じり始めたところではっと我に返った。]
しまった、こんな時間……戻らないと!
[慌てて片付け、それでも望遠鏡はきっちりと砂を落としてから大切そうにそっとくるんで]
これは明日の朝磨きなおすことにして……。んんー、腰、痛いや……。早く帰って寝よう。
[重い荷物を抱え、行きとは裏腹の重い足取りで公民館へと戻る道を辿った。そしてそのままふらふらと階段を昇り、男子部屋の中へと消えていった。
学校に遅刻したことはないが、如月のラジオ体操カードは、毎年完璧に真っ白だ]
「ラジオ体操はどうしたの?」
[ぼんやりとみんなが帰ってくるのを待っていると、みよ子さんにそう声を掛けられました。]
う…桃子、お寝坊しちゃったの。ごめんなさい。
[しょんぼりした顔をしてごめんなさいすると、みよ子さんは桃子の頭を撫でてくれました。
てっきり怒られると思っていただけに、驚いてみよ子さんを見上げてしまいます。]
…怒らないの?
「明日ちゃんと行くって約束してくれるなら、怒らないよ。反省もしてるようだしね」
う、うん!
明日は頑張って早起きする! 桃子約束する!!
[そう言ってウィンクをするみよ子さんに、こくこくと大きく頷きながら約束をします。
そしてラジオ体操に行ったみんなを待っている間、みよ子さんと色んなお話をしているのでした。]
【ラジオ体操→女子部屋】
[眠い目をこすりながら、ラジオ体操を終えて、部屋に戻ってきました。]
うう…昨日走り回ったせいか、脇腹が痛いよ…
自業自得だけどね…鏑木君には申し訳ないことしちゃったな。
それにしても鏑木君、あれだけ走って、まだ私をおんぶする体力が…あっ!
[あの時は混乱していて気が回りませんでしたが、おんぶされたことの恥ずかしさにようやく気が付いたようです。]
あう…
[一人で真っ赤になってしまいます。]
【回想朝・男子部屋→ラジオ体操へ】
[早めに起き出して、外の空気を吸う。
まだ涼しさの残るそれは心地いい。
疲れのせいかぐっすり眠れたが、早めに目が覚めたのは、こちらはやはりわくわく感のせいだろうか。]
[ラジオ体操を皆と並んで済ませて、公民館へ戻ってきた。]
【→公民館】
【女子部屋→大広間】
[今日は夜に盆踊りがあるようです。持参した浴衣はこの時のため。]
夜まで何していようかな。せっかく海に来たんだし…泳ぎに行ってもいいのかな…
[あんまり泳ぎは得意じゃないんですが、海にはとっても興味があります。]
【大広間→女子部屋】
[みんなが戻ってきて朝食の時間を過ごすと、桃子は女子部屋へと戻りました。
また今日も夜中にこっそり抜け出して、夜の町を探検するつもりでいるのでしょう。
お布団部屋に潜り込み、少し早いけれどお昼寝ならぬ朝寝タイムなのでした。]
【大広間】
[厨房からいい匂いが漂ってくる。みよ子さん特製の朝ごはんの支度ができているようだ。。
白ご飯に味噌汁。焼き魚やほうれん草のおひたし、いくつかの漬物(スイカの皮の漬物もある)など、何の変哲も無い、普通の和食の朝ごはんが並んでいるだろう。]
[広間に入るとき、小百合の呟きが聞こえた。]
小百合さん、泳ぎに行きたいの?
また今日も探検しよーっと。
ふぁ…まだ眠いよぉ…。お腹いっぱいになったら眠くなっちゃった。
お昼ごはんまでねよっと。桃子、お日様苦手だし…。
[布団を畳んでしまってある布団部屋にごそごそと入り込むと、布団と布団の間に潜り込んですやすやと眠りにつきました。
その寝つきの良さは、まるでアニメのノラえもんに出てくるどび太くんに匹敵する早さでした。]
【大広間】
[ラジオ体操から戻ったのか、阿紫花君がやってきました。]
あ…阿紫花君、おはよう。
え?うーん…海には入らなくてもいいんだけど…昨日は着いたの、夕方だったし…お昼の海も見てみたいなあって。
(阿紫花君は…泳いだりしちゃダメなのかな。今日もお日様強いし…)
昨日、肝試しの前に貝殻拾ったけど、なんだか急いでたから、今日はゆっくりしてみたいの。
全てのフラグがたつ前に打ち壊す、フラグクラッシャー桃子!
