人狼物語(瓜科国)


361 聖杯戦争村 Fate/desire  


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瀬良 悠乎

 ジャック・ザ・リッパー……切り裂きジャックだと?
 しかもキラーなどというクラスはない。

 英霊など程遠い。
 
 呼び出したのは、どこの魔術師だ……?

[それでも、サーヴァントであることに変わりはない。一介の魔術師に、勝利することは出来ない。何より、攻撃する手立てを持たないのだから。]

 くっ……。

[バーサーカーがどこにいるのかを考える。反対の方向へ向かったはずだった。令呪で呼ぶか、それとも。

――逃げられるはずだ、と囁いたのは、自分ではない何か。自分でもある何か。
 魔術を、そう思って紡ぐ詠唱。]

( 311 ) 2009/08/22(土) 02:08:49

キラー

…………げら…………。
   …………げら…………。
      …………げら、げら…………。

[キラーの全身に醜く歪む顔が湧き出す。下卑た笑い声がした。少しずつ大きくなっていく。無数の視線が目の前の華奢な少女を捉える]

もう少しだったのだがな……。

[名残惜しげに鋼片を眺め、しかしふっと笑った。それもまた、楽しいとでも言うように]

……さよならだ、みなみ。

[小さく呟き、その男は意識を手放した]

( 312 ) 2009/08/22(土) 02:09:03

【独】 瀬良 悠乎

/*
>>312
やっぱりとても萌える

( -17 ) 2009/08/22(土) 02:13:40

キラー

[その姿は影のように揺らぎ、そして醜悪でおぞましい。
 全身の顔が、その口を限界まで裂けさせニィィと笑む。
 そこに先ほどまでの男性のキラーはおらず、
 ただ、化け物があった。

 久しぶりの獲物を、敵ですらない獲物を前に、それは哄笑する]

( 313 ) 2009/08/22(土) 02:14:22

バーサーカー

――現在・中央ブロック・病院前――

[折れた剣。濁った輝き。
 友の屍に耐えかねた剣は、こうして今も手の中にある。
 時を越えてここに、その役割を終えたのだ。]


 私の願いは。
 …………。いや、私達の願いは。

[いつかビルの上から見た町の眠りを思い出す。
 とても静かで、平和で、やはり空は綺麗だった。

 いつか見た、マスターの安らかな寝顔を思い出す。
 とても静かで、凡庸で、風はとても心地良かった。

 浮かび続けた感情は常に一つ。]

( 314 ) 2009/08/22(土) 02:14:29

【削除】 バーサーカー


 …………。

[けれど、それ以上を口にすることは、無い。
 代わりに。]

 そうだな。
 私の願いは、友に私を殺して貰いたい。
 といったところか。

[聖杯に託すものではない答を口にした。]

2009/08/22(土) 02:15:17

バーサーカー


 …………。

[けれど、それ以上を口にすることは、無い。
 代わりに。]

 そうだな。
 私の願いは、友に私を、

[聖杯に託すものではない答を口にしようとして、]

 殺し、て――――。

[流れ込んでくる魔力が、ちくりと棘に変わった。
 仮面を上げる。
 見つめる先は、長い建物が乱立する東ブロック。]

( 315 ) 2009/08/22(土) 02:16:40

瀬良 悠乎

[目の前のサーヴァントの顔が、姿が、様子が変わっていく。響く笑い声に、ぞっとした。]

 な……?

[その異様な様子に、詠唱を止めた。
絡みつくような視線が、動こうとする意志を妨げた。

笑う顔。

だめだと、何かが言った。

小さく呟かれた声は、耳に入らない。咄嗟に、身を庇うように動いた。]

( 316 ) 2009/08/22(土) 02:17:15

バーサーカー

[道を迂回していては間に合うだろうか。
 危機を報せる棘が、一つ、また一つと多くなる。
 マスターの焦りも代弁しているのだろうか。
 それとも、――――自分が焦っているのか。

 決定した選択は、病院の敷地を横断して東ブロックへ――。]


 すまない。ツカサ。
 マスターがまずいようだ。


[ツカサに背を向け、敷地を横断する為、駆け出す。]

( 317 ) 2009/08/22(土) 02:21:14

キラー

[腕――先端に刃を備える鎌のような長い腕が瞬時に生えた。一本、二本、三本……計、五本。
 数は一つ少ないが、それが制御をより安定させているのか……以前よりも禍々しく、研ぎ澄まされた刃。

 異様な姿を見て、少女が身を強張らせる。それで、さらに哄笑が生まれた。心底からの、喜び。

 やることは一つだった。
 少女の元へとキラーは一足にて間合いを詰め、五本の腕を振り下ろす]

( 318 ) 2009/08/22(土) 02:26:01

梧桐 曹

[ 薄く笑う仮面の下に、どのような表情があるのだろうか。ただ黙って聞いていたが、肝心な処がツカサの耳に届かなかった。]

――え、なに?

