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瀬良さんが、いずれこの猫を使うつもりはない。
それさえ確認できれば問題はありませんわ。
わかりました。この子は教会で保護しましょう。
[小さく頷くと、そっと両手を猫へと差し出した。]
[少々の悪乗りをした後、目的の場所で茜を降ろす。
睨んでいるが、その様子は怒りというより拗ねていると形容したほうが近いあたりが、また笑いを誘う。
そして、アカネは山の魔力を吸収し始めるが……。]
……っ!
[再び頭痛が襲う。]
[腕が肉を裂いたのを感じた。
鼻孔が血液を嗅ぎ取った。
ゴクゴクと、ゴクゴクと、刃からしたたり落ちる液体を頭共が飲み、その味に狂喜した]
…………ゲラ…………
[笑いが漏れる。そうだ。そうだ。ソウダ。
これが、自分の在り方だ。いや、これが自分の存在意義だ。これこそが、己を己とする唯一の……]
ゲラ、ゲラ、ゲラ、ゲラ。
[笑いながら、再度キラーは六本の腕を振りかぶる。
幾多の視線は、もはや獲物と成り果てた少年から離れない]
ありがとうございます。
バーサーカーも猫好きのようでしたから、その猫がいることで何か躊躇ってもまずいですし。
[両手で猫を抱き上げて、平のほうへと近づける。]
行きなさい。ここの方が、安全だから。
[猫へ向けて微笑む。こちらをじっと見ていた猫は、平のほうへと飛び移り、その手に頬擦りをしようとごろごろと喉を鳴らす。]
[一秒を割る速度で交わされる攻防に、みなみは己の無力さを感じていた。サーヴァントを前にすれば、魔術師として何もする事は出来ない。数や敏捷の点、あらゆる点で圧倒するキラーの攻撃に、アーチャーが倒れるのを見る。複雑な思いがこみ上げるのを、みなみは目を反らして押さえつけた]
(……。考えるべきことは、その先のことでも、自分以外のことでもなくて。聖杯を手にすることだけを、考えれば良いんだから。だから、わたしは喜ぶべきなんだ)
[ふと反らした視線の先に、きらりと光る物がある。戦闘中に目を完全に離す程愚かではない。警戒だけは怠らないように、そっとその場に歩み寄った]
……携帯?
[状況から考えて、アーチャーのものだろう。踏み潰す事も、投げつける事も出来た。だが、みなみはそれを拾い上げて、そっと、自分のポケットに忍ばせた]
―午前 中央ブロック―
[転々と地面に身を投げ出し、止まったのはプラスチック製の緑色をしたゴミ箱の横。左肩に受けた裂傷は大きい。傷口からじくじくと蝕まれるような怖気が少年の身体を侵しはじめる]
……くっ、痛ぅ……ッ、、、っ。
[どうにか身を起こし、三者の距離を測る。と、同時に。
少年を現界させる魔力の源――マスターである魔術使いがごく近くに居る事を感じ取った]
[身支度を終え、キャスターの差し出した刀を受け取った。片手で、両手で、具合を確かめるように数度振るう。]
こんなものか。まあよかろう。こいつには蒲生代々の血を吸わせているから、お前とは相性が悪いのかもしれん。
[言いながら蒲生正宗を紫色の布で包んだ。一般人にその存在を認識させないため、布には集中しなければ意識できない暗示の魔術が施されている。]
では、行くぞ。周辺の地図は頭に叩き込んでいるだろうな。まずは流廻川のあたりだ。
[キャスターの返事も待たずに、玄関へ向かった。]
[膝の土を払って立ち上がる。]
……。
[信長にこの事を知らせなければと振り返ると、様子がおかしい。]
…どうしたの?
[少し心配そうに、顔を覗きこむ。]
[再度の襲撃を期して兇器を振り翳す巨人と、その繰り手と。
動向を見遣りつつ、遥か上方に居るらしき青年の存在との天秤に掛ける]
――無理は、するな、と。仰いました、ね……。
[思い出される柔らかな調子の声。結論は明らかだった]
[立ち上がると、もう一度会釈をする。]
それでは、失礼します。外に待たせてるので、色々と心配ですから。
[教会を出ようとして振り返る。猫がこちらを見て、一度だけ鳴いた。それを聞いてから外へとでる。
バーサーカーの姿を見つけると、そちらのほうへと歩いていった。]
[次々に襲い掛かる凶器をダビデは辛うじて回避した。
いや、正確には幾つかの傷を負っているが致命傷はなかった]
まったく、ひやひやさせてくれるね。
[軽口を叩きながらも安堵の表情を見せる]
直感と幸運は伊達じゃないってことか。
[昨晩、確認したステータスを思い出す。
表情は大分緩んでいたかもしれない]
[身を起こすのも精一杯そうなアーチャーを冷静に見下ろした。決着がつくのも時間の問題だ。このまま戦闘を続行すれば結果は明らかだ。逃げると言う行動をアーチャーがとるにしても、そのタイミングはすぐに訪れるだろう]
もしも、神様が居るとして、あなたがさっき言った事を本当に聖杯に願おうとしているなら。
どうして、あなたとキラーの状態が逆じゃないんだろうね。
[
その背に向けて、小さく頷いて。
しなやかな足取りで、主の後を追い。外の光を浴びた、そのときだった。
]
……あら?
[
微かな違和感。
寝室の隅に忍び込んだ蠅の羽音を感じた瞬間のような、不快な感覚。
腕のいい魔術師、なのだろう。
他のサーヴァントであれば、恐らくは気付くまい。それだけの手管と、慎重にも慎重を重ねた動き。
だが、相手が悪かった――……魔術師のサーヴァントたる存在が、自らの結界に干渉する魔力を見落とす筈がなかった。
――……くすり、と。ほんの僅か、口許が緩んだ。
]
[微かな声が聞こえる。
それはまるで地の底から響くように深く。
己の内から囁かれているかのように近い。]
……なんでもない。
少し、頭痛がしただけだ。
[その痛みはじわじわと、己を蝕むが如く。]
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