いや、誘ってもらったのは嬉しいんだよー。
でもタイミングの悪い中の人のせいで……申し訳ない。
これは初回無人島フラグ??
そういうフラグだけはたつのね、イヤン。
いっそ、今回は全て、誰とも絡まずに一人ロールだけで進めるのもありかもしれない……とか、言ってみる。
……後ろ向き過ぎるだろう。
ああ、そっか。お昼の海。
[確かに、お昼の海はここに着いたときと窓から、遠めに眺めるだけで、近づいていなかったことを思い出す。]
僕もみたいな。
泳げないけど……海に触ったりしてみたい。波、どんな感じなんだろう。
小百合ちゃん。一緒に、行ってみる?
むにゃ…。
ぼくらは少年探検団…むにぃ…。
たいちょー! あそこにお宝が…すうすう…。
[夢の中でも夜の町の探検をしているのでしょう。
楽しそうな寝言を言いながらぐっすり眠っています。
寝返りを打ったときに、腕が布団の中から出てしまいました。
そして布団から出た腕は、お布団部屋のふすまからも出てしまっています。
女子部屋から見ると、お布団部屋から腕が生えているように見えて、昨日の肝試しを思い出させてしまうかもしれません。]
そして怪奇現象フラグを立ててみる。
今回の私は、のんびりのんびりをモットーに、誰とも絡まない!を目指してみる事にしました。
桃子寂しい子?
そんな事ないよ! 自分の世界に生きてるんだよ!!
(それを寂しい子って言うんじゃないのか?)
(……ソダネ)
−回想−
【肝試し後・女子部屋】
ただいまー!
あんなー!あんなー!
だんご虫おったんでー!
…でも、おばちゃんおらんやったんでー!
[…と、部屋に戻ると真っ先に、部屋にいる子に、梨子にとっては重要かもしれないけれど他の子にとってはどうでもいい・よく分からない報告をいきなりした。そして、石鹸で手を洗い、うがいをした後、誰かとおしゃべりをしようとしたが、声を掛けづらい雰囲気(※お友達は、肝試しの余韻に浸っていた)だったので、また畳にごろりと横になった。]
[丸まったり伸びたり…、ひとりだんご虫の真似をして楽しんだ。]
[阿紫花君に誘われて]
うん。私たちだけじゃ泳いだりしちゃダメだと思うけど、近くに行くくらいなら…いいよね。
ちょっとだけ…行ってみたい…
[頷いて立ち上がり、それから思い出したように]
あ、今日は日差し強そうだから、帽子持って来るね。ちょっと待ってて。
[急いで女子部屋に戻ります。]【大広間→女子部屋】
【女子部屋】
[ぱたぱたと駆け戻り、荷物の上に置いていた帽子を取ろうとして、ふと振り返ると…]
!?〜〜〜ッ!!
[お布団部屋から、腕が!
悲鳴をあげかけましたが、聞こえてくる寝言で、寝ている誰かの腕がはみ出ているだけだと気付けました。]
び、びっくりした…
…桃子先輩だったんですね。布団、ずれちゃってます…
[布団を直してあげようとして…桃子先輩の額に目が行きました。
歩ちゃんのマネして、何か書いちゃおっかな?と思いましたが、昨日の雛ちゃんの言葉を思い出し、だめだめ!と思い直します。]
【男子部屋】
[小百合とのお出かけのために急いで準備する。]
えっと、帽子でしょ、
タオルと日焼け止めの予備と……
[がさがさとバッグを漁り、他にも色々、小さめのリュックサックに詰め込んだ。]
[もし誰かに「どこへ行くのか」と尋ねられると、正直に「小百合ちゃんとちょっとだけ海を見に行く」と言うだろう。]
ふみ?
[小百合ちゃんの声に、うっすらと目を開けます。手に持った帽子を見て。]
お出かけ?
いってらっしゃい…むにゃむにゃ。
【公民館玄関】
[いつものように長袖、長ズボン。日焼け止めクリームも塗った。
タオルなどを入れた小さめのリュックを背負っている。
帽子をかぶり、日傘を差して。
玄関で小百合を待っている。]
−回想−
【肝試し後・女子部屋】
[ひとりだんご虫の真似遊びをするのにも飽きた頃、風呂上りの小百合に「先輩、お風呂入ったんですか?」というようなことを言われ、ハッと気が付き、入れ替わりで風呂に入った。]
[お風呂には、好きな歌やでたらめな歌を歌いながら入った。]
[風呂上り、水道の蛇口に口を寄せ、口をつけないよう気を付けながら、水を出し出しごくごく飲んだ。]
[誰かが布団を敷いていてくれてて、場所も決まっていたようだったので、空いている布団にもぐりこんで寝た。]
あ、先輩ごめんなさい。起こしちゃいました…?
