情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[そもそも教会の方に注意を払っていなかった――などとは口が裂けても言えなかった。
珍しく溜め息に反抗することなく、思案する。視線は――仮面は自然と猫を見つめる形に。
幾ら疎いとは言え、さすがにここまで近くにいて感知出来なかったとは考え辛い。残り得る可能性は、全てはマスターの盛大な勘違いで、二人とやらは善良な信徒だったか。
もしくは、気配遮断を有したサーヴァントだったのか。
浮かぶクラスは――――アサシン。
キャスターの並び、搦め手の代表だ。気配を遮断され、逆にマスターを狙われたとしたら――――。
――と、真面目な考察を始めた矢先。]
まさか。何を言っている。
惜しいわけが無いだろう。
そもそも廃工場を拠点にしているくらいだ。君の住まいもこの町にはないのだろう。ならば猫を養うことなど出来まい。
[言葉を返した後、入口へ向かうマスター――というより、猫から視線を離すために麦わら帽子を深くかぶる。
ついでにそっぽを向いた。]
くだらない問いを発する暇があるなら、早く猫を預けて、先の二人とやらに対する作戦を――。
[放っておいたらいつまでも続けそうだった。]
――午前/中央ブロック――
[ダビデに問いに、何故だか、くすりと笑いが零れた]
簡単にマスターであることをやめられるくらいなら、聖杯戦争に参加したりなんて、しなかった。
生半可な覚悟で参加してるんじゃないよ、わたしだって。
踏み出してしまったから、もう、自分じゃ、止められない。
少なくとも、今は。
[バーサーカーの言葉を背中で聞きながら、口元に浮かぶ笑み。呼び出したのがバーサーカーだとは思えないほどの反応だ、と思いながら、教会のドアを開けた。]
失礼します。
二度目の訪問ですが、今回はお願いすることがあり、参りました。
[ドアを開けてすぐ、目に入るのはステンドグラス。眩しそうに手を翳した。]
[全身を循環させ四肢の隅々にまで行き渡らせた魔力。
魔力放出の能力(スキル)を備えていたならば、瞬時にして巨人の体躯を飛び越す事も或いは可能だったろう。だが少年にその資質は備わってはいない]
――長剣。厚刃。細槍。小刀。大鉈。手斧。よくも、これ程を――
[迫り来る質量と物量。右の四本と左の二本。
其々に模した形状は異なる。
限りなく鋭利でいて、歪であることだけが共通していた]
[繰り出されるタイミングは無雑作に見えて巧妙。
何れかを避せば何れかの正面。
何れかを弾けば何れかに裂かれる。
退くならば其れこそが死地。
六本の切っ先は過たず終極で邂逅する。
襲撃者の天分が正に殺傷と虐殺にあると示すが如き軌道だった]
は〜い♪
[振り返ると、最初に教会を訪れたマスターがそこに居た]
何かお困りですか?
生憎今、監督者は不在ですが……私でよければお話、お伺いしますわ。どうぞ。
[聖堂にあるソファを勧めると、お茶とクッキーを用意した]
[繰り出されるタイミングは無雑作に見えて巧妙。
何れかを避せば何れかの正面。
何れかを弾けば何れかに裂かれる。
退くならば其れこそが死地。
六本の切っ先は過たず終極で邂逅する。
襲撃者の天分が正に殺傷と虐殺にあると示すが如き軌道だった]
**
訂正版投下。
ありがとうございます。
[会釈して、勧められたソファへと腰掛ける。出されたクッキーの匂いに、鼻をひくひくとさせて手の間から猫が顔を出した。]
実は、この猫のことなのですが。
うちのサーヴァントが手懐けてしまいまして、かといって放り出すわけにも行かず、ならこちらに預けようと思い当たった次第です。
[クッキーを小さく割って、猫に差し出すと、くんくんと匂いを嗅いでから、食べ始めた。]
私の家はこちらにありませんし、両親も海外に住んでおります。探せば親類縁者はいるでしょうけど。どちらにしても、今はこちらに預けるのが良いと判断いたしました。
[距離を詰める。それだけで、無数の頭から笑いが漏れる。
相手の少年はこちらより、明らかに速度が鈍い。そして先ほどの受けたあの凄まじい武器……アレもここまでの近距離では使いづらいコトを、キラーはその本能的な部分で感じ取っていた。
その攻撃は、まさしく必中であり必殺。
顎を開け、喰らうがごとく。キラーは少年を殺人すべく、六本の腕を繰り出す]
[
――……投げ渡されたものを視て、微かに眉を顰める。これを強化しろと、そう云うのか。
それは、恐らくは数百年の時を経た古刀だった。
魔術師の屋敷に、こうまで物騒なものがあるなどとは、信じられなかった。
刃を晒しただけで、結界が断ち切られかねない――……生前の自分が張った結界ならば、確実にそうなるだろう。
長い年月の間に馴染んだのか、屋敷の結界には害はないようではあったが――……。
――鞘の中央を握って、水平にと掲げ。もう片の手を翳して、呪を唱える。
]
[そのまま、数十秒。ふっと腕を下ろすと、額に微かに浮かんだ汗を拭う。]
――……終わりました。
ですが……申し訳ありません、三割ほどの軽量化が精一杯でした。
言い訳になりますが……歴史を積み重ねた武器は、魔術に対抗する神秘を孕みます。
担い手の魔力ならばまだしも、他人の魔力は通りにくいので……。
[
言って。
従者が王に対するように。
両の手を添えて、恭しく刀を捧げ持った――……片手で持つには、まだ重過ぎたので。
]
[瞬きをした一瞬で目の前の光景は全く変わっていた。
敵サーヴァントは飛び出しダビデに迫る、六つの異なる腕を振りかざして……]
あれは……、まずいッ!!
