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[眼を覚ました、いつの間にか寝ていた事に気づいた。
魔力の消耗の影響が体にも現れていた]
でも、お陰で魔力は戻っているな。
[再度ダビデが残していったルーズリーフを手に取る。
残っているのはセイバーかライダー、どちらにしても強敵にはちがいない。
どちらか正しいのか判断に迷っていた時、その答えを持つものが戻ってきた]
[ドアが開く、入ってくる可能性がある人物は一人しかいない。
先程気を使わせてしまったことが後ろめたかったのか、体が勝手に動いた。
鞄から意味もなく手持ちの魔術礼装を取り出していた]
おかえり……。
[自然に言葉を発する事が出来たか、自信がなかった。
このまま不自然な状態で会話を続けるのかと思ったが、そんな事にはならなかった。
ダビデが持ち帰った情報の存在がそれを解消してくれた]
結界、キャスターか。
解呪できないか確認するべきだな。
そこで対峙するかは別として、不利なポイントは出来るだけ少なくしたい。
[手元の無意味な作業を終えてダビデの方を向く]
信長がセイバーか、ってことはライダーが召喚されていないって事になるのかな。
とにかく、戦闘を避けられて何よりだ。
[その後は、信長とそのマスターの情報について詳しく聞いた]
それじゃ、僕は少し物資の補給をしながら結界の様子を見てくる。
悪いんだけど、遠くからまた見張っていてくれるかな、サーヴァントが襲ってくる可能性がないとは言えない。
[ダビデが静かにうなづくのを少し安心したように見つめた。
隣ではなく遠くでといったのはやっぱり心のどこかで後ろめたさが残っていたからに違いない]
―中央通り―
[ふぅ、と大きく息を吐いて、商店街の中を歩く。
先程まで、散々信長と、買い物に同行するしないの話で揉めていたのだ。
絶対に単独行動をさせない、と言い張る信長に、アーチャーと対峙した時の羞恥もあったため、近所に買い物に行くくらいの事でついてこなくていい!と突っぱね、頭に血が昇ったあげくに令呪の行使も辞さないという姿勢を見せたため、相手が折れた形になった。]
…まったく、どこまで過保護なのよ…。
こんな昼まっさかりに、人通りの多い所で何かあるわけないわ。
[ぶつぶつ呟きながら、道を歩く。]
[歩きながら、ふと、アーチャーと名乗る少年の言った事を思い出す。
『勝者への恩寵がどうなるかも不確かだとしたら』]
……。
[あの時、何故自分は彼に返答できなかったのだろう。
以前の自分なら、即座に答えたはずだ。
「聖杯が本物かどうかなんて、どうでもいい。手に入れる事だけが私の目的だから。」
そもそも、自分には叶えたい願いなんてものは無かった。けれど今は―
そこで、歩みがぴたりと止まる。]
(― 失いたく…無い)
[それを思うだけで、胸が痛くなる。]
(もう、二度と――)
[差し伸べられた手、掴めないままに、永遠に失ってしまった。
あの時から、大事な物は持たないと心に決めていた。
なのに、繰り返す自分は愚かだと、人は笑うだろうか――]
……っ!?
[その時、左手の令呪がピリッと痛む。はっとして辺りを見回した。]
……近くに、にマスターがいる。
[それも、感じる魔力からして、今までに接触した輩では無い、新たなマスターの気配。
思わず、唇を噛んだ。]
―中央通り―
[貸倉庫にはいり荷物を取り出した。
一般的には所持しているだけで犯罪となる銃や爆弾など。
それと取って置きの魔術礼装である。
ダビデはいった「しかし、私にとっては脅威ではありません」と]
確かに脅威にはならないだろうなぁ、僕じゃ。
でもさ、また昨晩のような場面に出くわしたら僕はきっと同じことをするよ。
[どれだけ取り繕っても心の弱さは簡単には克服できない。
ならば、サーヴァントを撃退できるように自らの守りを固めるしかない]
[荷物を取り出していると令呪に痛みが走った。
そしてその気配は近づいてくるようだった]
ついてないね、この場所で敵か。
[倉庫からの出口は一つしかない。
待ち伏せが決まってる中、出て行くしかないのだ]
[令呪の反応の強くなる方に、歩みを進めると、貸倉庫の並んでいる場所に着いた。
慎重に場所を探ると、その中の一つから、マスターのものと思われる魔力を感じる。]
……。
[倉庫の出口は一つのようだ。そこから、充分な距離を保った墓所に立ち、息を一つ吐いてまだ見ぬ相手に告げる。]
…お互い、存在には気付いてるでしょう。
出てきてくれないかしら。
[懐にそっと手を入れて、短剣を握った。]
[降伏喚起のような見下す声が響く。
取り出したばかりの拳銃の安全装置を外していつでも打てるようにした]
女か……、セイバーのマスターか?
[頭に浮かぶのは先程手に入れた情報。
時間を置いた所で状況が変わる事はない。
出て行くしかなかった]
[倉庫から出てきたのは、男だった。
セイバーのマスターかと問われ、眉間に皺を寄せる。
初めて対峙する相手に、自分の情報を知られているのは気に障る。それも、一日の内に二度も。]
そういう貴方は、アーチャーのマスターかしら。
[今まで出会ったマスター達は、アーチャーのマスターでは無い。ならば、目の前に居る男がそうなのだろうと、問う。]
[倉庫から出た先にいたのは女だった。
ダビデから聞いた情報と一致した、セイバーのマスターで間違いない]
質問に質問で返すなって習わなかったかな?
だから、その質問には答えられないね。
[目の前の女はイライラしているのが明らかだった。
怒りは煽れば隙となる、ならば挑発しない手はなかった。
それに今は胸を張ってアーチャーのマスターといえる気分でもなかった]
――東ブロック――
[感じたのは、魔力の気配。元より付近に張られていた結界が放つ強い魔力の匂いで解り難くはあったが、それでも間違う事は無い。その元は複数であるような気はしたが、具体的に何人か、それがマスターかサーヴァントかまでを判別するには至らなかった]
そろそろ、帰んないと……。
やっぱ結界も張ってあるし、危ないもんね。
[体を硬くしたその瞬間。頭上から落ちてくる黄色いボール。息を呑んだ。数秒の間。小さく、良く弾むそのボールは特別みなみに害を成すようなものではないようだった。ボールを拾い上げ、その場から離れる]
――『召喚されたのは7騎でなく6騎。
今回の聖杯戦争の異常を調べなさい』
[綺麗な文字だった。聖杯戦争に関わっている人間で、みなみを狙ってこんな情報を落とす相手は限られている。だがそれを抜きにしても、文字が人となりを表すとするのならば、このメモの書き手が誰かは一目瞭然だった]
どういうこと……? だって、七つのクラスがあって、七体のサーヴァントが呼ばれて、それで……。
[言葉に詰った。それが"異常"だと言うのなら、今回の聖杯戦争に"異常"があるというのならば、みなみは一つ、"異常"を目にしている]
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