ちょっと阿紫花君と2人で、浜辺まで行って来ます。
粉ジュースは…あとで1(6)をくださいね。
【女子部屋→公民館の玄関】
待たせちゃってごめんなさい…
[持ってきた麦わら帽子をかぶりました。
阿紫花君の日傘を見て、ちょっと羨ましくなります。]
日傘があると、日焼けしなくていいね…
[日に焼けるとすぐに赤くなってしまう自分の肌を見つつ]
それじゃあ…ちょっと、お出かけだね。
また寝るから大丈夫……ねむねむ。
でーと頑張ってきてね?
ジュースは適当に飲んでーすやすや。
[半分寝ぼけている様子です。]
1番は…オレンジ味ですね。メモメモ。
梨子先輩の回想にも登場しちゃいました。後でこの話を何かに使おう…使える?
北斗君との会話で、共鳴会話の内容を漏らすのは…いいのかな?
ただの女子部屋での出来事だから、いいよねっ!
【玄関】
ううん、待ってないよ。
僕も準備で部屋に戻ったし。一緒。
[日傘があると、と言われ、
すっと一緒に入れるように差し出す。]
行こう。楽しみだね!
[にこっと小百合に笑いかけた。]
【朝・男子部屋】
[誰かが開けていったカーテンから入る太陽光が顔に射して、嫌そうに起き上がった]
む……あ、さ?
[そのまま這うようにして風呂場へ入り、ゾンビなみのスピードで身支度を整え始めた]
[差し出された日傘に一瞬驚き、阿紫花君と交互に見比べてから、遠慮がちに、中へ。]
[ちょっと狭いです。]
うん…ありがとう。
私…3歳くらいの時に、海に連れて行ってもらったことがあるらしいんだけど…覚えてなくって…
だから、初めて見るようなものだね。とっても、楽しみ…!
[阿紫花君に微笑みを返します。]
【玄関→浜辺】
【回想・朝】
……ん。
[誰かが起きた気配で目が覚める。「起こしちゃった?」と聞かれると「別に」といつものように呟いて、顔を洗いに。
着替えて布団を上げると、皆と一緒にラジオ体操へ。
潮風の吹く朝の空気。深呼吸すると磯くさい香りが胸いっぱいに広がった。]
[戻って来ても、まだ如月などは寝ているようだ。]
(へぇ。如月が寝てる。)
[いつもしっかりした様子の彼の意外な一面に驚きつつ、起こさないように朝食を採りに下へ降りた。]
【→大広間へ】
[ちょっと狭いです]に込められた意味は、色々とお察し下さい。
昨晩、雛ちゃんにある一点の比較をされましたが…さて、真相は?
………
あかん、純真な子供心を見失ってしまいそうや…
【大広間→男子部屋】
[朝ご飯を食べおわり部屋に戻ろうとすると、階段で小百合とすれ違った。北斗と海を見に行く、との事らしい]
[自分も後から行くかもしれないと伝えておいた]
[日傘に小百合を入れて、歩き始める。]
[「女性には優しく」と父親が言っていたのを思い出し、出来るだけ自分より日傘は小百合を光から守るように。]
僕は一度も行った事が無いから、本当に初めて。
だから、臨海学校、すっごく楽しみだったんだ。
[小百合が同じように楽しそうで、心が弾む。]
【→浜辺】
わー……
[日差しが強く、それを波がきらきらと照り返す。
夕暮れとは違う景色にしばし見惚れる。]
【男子部屋→大広間】
[ラジオ体操を済ませて、朝食を食べに大広間へ。
朝ごはんもしっかり完食。元気な食べっぷりにみよ子が目を細めた。]
……あ。ペン。
[昨日買うと言っていたペンのことを思い出す。忘れないうちに買ってしまおうと、財布を取りに部屋へ戻った。]
如月ー!きーさーらーぎー!
[朝が弱いのか、まだ起きてこない如月の名を呼んで部屋に入る]
[普段散々口でやり込められている仕返しも含まれているのは想像に難くない]
朝だよ!よ!
なんという三つ巴。ここは小学生らしく、さらっと流すべき?
