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――これが最後か、或いはまだ会えるのか。
分からないが―――。
[いつも通りに、何も変わらない終わり方。
特別なことはなくていい。
短い間だったけれど。
共に駆け抜けてくれた彼女に、お別れを。
――――いつものように、背中合わせでも構わない。
きっとそれが、心地が好かった。
だからあの日々と同じように、意地を張り合って。
そう、思っていたのに。
――消えかけの体に溶ける、温かな――。]
――――ク。
[背に届かない手。
反乱の最中、出会った小さな子供。
そんな、矮小な記憶を思い出して、
抱き返すことは、しない。]
君が潰れてしまっては困るからな。
――――いや。いずれにせよ消える身か。
[クク、と。いつものままの軽口を漏らす。
口八丁はクリクススから。
大きな体はオエノマウスから。
なら私は――妾は、彼女に何を遺せただろう。]
[それ以上の言葉はかけることなく、そっと彼女の頭を撫でた。]
――君も、このまま消えるつもりなのか?
[肉体は消えた。
ならば彼女の魂も消えることを望むのだろうか。
それは、最後の問いかけ。
そして――最後の皮肉。いつものように。]
そうだな。私も気になっている。
――せめて、あれの行く末を見届けて欲しかったが。
――――。
[最後の最後は、一度だけ素直になりましょう。]
――――ああ。無事だと――
[狂戦士の言葉は、体は、終わりを許されることなく、けれど彼女に託そうと足掻いて、意地を張ったまま――霧散する。]
[クリクススからは、優しい心を貰いました。
オエノマウスからは、誰かを護る拳を貰いました。
ならば私も、彼女に何か渡せたでしょうか?]
――――、
[確かめるために、私は消えた意識の中でなお、そう問いました**。]
あそこにいるのなら、無事だろう。
そう思う。
[腕の中の存在が、消失する]
おまえが、私のサーヴァントで、良かった。
消滅というなら、そうだろう。
一時ここにとどまってはいるが、私の身体はもうない。
あれを見届けることは出来なくとも、無事だと信じて逝く事はできる。
消滅は、私が望んだことだ。現世に思うことはもうない。
だから。
[その後は言わずに、掌を見た。先ほどまで感じていた存在の消失。
寂しいと思った。悲しいと思った。
ぽたりと、掌に滴が落ちた]
うむ。まさかこんな時間から出迎えて頂けるとは思っていなかったのだが……
そういえば、今日は土曜日だったな。
しかし私は仕事なので離れねばならん。
積もる話はまた後ほど。
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