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[敵に囲まれつつも少しづつだが後方への道を開いていく。
その中で一瞬視界に映ったのは、腹部が赤く染まり膝を突く茜の姿。]
――アカネっ!
[宝具を使おうかの一瞬の逡巡、しかし答えは否だった。
一撃など貰っても構わない、それ相応の代償ならば支払おう。]
キラーは三人前だな。
ヒジリ、私は背中で語れるものも持ち得ない。
その点、君はしっかりとアーチャーに見せたではないか。
故に君は男前なのだ。
――ああ、マ……見知らぬスターの言うことも一理ある。
ヒジリ。君は心根から美しく、それ故に男前なのだ。
[オトコマエ、と連呼しながら浮遊。**]
[己の身を厭わずに、跡を残し影は飛ぶ。
主の元へと帰った影は、茜へと刃を向けた人物へと切りかかった。]
そこを……退けっ!
[鋭く切り払うその姿。
だが、それは歪、何故ならそこには……
――あるべき左腕が欠けていた。]
ぐ……っ。
[影が飛んだ跡、そこには忘れられたかの様に、
一本の腕が転がっていた。]
魔術師としての覚悟など、持てなくていいのだ。
臆病とそれは、イコールではないと思う。
私は魔術を知る前に戻りたいと思ったが、聖の願いを見て似ているなと思った
覚悟を持つことで、どこかが壊れていった。
気づいたら、もう遅かった。
それでも、覚悟を持って魔術師として生きていけるような人もいるだろうな。
心も壊れずに。
[少しだけ、父親を思い出した]
[痛みで朦朧としていく意識。
崩れそうになる体を、どこかから自分を呼ぶ声が支えてくれた。]
……セイバー…?
[声のする方向を見ると――]
……っ!
[そこには、片腕の欠けた信長の姿があった。]
[敵マスターの胴を裂く。刃の一撃を食らって怯む敵。追い討ちをかける。
そこに介入するサーヴァント。]
く、ッ――!役たたずめ。
[身を硬くした。――が、攻撃は来ない。
見ると片腕が欠けていた。]
[
幻術と実体の入り混じった盗賊の集団は、瞬く間に数を減らしていくった。
どれだけ数を頼もうと、一度に襲いかかれる人数には限りがある。
それを、セイバーは一刀の下にと切り捨てていく。
想像以上の速度で、薄くなっていった囲み。道を拓いて、飛びだしたセイバー。
ならば――と、覚悟を決めて。
再び、宝具にと魔力を――残る魔力の、大半をと――注いで。
]
[
――輝く光のなかから走り出したのは、駱駝を駆った高貴なる戦士。
背を向けて跳んだ影を追って、一刀を繰り出した戦士は、確かな手応えを得たようだった。
]
将には将を――……最初から、こうすべきでした。
――……教主(カリーフ)、ハールーン=アッラシード。
セイバー、貴方にも劣らぬ……偉大な王ですよ……。
……アカネ、此処は退くぞ。
キャスターとそのマスターよ。
この借りは……必ず!
[痛みなど無いかのように振舞う。
いや、事実感じている暇など無いのかもしれない。
今思うべきは己の体などではない。
どう生還するかだ。]
覇亜ァァァッ!
[雄叫びと共に、渾身の一撃で相手のマスターへ……そして地面へと切りつける。
その一撃は剣圧の風と共にコンクリートや砂埃などを撥ね上げ、散乱させた。]
さぁ、アカ……ネ……。
[同時に抱き上げようとする、がそれは叶わず。
もう己には片腕しかない、抱き上げることなどできない。]
……アカネ、此処は退くぞ。
キャスターとそのマスターよ。
この借りは……必ず!
[痛みなど無いかのように振舞う。
いや、事実感じている暇など無いのかもしれない。
今思うべきは己の体などではない。
どう生還するかだ。]
覇亜ァァァッ!
[雄叫びと共に、渾身の一撃で相手のマスターへ……そして地面へと切りつける。
その一撃は剣圧の風と共にコンクリートや砂埃などを撥ね上げ、散乱させた。]
さぁ、アカ……ネ……。
[同時に抱き上げようとする、がそれは叶わず。
もう己には片腕しかない、抱き上げることなどできない。]
[悠乎の似ているとの言葉に]
ああ、確かに君と僕は似ている。
君は覚悟を決めてしまった故に……。
僕は覚悟をもてなかった故に……。
手遅れとなったね。
故に聖杯が僕らには必要だった。
だけど、そんな事はもうどうでも良いのかな、死をもってこうやって開放されたんだから。
[――忘れていたはずの痛みが、襲ってくる。]
くっ……。
[唇を強くかみ締め。剣を握っていた手で強引に茜を抱えた。]
いく、ぞ。
[それだけを小さく呟くと、その場からセイバーの姿は消えていた。]
吟遊詩人、今日の結果にはびっくりだったよ。
それともし差支えがなければ、僕の投票の理由を簡単に教えてもらえないかな?
死んだ事に後悔はないけど、どんな理由があったのかは気になってね。
[
魔力の殆どを注ぎ込んで召喚した王は、紛れもなく自分よりも英雄に近い存在。
宝具こそ持たないものの、サーヴァントとも一応は打ち合えるだけの能力を持っている。
――……だが、それだけに。強力なだけに、維持は困難だった。
駱駝を駆る王は、煙のようにと消え失せる。
セイバーの姿が消えた瞬間に、意地も虚勢も消えた。自然に、膝が落ちた。
結界の援けもなく、宝具の連続使用などとは無謀が過ぎたのだ。
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