[思わず飛び出しそうになった。
必死に理性を働かせて焦る体を押さえ込んだ。
ダビデを信じると決めた、ならば此処は自分が出る幕ではない。
マスターでは敵サーヴァントの障害にすらならない。
逆に相手に姿を確認されるだけなのだから]
まあ、瀬良さんのサーヴァントは確か……
バーサーカーですわよね。猫を。
[目を丸くして目の前の魔術師の手の中の猫を見つめた。]
ひとつ確認致しますね、この猫を使い魔にするという選択肢は考えず、ここで保護して欲しいという意図で預けに来た、と解釈してよろしいです?
―― 帰途 ――
ついてきては…なさそうか。それはなによりだ。…ん?
[ 左之助の言葉に小さく頷く。と、微かな重みを感じてツカサは腰に手を回した。財布を取り出すと、中から一枚の紙を取り出し広げる。この街の地図だ。
覗き込めば、流廻川の部分が淡く光を帯びているのに気がつく。]
………ふむ、誰かが漆路山を使っているか。
[ 漆路山はこの近隣でも有数の霊山である。そこを活用する者が出ることを予測して、ツカサは流廻川を霊道として施していたのだ。]
しかし、どれだけの効果が現れたかは微妙だな。やはり即席の霊道では抑制しきるのは無理か。
[ 地図を折りたたみ、改めて財布にしまい片付けると、ひとつ呟く。]
え? ああ、実はね…。
[ 何のことかと神妙に覗き込んでいた左之助に気付き、その旨を簡単に説明しながら、ツカサは*帰途についた*]
[片手でカップを握ると、お茶を口に含む。]
使い魔、ですか。
……使い魔にするということは、この猫に魔力を通すということです。それ自体では問題ではない。
ですが、いつどこでその命が尽きるか判りません。
命を問題にしないのでしたら、それは猫を別の場所に捨てることと変わらない。
だから、保護を頼みに参りました。
ただ懐いたというだけで、この猫の命を奪うことはできない。
それで、保護してくださるんでしょうか。
[腕の中の猫は、話に興味なさそうに、大きくあくびをして、丸くなった。]
[闇色のサーヴァントが放つ先鋒は長剣。
到来までには既に一息の間すら無かった。
後続は更に刹那の間隙。厚刃、そして細槍。
少年の姿勢が前傾する]
――ここだッ!
[左腕は捨てた。脳裏を駆け抜けたイメージ。
直感の導きに従い、充溢した全魔力で右方へと瞬発する]
[閃光――否、暗黒。
苦痛と共に呻きが洩れる。だが勢いは止まらない。
細槍に削らせた肩から感覚を切り離す。
左で空を切る手斧は既に意識の外。
大鉈を掻い潜り、巨人の制圧域を抜け出る]
[――シィッ。
空気を切り裂く音すら立てず、最終に控えた小刀が舞い踊る]
――つッ!
[更に深く、地面へと身を倒せたのは天恵のもたらした幸運か。
左胸を切り裂いていった刃は致傷には至らず。
だが代償にジャケットを深々と断裂させた。
聖から手渡された携帯電話が、路上に転げ落ちる]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新