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[右腕に、一瞬ちりちりとした痛みがして、令呪が消えていく。]
…っ!
[見ると、もう自分の知らない信長の顔では無い。
駆け寄って、何か言おうとしたが、胸がいっぱいで言葉が出て来ない。]
上総介…なのね。
[途切れ途切れに、そう問いかける。]
俺以外の、誰だと言うんだ。
[駆け寄ってきた茜に、軽い口調で告げる。
だがその姿は満身創痍。
片腕は変わらず無く、腹には深い傷。
受けたのは波旬とはいえ、そのダメージは確実に蓄積されていた。]
……待たせたな、アカネ。
下がっておけ。
――幕引きと、いかなきゃな。
[茜の頭をくしゃりと撫でると、刀を握って構える。
この一撃で、己の持つ全てが果てると感じながら。]
いや、みなみ……私の三人はみなみの言う「本気で」とは意味合いが違う。
その意味合いでいうなら一人だけだ。誰とは言わないが。
って言うと誰が相手でも犯罪チックなのは気のせいだろうか。
[ランサーに令呪のバックアップを送ろうとして、思い留まる。
ここで武人の誇りを穢すのは、勝利のためとは言え、してはならない事のように思えた。]
……あれも、こんな気分で俺の背中を見ていたのだろうか。
[呟いて、構えていた蒲生正宗を鞘に収める。]
ハハッ……戻ってきやがったか。
あいつの剣には品が無くていけねぇ……。
最後は侍同士じゃなけりゃな……。
せっかく戻ってきたとこ悪いんだが、英霊が2人いたんじゃ聖杯は手に入らんらしい。
お互い無残で、準備万端とはとてもいかねぇが……
ま、終わらせようや。
[足元が血で濡れていく中、左之助は槍を構えなおす。]
いざ尋常に……だ。行くぜ!
[そう言うや否や、地面を蹴って走り出した。
左之助の中に、戦いへの高揚感が沸いてくる。
だがそれには溺れず、より速く、より強く、相手の体に槍を突き立てることのみ考える。
走る速度が上がっていき、神速の槍が信長めがけて突き出された。]
嗚呼、小細工などいらぬ。
――真っ向勝負よ。
[まっすぐに、片腕で刀を構える。
切っ先は何処までも愚直なほどに真っ直ぐに。
内に何もいない。唯己としての己の為の戦。
俺が、俺として――。]
織田上総介信長――
――推して参る。
[地を蹴りつけ、駆ける。
其処には何の迷いも無く、唯々眼前の敵を打ち据えるために。
得物の違いなど百も承知、それでも不利などとは思わない。
互いに己の得意とする戦術、其処に何の上下があろうか。]
さてと。
そろそろ私はバーサーカーを探しにいってくる。
やはりいないと寂しいものだな。
決着がつきそうなときだが。私にはもう時間がないんだ。
[言いながら消えていった**]
[左之助が信長の胸を突くと同時に、振り下ろされた信長の剣が肩へと食い込む。
辺りに鮮血が舞い、2人の動きはしばしの間止まる。
やがて左之助が動き、ゆっくりと槍を引き抜いた。]
紙一重……こっちの方が深かったみてぇだな……。
[信長が倒れ行く中、槍の刃先を地面に刺し、左之助は楊枝をつまんだ。]
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