現状確認です↓
越川君…おやつを分けっこする約束をしました。
紫藤君…自転車の練習に付き合ってもらう約束をしました。
如月先輩…バスに酔ったところを介抱してもらいました。
鏑木君…一緒に肝試し。その間中手つなぎ。帰りはおんぶ。
北斗君…一緒に浜辺をお散歩。
なんというフラグラッシュ。これで初回襲撃先に選ばれたら…
一緒に無人島へ行く人によっては、フラグ継続ですね…柿田先輩や有松君とでも、新しいフラグが立つかもしれない。
小百合ってばホント魔性の女。
[どのくらいぼぉっとしていただろうか。人の動き回る音や気配に、だんだんと頭がはっきりしてきた]
ん……行くか……。
[ふらふらと立ち上がり、洗面の鏡の前へ。顔をもう一度ばしゃりと洗うと]
よし! みんな! おはよう!
[突然スイッチが入ったかのようにしゃきっとすると、すたすたと部屋を出て行った]
【男子部屋 → 外へ】
ぐかー。ぐかー。
[朝が来るまで、深夜の物音にも気づかず
いびきをかいて眠っていた。
朝になれば、寝ぼけ眼のままラジオ体操へと向かう]
【朝】
[ラジオ体操を終えると、北斗たちと別れ
昨日みよ子から許可の出たザ・ママチャリの元へ。
少し高いサドルに跨ると、伸ばしたつま先がかろうじて地面についた]
へへ。これなら大丈夫だな。
[朝の浜辺と公民館の周りを颯爽とサイクリング。
地元とは違う潮の香りを胸いっぱいに吸いこんだ]
【浜辺】
綺麗だね…
[それだけでは芸が無い、と思いますけど、他に何と言って良いのか、言葉を知りません。
寄せては返す、波の音だけが聞こえる中、明るい夏の日差しを受けて、見渡す限りの青が輝いています。]
[しばらく海に見とれていた小百合は、ふと、日傘が自分の方に傾いていることに気付きました。]
(阿紫花君…日差しに当たっちゃだめなのに…私のために…)
[心遣いに感謝しつつ、2人で入れるように、阿紫花君の方へ身体を寄せました。]
[階段を上って部屋に入ると、如月にやいやいと話しかける実の姿が。
なんとなく様子を見ていたら、如月はのろのろと顔を洗ったと思うといきなり覚醒したかのようにいつものしゃっきりした如月に戻った。]
……なんか、すげーな
[目を丸くしながら、独り言のように呟く。]
あ、実。実も海行く?
俺もペン買ったら行こうと思うんだけど。
【男子部屋 → 公民館内】
[寝坊したにも関わらず、堂々とした様子ですたすたと部屋から出てくると、1階の大広間へと入っていった]
おはようございまーす。遅くなってごめんなさい。
・・・つまんなーい。
[無反応な如月をつんつんつついたりしていたが、突然しゃきっとしたのには驚いた]
え、なになに?如月って実はロボット?スイッチとかで切り替わったりするのかな?
[的外れにも程がある発想だった]
[宏樹の誘いに]
海?もち、行くよー!
[というか、もともとそのつもりで部屋に来たのだった]
水着カバンとー、日焼け止め。あと帽子があればいいかな。
ん……綺麗だね。
[北斗も同意する。
同じようにそれ以上の言葉は出なかった。]
……?
[小百合が少し近づいてくれて、二人で一緒にしっかりと日傘に入れるようにはなったが……]
(ちょっと、照れるかな。あまり女の子とこんなに近くに居ることってないし……)
[えーっと、という顔で2,3度瞬きをする。
顔がほんのちょっと赤い、かもしれない。]
【大広間】
[寝坊に対して苦言を呈するみよ子に、笑顔で謝る]
ごめんなさい。僕、ほんとうに朝が弱くて。
朝ごはん、自分でやります。大丈夫です。ごめんなさい。
え、ラジオ体操…? えーと、ラジオ体操…ね…。
[自分のラジオ体操カードというものを、いったいどこにしまったか、あるいは捨ててしまっただろうか…と考えつつ、ひとり遅い朝食中]
ん。じゃおれも後から追いつくから、先行ってて。
[実に頷くと、水着を服の下に着ておき、タオルや帽子など海セットをまとめておく。これで海遊びの準備は完了。
ひとまず財布だけ掴んで部屋を出る。]
……?
[何となく視線を感じたので、顔を向けると、阿紫花君が頬を染めて、当惑したような表情で、こちらを見ています。]
…どうしたの?
