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――主が何かを叫んでいる。
あとは消え行くばかりの、この身体を揺さぶって。必死に、何かを叫んでいる。
――けれども、駄目だ。ここにいては、駄目なのだ。
]
――……令呪、を……。
安……全な、ところまで……運べ……と……。
……命、じて……下さい……。
[
――ただ、それだけを口にするだけで。
ごぼり、と。今更のように、血液が溢れ出す。
]
[
見た事のない表情を浮かべながら、言った通りの言葉を繰り返す主に。
――……最期の力で、その手を握って。最高の笑みを浮かべてみせて。
]
――……さよならです、延。
[
――令呪の魔力を、自らの存在が消える瞬間まで、必死に制御して。
あの屋敷へと――自らの主だけを、運んだ。
]
いや、聖。その気持ちはわかるのだ。体が勝手に動くのも。
私は、それすら出来なかったのだけどな。
キャスターもいったか。
私もそろそろ眠ろうと思う。
かなりうとうとしていた。
それではな。
[ソファに沈んで、寝息を*立て始めた*]
[そのまま振り返り、其処にいる人物……茜へと眼をやる。]
貴様、か。
信長を呼び、我を呼ぶ布石を作ったものは。
[ゆっくりと、茜へと向かって歩みを進める。]
良かろう、仮にも我が令呪を持つ者。
完全な肉体を得るまでは、生きる事を許す。
[その眼には感情は無く、唯々無機質に見下ろすだけだった。
そう、まるで何の期待もしていないという風に。]
[ゆっくりと振り返られ、目が合った。けれど――]
……っ
[そこには、何の感情も篭っていない目が、自分を見ていた。
すべて――
外見も、声も、何もかも変わっていない。けれど]
…上総介?
[掠れた声で、呼びかける]
上総介……嗚呼、信長の事か。
奴はもう、我が内に微かに残るだけの残留物。
強いて言うならば、この姿と令呪だけが……奴が居たという証。
[淡々と言い切ると、その腕を茜の首へと伸ばし、無造作に掴む。]
成程、お誂え向きに女というわけか。
遊ばせておくのも無駄だ。
魔力袋としてでも、利用するか……。
…あっ…!
[首を掴まれ、喉が掠れた悲鳴を上げる。
逃げなければ、と頭ではわかっていたが、体が言うことを聞かない。
壊れたプレイヤーのように、もう一度名前を呟く。]
……上総…介…
[段々と、意識が遠くなっていった]
……。
[再び信長の名を呼ぶ茜。
その声にピクリと反応すると、そのまま腕を放した。
どさりと落ちる茜、セイバーは其れを静かに見下ろす。]
それが、貴様の欲か。
[感情も無く、ただそれだけ呟く。
そしてそのまま、その場から*去っていった*]
[地面に落ち、すぐ近くに土の匂いがした。
段々と去って行く足音。]
……。
[口が何かの言葉を紡ごうと、開く。
けれど、そこから音が発せられることは無く、そのまま*意識が沈んで行った*]
いつまでも「自己紹介」やら何やらメロンもままではあれだから、色々と暗躍していたら……ツカサとキャスターが倒れたか。
壮絶な最期。しかと見届けた。
そしてヒジリ、我がマスターに毛布をかけてくれて礼を言う。
……いつも風邪を引くぞと言っているのに。
[毛布の中で眠る瀬良悠乎を小突いてから再びその場を去った。**]
礼を言う必要はないさ。
勝手にやった事だからね。
うん、壮絶な最期、見事だった。
それに明日からも気になるね……。
じゃ、見届けた事だし僕も寝るとしよう。
[腕を組みながら壁に寄りかかり立ったまま眼を閉じた**]
―西ブロック・教会―
[左之助は教会の長いすに座り、両手を祈るように組んで床を見ている。
彼はこの街の病院を知らない。だから梧桐をここに運び込むしかなかった。
表向きには知られてないが、ここにも医療施設があり、聖杯戦争で敗れたマスターたちの手当てで使われる事を知っていたからだ。
「最善を尽くす」
教会の人たちはそう言った。
だがその表情から、状況が楽観的でない事は左之助にも解った。
そして今――梧桐からの魔力の供給は断たれている。
自身の存在が希薄になっていく感覚。
左之助はこのままだと1日を置かずして自分の身が消えるであろう事を悟った。
ゆっくりと立ち上がり、教会の外に出る。
いつのまにか小雨が降り始めていた。]
「後を頼む」
背負っていた梧桐の声が頭をよぎる。
後を頼む……?後を頼むだと……?
俺にどうしろってんだ!!
[吐き出すようにそう叫ぶ。
召喚者に命を救われた無能な英霊、今の自分がそれだ。
このままでは今回も、何もなさずに消えて行く。]
お前無しでどうしろってんだよ……。
[もともと梧桐は戦いに向いてる男ではなかった。
こんな形で終わって良い男でもないのだ。
彼の妻が生きていたなら、暴力沙汰とは無縁な、慎ましい生活を送っていたはずなのだから。]
[その時ふと聖杯の事が頭をよぎり、左之助に目に光がともる。]
そうだな……このまま終わらせて良いわけがねぇ……!
[確かな決意を込めた瞳が、空を覆う厚い雲を*見つめた。*]
[その時ふと聖杯の事が頭をよぎり、左之助の目に光がともる。]
そうだな……このまま終わらせて良いわけがねぇ……!
[確かな決意を込めた瞳が、空を覆う厚い雲を*見つめた。*]
[ 突如としてツカサの魔力が膨れ上がった。溢れ流れる魔力が何かを構築していく――
――数刻の時を経て、そこには『呑み処・高楊枝』と書かれた看板を掲げた立派な屋台ができあがっていた。]
はい、いらっしゃいー。
[ 呑み処・高楊枝。只今開店!]
[ 突如としてツカサの魔力が膨れ上がった。溢れ流れる魔力が何かを構築していく――
――数刻の時を経て、そこには『呑み処・高楊枝』と書かれた看板を掲げた立派な屋台ができあがっていた。]
はい、いらっしゃいー。
[ 呑み処・高楊枝。只今開店!]
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