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[こちらを案じる様な青年の呼びかけ。息を整えながら、大よその距離を測って答える]
(……ええ、なんとか。大丈夫、です)
(……ヒジリ、あなたの大体500メートルほど後方に私はいます。追いつきますから、少し待っていてください)
[ある意味では予想通り、キラーがみなみの不自然な言葉や、携帯電話の存在に興味を示す事もなく、家へ向かって足を進め続ける]
キラーは、聖杯を手に入れたいの?
それとも、――ただ、殺したいの?
[マスターとしてサーヴァントに聞くべき事は、たくさんあった。だが、歩み寄る道が利害の一致と言う一点である以上、そこを確認しておく事は、今一番大切なことのように思えた。マスターとしてだけではなく、魔術師としても]
――……よくよく、愉快な姿のサーヴァントと縁があるようですね……!
[
吐き捨てて。魔力回路を全開に、身体の隅々までも魔力を巡らせて。
]
――……マスター、退がって下さい!
[先ほど感じた微弱な波動は、キャスターの魔力とは異質のものだった。
バーサーカーとは逆のほうから、川原のほうへと近づいていく。]
……この、感じは。
[近づくに連れて、令呪が疼く。同時に、「馬鹿」と評した魔力の主だと気づいた。]
そういうことか。
[敵わないのは理解していた。それでも身体が勝手に動いた。]
キャスター、援護しろ。
[言いながら、駆ける。紫の布を投げ捨て、鞘から得物を抜く。]
“軽身”、“妖刀”。
[一節。風が術者の身体を包み、抵抗を消した。
二節。愛刀に魔力が流れ、切れ味を増した。
鞘も投げ打ち、眼前のサーヴァントに向かって疾る。]
[返事が戻ってきた事で焦りは消えた。
一息つきながら足を止めるとすぐにダビデは姿を見せた]
お疲れ様、とりあえず無事で何よりだ。
状態はどうだい?
[労いの言葉をかけながらダビデの様子を伺うと遠目から見ているよりダメージは大きかったようだ。
その様子を見てダビデに向けているラインを少し広めに開き、魔力を多少多めに送り出した]
[背後からかけられた、みなみ問い。それはキラーにとって単純で、簡単で、明快な愚問だった]
……聖杯が要る。
[視線だけ振り返り、簡潔に言う。しかし、キラーはそれ以上を説明しようとはしない。
あの少年に問いかけられたとき、キラーはなぜ聖杯が必要であるのか答えることができなかった。
ただ漠然と、使命のように、それが何故なのかも理解せず。キラーは聖杯を求める]
――馬鹿な! マスター、何を……!!
[それでも、最早、駆ける主を止める術はない。ならば。]
くっ……!
――筋力強化!
زور حيوان تقويت
肉体よ、鋼に――!
اتو بزن
[咄嗟に、援護の呪を送った。]
[聖からの問いかけに首を振り、押さえていた左肩の傷を晒す。
流血は徐々に収まりつつあったが、未だ血の色は真新しい]
……状態はあまり芳しくありません。すみません、少々無理をしました。戦闘の報告は、できれば落ち着いてからに。
[少年の身体へと流入する魔力が増大し、蓄積された疲労と消耗が軽減されるのを感じる。とはいえ、その場で回復が可能なほど軽い傷でもなかった]
[弾かれるように此方へ向かってきたのは男。
その武器は長い刀。
対してバーサーカーが持つ剣は、剣としてのカテゴライズの中では短い。ならば問題となるのは間合い。
だが、今のバーサーカーにそのようなことを構う暇などない。
水平に「跳躍」したバーサーカー。
回避など知らないと、間合いなど知らないと、向かってくる男へと突っ込み、何の技巧も無く力任せに剣を横一文字に薙いだ。
疾駆し突撃した全体重が、剣の重みへと上乗せされる。]
[川原へと降りる。相手のマスターと思われる男は、バーサーカーに向けて駆けていた。]
……愚かな。
あの刀がどれほどのものかしらないが、素人の腕で敵うとでも。
[一瞬呆気に取られた。例え人間として達人の域だとしても、無謀に思えた。]
了解。じゃあ簡易的に治療をしておこう。
話はホテルでゆっくり聞けるしね。
Un principio curativo
[手を傷口の上にかざし癒しの魔法を発動させた]
すまない、癒しの魔法はそんなに得意じゃないんだ。
それでもないよりはマシだと思う。
[魔法の効果かダビデの傷は表面上は先程より治って見えた]
これでは、援護といっても……!
[
魔術を使おうにも、狙うべき敵に対して斬りかかっているのは、自らの主。
得意とするのは、この状況では役に立たぬ使役の魔術のほかは、広範に影響を及ぼす――要は大雑把な――魔術ばかり。
細かな精度にはあまり、自信もなく。
まして、武芸者ではないこの身には、剣舞を捉えることも出来ず。
]
そっか、それなら、良かった。
[それ以上を聞く気は無かった。キラーの目的を聞くことも、先ほどの会話を思い返すことも、そして、キラーに問い掛ければ自らにも無意識に問い掛けてしまう。それは彼女にとって今、一番避けたい事だった]
うーん、お家帰ったらいっぱい寝よう。
起きたら、ご飯作ってあげるね! わたし結構料理上手いんだよ。一人暮らしが長いから。
あ、あと、起きたら、案内の続きをしつつ、偵察にも行こうね。
[みなみは楽しそうな声で、キラーの背中に向かって話し掛ける。例えもし、振り返られても表情が見える事のないように*俯きながら*]
[サーヴァントの剣戟を愛刀で受け流そうと試みる。
――が、力量差は触れるだけでその肉体を弾かせた。
刀の力とキャスターの肉体強化が無ければ、腕ごと飛んでいたかもしれない。]
ぐ――ッ、“空”。
[真横に吹き飛ばされる身体。それを風が包み、かろうじて地面への激突を避けた。
――が、勢いは殺しきれずに激しく転がる。]
―中央ブロック→ホテル・館内―
[治癒の魔術。
信奉する力の体系が異なるとはいえ、一部の例外を除けば技術としての側面はさほど大きく変わるものではない。抉られた左肩の裂傷が、少年の見守る内に縮小していった]
癒しの技に、感謝を。ヒジリ、助かります。
それで――マスター、新たな幕屋というのは?
[尋ねると、青年はこちらだと示し、先に立って歩き出した。
その後を追い、新たな拠点となったホテルの内部に入っていく]
ヒ。
[何かが当たった。何かで防がれた。
刃は肉を奪わず、男を吹き飛ばした。
だがそれは不自然に失速し、転がり――。
そんな様相など観察する隙も無く。]
ひッひひひひッひひひ
[片足で、突撃した際の己の体にブレーキをかけた。
触れた小石の群が、小さな爆発を起こしたように飛ぶ。
そして勢いを殺した巨躯が、追撃を試みる為に男へ駆けた。
疾駆の間に片手が柄から離れ、マントの中へ。
そして、取り出す。]
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