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[自身も強いものとの対決を願っていたが、果たして人の身で英霊と戦うと言う発想が出来ただろうか。
そう左之助は自問する。
すぐに答えは出ないが、実際にそれをやろうとしている男が目の前にいた。
その事に喜び、左之助の気持ちが享楽に傾いていく。
すぐに決着をつけるのは勿体無い気分だ。
相手の腕前を見ようと、軽く踏み込み、浅い突きを放ってみる。]
[髪を撫でられて、ひゃぅっ、と小さく叫んでしまう。]
…くすぐったいからやめてよっ!
[大きな声で怒鳴ってしまい、はたと気付き、手で口を押さえた。
ふくれながら、数歩歩くと―]
……っ。
[妙な違和感を感じた気がして、立ち止まる。
神妙な顔で、隣を振り向いた。]
…待って、ここいら一帯に結界が張られている…。
[
どこまで自分の情報を得たのですか――まさか、馬鹿正直にそう訊ねるわけにもいかない。
仮面のサーヴァントと、交戦もせずに同行していたことから、少なくとも敵対はしていなかったことは確かだが。
]
――ええ、まあ。
あの少女は、あの歳で、私の主を圧倒するほどの才能を持っていました。
そんな彼女が、他者と慣れ合ったというのは、少し興味がありまして。
さすがはサーヴァント、今のをかわすか……ッ!
[手応えがあったと思われた一撃をかわされ、驚きと共に歓喜の声を上げた。槍を構えなおすランサーに対し、正眼に構える。]
気に入ってもらえて光栄だ。
[笑みを浮かべて得物を構え、再びランサーとの距離を詰める。]
む。
ランサーが戦闘享楽に傾きつつあるのか。
…………。
いや、聖杯の情報から考えて、最後に聖杯を破壊する選択肢も残されているか。まだだ。まだ地上が混沌に塗れそうだと判断するには早い。
きっとなんとかなる。はずだ。
怒鳴るな怒鳴るな。
[茜が己の口を押さえた手を、上から押さえる。]
まったく、純な奴だ……っ。
[その時、体全体に違和感が走る。]
ああ……、誰か仕掛けてるな。
[距離を詰めたところに襲う突きの一撃。常人であれば避けようも無いが、日頃の鍛錬が延の身体を動かし、キャスターの強化が助けた。]
――ッ!
[右に避けながらさらに距離を詰める。避けきれず、左の脇腹を掠める穂先。
痛みにも怯まず、ランサーに切り上げの一撃を放った。]
[目の前の鉄に向かってハリセンを飛ばした。]
いらん。
スパルタクス、その顔は私という存在を忘れたか。ならば、仕方ないな。
私も……本来の私に戻ろうと思う。
本来の私、と言うか、なりたかった私だな。
[少し考えた。リスクが大きいと判断する。けれどやってみたい事柄だった。]
[ 何かを、誤魔化したな。
説明された理由に心の中で否を唱える。主が生身でサーヴァントと相対しているこの期に及んでその質問は悠長すぎる。
考える。この状況下でわざわざ質問してきたのには勿論、意味があるのだ。察するに、何かを危惧しての確認なのだろう。であれば――このキャスターは、ハルカたちに正体を知られているのではないか。ならば…。]
そうだね。こんな立場での出会いでなければ、もっと判り合えただろう。惜しい奴らを亡くしたと思ってる。
[ どういった関係だったか…その質問に、軸をぶらした回答を返した。]
キャスターの眼から見ても、立派だったかい、彼女の才覚は。
[ そして、会話を延長するように質問を投げた。]
口調を変えるのは後回しにして、バーサーカーのことをなんと呼べばいい。
スパルタクスって長いんだ。
語感も硬いし。
スパたんでいいかな。スパたんっていうと、別の人を思い出すんだが。
それともお父様がいい?
……………………。
………………。
…………。
………。
どうした。
ツカサの角で頭でも打ったのか?
[女があまりにも妙なことを言い出すので、女の頭を揺さぶってみた。面識は無い……はずなのだが、なんとなく仮面をかぶるのが恐ろしい。
今は記憶を巡るのはやめておこう。]
いや、君が認識しているスパルタクスと私は別人だ。
私があのような無様な戦いをするわけがあるまい。
[蒲生の切っ先が体をひねった左之助をかすめ、服の一部を裂く。うっすらとにじむ血。]
かわしたつもりだったんだがなあ。
[どうやら相手は魔力による強化が行われているらしい。
軽くステップを踏みながら左之助は距離を置く。]
これは、なめていると危ない……か。
じゃあ、ちょいときつめに行くぜ!
[今度は思い切り踏み込み、わき腹めがけて槍の柄を振る。
鋼の塊が風を切り音をあげながら蒲生を襲った。]
…キャスターね。
[先日の戦いの時に、踏み込んだ結界と同じ波動を感じる。
さすがに、不利な土地の上に、結界まで仕掛けられていては、手も足も出ない。]
…出来るかどうかはわからないけど、解呪してみる。
このままでは危険だもの。
[そう言うと、大きく深呼吸してから、印を組んだ。]
――……そうですね。驚くほどに、魔術の展開が早く、巧かった。
あの歳であれならば、長ずれば、どれだけのことが出来たのでしょう。
それに、私の主は、彼女の術を"魔法"と呼びました。本当かは判りませんが。
この時代には、"魔法"とされる術は五個しかないそうですね――私の時代には、まだ二桁ほどはあったものですが。
兎も角、私などより余程、魔術師らしい魔術師であったと思います。
[
魔術師が立ち位置を変えるのを、特に意味があるとも思わず。
名を知ることもなかった少女の評価を、淡々と口にした。
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