情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[
形を成す呪を紡げば、主とランサーを巻き込んでしまう。
対魔力スキルを持つセイバーに一工程の魔力弾が効くとも思えなかったが、現状では、主とランサーがセイバーと打ち合う合間に、それを放り込むのが精一杯だった。
]
――……ツカサ?
[
自らの主は例外にしても、何故、魔術師が前にと出る――?
何事かを叫びながら駆ける姿にと、一抹の不安を覚えた。
]
[体が重い。
いや、重量的には前よりも軽くなっているに決まっている。
踏み込みが、踏み止まることが、跳躍が。
全ての行動に体がバランスを崩し、刹那の遅れを見せてしまう。]
承知の上だったが、難儀だな……っ!
[ランサーの穂先が、己の額に傷を刻んだ。
直撃こそ免れたそれだったが、その一撃によって刻まれた傷から流れる血は、信長の眼へと流れ視界を狭める。]
……ちぃ!
[紅く染まる視界で、ランサーを微かに捕らえ切り上げる。
だがその視界の外から迫る己への剣閃には気付く事ができなかった。
一撃を繰り出すと同時に走る衝撃。
鎧により防ぐ事自体は辛うじてできていたが、それでもダメージは免れない。]
く…っ
[ 返ってきたのは拒絶の言葉と無数の黒い蝶。すかさず絵の具を指にとり、虚空をなぞる。と、描かれた線より椿の花が舞い現れ、蝶を受け入れるようにしてぶつかると、共に消滅していった。]
頼む、聞いてくれ! あんたの命だって危ないかもしれないんだ!
[ なおも襲い来る蝶を防ぎつつ、言葉を投げ続けた。]
[飛ばした蝶を消され、頭の中にチリチリとした痛みが広がる。]
……あ…。
[今、動いているのは自分だ。汗にまみれた手を握り締め、ほぅと息を吐く。]
…私の…命?
[眉間を寄せながら、相手の言葉を繰り返した。]
[鎧に弾かれる刃。手応えから多少のダメージは与えたと思われるが、致命傷とは言い難い。]
ちッ。通らぬか。
[それでも他に手段を持たず。再度全霊を以って袈裟懸けに切りつける。]
[額に傷を刻まれた信長のすばやい切り上げに、身をかわすが、服の一部が切り裂かれ、胸から血がにじむ。]
危ねぇ……あそこからこうも早く反撃するか。
[その時、信長が一瞬たじろいだ。横目で見ると蒲生が剣を振るっている。]
無茶しやがるぜ、殿様!
[そう言いながら左之助は、槍の刃の根元に巻かれたぶ厚い布を引き裂いた。
折りたたまれていた2本の刃が展開し、左之助の槍が十字槍へと姿を変える。]
今度のはちょいと避け難いぜぇ!
[十字の刃が信長の首めがけて突き出された。]
[右からは迫る剣撃。
正面からは十字の槍による刺突。
確かに信長なら同時に捌けるかもしれない。
腕が二本あれば、という前提だが。
両方を避けることも防ぐことも敵わぬと瞬時に分かる。
だが、片方だけならば……。]
ハァァァァ!!!!!
[右腕に渾身の力を。
その腕を黒い霧が覆っていたのは、錯覚だろう。
その刀で、ランサーの槍を真正面から叩き落し、そのまま2人へと横凪を繰り出す。
ソレと同時に、右肩へと衝撃が襲う。]
……令呪を…破棄…?
[左手の、引きつるような痛みは続いている。
もうそこはすでに、それだけが別個の生き物のように脈打ち、熱を放っている。]
(……嫌…)
[これは、信長との繋がり]
…嫌ぁっ!
[パシンッと音がして、空中に飛来していた無数の蝶が、鋭い黒い刃に変わって、梧桐めがけて急降下した]
[信長の横凪が腹をかすめ、慌てて左之助は後ろに飛び下がった。]
ちっ、何て野郎だよ。あれを落とすか。
[信長から漂う何か得体の知れない気を感じ、左之助は踏み込むのを躊躇した。]
[食い込む刃。]
(――殺った)
[そう思った刹那、規格外の攻撃が襲ってきた。
単独で受けていれば、間違いなく胴が二分されているほどの剣圧。内臓の一部にまで達したかもしれない。]
ぐァ、……ッ、ほ、“縫合”……。
[かろうじて繋がっている胴体を、無理矢理繋ぎ止めた。
――が、身体はそのまま後方へと飛ばされる。]
く、駄目か…ッ
[ 自分の身を案じている場合ではない。だが、激しく斬りつけてくる黒い刃達の前に、ツカサは何歩か後ろへと下がらざるを得なかった。]
―夕刻 東ブロック・マンション―
[外出の準備をするみなみを見やる。少年の荷物は無きに等しい。せいぜいが対人用のボールを収めたベルトポーチ程度だった]
流廻川では何度か戦闘が行なわれていたはずですね。同じ場所で何度も戦闘を繰り返すか、という点が少し疑問です。
いかに霊脈の結節点でも、サーヴァント同士の戦闘で消費されるマナは膨大。連日繰り返すとなかなか回復しづらいでしょうから。
[脳内に交叉市の地図を広げる。ここからだと流廻川よりも漆路山の方が近い。両方通っていくにも問題は無さそうに思える]
どちらに先に向かいますか?
何なら、一方を経由してもう一方に向かっても良いでしょうし――
みなみ、そういえば。その方は?
[ローボードに置かれた写真。その人物に語りかけるかのように、じっと見つめるみなみの様子に問いかけた]
[相手が怯んだ瞬間に、後方へと跳ぶ。
目標は己の主へ、血に塗れた己の体に檄を飛ばす。
着地した所には、見覚えのある男。
たしかランサーのマスターだったか。
先ほどの一撃で上手く動かぬ右肩を奮い、その男へと鈍った一撃を繰り出した。]
――……っ! マスター!
[
ただ時折手を出すだけで、見守るしかなかった戦いから。
吹き飛ばされた主の身体を認めて、それが地面に叩き付けられる前にと、風の呪を唱えて受け止めようと試みる。
]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新