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[既に握っていた左手。
そして――新たに握った右手の剣は、まったく同じ形。
あまりに短い刃渡り70cm。
幾度も人の命を奪った刃は、二つとも欠けてぼろぼろ。
先ほどは一撃だった。
防がれるならより強く。
肉を貪り損ねたならより速く。
――だが、男へと到達するまでに。
間に割り込む魔術は、第三者の――キャスターの炎。
既に地を蹴っていた体は失速も叶わず。
直線に、爆ぜる炎へと衝突した。]
[ダビデを連れてホテルに戻るとカーペットの上に六つの宝石を置いた。
宝石に魔力をこめて術式を固定すれば簡易的な魔法陣を完成である。
六芒星魔法陣を選択したのはその出自を考えた為だった]
この中なら回復も早いだろう。
じゃ、疲れてるところ悪いんだけど経緯を教えてもらえるかな?
[宝具の使用された魔力、癒しの魔法に、魔法陣。
自身も連続して魔力を使用した為、体を休める為に備え付けのソファーへと座り込みながら声をかけた]
[自分が割り込んだところで、バーサーカーにとって邪魔にしかならないのはわかっていた。
そしてバーサーカーの体躯に、強化するための魔術をかけたところであまり意味を持たないだろうことも。
その体が、バーサーカーにとっての武器。それは、魔術師に手を出せる範囲ではなかった。]
それに、今は無駄な魔力を使うときではない。
[詠唱を始めようとして、やめる。今でも、魔力は失われ続けているのだから。バーサーカーの、狂化によって。]
[激しく転がりながらも、風の助けを借りて体勢を整える。肉体は既に大小の打撲・擦過傷に覆われていた。それでも戦意は衰えず、両手で愛刀を構える。
――と、獲物との間に爆風が生じた。]
ち、余計な事を……。
[その時、川原に駆け寄る少女の姿が視界に入る。
次の瞬間にはそちらに駆け出していた。]
[
どうする、どうすればいい。
恐怖を噛み殺して、混乱する頭脳を叱咤する。
――……結界は未だ使えない。
必勝を期すならば、ここは退いて再戦するべきだ。
だが、主はそれを認めまい。ならば、どうする。
……宝具を使えば、援護も幾分か楽にはなるだろう。
だが――……使えば、確実に真名は知られてしまう。
最弱のクラスの、そこに該当したのさえもおかしいような存在が。
この序盤に、真名を知られることは、あまりにも不利に働く。
――どうすればいい、のだろうか。
魔術の知識はあれど。戦の機微など、知る機会など終ぞなかったのだ。
迷う間に。
主は迷わずに、動いていた。
]
―中央ブロック・ホテル室内―
[少年―あるいはダビデ王として生きた人物―の経験と歴史の中には、『ダビデの星』として知られる図形を考案した記憶は無い。だが“英霊の座”に奉られ、付与された伝承が、彼のマスターが描いた図形との親和性を少年に齎していた]
――そうですね、ええと――
[気遣いに感謝して、その中央に座する。通常よりも遥かに効率的に、大源(マナ)から魔力が集積されていくと感じ取れた]
こっちにくるか。ちょうどいい。手持ちの武器が無いのが惜しいところだな。
[こちらへと向かってくる男に、いつもとは違う笑みを見せる。]
とはいえ、それほど魔力は使えない。面倒だ。
Свободно
Быстрее света
[短くした詠唱は、それでも効果を発揮する。自身の中に向けて発される魔術。それは、内から「時間」を切り取っていき、術者の速度を変化させるもの。肉体の限度を知らず、加速する。]
[炎の中から形が現れる。
爆炎でマントはぼろぼろ。中に収納されていたグラディウスが幾つか見て取れる。破れた布の間、皮膚についた傷跡も、焦げ後も。
だのに。
珍奇な笑みに歪む仮面には、傷一つついていない。
殺気が――視線がにらむ先は、女。
己のマスターに襲い掛かる男になど目もくれず。
自身に炎を浴びせた相手。
傾いた首とともに斜めになった仮面が見つめる。]
ひ。
ひッひッひャひャひひひッ
ひは、ひャッひひゃひゃひゃは
[二剣を握り直し、疾駆する。]
[男の発した声と共に、周りに浮かぶ真空。恐らくは傷つけるためのもの。けれども意に介すことは無い。]
牽制のつもりか?
[地を蹴る。軽く浮いた身体は、「鎌鼬」の合間を縫って宙へと躍り出る。落下はしない。正確には、ゆっくりと降下していた。]
キャスターが危ないとは、思わない?
私に構ってる暇がある?
[遭遇した娘。
傍らに居た闇色のサーヴァント。
不可思議な“間”を持って襲い来るその戦闘形式。
不定形であり、かつ高速の再生を為した異形。順に語っていく]
あのサーヴァントは、数多の名を口々に述べ立てた後に。
『ジャック・ザ・リッパー』と名乗りました。
恐らくは、それが真名だと思われます。
複数の存在―魂?が融合したものなのでしょうか……。
[魔法陣に戸惑うダビデを不思議そうに見つめた。
戸惑う本人を他所に魔法陣が効果を発揮しだすのを見て満足そうな表情を浮かべた]
さて、本題に入ろう。
[一瞬でこれまでの和やかな空気は消えた。
顔に浮かぶ表情はまるでこれから戦いが始まるかの様な表情だった]
[
呆けていたのは、ほんの一瞬。
その一瞬に、自分に目標を定め直した狂犬が、けたたましく笑いながら迫り来ていた。
]
――……マトモに喋れるサーヴァントはいないのかしら!!
[呪を紡ぐ暇もなく。後ろに跳びながら、碌に狙いを定めぬまま、単純な魔力弾を立て続けに撃ち放つ]
[記憶を辿る。みなみ―マスターの娘が口にしていた言葉の切れ端を拾い上げる]
そうだ。眞奈みなみと名乗ったマスターの娘。
彼の者の言葉を彼女が繰り返していたんです。
――「事件?」と。また、娼婦殺しだ、とも。
[
――不味いな、と。
このサーヴァントに対魔力はないようだったが、にしたところで、サーヴァントを殺し切れるだけの魔術を紡げるわけでもない。
加えて、敵マスターと自らの主。
刀の間合いにまで踏み込めるのならば兎も角、魔術師としての力量は明らかに、敵マスターが勝っている。
このまま戦いを続ければ、敗北は必定だった――……主従のいずれが先に滅ぶかは、兎も角として。
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