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[問われた場所に、頷きながら付け加える]
…別に、付いてこなくてもいいんだけど。
[子供じゃないんだし、と少しふくれながら言う。]
気配を絶つくらい、私にだって出来るわ。
二人別々に動いた方が、効率がいいんじゃないかしら?
阿呆か。
効率よりも安全優先だろうが。
いいか、お前が死ぬ時が俺の死ぬ時なんだからな。
というわけで、全力で守らせてもらう。
[そういうと、何かを思いついたように少し笑う。
そして、唐突に茜を抱き寄せた。]
流石は俺だな、アカネを守り目的地に行くのにとても粋な方法を思いついた。
[そして、茜を素早く抱き上げる。
右手を背中へ、左手を膝の裏へ。]
梧桐 曹は、村人 に希望を変更しました。
ちょっ!
[いきなり抱き上げられて、手足をばたつかせる。]
な、ちょっと!馬鹿っ!
降ろしてよっ!
[目を白黒したまま、ありったけの力で抵抗を試みるものの、そのすべては無駄な徒労で終わった。
そのまま軽々と運ばれるのを、せめて相手をその間睨み付ける事で、なんとか平静を*保っていた。*]
―漆路山―
[ようやくセイバーの腕から開放され、その地に降ろされると、まずは抱いていた相手を強く睨み付けてから森の中に踏み入れる。]
……ふぅ。
[一度深く深呼吸。
相変わらず、蝉時雨は降るように響いていた。
短剣を地面に刺し、地面に膝をつくと印を組み、詠唱を始める。]
…山の神のけみだし敷
山の神のさわら敷
九千五人が大森大山爺
山姥山の大そ
犬山みさき小山みさき
荒山みさき鬼人の神
[森の木々がざわめく。]
六面王八面王九面王の
大神様を行い奉る
天や下らせ給え
[茜の詠唱に呼応するように]
[ひんやりとした、静寂な霊気が自分の中に流れてくるのを感じる。その心地よさに目を閉じ、最後に、祈るように手を組んだ。]
降り入り 影向なされて
御たび候へ―
[オン と微かに森が吼え、それですべてが終わった。]
……。
[膝をついたまま、静かに目を開ける。
自分の中に意識を集中させ、探る。
その時に感じた、微かな違和感。]
(……魔力はほぼ全快になった。…けれど)
[―こんなものでは無い。
山の神の力を借りる呪術を使ったならば、溢れる位の霊力が供給されなければおかしい―]
まさか……。
[山に、何か細工されている――?]
そんな、馬鹿な…。
[小さく呟いて、*爪を噛んだ*]
――教会前――
[教会に辿り着くと制されたので、バーサーカーは入り口から数歩遠のいた。
抱えられた猫がマスターの背中越し麦藁帽子を見ている。バーサーカーもこっそりそちらを見ていたが、残念ながら幾らか人通りがあった。
別れの瞬間まで小さな命を見送ることは叶わない。
麦藁帽子を深く被り直し、通りへ仮面の目を向ける。
感知能力に恵まれないバーサーカーにとって、別の組のサーヴァントとマスターの気配は感じ取れなかった。
立ち尽くす彼に届くものは平穏な日常そのもの。
蝉の時雨があらゆる風に乗って歌う。
降り頻る歌の中、一人が通り過ぎ、二人が通り過ぎる。
与えられた知識でしか知らない、珍妙な乗り物に乗る者もいた。
何事かを談笑しながら帰路につく者達もいた。
背に哀愁を漂わせ、不思議な機械を弄くりながら通り過ぎて行く誰かもいた。
犬の首輪から伸びた紐を引き――逆に引っ張られながら、足取り怪しく走って行く者もいた。
流れる先はほぼ同一。
恐らく、駅から旧時代を感じさせる住宅街へと帰る者達だろう。]
[あらゆる普遍。ありふれた普遍。
己の時代には無かったものであっても、バーサーカーにはこれが今の時代の「平和」なのだろうと想うことは難く無かった。
ただ、それらは彼にとって、一縷の思念を浮かばせる。
溢れ出そうになる想いを抑えるように、掌を握った。
拠点で刃が食い込んだ傷口は、既に血を流していない。
ただ凍りつく痛みは、今のバーサーカーを深く苛んだ。
蝉の時雨が歌う度に、人の気配が一つ去る度に。
慣れ親しんだはずの掌の創傷が、醜く疼いた。]
―教会前―
[バーサーカーが足を止めたのを確認して、もう一度教会の中を見る。が、小柄な身長は中を覗うには足りず、ただ正面のほうに人の影を見つけた。体格から察するに、男。
程なく、扉が開いて影が二つに増える。
全身に廻らせた魔力は、自身の姿を変えると共に魔術師としての気配を断っている。魔術師だと気づかれることは無いはずだった。
去っていく後姿。二人組は両方共に男だと認識して、後をつけるかどうか迷った。]
……。
[腕の中の猫が、小さく声をあげた。]
どうした。腹でも減ったか。
[同じように小さく声をかけて、それからバーサーカーの方を見る。どこか遠くを見ているように見えた。仮面の下の視線は、どこを見ているのか判らなかったが。
近寄っていくと、声をかける。]
バーサーカー、さっき教会から出て行く二人がいた。恐らく、同じ聖杯戦争への参加者だろうな。
[サーヴァントが対峙する様子をビルの上から見下ろしている。
位置を確実につかめているのは携帯のGPSのお陰である]
敵サーヴァントのクラスは何だ?
宝具を食らったとしたらあまりに平然としすぎている。
かわされたのか、相手も何かを使ったのか……。
それに強さの判別が全くつかない、油断はできないって相手には違いないね。
[相手のサーヴァントをマスターの眼で探るが全く正体がつかめなかった。
まるで、底なし沼のようだ。
いくら探っても情報はそこには存在せず、闇だけがそこにはあった。
敵サーヴァントの得体の知れなさに体が自然と魔術回路の起動を開始する。
少しずつ高まってゆくマスターの魔力にダビデは気づいただろうか?]
[日常に埋没していたわけではなかった。
だが、猫の鳴き声でようやく我を取り戻し、近付いてくる気配に己の返る。かけられた声はマスターのもの。]
二人、とは。
[麦藁帽子を少しだけ上げて、周りを見渡す。
もちろん、少女が言う存在らしき者は見当たらない。いや、見当たらないというより、見分けがつかない、と言った方が正しかった。]
どうやら私は呆けていたらしい。
それらしい気配も感じなかったが――いや、これに関しては君の方が正確か。
――――それで。
追ってみるのか。もしくは――。
[バーサーカーの答えにため息をつきそうになる。が気を取り直し]
この時期に、教会に来る二人組なら、どちらかがマスターでどちらかがサーヴァントだろう。探っても良かったが、この人通りの多い場所で戦闘は避けるべきだと判断した。
追いたいが……まずはこれを預けてくる。
[猫の首を両手で支えてバーサーカーへ見せる。]
それとも別れが寂しいか?
[少し笑いを見せて、身体を返すと教会の入口の方へと向かった。]
[意識が逸れた瞬間はなかった。警戒を怠ったわけでもなかった。
だが気づいた時には既に、彼女のサーヴァントは全力の疾駆へと転じていた]
――ッ!
[距離は既に己の宝具の有効レンジよりも内側。しなやかな漆黒の腕が、研ぎ澄まされた六本の刃となって狙いを定め、少年へと襲い掛かる]
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