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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
この村では、時間切れで自動的に追い出されることはありません。
ただし、「村の空気を読んでいない」「村の決まりごとを守っていない」などの状態にあると判断された場合、村からキックされる可能性があります。
[はじまりは唐突だった。
「これがその人である」
たった一言で羊飼いをしていた少年は神に選ばれた。
無垢な少年は何も知らず、疑わず、神に油を注がれ成長し
奏でる音で人々を癒し、また神に捨てられた王さえも救った……]
[戦いとはおおよそ無縁思われたダビデ。
その転機はまたしても突然だった……。
――巨人ゴリアテ――
イスラエル軍にかつてない恐怖をもたらせた豪傑。
彼に前に立った戦士達は怯え竦み力を発揮できぬままその生涯を閉じていった。
そんな男に挑んでいったのが兄弟の陣中見舞いに偶然現れたダビデだった]
……なんで、あんたと閨を共にしなきゃならないわけ…
[あまりの怒りに、肩がぷるぷると震えた。
数分前に、「何でもする」と言った事は、時空の彼方に消えたようだ。]
じゃあ、どうとでも好きにしたらっ!?
鍵は置いておくから、外に行きたきゃ行けばいいわっ!もう知らないっ!
私は疲れたから、もう寝るわ!おやすみっ!
[ふいっと窓の方を向くと、そのままマットレスの上のシーツをはいで頭から被って*寝転がった。*]
[誰もが竦み震え上がった豪傑に対して放った言葉に周囲は驚きを隠さなかった。
「神が味方であるならば、誰が私たちに敵対できますか?」
そう、ダビデは信じていたのだった。
神に選ばれた自らを……
そして
自らを選んだ神を……
故にダビデがゴリアテを倒すのは必然であった。
激闘の末、ダビデはゴリアテの剣を奪い、その首を刎ねた。
見事、信仰の力を持ってゴリアテを倒したダビデはイスラエルの英雄となるのだった]
っと。
[投げて遣された物体M。
それが麦わら帽子、という知識はあった。
受け取る手は、血に塗れてはいない方で。
だが、仮面を隠すという意味合い上、そう小さな麦わら帽子でもない。通常のものよりツバが大きいらしかった。しっかりと受け取るには両手が必要だった。
結果、もう片手を――血に塗れた手で、添える。]
ああ。
[仮面は認める。マスターの言葉と、醒める程の緋色。
――彼は今に至ってようやく気付いたのだ。
掌を、己の刃が深く刻んでいたことに。]
この程度であれば、修復の必要もあるまい。
それに――――、忘れてしまっては困る。
[圧倒的なまでの死の臭い。生命を司る赤。
刃を肉を刻み、遅れて痛みが己を刻む。]
[そこで目が覚める。
夢の世界から現実へと引き戻された]
今のがダビデの物語か……。
信仰だけであんな大男に挑む、か。
僕にはとても出来そうにないね。
一般人にできない事をやるからこそ、彼は英霊なんだろうけどね。
[体を起し洗面台に移動して顔を洗う。
冷たい水が寝ぼけた頭を覚醒させてくれるようで心地よかった]
[
確かに、叱責された通りだった。
荒れ狂う風にて動きを封じ、眩い光球を投じて視界を奪い。
そこまで優位の状況を作り上げておいて。
そこで選んだ行動が、敵を屠るための呪ではなく、背を向けて逃げることなどとは。
自らの主が何故に怒るのか、戦いを終えて冷静に状況を判断してみれば、よく理解できた。
]
――申し訳……ありません。
[
唇を噛み締めて、ただ、それだけを口にして、頭を垂れた。
言い訳も反論も、出来なかった。
交戦したものとは別のサーヴァントの気配を察知していたことすら、口に出せなかった。
]
[余りに愉快な反応に、笑いを必死でかみ殺して膝を叩く。
なんとか落ち着いて視線を前にやると、既に寝息を立てている茜の姿があった。]
……疲れてたか。
無理もねぇな。
[気を張る必要もなく、無垢な表情で眠る茜を暫し見つめた後、窓から夜空を*見上げた*]
―未明 ホテル三十階・非常階段―
この近くでも、戦闘が――誰?
