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……え…?
[頭を撫でられたのも束の間に、ランサーに駆けていった信長。
その背中を掴もうとして、手が空を切る。
そして――
気がつくと、信長が、紅に染まって倒れている。]
……あ…。
[震えて崩れ落ちそうになる足を、なんとか動かし、信長の傍らに膝をつく]
…上総介…?
[そっと、その頬に触れる。]
[決着がついた。倒れる信長。最後に立っていたのはランサー。
勝利を確信してランサーに歩み寄る。
――と、不意にランサーの膝が折れた。]
全く、無茶をするな。
[咄嗟にその身体を支え、肩を貸す。]
[倒れ伏した後、なんとか腕に力を篭めて仰向けになる。
その時視界に入ったのは茜の姿。
指が頬に触れるのを感じて、その顔へと視線を向ける。]
倒れる時は前のめりにって言うが……ありゃ嘘だな。
こうして上を向かねぇと、見送る奴の顔すら……見えないんだから……な。
[口から血が零れる、自分が消滅するのも間も無くだろう。]
セイバーが「時間を進める」を選択しました。
……何、言ってるの…?
(…見送る?)
[信長の言う事がわからない、という風に、首を振る。
けれど、その瞳からは涙がこぼれ、ぱたぱたと雫が信長の顔に落ちた。
残った方の手を、自分の手でそっと包み、自分の頬にそっと当てる。]
…一緒に、…帰ろう…?
[そう言って、笑いかける。]
嗚呼、そういや……飯、作ってもらってない……な。
[結構楽しみにしてたんだがな……と夜空を見る。]
ほら、泣くな。
折角のいい女が、台無しだ。
[指を動かそうとするが、それすらも上手く動かない。]
うん…、そういえば、まだ鍋買ってなかった…。
食器とか、テーブルもいるよね。
それから、それから…
[はしゃぐように、言葉を続ける。
泣くなと言われても、どうしても止める事が出来ない。
微かに動こうとする手を、ぎゅっと握った。]
[ゆっくりと、信長の体が光に包まれていく。
足元を見れば、もはや輪郭だけが残り、向こう側が透けて見えていた。]
いい女になったら逢引に誘うって約束だったな。
約束は、守らなきゃ……な。
[触覚は既に消え去り、もはや目も見えなくなった。
残された耳に聞こえるのは、不自然にはしゃぐ茜の声と、静かな嗚咽のみ。]
……もう限界、か。
[静かにそう呟く。]
アカネのおかげで、最後の最後に俺としていられた。
礼を言う……。
この数日は楽しかった。
俺は胸を張って断言しよう、お前は最高の主君であり……。
[信長の体が透けていき、その存在感が希薄になっていくのがわかった。]
……礼なんて、いらない。
そんな、最後みたいな言い方…
[胸がつまり、言葉がそれ以上出てこなくなる。続く言葉を聞いて、泣きながら、笑う。]
……馬鹿。
あんたなんか、…大嫌いよ。
[透けて見えるほど、色素が薄れた頬に、そっと口付けた。]
九鬼 聖法は、セイバー を投票先に選びました。
[そして――
空気に溶けるように、信長が消える。
後には、なんの痕跡も残さないままに。]
……。
[地面にぱたぱたと涙が落ちる。
声も出さずに、そのままそこから立ち上がれずにいた。]
[山頂の上空に、光り輝く器が現れる。
過去と比べてみても異常とも言えるほどの魔力を蓄えた今回のソレは、願いを叶えるべき者達を静かに待っていた。]
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