情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
?!
[ 息を呑む。瞬間、なんのことだか判らなかったが左之助はすでに戦闘態勢だ。なにかが迫ってきているのだろう。]
…召喚時の光か。まずったな、闇で隠せるつもりだったんだが。
[ パレットと絵筆を手に、左之助の一歩後ろへと下がり、同じ方向を睨み付けた。]
[川原へと勢い良く飛び出ると同時に、目に映るは着流しを着た槍持つ者。
その存在は正に異質。
平凡な者が放つであろう魔力のソレからかけ離れた燻る嵐。]
……その風貌、日本人だな。
[日本刀をゆったりと構える。]
おもしろい。
この世界単位からの召喚で、最初に出会うのが同じ日本人とは……
――粋じゃねぇか。
お前がくだらん駄々をこねるからだ。
愚か者はどちらか、自慢の脳漿で答えを求めてみるがいい。
[見下すようにキャスターを一瞥した後、そのか細い腕を掴んで寝台へと放り投げる。]
今宵の伽を命ずる。
これ以上、令呪は必要あるまいな。
[あくまで冷たい表情は変わらず、キャスターの衣服に*手をかけた*]
[セイバーに少し遅れて川原にたどり着く。
そこにはたたずむ二人の男―]
(…画家?)
[おそらく、時代がかった風貌の男は…サーヴァントだ。ならば、片割れの男がマスター。
手に持っている物が、なんとなく魔術師とはかけ離れている気がするが。]
…こんばんは。良い夜ね。
[二人に向かって、にっこりと微笑む。]
[ ソレが現れたのは、身構えるのとほぼ同時だった。
姿を確認して、眉をひそめる。黒い西洋鎧。しかしその顔立ちは日本人。自信満面な笑み。
特徴的な風貌ながら、すぐに誰だとは判らない。]
刀…。セイバーなのか?
[ 戦う気がありありと見える様子に、交渉などという考えを少しながらでも持っていた自分を悔いる。聖杯戦争はやはり血で血を洗うものらしい。]
…一文字、やれるか?
[ 相手方のマスターの姿を探しつつ、目の前で構える左之助に問いかけた。]
…て、なに?
[ 投げかけられた声に思わず耳を疑った。声の方へと顔を向ければ、ひとりの女性がこちらに向けて笑みを浮かべている。
二人、ということは現れた男の知り合いなのだろう。
…男との雰囲気の違いに、調子が狂う。]
あんたが、そいつのマスターってことかい?
[ 戸惑いを見せないよう、挨拶には答えないまま短く問いかけた。]
やれるかだって?愚問だぜい!
[左之助は飛び出してきた男を見つけるなり、槍を持って詰め寄った。日本刀を構える相手の手強そうな気配を強く感じ、血がたぎってくる。]
我ながら救いがてぇが何だかわくわくしてくるぜぇ!
[そう言うと男に向かって槍を回した。]
[槍使い、十中八九ランサーであろう男の様子に、己が内が熱くなるのを感じる。
どこまでも愚直な闘気、だがそれに呼応する己もまた愚直。]
その気概、心地良し!
[その笑みは何処までも楽しげに。
己が存在を世界へと叫び上げる]
――織田上総守信長、推して参る!!
(…のぶ、なが…ですって!?)
[自分のサーヴァントが発した真名の、そのあまりの知名度に一瞬動きが止まる。
その驚きを何とか表に出さないようにして、相手のマスターらしき男にもう一度微笑む。]
ええ、私がマスターです。
そして さようなら
[そう一言告げると、懐から短剣を出し、左手の傷口に切り付け、詠唱を始める。]
彼方より飛来する 薄羽の王
七振りの剣をのべ給はせ…
すまねぇが、知らぬ名だ。
だが、その気迫だけで十分よ!
[突き出された神速の槍。
それを日本刀を持って捌き逸らす。
その時の衝撃、流れを変えただけというのに腕へと痺れが突き抜ける。]
[ 織田上総守信長、という名乗りを聞きじわりと汗が滲む。
知名度・実力・功績…誰が見たって最強クラスのサーヴァントじゃないか。それがセイバーだって? だが…。
ちらりと、女性の方を見ればあちらもセイバーらしきサーヴァントの名前に同様しているようだ。まだお互いの紹介さえままなっていないのか。それにこの場所だ、勝機は充分にある。
――そして さようなら
ちぃ! あちらさんもやる気なのか!