[ 聞き返そうとした刹那、仮面の男に緊張が走る。]

 あ、おい、あんた?

[ 駆け出した英霊を、思わずツカサは追いかけていた。]

( 319 ) 2009/08/22(土) 02:30:33

瀬良 悠乎

[その顔は、先ほどまでのキラーとは違っていた。
ただの、殺人者の顔。

逃げようと踵を返す。

 動かないのは、足ではなく。

  動かずにいる、足。

逃げようとしているのが、理性かもしれないと、どこかで思った。
令呪で呼べば、詠唱をやめなければ、最初に気づいていれば。逃げることに、枷を付けたのは――]

 まだだ。

[詰められた間合い。振り下ろされる五本の腕。
地面に手をついて、アスファルトを陥没させ、その衝撃と共に、地面を蹴る。]

( 320 ) 2009/08/22(土) 02:31:22

アーチャーが「時間を進める」を選択しました。


瀬良 悠乎

[肩を、一本の腕が抉った。痛みが、熱さが、身体に走る。
もう一本は足を裂いた。鮮血が、服を、地面を濡らして行く。]

 バー……サーカー!

[呼びながら、駆けようと、裂かれた足を地に付けた。同時に、声も上げていられないほどの、熱。]

( 321 ) 2009/08/22(土) 02:34:59

バーサーカー

[病院の敷地を横断する。
 今ほど風まで邪魔に思うことはない。
 このまま横断して塀を越え、更に道を駆けて――。
 考えれば考えるほどに到達時間が遠く思える。
 くだらないことを考えている間にも、棘は多くなる。

 だが、もっと不可解なのは、]


 まだ何か用があるのか! ツカサ!


[背後に、きっちり同じ気配がついてきていることだった。]

( 322 ) 2009/08/22(土) 02:35:30

バーサーカー、更に加速する。

( A60 ) 2009/08/22(土) 02:37:45

【削除】 名塚 聖

[目の前で振り下ろされるいつぞやの五本の腕。
その腕が少女を捉えようとした瞬間だった。
一瞬少女の姿が消え、命中するはずだった腕のいくつかは空を切る]

完全にはかわしきれないか……。

[自分ならどうだろうか?
シュミレーションの結論は回避可能だった]

しかし、瀬良悠乎。
なぜサーヴァント呼ばない?

[マスターではサーヴァントに対抗する術が啼いを理解していないとは思えない。
少女とサーヴァントの事情を知らない身からすると不思議で仕方がなかった]

2009/08/22(土) 02:42:10

瀬良 悠乎

[まだ。まだ死ぬわけには行かない。

そう思うのは、何故なのか。浮かぶ疑問。

痛みに耐えて、どこへ行くというのか。

 疑問は、本音だったのかもしれない。]

 キラー……。私を、殺せばいい。
 その五本の腕で。もっとあるのかもしれないな。

 殺したいのだろう? 

 本能のままに、切り裂けばいい。
 私はそれを望んでいるのだから。

[静かだった。認めてしまえば、それはあまりに空虚で。]

( 323 ) 2009/08/22(土) 02:42:32

名塚 聖

[目の前で振り下ろされるいつぞやの五本の腕。
その腕が少女を捉えようとした瞬間だった。
一瞬少女の姿が消え、命中するはずだった腕のいくつかは空を切る]

完全にはかわしきれないか……。

[自分ならどうだろうか?
シュミレーションの結論は回避可能だった]

しかし、瀬良悠乎。
なぜサーヴァントを呼ばない?

[マスターではサーヴァントに対抗する術が啼いを理解していないとは思えない。
少女とサーヴァントの事情を知らない身からすると不思議で仕方がなかった]

( 324 ) 2009/08/22(土) 02:42:39

キラー

[爆発的な、とでも形容すればいいだろうか。華奢なその身体からは考えられない動きで、少女は振り下ろされたキラーの腕をかいくぐった。
 サーヴァントで無くても、魔術師。キラーはさらに笑んだ。あの少年が放ったような、あの槍騎士が内包していたような、自分を消滅させかねない力は感じない]

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ―――――!

[笑った。イキのイイ獲物。少女の行動は、嗜虐心を高めるだけの効果しか得られなかった。

 五本の腕が鞭のように、蛇のようにしなり蠢く。それぞれが別の生き物のように、少女めがけて殺到する]

( 325 ) 2009/08/22(土) 02:43:02


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