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主の指摘に、成る程と納得する。
殺人者。あるいは、何らかの特定存在に対する絶対的な切り札。
仮に後者が、サーヴァントに対してのそれを指しての呼称ならば。
あのとき無傷で逃げ切れたのは、僥倖だったということか。小さく、溜息を吐く。
]
それで――……マスター、本日はどうしますか?
[言って。いつの間にか中天を過ぎていた太陽を、ふと省みた。]
―教会・大聖堂―
[たしか、この辺りだった筈だ。扉越しとはいえ、建物の構造と大体の方向から見当を付けて大聖堂に入っていく]
……あれは……。
[ステンドグラスに描かれた聖図像。日の光に照らされ、美しく輝いていた。無意識に足を止め、胸に手を当てて頭を垂れる]
……主よ。あなたの恩寵が常に僕(しもべ)の上にありますよう。
―教会・大聖堂→台所―
[聖堂内を奥へ進み、扉に手を掛ける。軽く二度、ノックした]
もしもし、誰かいらっしゃいますか?
ついさっき、悲鳴が聞こえたのですが。どうされました?
[声を掛けて、扉を開く。その向こうでは、一人の少女が茫然と立っていた]
[不審には感じた。だが、口には出さなかった]
ああ、だいぶんマシにはなった。やはりサーヴァントであるのは得だな。右腕は折れているのでまだ修復できないが……左腕は動きそうだ。
[言って、ふと笑う]
サーヴァントか。聖杯戦争などというもの、関わり合いになることすら無いと思っていたんだがな。
だから言ったでしょう。
これ以上にやっかいな事実がありますか?と。
どんな願いでも叶う奇跡。
根源へと至る最も近き階段。
これを教会が壊すという判断をするとでも、貴方は少しでも思ったのですか?
[余りに若い言葉に、内心でため息を付く。]
思惑のない物なんてこの世にありませんよ。
互いの思惑、そこにある利。
それによってこのセカイは廻っているのですから。
[腕を組み、首を鳴らす。]
裏で何か、ですか。
そんな器用な事ができるなら、最初からマスターが全員教会上層部になる様にしたら簡単でしょうなぁ。
うっわ〜〜、人来ちゃったっ!
ど、どしよ? どしよ?
[軽いノックに聞きなれぬ声。慌てていると少年が扉を開いた。]
あわわわ……って、貴方サーヴァントじゃないですか。
いったい、教会の台所にまでどうされたのでしょう???
[アーチャーを見て、目をまんまるにした。]
[時間だと思った。トランクを閉める。立ち上がると、それを隅に置いた。]
そろそろ行くか。
……?
[なぜか、そこを離れ難かった。気にせずにバーサーカーのほうへと戻る。もう、窓から差し込む日は赤く、日が落ちようとしていた。]
―教会・台所―
[台所の様子を見回しながら、困ったような表情で頷いた]
……いえ、一体何があったのかと思ったもので。
聖杯がない、などと聞けば驚きもします。サーヴァントとして現世に呼び出された、まさにその理由ですからね。
[そう言って、にこりと微笑んでみせた]
[直視できない後ろめたさを埋めようと、嘘はついていないと自分自身に言い聞かせた]
そっか、それなら良かった。あんまり、無理しないでね。
今すぐにしなきゃいけないことがあるわけでもないし。
[胸の前で組んでいた腕を解き、軽く羽織ったカーディガンから覗く令呪に目を落とした]
確かにキラーがサーヴァントとしてここに居る事は何度考えても不思議。大して聖杯戦争の事を知らないわたしでもそう思うもん。
ねえ、キラーは、魔術師だったんでしょ? マスターとして関わることも無いと思ってたの?
ほう、それが今の世の飯か。
[なにやらゴソゴソしだした茜が気になり、後ろから覗き込む。
肩に手を載せ、顔は頬の横だ。]
何やら味気なさそうな物だな。
見た目的にも楽しさがない。
そんな事、思うわけないじゃないですか。
僕も成敗を求めるマスターの一人ですから、一応。
[相手の呆れた様子にも笑顔で答える]
壊さないと思ったからこそ、裏を疑っているんですよ。
僕も協会の仕事はしていますからね、教会はあまり信用していないんですよ。
貴方個人を攻めるつもりはないんですけど、それだけ不確定な要素が含むと疑いたくもなりませんか?