素早く、絵筆を背後へと振るう。筆先より飛んだ絵の具が川の中へと落ち、川全体に淡く微かな光を生み出した。]
一文字、遠慮なんかいらんぞ。この場所であるかぎり君の魔力は無尽蔵だ!
[ 激を飛ばすと同時に、絵筆をパレットへと落とす。詠唱を終わらせれば、面倒なことになるだろう…ならば!]
やらせはせんよ!
[ 振りかざした絵筆から、アカネ目掛けて無数の雫が飛び放たれた。]
おお、お見事!
[信長の剣さばきに、左之助は思わず声をもらす。]
俺の時代じゃ、初手の突きを外せる奴は稀有だったぜぇ!
統治者の織田様は高名だが、武芸者としてはどうだったのか解らなかったからなあ、意外に強くて残念だ!
[そう言いつつ左之助の顔には、ますます笑みが満ちていく。
弾かれた槍を切り返し、柄の部分で頭部を打ちにいった。]
[左手を振り、血の雫を足元に落す。
そこから解き放たれる、赤い、蝶。]
……っ。
[10匹以上飛来していた蝶が、相手の雫によって、大半がかき消された。]
…かのものの肉を
[式神を消された事で、足元が少しふらついたが、構わず詠唱を続けた]
七つに掻き削り
八つに蹴割り
にそつ式
血花に咲かせろ
四方ざんざれ箱乱れ
みじんにそはかと
行い参らする
[詠唱を終えると、空中にふわりと飛んでいた蝶が、鋭い刃に姿を変え、相手のマスターの首元に狙いを定めて切りつけに行く。
―その数は 3匹― ]
[強い…な。
心の中でそう呟く。
スキルで強化してもほぼ互角。
筋力では勝っているかもしれないが素早さで明らかに負けている。
そして闘いにくさの原因は何よりも……]
ちっ、見切れねぇ……!
[相手の槍の動きが何故か見切れない、その上に気配も読みにくいと来た。
それにより自然と後手に回った防戦となってしまう。]
へっ、そりゃすまなかったな!
[頭部への軌道を渾身の力を持って篭手で弾く。]
[ 消しきれなかった赤い蝶が刃に変わる。]
なんとぉーっ!
[ すんでのところで身をひねるも、その刃はさらに向きを変え正確にツカサの首を狙って翻る。]
ええい、この…ッ
[ 仰け反り、僅かだけ開いた隙に絵筆を振るう。半円状に放たれた魔力が刃と衝突し、打ち消しあった。]
…アグレッシヴなお嬢さんだ。
[ 次の矢を危惧し、崩れた態勢を立て直しつつアカネを睨み付けて呟いた。]
[守りに徹する信長を見て左之助はさらに勢いづく。だが攻撃はすんでのところで防がれているようだった。]
ちっ、状況は良いが、相手の攻めの隙を突く事もできねぇ!
らちが明かねぇが、これならどうよ。
[左之助は始めの突きをわざとはずし、槍の柄の中央をひねった。
途端に槍が2つに分離して、刃の無いように見えた柄からは仕込み刃が飛び出す。
2本目の槍を信長の顔めがけて、突き出した。]
……やるじゃない。
[内心に少しの焦りを感じながらも、あくまで表情には出さず、薄く笑う。]
じゃあ、…もう少し強く行くけど、泣かないでね。
[そう言い放つと、深い深呼吸をしてから印を組んだ。]
[突き出される双閃。
今まで眼での回避で回避・防御していた所、つまり眼が慣れていた所への突然の分離。
先ほどまでの慣れで片方は避けれたものの、もう一つの煌きは避けた体勢の肩を、鎧ごと軽く抉る。]
……っ!
[このままでは不味い、局面を打開するには……。
■■■。
頭の中に何かが響く。
それは何処かで聞いた事がある何処かへの誘い。
此れは使うべきではない、知ってはいるのに理解を阻まれる。
使ってはいけない理由を、理解できない。
ならばその欲望に抗えるはずなどなく……。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新