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おう、歩けりゃ上等だ。
[包帯によって固められた足首で立ち上がる。
元より人の身ではない。
魔力さえ流れていれば明日には完治しているだろう。]
この身はサーヴァント。
幸い五体満足だ、この程度ならすぐに治る。
[流石に切り落とされた部位の修復などは不可能だ。
そういう意味では戦闘の結果がこの程度なのは僥倖といえる。]
すまねぇな、アカネ。
礼を言う。
…礼なんていいわよ。
貴方だけの問題じゃないんだから。
そもそも…私も肩を貸してもらったわけだし。
[ぷい、と顔を背けながら言い放つ。
倒れてしまった自分に、情けなさと苛立ちを感じていた。]
(……。)
[静かに、自分の中の魔力を探る。
宝具を使わなかったせいか、先日よりも回復するのは早い。
だが、万全とはいかない。
信長の足を見て、もう一度溜息をついた。]
…他に、大きな大木や、森がある場所があったかしら。
神社とか、探してみた方がいいかもしれない。
この状態でもし戦いになると……危ないわ。
ったく、また顔を背けやがる。
眼を見なきゃ、思いは伝わらんぞ?
[まぁ、茜の場合はわかりやすいが……とは口には出さない。
出せば面白いことにはなるのだろうが。]
そうだな、新しい魔力の供給地点。
その探索は必要かもしれない。
――宝具の仕様も視野に入れて、な。
キャスターが「時間を進める」を選択しました。
[むぅ、とふくれながら、信長の目を強く見返す。]
思いくらい、察しなさいよ。
[無茶な事を言いながら、その後にふと目を曇らせた。
宝具の使用―]
…ごめんなさい。
私が、完全なマスターじゃないから、貴方に負担をかけてしまっているのかもしれない。
本来は……聖痕は、姉に浮かんだものだったから。
[左手の令呪を見る。使う度に、引きつれるような痛み。
その周りには 他人の皮膚『だったもの』]
察したら察したで拗ねそうなもんだがな。
[茜の物言いに苦笑すると同時に、その後の表情と発言に顔をしかめる。]
……完全なマスターってなんだ?
事情があるのかしらねぇが、俺のマスターはアカネ、お前だ。
俺は今、此処に居る。
何があろうとそれが全て。
自分で自分の価値を認めねぇでどうする。
瀬良 悠乎が「時間を進める」を選択しました。
[問われて、少しだけ時が止まる。]
……言われると、答えるのが難しいわね。
なんだろう、私が「そうなりたいもの」かしら…。
[「なりたかったもの」という言い方は避けた。それは、少なからず茜自身の進歩だろうか。それとも…]
……。
[目の前のサーヴァントの目を見つめる。今度は逸らさずに。]
…ありがとう。
――良い表情だ。
[その表情を見て、満足げに微笑んだ。]
そうだな……。
今なら、逢引に誘っても良いな。
[悪餓鬼の様に楽しげに笑いながら、強めに頭を撫でた。]
[強く撫でられて、顔が赤くなる。
言葉とは裏腹に、扱いはすっかり子供に対してのものだ。]
からかわないでよ…っ!
こんな事やってる場合じゃないでしょっ!
さっさと探索なり、なんなりに行くわよっ!
[ぶん、と頭を振って振り払うと、勢いに任せて立ち上がった。]
からかってはいねぇんだがな。
[立ち上がる茜を見て、笑いをこらえる。
こういう所は年相応に見えるあたり、此方が素なんだろう。]
そうだな。
そういやアカネ、敦盛って知ってるか?
あつもり?
[一瞬、盛り蕎麦の一種かと思ったが、信長がそんな事を聞いては来ないだろう。
どこかで聞いた事がある気がするが…]
……確か、『能』ね。
貴方が、よく口にしてたっていう…。
[
――……シミュレートしろ、と。
主の指示を果たさんと、思考を回転させる。
が、サーヴァントとなって得た『高速思考』のスキルを駆使したところで、
これまで二度しか経験していない、戦闘というものを仮想するには、限界があった。
夜明けの闇と、夕暮れの仮面。それに、付け加えるならば自らの主。
自らの知る、乏しい戦闘の経験から推し量って、作業を進めていく。
――……幸いなことにというべきか、不幸にもというべきか。
これまでに経験した戦闘は、どちらも『対魔力』を持たないサーヴァントとの交戦であり。
――それらの経験から構築した陣地は、魔術が、放った威力のままで相手にと届くことを前提にしていた。
]
……。
[何か、とてつもない思考があった気がするが、気のせいだろう。]
ああ、俺はあの詠が好きでな。
[眼を瞑ると、朗々と詩を読む。]
人間五十年
下天のうちを比ぶれば
夢幻の如くなり
一度生を享け
滅せぬもののあるべきか
……意味はわかるか?
[それは、いつもの信長の言葉なのに、何か深い趣を感じさせるような声音で、つい、静かに聞き入ってしまった。]
…人間の一生は所詮五十年程に過ぎない。
天上世界の時間の流れてくれべたら
まるで夢や幻のようなものであり、
命あるものはすべて滅びてしまうもの…だったかしら。
…昔、教科書で習ったことを、必死で思い出しただけだけど。
嗚呼、元々はそういう意味だ。
だが俺は、己が舞う時は別の意味を篭めていた。
[昔を思うように、少し上を見上げる。
……その頃の思いは、今も変わらない。]
――まぁ、その内教えてやろう。
んじゃ、外に行くか?
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