353 遠い未来の話
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>>10
[人形がただ、礼をするように頭を下げた。すこし、相手の近くへと歩み寄る。
月は出ていただろうか。白い肌に、風に揺らされた白い髪がうっすらと影を作る]
――ノアも、よく知らないのです。
前に、聞いたことがあるだけで…
煙草、お吸いになられるのですか？
[相手の右手に視線を向ける。臭気には能面のような顔を僅かにしかめた]
( 11 ) 2009/08/05(水) 21:53:07
>>+52 正
（霊に気配があるのかはわからないが。電脳を探るようにして振り向けば、後ろの姿に初めて気付いて）
…他の、皆は。見たか？……ファス、は。
（気になるのはやはり、昨日目の前で殺された友人。尋ねながら、再度モニターに目をやって呟く）
生き残ってるのは…セーレン、メイ、セラ、ノア、トード…か…
( +55 ) 2009/08/05(水) 21:53:40
>>+50
[電脳空間にノイズが走った。ぴり、ぴり、とざわめきを零す。
"青年"の声を捕らえたのだろうか。ノイズは遠くなり、また近くなる]
[それ以外の音は、何も混ざらない]
( *25 ) 2009/08/05(水) 21:54:16
>>+53/獅
（返答が欲しい主ではない声。怪訝そうに周囲を見回し）
そういうあんたは、戦闘屋のシシィだっけか……？
（何処か苛立ちの混じる声。それを証明する様に、軍人と知りながらもあえて”野蛮”だと感じる物言いをし。）
よかったなぁ？
大好きな教授も今日からお前等の仲間入りだぜ？
( +56 ) 2009/08/05(水) 21:58:22
>>+55/獅
(ある意味幽霊らしく、何も言わずに後ろに居た。こちらに気付いたシシィの言葉に、黙って首を横に振った)
ファウスタス教授は、まだ私は見ていません……私は先ほど、屋上にて伊佐原殿の姿を見てきました。
(それ以外では誰とも会っていない。そも、会いたくはなかった。躁と鬱の間で揺れているのだろうか)
………もう、たったそれだけになってしまった。
私が無力なばかりに……私が愚かなばかりに……。
( +57 ) 2009/08/05(水) 22:01:28
>>+56 技
…あぁ、それと、アリスも。
（相手の真実を知ってか知らずか、言い返すように）
突き動かされてるのは、ノアだけだ、と。
言っていたな、彼女が…お前ら、何を望んでこんな事をやっている？
（ノアから返ってこなかった返答。それを改めて、会話の相手に問う）
( +58 ) 2009/08/05(水) 22:04:35
>>*25/白
（走るノイズ。それはよく知るノイズパターンで、はっと顔を上げる。少女からの返答はない。それでも）
……。
（そこに居た事に小さな笑みは漏らすだろうか。）
( +59 ) 2009/08/05(水) 22:04:37
>>11 白
そうかい。そいつは残念だ…。
(のんびりとした呟きを返事として、落下防止の柵に寄りかかる。義体の重みを受けて、柵が嫌な音を立てるも、セーレンは気にせず)
いんや、殆ど吸わないよ。
(ぱたぱたと手を振って煙を追いやりながら)
私が煙草を吸うのは、…まあ、考え事をするときくらいさ。
お前さんにもないかい、そういう癖って。
( 12 ) 2009/08/05(水) 22:08:52
(実際には、多少異なる理由だった。
自身の師に、助言を求めたくなった時、セーレンはこうして紫煙をくゆらせる。彼女に煙草を教えた相手は、もうこの世にはいないけれど。)
( -35 ) 2009/08/05(水) 22:08:58
>>+54
[亡霊がこの会話をきいていることなど、そこにいることなど気づくよしもなく。
回線からの音が聞こえなければ、その存在を確認することすらできない。此処は電脳空間ではないのだから。
少女はただ、静かにセーレンと対峙している]
( *26 ) 2009/08/05(水) 22:10:06
>>+57 正
…セーレン、か。アイツなら…頼り、と、言えるかな。
（最初に自分が投票して、直接殺された相手。そんな風に言って、思わず苦笑を漏らしながら）
無力というなら、皆同じだ。…むしろ、私の方か。
…クルトが襲われた時、わかっていて…止められなかった。
( +60 ) 2009/08/05(水) 22:11:53