風霊を帯びた英霊か、あるいは魔術師の――?
[少年の体内を循環する魔力が両眼へと集中する。能力(スキル)としての千里眼を持たずとも、アーチャーの役割(クラス)に与えられた基本特性。瞳孔が拡大し捕捉する光量を増大。網膜が活性化し光景を分析。広角で捉えた視野が一点に絞られていく]
……三人。三者のにらみ合いではなく、一対二?
……どちらかが単独で行動しているのでしょうか。
[呟いた時。凝視していたビルの谷間で、強烈な閃光が生まれた。眩む視界に目を閉じつつ、魔力の性質を感じ取る。攻性の魔力ではない。だがその実行速度と規模は人のものと言うよりも――]
――サーヴァント、恐らくはキャスターか。
……逃げて、いった?
[それを境に、戦闘に発展するかと思われた小競り合いは終息し、辺りには静寂が戻った。暫くの間警戒を続けても、此方へ向かう魔力の動きは感じられない]
……互いにここは様子見、といったところですか。
[一人を殺し、二人を殺し。
体は冷たく、瞳には輝きを映さず。
幾度となく重なった屍の山に、空白が挟まる余地はなかった。
死のみが蔓延る世界を、――を繰り返し殺すその無惨を。
決して、忘れ得ぬように。]
――――。必要は無いが、マスターが必要であるなら付き合おう。
[麦藁帽子を目深にかぶる。
完全に、とまではいかなかったが、一目見てその異なる仮面を目にすることは難しいだろう。ただ――頂点に僅か、付着した血液だけは気付かなかった。
剣を回し、握る箇所を刃から柄へと戻す。
まだ、此度の戦争では誰も殺していない。
されど、既に刃は血に濡れている。
既に刃は――絶望の味を知っている。
掌に滲み出た血を振り払う。
赤は飛沫となって、どこか影の中へと堕ちた。
マスターの背を追う麦わら仮面の後ろを、猫もこっそりついて行った。]
[顔を洗い終え身嗜みを整えた。
つづいて、魔術回路に魔力を通し始めた。
全身の回路が稼動し始めて薄い重力の結界がホテルの壁を越えて一帯を包んだ]
うん? 弱い魔力に当たった?
軽い朝の運動のつもりが予想外だね、これは。
[回路の調子を調べるつもりで軽い重力結界を展開したところ、思わぬ拾い物があり喜んでいいのかと少し苦笑いする]
ふぅ、魔力の方は問題なし。
だけど、使い魔を付けられてるのは少しよろしくないね。
[溜息をつきながら荷物を纏めて部屋から出て行った]
[ロビーに到着する。
机においてある時計が指し示す時間は7時を少し回った辺りだった。
手短にサインをしチェックアウトの処理を済ませる]
さて、使い魔を潰しに行こうかな。
[回路に魔力を通して軽く活性化させながらロビー外へ歩き出していった]
[項垂れるキャスターを冷たく見る。]
謝罪が欲しいわけではない。反省があるのならば今後の行動に活かせ。
お前たちサーヴァントは聖杯戦争を戦い抜き、勝利するために現界しているのだろう。つまり戦闘こそが今のお前という存在の本質であり、意義だ。
人間ごときと同列で語られるのが不愉快なのかも知れんが、本質的には同じではないのか。
[当たり前の事を聞くな、とでも言いたげな表情で質問に答えた。]
――……はい、仰ることは御尤もです。この私に関しては、仰るとおりです。
戦うために召喚された、サーヴァント。
その私がリスクを怖れ、打倒し得たかも判らぬ相手に対し、逃げるためだけに全能力を費やした――お叱りを受けて、当然です。
[
項垂れたままで、叩きつけられた言葉にと耐えて。
それでも、その微かな違和感について、自分でも信じられぬほどに食い下がった。
]
ですが――……貴方は、違う。貴方は、サーヴァントではない。
貴方が命じたのは、情報収集。仮に私が退いても、敵についての情報を持ち帰れば、充分以上の成果。
それでいて、敵サーヴァントとの交戦にて、全力を尽くさずして退いた私を、我が事のように責める――……と、いうのは。
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