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[落下に移り始めた身体。
飛行や魔力放出といった能力(スキル)、或いは令呪の助けが無ければ、いかにサーヴァントといえど重力の軛に抗うことは不可能だった。反撃は必至の状況を防ぐべく、声を張り上げる]
――みなみ! 令呪の援護を!
[要請と共に、四肢を縮め防御の姿勢を取った]
バーサーカー。奴隷だの飼い犬だのと、何をいつまで言ってるんだ。
私は、バーサーカーをそんな風に思ったことは一度もないぞ。
おまえは、今は英霊かもしれないが、昔は人だったろう。
別に人と同じ扱いをしようとか、しなくちゃ、とか思ってるわけじゃなくて……。
おまえは私が自分を卑下している、というようなことを言っていたが、バーサーカーだって似たようなものだ。
奴隷だった過去は変えられないし、それによって英霊の座にいるのだから、それはもう仕方ない。
でも今は、今サーヴァントとして呼び出されている間は、奴隷じゃなくて、スパルタクスという男であってほしい。
[飛び上がった高い位置に居るダビデ。感じさせる身軽さはこの時ばかりはなく、肩を失ったセイバーがこの後とる行動など、わかりきっていた]
……っ!
[ただ只管に無力だった。恐怖に縛られて、足も上手く動かない。人を利用する魔術や、回復などの基礎魔術ならば昔から簡単にこなしてきた。みなみ自身の属性はどちらも、人を惑わすものと、その為の手段である声でしかないのだから。だが、今必要なのは、そういうものではない。もっと直接的に、人を、ダビデを、守る力]
[何も出来ないと思って諦めそうになる。けれど、意味が無い事かも知れない。けれど、みなみは強く想う。自分で、選んだのだ。父を喜ばせたかったから本家の命令に従い続けた。だがそれは、自分の意思だ。紛れもない、みなみの意思だ。ダビデと共に戦うと決めた。だから――]
Ay amor――
生きて!
Da la protección!
[出した結論は、本人への干渉魔術。守る事は出来ずとも、意のままに操る力を別に使うために。手の甲が、祈りに呼応して強く光った。行使する魔術に耐え切れず、思いの丈を埋めるように令呪が発動した]
ぐっ……。
[消え去った肩を抑えながら立ち上がる。
断面が焼けるほど熱い。
このまま燃え尽きて無くなってしまいそうだ。
己を蝕み消し去るような感覚、これが奴の……アーチャーの宝具か。]
小さき者と侮ったか。
いいだろう、貴様の願い、欲、夢。
全て残らず消してやろう……!
[瞬間、魔力のすべてが金剛剣へと集まり、黄金の輝きが黒い瘴気に包まれる。]
見えるか……これこそ負の全て。
憎・恨・怒・忌・呪・滅・殺・怨……。
死へと向かうこの世の欲よ……!
[刹那、両足に力を篭めて跳躍する。
向かうは上空のアーチャーへ、躊躇することなくその刃を振るった。]
[普段、決して言葉の多くない瀬良悠乎が、懸命に言葉を繋いでいる。
――その勘違いは悲しくもあり、嬉しくもあった。
だが仮面の下に埋もれた表情は、応えることは出来ない。]
織田と似たようなことを言うんだな。
……スパルタクスという男、か。
[それにどれほどの想いが籠められていたのだろう。
バーサーカーは、仮面の下で――ク、と笑った。]
…………。君の言葉を借りるなら。
スパルタクスという男は、過去の所業を評価されて英霊の座に就いたのではない。
故郷に帰してやれなかった。
墓にすら還してやれなかった。
私に賛同し、指示に従い、七万の奴隷は命を落とした。年端のいかない女子供もいたし、未来溢れる青年もいた。
六万は無惨に散り……六千は生きながらに磔にされ、鳥に啄まれるがままに死を与えられた者もい。反乱に加わらなかった奴隷も含めればもっと多いか。人として扱われはしなかったし記録にすら残らない。故郷に無事帰ったとて待っているのはローマの搾取。
そのような理不尽があっても良いものか。
手にも鼻にも耳にも目にもありとあらゆる五感に六腑に思考に記憶に、彼らの無念は染み付いている。
[令呪――聖杯のシステムを通じて呼び起こされた強大な魔力の障壁。擦過した斬風すらも弾き、少年には一筋の傷も無い。
着地し、金剛剣を振り切っての跳躍を終えつつある敵手に向けて、次弾を放つまでの時間を――そう、考えた瞬間だった]
……私、は。
[――異変は、少年の内部に起きていた。五感が消失している。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。それだけではなかった]
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