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[汗を冷たい水で洗い流す。シャワールームから出ると、休憩室にある古い型のテレビの電源を入れた。テレビの上に置かれたアンテナが、ニュースをノイズ交じりに映し出している。]
……匂うな。
[交叉市内でおきた事件を報道していた。被害者の名前と写真が画面に映し出されている。それがただの死体であればそこまで取り上げられることはなかったのかもしれない。]
魔術師の仕業か、それともサーヴァントか……どちらだ?
マスター。
[ノイズ。
そう、少女の背後で吐き出た声はノイズに紛れた。
手は剣を握る。――いつもより強く。
仮面は少女を見下ろさない。――映し出された死者の顔。]
――監督役とやらは、随分と優秀な輩のようだな。
――流廻川・河原――
え、えええ!? !?
[向かう途中に一言も無く、体を持ち上げられた時は、生きた心地がしなかった。少なくとも物心がついて以来体験した事のない状況に、驚きと、恥ずかしさでむず痒くなる。何を言っても動じそうにないキラーに諦め、漸く目的地に着いた時には頭が真っ白だった]
え、えーと、やっぱり、誰も、もういないね。
[河原に落ちている石に人工的な色が見える。消えかけていて、元が何色だったのかハッキリとは解らなかったが、そこに、確かな魔力の残り香を感じた]
これ、何だろう? 絵の具に、見えるけど。
何か地面に描いた跡……かな?
[ 出来上がった料理を並べると、目の前の男は勢いよく飯にありついた。
…すでにジャーの中身はほとんどなかったからと炊きなおしたのに、またそのほとんどが食べつくされる勢いだ。]
さすがに、よく食べるな。
[ 呆気に取られたかのような声を出すも、それとはまた別の理由でツカサは左之助の顔をまじ、と見つめる。]
[背後から聞こえた声に振り向かず、視線はテレビの画面を捉えている。]
ああ、そのようだ。とはいえ、監督者もすぐにこの状況というのは予想していなかっただろう。
一般人に魔術行使を見られた場合、その命は奪わなくてはならない。もっとも魔術師によっては記憶だけを奪うことも可能だろうけど。
だが、これは……場所を考えればそれではないと思う。
[表情も口調も変わらぬまま、テレビの電源を落とす]
教会に行ってくる。それから、事件が起きた場所も見ておきたい。バーサーカーはここで待機しておけ。
それと、サーヴァントは何か食べるのか。食べるなら、食事を買ってくる。
[みなみに見せられた石。それに付着する塗料は、確かに何らかの力の残滓があった。しかし、それに対して明確な知識があるはずもない。それが何を意味するのかは分からない。
分からないからこそ、キラーは警戒の念を強くする。
キラーはみなみの手から石を受け取ると、食い入るように観察する]
[言葉は無かったが、同じように同じものや残っている力に対して感性を持つ事にほっとした。しゃがみ込み、手で地面に触れる。自然が持つ記憶が、ここで起きた事を感覚として伝えてくれる気がした]
これだけ大きかったら、わたし達のほかにも誰か来るかもね。
今のこの状態で、戦闘態勢になるのは、ちょっと辛いけど。サーヴァントは、疲れたりしないのかな。
[立ち尽くす男に反して少女は終始冷静だった。
冷静に答え、立ち上がり、画面を暗くした。]
そうか。
これも少ない被害、とやらの範疇か。
[バーサーカーの声に震えは無い。
出口へ向かう少女に、数歩送れてついて歩く。]
取り立てて必要というわけではない。
他は知らないが、私は空腹に慣れている。
それに――。
[それ以上は続けずに、廃工場の出口まで送り届ける。
外が近付けば、それだけ日常の息吹も肌に纏わりつく。
出口から外へ出ることはせずに、その場で切っ先を揺らした。]
いや、確かに米粒はついているが…。
[ 問われて、それだけ答える。
さすがに、似ていないか。
亡き妻の面影を左之助に探すも、そんなものはありはしなかった。残念がる内心に、いや、この戦争に勝ちさえすれば本人に逢えるのだと心を横に振り、箸を置き立ち上がった。]
まあなんでもない。すまん、独り言がこぼれただけだ。
それじゃあ、箪笥にでも行こう。気に入った服があったらどれでも自由に持っていってもらって構わない。
[ 隣の部屋へと、案内した。]
[箪笥のある部屋に案内され、早速衣服を選び始める。]
おいおい……一体どれ着れば目立たないんだよ。
俺にはどの服も奇天烈に見えるぜ。
急所が解り難いように、着物みたいにだぶついた服が良いんだがなー。
[いろいろ物色しているうちに、箪笥の奥から見慣れた着物を入れる箱のようなものが出てきた。]
お、こう言うのもあるんじゃねぇか。
[左之助はその箱を開いてみる。]
少ない被害だとは思わない。これを誰がやったにしろ、聖杯戦争という枠の中で起こしたのなら、教会の判断を待つまでもなく、魔術師として手を下さなくてはならない、と思う。
[ただ、感傷はなかった。そのように生まれついた。そのように育てられた。だからこそ魔術師側の矛盾を感じることがあった。
バーサーカーのほうは振り返らずに廃工場を後にする。
施した結界を破られぬよう強固にして、足はまず駅のほうへと向かった]
[他に誰かが来るかも知れない。そう呟いたみなみの懸念は、キラーの耳にも届いていた]
…………。
[改めてその場を見回す。見通しのよい、遮蔽物も何もない河原。気配は遮断してあるが、このような場所で肉眼で察知されれば意味もない。
キラーはみなみの軽い身体を掴むと、来たときと同じように肩に乗せた]
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