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[2人の下に来ると左之助は軽く手を上げて、話を切り出す。]
よう、シエラ!
今、お前の家行って来たんだけど留守だったんでこっちに来たんだわ。
お前、大した魔力じゃないの。
始めてあった時は全然魔力感じなかったけど、猫かぶってたのか、初対面と言え人が悪いや。
[そう冗談めかして言った後、脇にいる男の方を向く。]
お初にお目にかかる。俺の名は原田左之助、幕末の剣士だった男だ。
聞けばそちらは武家の末裔とか。
今の世の武家も体を鍛えたり、帯剣したりしてるのですかね。
もしそうなら、1回サシで手合わせしてみたいもんだ。
まあ、横のお嬢さんが許してくれないとは思うが。
[左之助は視線をシエラと蒲生の間に走らせて、楽しげにそう言った。]
ここからが本題なんだが、決闘を申し込みに来た。
場所は流廻川付近。あそこなら人通りもほとんど無いだろうからな。
細かい場所は、まあお互いの感知で解るだろ。
今から共に移動しても良いんだが、途中人気の無い所も多々あるからなあ。
行くまでにぴりぴりするのは性にあわねぇ。
あと俺たちは目立ちすぎるってのもある。
時間は3時間後くらいでどうだい。
[そう一気にまくし立ててから、相手の反応を見た。]
え、ええと……。
[
目を白黒させて、言葉を詰まらせる。
最初は本当に気付いてはいなかったし、騙すつもりもなかった。
が、結局のところ、厚意を利用する形となったのは事実ではあった。
サーヴァント同士として出会ったなら、どのように言われても仕方があるまいと、覚悟はしていたのだが。
それが、笑顔で決闘を申し込まれるとは。
]
[ふざけている様に見えて、左之助にも計算はあった。
要するに「やり合いたいけど女が許してくれないよね」と言っているわけで、武士が相応の自尊心を持っていれば受けるだろうという思いがあった。
もちろんそれは、彼が生きてたころの概念ではある。]
――東ブロック・マンション――
[気配遮断。アサシンの能力をベースにするキラーのそのスキルは、かなりの質を誇る。あの状況で追っ手から逃れることができたも、それが無ければ難しかったであろう。
玄関で意識を失っているみなみを一瞥し、割り当てられた部屋へと入る。
気配遮断は続けたまま、部屋の隅の影へと身を潜めるように座した]
丁寧な挨拶痛み入る。貴殿といい、信長といい、堂々としたものだな。
蒲生延、蒲生家24代目の当主だ。先日は大した持て成しも出来ず失礼した。あまり気の利かん奴でな。
[言ってキャスターを見やった。
続く言葉を聞いて、全身の血液が逆流するような悦びを感じる。こうなってはもう止まらない。]
良かろう。“死損ね左之助”の槍捌き、存分に楽しませていただこうではないか。
[今にも抜きそうになる逸りを抑えて、ランサーを睨みつけながらその提案を呑む。]
3時間後だな。了解した。
よいな、キャスター。
投票を委任します。
キラーは、九鬼 聖法 に投票を委任しました。
キラーが「時間を進める」を選択しました。
おっと、その名を知ってくれているのですかい。
さすがは武家の末裔、油断がならねぇや。
先日の事は気にしないくだせぇ。こちらも突然の訪問でしたからねえ。
話は決まった、ではこれにて失礼。
じゃあな、シエラ、3時間後に会おうや。
[左之助は来た時と同じように軽く手を上げ、去っていく。]
おい、ツカサ、何鳩が豆鉄砲食らったような顔してるんでい。もう行くぜい。
[左之助はそう言うと、梧桐を連れて流廻川へと*向かった。*]
決闘の申し込みとは律儀なことだ。
ゴドウという魔術師、なかなか面白い。
予定が変わった。一旦戻るぞ。
[冷たい笑みを浮かべたまま屋敷に*戻った*]
[
――反対しなければならなかった、のだろう。
もっとも、その結果がどうなるかは明白だった。
主は令呪を使ってでも、一文字――原田左之助の挑戦を受けただろう。
]
――……三時間、ですか。
[
それまでに、主を翻意させることは出来るだろうか――いや、出来るはずもない。
そのような説得を試みるだけ、無駄なことだった。主の歓喜に水を差し、機嫌を損ねるだけになるだろう。
そう――……主は最早、止まるまい。
一切の手出しを認めず、ただ一介の戦士として、英雄にと挑むに違いない――英雄にだ。
近代の英雄とはいえ、英雄は英雄――もしも、主がそこに届くとすれば。それはきっと。
]
――……考えたくは、ありませんね。
[大股で歩む主の背を眺めて、*+小さく首を振った。+*]
―― 流廻川・昼前 ――
さてと。どのくらいで来るものかね。
[ 河原を一巡りし、人避けの結界を張り終えて左之助へと話しかけた。]
罠らしき結界がこの河原一帯に仕掛けられている。解除を試みたがどうにも私では手の施しようがない代物だった。あのシエラというキャスターが仕込んだものかも知れないし、誘い込まれないよう注意してくれ。
[ 感知できた限りの、罠の大まかな範囲を説明する。その配置を完全に感知できた自信がない上に、どのような罠かさえ把握できていない。どれだけのアドバイスになるかは判らないが、調べられた限りの旨を伝えた。]
[見知らぬ女にどつかれた。
スパルタクスは危うく鉄を丸呑みしそうになった。しかしそこはスパルタクス。何とかごっくんしてみせた。
改めて女を見る。
仮面が無い、と口を尖らせるということは、記録にあった今回の最初の脱落者に違いない。
青年はじっと見つめた。
手にはグラディウスで削った鉄の塊。見るからに舌が腫れ上がりそうなほど辛そうな、赤い雑草がたっぷり振りかけてある。
両者の間に流れる重々しい雰囲気。
胃の腑に落とす鉄より重く、研がれた刃の殺意より鋭く、青年は女を見つめ――]
――――食うか?
[真っ赤な鉄を差し出した。]
−蒲生邸−
[屋敷に戻って何をするでもなく、静かに過ごしていた。蒲生正宗の手入れを終え、布で包んだ後、身支度を整える。
ランサーたちと別れてから、もうじき3時間が経とうとしていた。]
そろそろ時間だ。行くぞ、キャスター。
何でぇ、既に敵の手が入っているのかい。向こうさんも本気だねえ。
向こうが呼び出しに乗ったのは、案外このためもあるのかもしれねぇな。
ふーむ、結界の位置はなるべく頭に入れるが、位置からして全部回避は難しそうだ。
[左之助はそう言うと、辺りの魔力に気を配りつつ、キャスターたちを待った。]
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