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[死に逝く時間、夢を見た。
遠い遠い夢だった。
大きな掌は、優しい顔の持ち主だった。笑っているのに、泣いているように見えた。
その手に縋って立ち上がると、元気良く駆け出す。]
ぎぃ……ィィ……。
[重力場が確実に内包する魂を潰しながら、動きを阻害する。仮面が放った折れた剣が胸に突き刺さる。痛み。恐怖。そして……感じたのは、怒り。
目の前で、自分の獲物の少女が死に絶えようとしていた]
ギィィィィッ!
[それを、決定的に殺すのは自分で無ければならなかった。その心臓に刃を立て、殺すのは最後の愉しみであった。
六本目の腕が生える。その先端には、ダビデの撃った鋼片で作りし……凶刃]
[さらさらと、水が流れる音。もう夢でもないのだろう。
流れていくのは、身体。
引き裂かれた身体は、溜め込んだ時間の余波で崩れ落ちていく。
祖父の遺体はなかった。死んですぐに朽ち果てるのだと、父が言っていた。
自分の体もまた、朽ちて吹く風に流れるように、姿を失っていく。
骨すら残らずに。
最後まで、令呪は輝きを放っていた。3つ残されたそれは、最後に消えていった。
着ていた衣服だけが、赤く染まり、散り散りに引き裂かれて、そこに*残っていた*]
再起動を促されるので発言前に独り言に残しておこう
[放たれた何かの効果だったのだろう。
腐った音が、崩壊を奏でながら目前で鈍くなる。
生える腕。生まれたのは刃。
分かっている。
少女との繋がりは途絶えている。
既に彼女は――――。]
[ 遅れてやってきた。目の前に広がるは最悪の状況。]
く…っ 一文字!
[ 異形の腕が握るは歪な輝き。目掛けて左之助は槍を繰り出した。]
[走り来る気配。
命じる声は聞きなれたもの。
振り返らずにバーサーカーは正体不明と死骸の間へ走る。
堕ちる断頭刃。
それを――――仮面で、受け止めた。]
[少女を絶命させる、あるいは亡骸を蹂躙する一撃を止めようと、繰り出される神速の槍……。
だが、それは一度見ていた。使い手の性格を映すかのような、愚直なまでに真っ直ぐな一閃。
執念か。キラーの腕が不自然に蠢く。あり得ない軌道を描き、その槍を避けた。
禍々しい動きで、刃はそのまま少女へと迫る。
ギィン、と。
その刃は、硬質な音と共に弾かれた]
[――少女は仮面を指して、泣いていると言った。
友を一人殺した。
友を二人殺した。
友を三人殺した。
誰かを殺した。
殺した。
殺した。殺した。
殺した。殺した。殺した。殺した―――。
一人を裂くごとに、自分が死んでいく気がした。
キャスターの魔術を受けても、消えなかった笑顔。
セイバーの剣戟を受けても、消えなかった牢獄。
だから。
仮面に入ったヒビは、キラーの一撃によるものではなく。]
[間に入ったのは、仮面。それは、もしかしたらそれこそがその男の本質なのかも知れない。
一撃は避けたが、さらに次の槍を構える男。
何処からかの魔術。
そして、目の前の仮面の男。
キラーは名残惜しげに血に沈む少女を見、すでに絶命していることを知り……大きく後ろへと跳ぶ]
[帰りたい、と誰かが言った。
殺して欲しい、と誰かが言った。
名前は何だっただろう、と誰かが言った。
必ず故郷へ帰してやる、と青年は約束した。
必ず自由を奪い取ろう、と青年は誓った。
生涯に於いてそのどちらも、果たされることはなく。
だから、無惨と決定した過去があったとしても、
この時代の人間を見て身を占めるものは――。
――空は綺麗だった。少女は安らかに眠っていた。
羨望であり、憎悪であり、復讐でもあり、殺意でもあった。
陰の怨嗟も知らぬ顔で築かれた平和に、苛ついた。
――殺してやりたい、と何度も思った。]
[血塗れた女を振り返ることなく、
決して叶えられることのない誓いを抱いたまま、
平等を欲した青年は風に紛れて消える。
去って行く敵を目に留めることはない。
ただ、惜しかったことがあるとすれば、
彼の刃が、この身を貫かなかったことか。]
[ただ見つめる事しかできなかった。
新たに現れた二騎のサーヴァントとキラーの攻防。
自分に出来たのは奥の手でキラーに多少のダメージこそ与えはしたがそれだけだった。
出て行って止める力などなく、気づけば場は静寂を取り戻していた]
せめて、最後ぐらいは……。
[悠乎の亡骸に魔術を施し見かけだけは全く傷のない状態へと戻した]
僕も撤退しないとね。
[ダビデに念話で撤退を伝えると闇夜の中へと姿を紛れこました。
最後の瞬間、少女の中に安らぎがあった事を*祈りながら*]
[ 男が、少女と異形の間に割って入る。異形が大きく跳び下がる。ツカサは、全身を朱く染めた少女の元へと駆け寄った。]
く…。
[ 無残な姿に唇を噛み締める。すでに少女ではないその人影を抱きかかえ、何かを言おうとするが、それはまるで言葉にならず。
振り返れば、男の姿が消失するところだった。]
………ッ
[ うつむき、歯軋りをする。足音に顔をあげれば、逃げられちまったと左之助が口を開いた。]
いや、ありがとう。…すまない。
[ それだけをようやく口にした時、何処からか飛来した魔力に身を強張らせた。が、それはハルカの亡骸より傷を消し去り、消滅する。左之助が辺りを見渡すが、今はいいとそれを止めた。
せめて教会へと届けよう。そう思った時、ハルカの身体がゆっくりとツカサの腕の中で消えはじめた。はっとして抱きかかえようとするも、ひとすじの光を残してハルカは*消失したのであった――*]
[さらさらと、水が流れる音。もう夢でもないのだろう。
流れていくのは、身体。
引き裂かれた身体。
二人の魔術師によって修復された身体は、その身体に溜め込んだ時間の余波で崩れ落ちていく。
まだまだ人の身には余る術だと。
祖父の遺体はなかった。死んですぐに朽ち果てるのだと、父が言っていた。
自分の体もまた、朽ちて吹く風に流れるように、姿を失っていく。
骨すら残らずに。
最後まで、令呪は輝きを放っていた。3つ残されたそれは、最後に消えていった。
仮面が消え、害した影が消え、少女が消えて。――着ていた衣服だけが、赤く染まり、散り散りに引き裂かれて、そこに*残っていた*]
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