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[くだらん。――以前ならばそう切り捨てていたはず。
しかし、今日は何故かキャスターの寄り道に付き合う気になった。]
興味があるなら調べるがいい。ただし5分で済ませろ。
……わたしには、あるよ。もう一度、聖杯戦争の中に身を置く理由。
[もしも名塚が戦いを続ければ良いと言わなければ、どうしただろうか。実際にはもう何度目かになる問いを、ダビデの言葉を聞きながら頭の中で繰り返した]
最初に聖杯戦争に参加をすることにしたのは、魔術師として大成する為、だった。そうする事で、喜ぶ人がいるから。わたしは、小さい頃からずっとそれだけを考えて生きてきたから。
それは、今でもそう思ってる。
[ダビデの肩越しに見えるローボード。そこに飾られた写真にふと視線をやって、すぐに伏せた。全てを耐え抜く力だった、その人物の姿]
でも今は、それ以上に知りたいの。どうして"英霊ではない"ジャックを、わたしが呼び出す事が出来たのか。
……だけど、本当を言うと、怖いの。
死ぬことが怖いんじゃなくて、自分が怖い。
[英霊とそのマスターには、何かしらの繋がりがある。例えば、縁の品、血。ジャックとみなみの間にその二つがあるとは思えなかった。だとすれば、ジャックとみなみにある繋がりは"精神性の近さ"にあるのかもしれないと、みなみはそう思った。そしてジャックをダビデが"間違った手段"だと言うのなら、みなみとて変わらないのかもしれないと言う、恐怖。少なくとも自分が"間違った手段"だと、"悪"であると判断される理由が無い人間だとは、みなみは思えなかった]
今は勝ちたいと言う気持ちだけじゃないから、ダビデにマスターを進んで狙えっていう事はしないよ。
――だけど、ダビデは、わたしで良いの?
[各地に飛ばされた式神に、徐々に魔力が送り込まれ、蝶が淡い光を放つ。
その中の一つが、微弱だが、何かの気配を察知した。]
……南西の方ね。
確か、あの辺は工場地帯だったかしら。
[信長の額にそっと手を触れ、蝶の見ている景色を繋ぐ]
前に、私は言いましたね。
“世界の外側”から主の導きを現世に降臨させ、人の罪の贖罪を為さしめる(>>0:372)、と。
神の栄光によってしか、それは満たされない(>>0:379)、と。
ですが――それは、誤った考えなのかもしれない、と思い始めてきたのです。あるいは、奢りなのかもしれない、と。
[きっかけは、彼女のサーヴァント――『キラー』の現界だった。
聖堂教会を訪ね、神父に質した結果明らかになった事実。
今回の聖杯戦争の異状。
“神の子”の血を受けたとされる“聖杯”という名の願望機。
だがそれが真実何であるかは、未だ殆ど解明されていない。
――少年はそう語り、言葉を締めくくる]
今回の聖杯戦争は、主からの恩寵ではなく、主からの試練なのだと。そう考えるべきではないかと、私の中で考えが変化しているのですよ。
教義的な事柄ですから、理解しづらいかも知れませんが……
人の世の中で生まれた罪は、あくまでも人の世の中で贖われる事を、主はお望みなのかもしれません。
[理想というにはあまりにささやかかもしれない。既に答えの出ている事かもしれないのだから。だが、少年はそれでも求める事を決意していた]
交叉市に顕れた聖杯の真相を明らかにし、述べ伝える事。
……それが、今の私の願いです。
[
主の言葉に、小さく頷いて。
細い魔力の糸を辿るため、意識を集中する。
廃墟――或いは、そう偽装した――工房の跡へと、それは続いていた。
糸を辿って、近付いてみて――……直ぐに、それは判った。
――……それは、あの少女の。
]
――……いえ。
申し訳ありません、気のせいだったようです。
[
遺品を探して、それを縁者に届ける――という選択肢も、あったかもしれない。
――けれども、なんとなく。
それよりは、そっとこのままにしておくべきではないか――と。そう思った。
]
どこもかしこもラブに溢れているな。
[仮面は語る。
でも「バーサーカー」は既に消滅しているので、仮面から聞こえてくるその声は、瀬良悠乎が引き起こした妄想(ねがい)故の声なのかもしれない。]
こう言うとランサーTが特異点のように思われるが、ある種、彼らの境遇類似はラブと言えなくもない。遍く満ちるはやはり愛なのだろう。
ならばマスクメロンではなくウォーターメロンであることに大した違いはあるまい。全てはメロンに対する愛なのだ。
――その事を。
私が認めてやれなくて、誰が認めてやれるというのだろう。
―南ブロック 工場地帯―
[式神を飛ばした場所までたどり着く。
蝶は、コンクリートのひびからわずかに覗いた土に、生えた草花に止まっていた。
小さく溜息をつく。]
…ここも、あまりマナは期待出来そうもないわね。
[そんな事を言ってられないけど、と苦笑いしつつ]
ふむ、前から思っていたが……。
[空を見上げる。
周りに立ち並ぶ葉高い建造物ばかり。]
天が狭い、な。
[その眼に映る空は、まるでビルに切り取られたようにいびつな形をしていた。]
[何かを隠しているのは明らかだった。が、別段興味もなかった。言わないということは、言わなくていいということ。自身の価値観では、そういうこと。]
……そうか。ならば作業を開始するぞ。
死角を基点として、防衛陣と罠を張り巡らせろ。
遠距離攻撃を得意とする者と戦う場合。近接戦闘をする場合。間合いを計り合う場合。あらゆる場合を想定して、効果的な結界を作るのだ。
[これまでの経験から、キャスターの得手不得手は理解していた。思考の材料さえ与えてしまえば、このサーヴァントは期待以上の仕事をしてくれる。]
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