情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[56]
[57]
[58]
[59]
[60]
[61]
[62]
[63]
[64]
[65]
[66]
[67]
[68]
[69]
[70]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[その顔は憤怒の表情。
その咆哮は辺りの木々すらも震わすほどに気に満ちている。
其処に振るわれる蒲生の刀。
其れを迎撃しようと、剣を構えた時に。
動きが止まる。]
…………。
…………。
………………、君は何をしているんだ。
[明らかにうろたえている瀬良悠乎を正面から見つめた。様子がおかしい。不審だ。怪しい。
彼女なら「私がかわいらしい、か。それは気のせいだ。そんなことより買い物の一つも覚えるがいい」と表情変えず言いそうだがその気配もない。
ただ、ヒジリやキャスターから聞こえた言葉を思案するように腕を組んで、仮面の英霊は呟こうとした。
「――君は十分にかわいらしいと思うが。
但しその真価を垣間見られるのは珍しいだけだ。外装と内面がちぐはぐだからな。いや、私も君のことを言えたものではないが。君は君が君自身の魅力を低く評価するのがある意味君の美徳であり魅力というか――。」
だがそれを呟くより先に普段の彼女に戻っていたようだ。ヒジリにがっしりしがみついているのはともかくとして。]
いや、いつもの君のようだ。
ああ、私の勘違いだったらしい。
忘れてくれ。
[バーサーカーは納得して引き続きじゃがとドレッシングをたしなんでいる。]
『そのまま食らいな。』
[頭の中に声が響くと同時に、腹部に衝撃が走る。
踏ん張ることすらできずに、そのまま横に飛ばされた。]
『ったく、本当に。』
イイ、女だろ?
[最後の言葉は、実際にセイバーの口から信長の言葉として呟かれた。]
――魔王、波旬。
あなたは主の御心の深さをご存知でない。
[憤怒に満ちた言葉。彼には決して受け入れ得ないのだろう]
主は人を深く愛されたがゆえに、そのひとり子をさえも、
人の贖罪の為にお送りになった。
あなたの言う尊いお方もまた、そうだったのではないのか?
[存在様式がそのように定まっているのだから。
そう理解しながらも、少年の心には憂いが満ちた]
[いつの間に聖にしがみついたのだろうと思いながら、バーサーカーのほうへ歩を詰めた]
バーサーカー。
何を言おうとした?
[波旬の言葉に思いを馳せたのは、須臾の間に過ぎなかった。
魔王の持つ黄金の剣。ランサーの槍を弾き飛ばし、蒲生の刀を折らんとする斬撃の速度が、不意に鈍った。
地の奥底から滲み出るような不可視の魔力が暴力の嵐を押さえ込もうと、異装のサーヴァントに絡みつく]
――!
[眼前に生まれた好機。過去最大にして再び訪れるかは不明。
魔力の源を考える猶予などなかった。直感が告げる]
――今しかない。
[高々と飛翔し、狙いを定める。
詠唱した詩篇の結びとなる一句を紡いだ]
Dominus a dextris tuis,
(主はあなたの右に立ち、)
confregit in die irae suae reges.
(怒りの日に諸王を打ち砕かれる。)
[ダビデとゴリアテの戦い。やがて来たるべき、黙示録の刻。それは“いと高き御座”の降臨する時でもある。“世界の外側”から宝具へと流れ込む魔力が、その現界を起こさんとする]
[互いに振るわれる刃。力の差で言えば、圧倒的に敵に分があった。しかし、不可視の力によって敵の動きが止まる。
こちらの刃が腹部に食い込み、敵を飛ばした。]
……通じ、た、のか……?
[自身が半信半疑になりながら、手応えを確かめる。]
[真名を告げる。眼下に煌めく黄金の剣を目掛けて]
主の御名において、僕(しもべ)たる我が茲に願う!
――《恐るべき御稜威の王(レクス・トレメンデ)》!
[玲瓏たる叫びと共に、祝福に満たされた鋼を投じた]
[右手の令呪が、ひとつ消える。
次の瞬間、信長の動きが鈍り、腹部に攻撃を受けたのを見て、息が止まりそうになる。]
……っ。
[目を逸らしたくなるのを、唇を噛んでこらえた。]
[盛大な勘違いがあったらしいがどうにかなったようなので割愛する。
じゃがを渡すと蒸し器に放り込んだ瀬良悠乎が近付いてくる。そして問う。
バーサーカーは思考した。ここで素直に話すべきだろうか。しかし死亡フラグはどこに潜んでいるか分からない。素直に話せばきっと彼女はこう返すだろう。
「私がかわいらしい、だと? それに外装と内面がちぐはぐとはなんだ。バーサーカー、お前には言われたくないぞ。自分のことを棚に上げて私の魅力? いつ私が自分を低く評価した。していないだろう? 分かったなら本能のまま口走るのは止すんだ。この駄犬め。そうだ明日の朝食の薪が足りなかったんだ。バーサーカーお前の仮面を借りるぞ――」
バーサーカーは思考の末結論した。]
――とりわけ何も。
強いて言うなら、そうだな……。
あのドレッシングは中々美味だった。
素晴らしい。ツカサも喜びのあまり気絶したようだ。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[56]
[57]
[58]
[59]
[60]
[61]
[62]
[63]
[64]
[65]
[66]
[67]
[68]
[69]
[70]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新