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[晒された姿に、息を呑んだ。
仮面をとった姿は、とる前とずいぶんと変わっていて。]
……スパルタクス。
それは、ずるい。
[マントの下の武具たち。それは魔術師として目を見張るものだった。遺物。
その奥は暗く。]
ずいぶんと色んなものを持っているのだな。重いだろう。
使えない武具なら、おいていけばいいのに。
私の名は宝具に直結しすぎています。
故に、アーチャーとのみ、お答えしましょう。セイバー。
[この国で生まれ育ったらしき傍らの娘に視線を流した]
……そちらの魔術師であれば、或いは学びの過程で私の姿を目にした事があるやもしれませんね。
随分と理想化された姿ではありますが。
[何故か、初めて対峙するサーヴァントが、信長の名前を知っていた事に驚いた。そして―]
……第六天魔王?
[聞き慣れないフレーズ。
けれど、何故か気になって呟いた。]
何がずるいのかさっぱりだ。
[明らかに「正体」について狼狽している。
既に仮面の下となった素顔はクク、と笑ってそれを眺めた。]
……確かに武具としては使えまい。
だが、私は奴隷として生き、奴隷として死んだ。
先ほども言ったが、それはもう決定された結末だ。
友を殺し続けたことも。
私が――――帰してやれなかったことも。
棄ててしまうわけにもいくまい。
[マントを閉じ、「使えない」武具を幽閉する。]
――そういう事ならば仕方があるまい。
互いの名も名乗れぬとは、無粋な戦もあったものだな。
[腕を組み、小さく息を吐く。
わかっていた事だが、この戦は己が知る戦と違いすぎる。
互いの名に誇りを乗せて吼えられぬなど華が無い。]
その言葉からすると、名の知れた大層な英雄の様だな。
ふむ、強者との喧嘩というのは恋と同じく心が躍り熱くなる。
どうだ?ここで死合うというのは。
[薄い笑みを唇に。なるほど、悪役として描かれた際に誇張された苛烈さも、幾分かは真実らしいと感じた]
既に三組との交戦、ですか。噂に違わぬ迅速ぶり。
ですが、真名を名乗れないのと同様に、今は私には戦う気持ちはありません。
[一拍置き、真摯な表情で理由を述べる]
――此度の聖杯戦争。
七騎ではなく六騎しか召喚されておらず、本来あるべきではない役割(クラス)の者までが召喚されているとしたら。勝者への恩寵がどうなるかも不確かだとしたら。
セイバー、貴方はそれでも戦いを求めますか?
ずるい。ずるい。ずるすぎて私が私でなくなってしまいそうなくらいだ。
いやそうではなくて。
棄てるんじゃなくて、おいていけばいいのに、と言ったんだ。それだって重いだろう。
思い出を下げているのなら、重さはないのかもしれないが。
…………。どちらも同じことだ。
共に背負うのでなければ、置き去りにするのと変わらない。
背負い続けるのでなければ、忘れてしまうのと変わらない。
帰してやりたかったし、せめて墓を立ててやりたかった。
だが、もうどちらも叶わないと決定されている。
彼らの思い出を――いや、無念を。
この身に纏わず戦いに赴くなど、どうして出来よう。
[アーチャーの言葉は予想外のものだった。
まさかその様な事態になっていたとは予想など付きよう筈も無い。
だが、驚いたのは一瞬。
その後は再び楽しげな笑みに戻る。]
ハッ、愚問だな。
確かに求めるものが得られる保証はないかもしれんが……。
――男たるもの、生まれたからには天下を夢見るもんだ。
目の前に派手な喧嘩があったなら、混じらなきゃつまらねぇ。
勝者にならなきゃ気が済まねぇ。
そして何より……。
[そこまで言うと、横に立っていた茜を抱き寄せ肩を抱く。]
[アーチャーと名乗った少年に声をかけられ、体がびくりと震える。
何か、圧倒させるようなオーラのようなもの。相手にはそれがあった。
だが、気圧されるのが悔しくて、強く相手を睨み付ける。]
……。
[真名を名乗らないのは、術師としての自分にはよくわかった。
呪術において、名を知られるという事は致命傷になる場合がある。
けれど―
続く言葉に、眉間を寄せる。]
[献立を考えながら立ち尽くしている。]
…………。
ふむ。我々が脱落したことは必定だったようだ。
[地上のらぶ模様を眺めている。ひゅーひゅーしたい。]
[アーチャーと名乗った少年に声をかけられ、体がびくりと震える。
何か、圧倒させるようなオーラのようなもの。相手にはそれがあった。
だが、気圧されるのが悔しくて、強く相手を睨み付ける。]
……。
[真名を名乗らないのは、術師としての自分にはよくわかった。
呪術において、名を知られるという事は致命傷になる場合がある。
けれど―
続く言葉に、眉間を寄せ、口を開きかけた途端]
……っ!
[抱き寄せられて、言葉を失った]
[自らの求める儘に歩み、それが風狂の道となった天性の傾奇者。雑多な書籍の中に、そういう評価を下していたものがあったと思い出した]
聖杯戦争に勝つことだけが目的ではないのでしょうね。
個々の戦闘に勝つことも、貴方にとっては手段でなく目的、と。
剣の英霊たるに相応しく、勇猛な方だ。
[彼がそのマスターを抱き寄せる様子に、潮時か、と察する。
跳躍に備えて脚に力を込めた]
ですが――私はやはり、此処で戦うには準備が足りない。
間合いを見ても、此方に有利とは思えませんから。
おさらばです、セイバーとそのマスターよ。
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