独占が出来ないからこそ、一人息のかかったマスターとサーヴァントを隠匿している。
だから、六騎しかサーヴァントがいないなんて考え方も出来ますしね。
その辺は、言い出したらきりがないので止めておきます。
では、貴重な情報をありがとうございました。
[礼をして教会から外に出た]
―教会・台所―
それにしても、神父殿だけでなく貴女までお分かりになるとは。
この時代、聖堂教会の人材は十分足りているようですね。
まことに喜ばしいことです。
[少女にそう続けて、何か困り事はおありですか? と首を傾げた]
昨日と変わらん。我らに有利な地を増やすのだ。信長ほどの破格ならば、これまで以上に念入りな準備が必要となるだろう。
[ふと、キャスターの視線を追う。]
……そうだな。そろそろでかけるぞ。東のビル群はいい戦場になり得る。あの一帯をお前のものにしろ。
[言って、外出の準備をするため、席を立った。]
ふぁ……!
[慌てた様子で、口元を手で押さえる。]
いけない、ごめんなさい。
えっと、あの、実は……。
[バーサーカーのマスターが連れて来た猫に、面白がって"聖杯"という名前を付けたこと、その猫の姿が見当たらない事を説明した。]
ちょっと、猫を頭の上に乗っけて「我こそはライダーニャンコにゃるぞ〜」って言っただけなんですのよ……。
[少しばつの悪そうな表情を浮かべた後、アーチャーの言葉に微笑んだ。]
教会の人間も、魔術師ですからね。特にここに派遣される者は、それなりに魔力感知の能力が高くないと勤まりませんから。
[そう言い、品の良い少年の姿をじっと眺めた。]
あなたは、随分品格のある英霊なのですね。
―南ブロック・廃工場――
[ああ、行こう。
仮面の返事は、郷愁の色に横顔を染めた少女に失われる。
祈りにも似た刹那。
刹那にも似た懐古。
……いや、懐かしいと思うはずも無い。]
…………行くぞ。
[それ以上、少女の顔を見ずに歩き出す。
手には折れたままの剣。
使い物にはならないだろうが、手放すこともしなかった。
境界から注ぐ夕陽が、ぼろぼろのマントを揺らす。]
[廃工場からでようと出口へ向かう。]
バーサーカー、帽子は忘れるな。
それから、人がいるところでおかしな真似はするな。この前投網を使っただろう。
一般人に知られたら、消さなくてはならない。あまり、いい気持ちはしないが。
[不意に手を見た。もう、血で汚れた手。その多くは魔術師だったけれど。]
……聖杯への、願いか。奇跡に頼らねばならない願いなど、興味もない。
ふぅ、おわったおわった。
いやー…面倒臭い。
[椅子の背もたれに身を預けだらりと体を伸ばす。]
一々上の思惑なんて知ったこっちゃないんですがね。
所詮は中間管理職なんですから。
[肩に手を置かれて、もご、と口に入れたカロリーメイトを、思わず噴出しそうになる。]
ちょ、…あんたには距離感ってものが無いワケ!?
[口に入れた分を飲み下し、目を白黒させて怒鳴る。]
…まぁ、栄養を摂取するためだけのものだから、見た目とか楽しさとかはどうでも良いのよ。
[みなみの令呪を見る。一つ減っている令呪。召喚されたときに殺そうとして、令呪で縛られたのだったか。馬鹿らしいことに使わせたものだ、と皮肉げに笑む]
私には兄が居てね。元々家系は兄が継ぐことになっていた。私はその兄の魔術を補佐するような立場……いや、簡単に言えば奴隷か実験体であったか。
知識は詰め込まれたが、前も言ったように魔術師としての腕は三流だ。そういうようには育てられなかったからな。
マスターになどなれるものかね。
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