「どうしたの?」じゃねーよ!とツッコミが飛ぶところですね。
雛ちゃんよりは男女の違いを意識してそうなのに、こんな時に限って鈍感とか…
心の汚れた大人には、計算ずくの発言としか聞こえません!><
【朝・女子部屋】
んー…。…んー…?
…あれ?ここ、どこ?
……あ…
…りんかいがっこう…来とるんやった…。
おはよー…
[部屋に残っている子に寝起きの挨拶をした。既にラジオ体操も終え、浜辺で楽しんでいる子たちもいたが、梨子は布団の中でぼけーっとしていた。]
あ…朝ご飯…食べに行こっかなー…。
[何時までに起きて何時までに食べなさい…団体行動を…などと、縛り付ける先生ではないので、梨子は校長先生が好きだった。]
……お、あ。
いや、えっと……
[じっと間近で見つめられ尋ねられるとますます頭の中が混乱し、]
え、えっと、
海の絵、描きたいかなって思って。
[どうしたのかという問いには答えられずにそんな事を言うのだった。]
【→大広間】
[軽くサイクリングを終えて、公民館へ戻ってきた]
みよ子さん、おはよっす。今朝は夕べと違って美人だな。
ちょっと自転車借りたぜ。
おう、如月。
たまにはラジオ体操来いよな。
[珍しそうに周りを見た後、食卓についた]
【大広間】
[健二に気づいて]
おはよ、健二。
いかにも自転車乗ってきたって感じだね。髪が後ろに流れてるよ。
う、ラジオ体操…僕、ちゃんと動きを覚えてるかどうかも怪しいよ……2番はたぶん、ダメだ…。
ねえ、ところで健二、暇ならやることがあるだろ? ん?
[満面の笑顔で健二ににっこり笑いかけた]
そっか。阿紫花君、絵が上手だものね。
この景色、叶うことなら、ずっと残しておきたい、よね…
もし、絵に描いたら…あとで見せてね?
[阿紫花君に笑いかけると、再び水平線の向こうを見つめます。]
[大きな雲。澄んだ空。穏やかな海。いつまでもいつまでも、見つめていたいと思わせられる世界。]
【男子部屋→みよちゃん】
[財布だけを手に握って、走ってみよちゃんまで駆け込む。
ところどころに錆びのついた古い佇まいが、独特の雰囲気をかもし出していた。]
……みよちゃん。
[店の名前を呟くと、みよちゃんが「そうだよ。みよちゃんって呼んでもいいんだよ?」と笑うが、照れて小さく首を振る。若干みよ子にも慣れてきたらしく、表情にも角が取れてきたようだ。]
「はい、これが例のペンだよ。30万円ね。」
……。ん。
[冗談めかして言うみよ子に、黙って10円玉を3つ渡す。
ペンを受け取ると、「ども」と小さく頭を下げて公民館へと駆け出した。
後に残されたみよ子は、やれやれと肩をすくめて自分も朝食の後片付けに戻ったようだ。]
【朝・厨房→大広間】
[みよ子に、昨日残しといてもらったスイカと、朝ごはんをもらった。]
肝試しの後来たんやけど、見つけきらんやった。
おばちゃん、どこ行っとったん?
[みよ子は、ふふふ…と妖艶げに笑うだけで、教えてくれなかった。]
…ぶー!おばちゃん、変!!
[梨子は頬をふくらませた。]
[大広間では、藤本が遅い朝食をとっていた。ひとりじゃなかった!と安心しながら一緒に食べた。その後来た子たちとも、一緒に食べた。]
【みよちゃん→公民館】
[公民館に戻ると、実が前で待っていてくれたようだ。]
わり、先行ってていいのに。
[遠まわしすぎる感謝の言葉を述べて、男子部屋へ駆け込んで海遊びセットを掴んですぐ戻る。
いいのいいのと笑う実に「ん。」と頷くと、2人で海へ向かう。]
【→海岸】
【大広間】
梨子さん、ここ、おべんとついてるよ。
[梨子のほっぺたについていたご飯粒にひょいと指を伸ばして取った。そのまま梨子ののんびりした朝ごはんの様子を見守っている]
……
[あまり気にしていない小百合の様子に、ホッとした。]
うん、そうだね、残したい。
写真と違って、絵だと、見たもの以外にもいっぱい感じたものを残せるから……
描けたら見せるね。
[約束して、北斗も視線を海へと向けた。
青。蒼。藍。あお。静かに揺れる波はひと時も同じ色を見せない。
その美しさを目に焼き付けるように、ただまっすぐに見つめる。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新