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[勢いよく突進してくるキラーの姿が眼に映る。
獲物が消えたとしても急に止まれるわけなどない。
サーヴァントでかわせない攻撃をかわせるわけもなくキラーその刃に体を貫かれた]
な、にやって、んだろうね……。
[血を口から噴出した。
体中がもはや助かる術はないと悲鳴を上げた。
だけど、なぜか顔は笑っていた]
まあ。
なんといおうとおまえは「バーサーカー」なのだがな。
しかし女子高生というものはどうすればいいんだろう。
ギャル文字とやらを使えばいいのか。
それとも流行の言葉遣いをするべきなのか。
……わからない。
[目の前の少年がナイフを避ける。その怪我ではあり得ない跳躍を見せる。
感じたのは、強大なる魔力。先ほど、この少年が現れたときにも感じた力]
邪魔ヲ……。
[感じた怒り。
手の届かぬ場に行った少年。だが、キラーはその加速を止めなかった。いや、止まれなかった、と言う方が正しい。
傷つけ、蹂躙し、楽しむ過程もなく。
鋼片のナイフは、アーチャーの後ろにいたそのマスターを、突き刺していた]
[血にまみれた体をみて改めて自身の死を認識する。
まさに無駄死にである、自らのサーヴァントを庇ってなんて。
だけど、それで良い気もした]
ガハッ!!
[吐血は止まらない、意識も定かではなくなってきた。
だけど、すべき事はすぐに認識できた
キラーの腕をしっかりと掴んだ]
Gravedad de la ruina
[たった一言の詠唱、それで十分だった。
代々伝わる魔術刻印に刻まれた魔術はそれだけで発動する。
地震すら耐えられない重力場を発生させる捨て身の魔術。
発動した重力場はブラックホールとなりその場に大きな陥没を作り出した]
[それは予期せぬ形で現れた。
今にも振り下ろされんとしていた刃の先に、自分ではなく魔術使いの姿。その情景を上空から見下ろす己。驚愕に声を奪われる。
しかし少年には為さなければならない事があった]
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。
主の栄光は地に満つ。
[聖句の詠唱を挟む。装填された鋼球に、先のものに倍する魔力が収束していく。上空で輝く白い光。一瞬の流星のように]
主の御名において、僕(しもべ)たる我が茲に願う!
――《恐るべき御稜威の王(レクス・トレメンデ)》!
[その瞬間、少年はただ伝説を再現する配役の一部となる。
青年を助ける事が適うか否か。
サーヴァントとしての本能的な思考すらも消え――敵へ目掛けて必倒の光弾を放った]
ええい。
私はマスクメロンだと言っている。
バーサーカーはジャックに譲る。
[「バーサーカー」は多分資料の誤植か何かだと主張した。ちゃんと書き直しておいたぞ。]
女子高生かは分からないが、マスクメロンを二人の前で頑張って頬張るがいい。きっと悩殺出来るに違いない。
私は見守れないがエールが必要ならその仮面を代わりにするがいい。涙を書き加えてしまったようだが。
[生み出される重力場。バーサーカー戦でも受けたブラックホール。だが、それとは比べものにならない魔力規模]
ぐ、ギィィィィィッッ!
[悲鳴を上げる。鋼片をさらに突き刺す。イレギュラーであったためか、それは明確なる死の場所を貫いていなかった。普通に殺傷するには小さすぎる刃。相手はまだ死んでいない。それが故の反撃。
ならば、殺す。
重力場でまったく自由がきかない。だが、刃を動かし、ねじり、その死の場所へと移していく。
だが、その凶刃は終に、届かなかった]
さて。予定より長居しまったな。
折角格好つけたのに台無しだ。
…………。
――――フ。
……いや、これも私らしい幕切れか。
マスクメロンも渡せたことだ。
これで未練なく世を去れる。
寂しさなど明日になれば紛れるはずだ。
ではな。亡霊は改めて消えるとしよう。
バーサーカー、「マスクメロン」のサーヴァントでは恥ずかしいと思わないか。
せめて他の名前にしよう。
そうだ。
復讐者(アベンジャー)はどうだ。
[口調がわくわくしている]
ゲホッ! うっ、ぐ……。
[ねじりこまれる刃に悲鳴を上げる。
痛覚が麻痺してくれれば良かったのにと最後まで下らない事をおもっていた。
瞬間上空より聖なる弾丸が飛来しキラーへと命中する。
弾丸の余波で重力場は消滅し開放された体は空中へと投げ飛ばされた]
[中身]
実はそれは設定提出の段階で(控え目に)追記していました。
スパルタクスってバーサーカーってよりアヴェンジャーだよね。あらゆる意味で。
[それは、一瞬の事。アーチャーが怪我を負い、地面に転がった。そのまま終わるのだと目を閉じれば、名塚の令呪が耳に届く。目を開けた次の瞬間、キラーのナイフが刺さっていたのは名塚だった]
……自分を守れではなく、キラーを殺せでもなく。
ダビデを守ったのね。
[愚かだと言ってしまえば一言で済んでしまう名塚の行為を、けれど笑う気にはなれなかった。浮かび上がるブラックホール。離れているここまで大気が歪み、立っているのが苦しかった。だが、それよりも]
っ、キラー!!
[崩れていく。崩れていく。崩れていく。存在が、魂が、罪悪が。
ジャック・ザ・リッパーが、崩れていく]
我ラが、苗床ハ……芽吹かず、か……。
[崩れゆくキラーの言葉。その言葉の途中からは、単一の声であった。
群体でもなく。魔術師でもなく。女性でもない。
それは、かつてアーチャーの宝具をその身で受け止めた時と、同じ声]
[その声は自嘲気味に笑い、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
崩れながら]
この罪悪の集合体……木の葉が降り積もるように構築された、偏った魂の情報。歪な原初の土。
[それは、ジャック・ザ・リッパーという群体意識の底に流れる、その存在そのもの]
なあ、この不完全な苗床でも、聖杯ならば、産まれ出ることが可能だった……だろうかな?
そして……秩序と善の具現よ。
罪から産まれた我は、やはり悪になっていたのだろうかな。
[力なくそれは笑い、そして]
みなみ。我を受け入れてくれた、者よ……。
[跡形もなく、消滅した]
[地面に叩きつけられた。
立ち上げる事は叶わなかった。
四肢に力を入れても動く事がなかったのだ]
ダビ、デ……。
ジャ、ックは……倒せ、たん……、だ、ね。
よく……やって、くれ、た…。
[もはや視覚すら働かない。
命中までしか確認できなかったがキラーの消滅を確信する]
[ふっ、と光芒が収束し、消える。眼下には霊的基盤を打ち抜かれ存在を維持不能になりつつある“英霊たりえなかった者”の残塊]
……其処から芽吹いたならば、疑いようもなく完全な、殺人のみを規範とする悪。主我も意識も持たぬ“現象”そのものとなっていたのかもしれませんね。
[投擲の反動が消え、少年は落下し始める。空中に投げ出された青年の姿を見つけ、壁を蹴って飛び寄った]
マスター! なぜ……あんな使い方を!
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