>>+58/獅
……。
（前者の言葉には無言を返す。アリスは此処には居ない。シシィの様に亡霊となり表を彷徨っているのかどうかも――自分には知る術はなかった。だから<<解>>を導き出す事は出来ない。）
あぁ、そうだよ。
……そうだねぇ。あくまでも俺の場合だけど。
<<存在意義の証明>>と<<生き残る>>為……とでも？
ハカセの目的はさすがに俺も知んねぇよ。
あの人は、何を考えてんのかわかんねぇ不思議なお人だし。
でも、ノアちゃんを動かしたって事は……ＢＲ達か、政府か。どっちかが邪魔なんだろうねぇ？
（苦笑の様な、自嘲の様な。どちらとも感じ取れる含み笑いの声を響かせる。）
( +61 ) 2009/08/05(水) 22:15:35
荒事屋 伊佐原・セーレンは、神経衰弱 トード を投票先に選びました。
>>12荒>>*26白
[世間話。そんな会話をしている二人に、腕を組んだ。まるで何事も起きていないかのようだ。いや、起きているからこそか――]
……――友＞
[ヴ。電脳空間に入るのではなくて、声だけを届けるために頭の中の亡霊を呼び出した。幾分幼い声になるのは否めなくて、それだけが今は少しもどかしいけれど、]
ノア。聞こえるかい。
( +62 ) 2009/08/05(水) 22:20:37
>>12
お聞きしていればよかったのですが…すみません。
考え事のお邪魔をしてしまいましたか？
[問いかけられれば、しばし沈黙。
佇む人形は、相手の動作を眺めながらゆるく首を振って]
癖……そうですね、ないとは思うのですけど。
涼や、――セン、セイでしたら、ご存知だったかもしれません。きっと、ノアよりずっとノアのことをご存知でしたから。
[名前を出すのには躊躇いが混じった。
無意識に自らの服の裾を握る。表情が微かに歪んで]
( 13 ) 2009/08/05(水) 22:20:47
>>60/獅
あぁ、彼女も……私は、他の皆も信じている。
(小さく頷いて、自分の出来ることを口にした。言葉に力はないが、本心からそう言い)
いや……私に、それは許されないんだ。皆同じだからこそ、私だけでも強くあらねばならない。
古堂のことは……私は貴女を責めません。守ろうとしてくれたのだから、それだけで……。
( +63 ) 2009/08/05(水) 22:23:32
>>+61 技
…存在意義…ね…
手口といい、言葉といい…最初から思ってはいたが。
…まるで、子供のままだ。
（挑発どころかむしろ、哀れむような響きで呟く。ノアといい、あまりに未熟な心と手で、あんな行為を繰り返す様を思えば苦々しく）
…涼と、ノアの親代わりなんだろう。
どんな奴にしろ…あんな性根の良い子に、
こんな事をやらせるろくでもない人間だって事はわかる。
( +64 ) 2009/08/05(水) 22:25:04
>>+59、>>+62
[電脳空間にまた、ノイズが走った。
漣のような、どこか戸惑いを含んだざわめき。
屋上でセーレンと対峙する少女の表情に、さらに歪んだものが微かに混ざる。
聞こえた声は、もう何度懐かしいと思っただろうか、幼くはあるものの青年のそれで]
――クルト、君。
( *27 ) 2009/08/05(水) 22:29:15
>>+63 正
…生きてさえくれれば。
（信じたい、その代わりに頷きながら目を瞑って呟く）
そんな事は…欺瞞だ。自分への。
戦うだけが生きる術だったはずの、私ですら届かなかった。
その言葉は…貴方が自分に返すべき言葉だ。
( +65 ) 2009/08/05(水) 22:31:23
>>+64/獅
……クッ。
ハハッ！
シシィ。俺はアンタを脳筋の奴だと思ってたけど、悪ぃ。謝るわ。
意外に頭が切れる人間だったみたいだねぇ？
（かけられた言葉とは真逆、愉快気な声。言葉は悪いが、純粋な賞賛の言葉を口にした。）
親代わり……そうだねぇ。確かに、”立場上”はねぇ？
そう。あの人に涼の兄さんやノアちゃんに向けて……
（そこで言葉を止める。ノアが此処に繋いでいるのならば、口にするのは避けたい。しばし間をあけた後）
……まぁ、詳しくは涼の兄さんに聞けよ。
俺よりもよっぽどあの人について詳しいから。
( +66 ) 2009/08/05(水) 22:33:43
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