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[応えるように返された笑み。続く言葉に記憶を辿る。]
……いえ、多分初めましてだと、思います。
今までに会っていたなら、こうやって向い合えば判る。
あなたは、マスターですね? 何のクラスかまでは問いませんが。
[慎重に口を開く。探るのは言葉でなく、相手の持つ魔力。強い、と思う前に、感じるのは軽い畏怖のようなもの。]
[バーサーカーは無事に屋上へ辿り着いた。
全速で駆けたので、傷は先ほどよりは痛んだ。しかし応急処置をされる前の――温かい光に触れる前の状態に比べれば易いものだ。
問題があったとすれば、それ。
と、もう一つ。
実は階段を駆ける途中、生徒と鉢合わせてしまった。
能力値……運:Dの真価がこんなところで発揮され、バーサーカーは焦った。突然の未知との遭遇に生徒の口は見る見る開き、喉から声が振り絞られる。
これはまずいと思った瞬間、バーサーカーは生徒の口を手で覆っていた。既に手遅れで「キャー!」などと叫びが漏れた気がしたが気のせいだと思うことにした。
バーサーカーは生徒の首にチョップをかまし、その場に寝かせておいた。安らかな寝顔だった。きっと起きれば全て忘れているか、階段から滑って転んで見ていた悪い夢だと思ってくれるだろう。]
……このままでは風邪を引くか?
[バーサーカーはマントの中を探った。
だが布のようなものは見つからない。
思案の末、漁業用の投網を取り出し、生徒にかけておいた。
温かい布団ではないが、大事なのは気持ちである。]
[キラーから感じる複数の意志に左之助は戸惑い、改めて槍を構えなおす。]
我々の中にも……だと?
俺はここにいるぜ、一体何なんでぇ!
[甲高い笑い声が酷く耳に障る。]
[かくしてバーサーカーは無事に屋上へと辿り着いた。
どうやら普段は立ち入り禁止らしく、生徒も教員も滅多に来ない。更には貯水タンクやら何やらが置かれている陰に行けば、身を隠すことも可能だった。
同じ場所へ陣取ろうと歩く。
貯水タンクの陰。自身が残していった血溜まりの跡。
掌でさっと払い、ようやく腰を落ち着けた。]
[相手に自身と会った記憶はないようだ。
ならば、あったことはないだろう]
そうですね。
マスター、何の話でしょうか?
といったら信じますか?
[笑みは浮かべたまま、消す事はない。
探るような視線に魔術回路をあえて押さえ込む
値踏みさせるなら弱く見せた方が特に決まっている。
油断というチャンスが生まれるのだから]
[その姿が影のように揺らぐ。逞しい体躯。和風の顔立ち。
手に持つ武器は、長槍。
ジャック・ザ・リッパー。それは、実在した人物だけで構成されているわけではない。
その正体は、無形にして不定。
根の葉もない噂。作り物の物語の登場人物。その中に内包している]
さあて、仕切り直しといこうや。
[クッ、と笑って。目の前の男と同じ姿……ただし、影を纏うような闇色の肌をしたキラーは、槍を構える]
な、なんだこいつ……!
この姿は俺……だと?まやかしか?
てめぇ、物の怪の類かよ!
おまけに槍で来るとはなめやがってぇぇー!
[その時、左之助は境内に近づく子供たちの声を耳にする。
どうやら午後からは、彼らの遊び場になっているらしい。
その中には大人の声も入りまじっていた。]
……ちっ、これからだってのによ。
[左之助は名残惜しそうに槍をくるくる回す。]
しかたねぇ!次の機会だ!
[そう言うと境内の脇にある垣根を飛び越え、「気配遮断」を実行しつつ*姿を消した。*]
[はぐらかすような相手の言葉に、笑みは崩さない。]
どのように言葉で否定したところで、あなたの身体は嘘をつけません。
あなたがどこかに令呪を持つことも、あなたが強さを隠していることも。
そんなことはどうでもいいのです。
事実を聞いた私も愚かでした。
ここで争うつもりはありません。まだこんな時間です。どこで人に見られるかも判らない。無益な殺生は好みませんから。
ただ、こちらとしては、相手マスターの顔を知っておくことは、重要ですから。名を、聞かせていただけますか?
[口にしてから、自分の名を名乗る。感じた畏怖とは裏腹に、不思議と心は冷静だった。今は戦うときではないと、一歩足を引く。]
[やはり、侮れない相手だった。
会話の主導権を奪うつもりが見事に主導権は少女の手にあった]
なるほど、印象どおり魔術師としては特上だ、君は。
僕は名塚 聖、偽名かもしれないけどね。
[押さえていた回路も見抜かれているようだった。
ならば、軽い脅しにと6割ぐらいの回転で魔力回路を回してみる]
[血気迫るランサーに、影はいっそう笑みを強くする。
が、待っていた衝突はなかった。子供の声。そして、それを聞き跳び去っていく相手]
……チッ、邪魔か。宝具までは見れんか。
[舌打ちするその姿は、元の……魔術師のキラーに戻っていた。
左之助の姿で居る理由は無かった。多少の情報を得ていたとはいえ、その場で作った噂による偶像など……その力の二割も写し取れはしない]
上手くはいかんな。
[ぼやくが、その表情はいかにも楽しそうに]
[ふと。呻き声をあげた主に気付いて、向き直る。]
――……マスター、お気付きですか。
ああ、まだ、動いては……今夜はどうか、安静に。
[
身を起こそうとした主を、慌てて制して。
明日になれば動けるようになるはずだと、眠っているあいだに飲ませた薬の効力を、飲ませた方法には触れずに説明する。
舌打ちこそしたものの、素直に力を抜いた主に、一先ずは安堵して。
]
――……先の戦いでは、申し訳ありませんでした。
[
謝罪の言葉を聞いた主は、何秒か黙して。
罰を与える――と、そう言った。
]
[
曰く――戦争の本番たる夜に動けないのでは、退屈極まると。
その罪を、千夜一夜の女たる、その本分を果たして贖え――と。
それが、与えられた罰だった。
主を魔術に巻き込んだこと。独断で、セイバーと停戦したこと。
そのいずれも責めなかった主に、深く深く頭を垂れて、感謝の意を示す。
]
――……では、そうですね。
召喚のとき、私の名を御存知でしたし……あの偉大なるハリーファ、ハールーン=アッラシードのことも御存知ですね?
かの教主が巡り合ったという、三つの林檎に端を発するお話を致しましょう……――
[穏やかな微笑を浮かべながら。ゆっくりと、*物語を語り始めた*]
[聞いた名前を心のうちで言い聞かせる。
ついで膨らんだ魔力に、視線ははずさず見た。]
特上? 意味がよくわかりませんが……。
[ふと、辺りを見回した。バーサーカーへと流れる魔力が、声を上げた気がした。]
失礼。あまり、話す余裕はなかったようです。
[礼をして、その場を後にする。足を速めながら舌打ちした。バーサーカーの向かった先が拠点ではないと、その行き先を探して*走る*]
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