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生徒会 ユリウスは音楽部 セリナに投票を委任しています。
生徒会 ユリウス は、音楽部 セリナ を守っている。
[靴音は無かった。
不気味なくらい、落ち着いていた。
表情も無かった。
落ち着きすぎていた。]
[「セリナ」の部屋の扉がノックされる。]
セリナ。
これを開けろ。
/*このままセリナ男で決め打っていいのか?
蝙蝠の可能性が全く否めないんだが…
まあ、勝敗外視村だからいいんだけどさ。
勝敗気にするんだったら間違いなくプリネラ信用だったし…。
ただ…散々男と前提としたロールして蝙蝠でした、はちと恥ずかしいぞ!*/
[開かれた扉。招き入れられるまでも無く、足を踏み入れる。
セリナと向き合い、見下ろす。
その顔色は、蒼白。
そして、セリナが見るときいつも微笑か、憤りの表情をしていた顔。それは、今まで見たことがないくらい、なにも無かった。
黙って鍵を受け取った。]
セリナ。
いや。
君は、誰だ?
私は、良い隠れ蓑だったか?
[この人が向き合った相手が別の悪人か、気に食わぬ者なら、冷静な言葉どころか、既に首を掴んで床にかなぐり捨てていただろう。
そう容易に想像できる。]
[今の心は疲弊した水風船だった。
つつけば、感情がとめどなく流れ出すだろう。]
!! ……
…… …………。
[突然滔々と述べられた言葉。それを聞けば、冷たく凍った表情から、眉が僅かに動き、目は少しだけ見開かれた。]
……ッ!!
[セリナの首もと。服を、ひっつかんだ。しかしそれは、一歩くらい相手をこちらに引き寄せたに過ぎなかった。]
[表情に生が…、怒りと戸惑いの混ざった表情が浮かぶ。顔を近づけた。]
もし君が、『男』だと私だけが知ってしまった時。
私は、君の正体を隠して、逃がしてやろうと考えていた。
しかし。
…君は、行為に及んだ。
それも、誰にも明らかな……
どうか教えてくれ。
なぜ、心を抑えつけてまで……
[言葉が途切れる。
セリナの目を覗き込みながら、初めて、心から悲しそうな目をした。]
[触れて謝る相手に、別に引き離そうとする様子も無かった。]
何故、謝るんだ。
今まで平気、だった、のに。
[聞こえるか聞こえないか、くらいの、小さな声で。]
[黙って、その話を聞いていた。
ただ黙って聞いていて、
聞き終えた頃には初めて、目から一筋の涙をこぼした。]
君は。
今日の投票で、退寮になる。
……そう、されてから、
[一拍置く。]
過去を消せ。
過去を消して生きろ。
『正常なもの』として……
[そう、言って、]
そして私の事を忘れろ。
絶対に思い出してはいけない。
この事件まで、思い出すから。
[静かに涙を流しながら、声を高くするセリナの言葉を聞いていた。
圧倒されていたわけではない。
ただその胸に、締め付けられる思いを感じていた。]
… …。
[思いとともに、何か言おうとした。その言葉は口の先まで出たが、しかし躊躇って、口から出すことは保留された。]
罰なんかじゃない。
ただ、セリナ、お前は……
この事件の記憶を持ちながら、その後、一人の『男』として…
一人の『女』を真心から愛せるのか?…
………そうか。
[『彼』の言葉を聞き終えた。
何も言葉が思い浮かばなかった。
ただそれだけ呟いてから。]
[「君が私を嫌うはずがないから、」………
………]
[踵を返した。
『彼』へ背を向けて、立ち止まって言う。]
今晩、一人で、私の部屋へ来い。
[この人も本来、そうするつもりだった。
プリネラが消えた、という事実を聞いたとき、
セリナを殺して自分も死ぬなんて馬鹿な考えが浮かんでいた。]
[ただそう出来るほど、『彼』に依存していなかったわけではないらしかった。]
[尋ねられて振り返る。]
なに、大した話ではないさ。
…強制退寮まで時間があるだろう?
騙された仕返しに、君を食ってやろうと考えたまでだ。
[哀しげな表情を含めたまま、静かに、いたずらっぽく笑った。]
……
ぷっ…… くっくっく…… くく……
[背を向けた。しかし、間抜けな声を出すセリナに堪え切れず、先ほどの様子と一変して、笑いを堪える。]
『被害者』たちに代わって、
『正義の味方』たる私がお仕置きだ。わからんかね?
…… ふ。まあ、"自首"しに来るかは任せるが。
じゃあ。
[一歩進んで、開きっぱなしの扉から出ようとする。]
/*予想しちゃうお(U^ω^U)
というより、ずっとミユキだと思ってたのだが違うのか?
違ってたらちょっと恥ずかしいな*/
ああ、よろしく。
[本当に分かっていない様子のセリナは、余計におかしく思えた。
キリッ、なんて、真剣な表情をして振り返ってみせて。
そうしてから顔を外へ向けて、再び表情をにやつかせる。]
[外へ出て扉を閉める。廊下を行って暫くしたら、自棄になったような*高い笑い声が聞こえた*]
[かつ、かつ、かつ。
茶でも飲むかな、と、まるで何事も無かったかのように、
談話室の扉を開ける。]
[そこに、マレーネの姿を見つければ、や。と、軽く手を挙げて挨拶。]
[言われて少し見回せば、まだ暖かい、コーヒーポットを見つける。]
おお、ありがとう。気が利くねぇ!
[まるでいつものこの人。
声をいつでも少し張り上げた、うるさい喋り方。
それで礼を言い、カップを取り、コーヒーポットから注ぐ。]
[マレーネへ背を向け、注ぎながら、]
…君にも、色々つらい思いをさせたな。
[今までの事をふと思って小さく。]
[コーヒーを片手に、振り返る。
先ほどとは違った、少し暗くなった表情。
コーヒー有難うな、と言うように軽くカップを掲げてから、
マレーネの近くの席に座る。]
生徒を統率する身……生徒会として、当然のことだ。
何よりも、この事態を素早く解決できず…
被害者ばかり増える現状を辛く思っている。
すまない…。
[少しうなだれてから、コーヒーを一口。]
[額に手を当てて、最後の言葉と共に小さなため息を。
マレーネは聞いていない筈なのに。
先ほどの、その人とセリナの強引な会話を諭すような言葉に、
感心ばかり覚えて頭を下げた。]
[「ありがとう。」と、マレーネに小さく言った。
後に、付け加えられた言葉を見ると、]
……!… …。
[気付いて、いたのか。
一瞬の驚きに、目を丸くしてから。]
……ああ。 ありがとう。マレーネ君。
本当に。
[繰り返した。コーヒーを一気に飲み干して、立ち上がる。
「ちょっと、すまん。」と面子へ告げてから、足早に談話室の外へ。]
(……さて。)
[出てきたものの。
あそこまで言い切ってしまった時分、何を言えばいいだろう。
頭を悩ませながら、腕を組んでカツカツと歩いていれば、]
……あっ。
[廊下で、セリナとはち会った。
ここで会うとは予想外だったようすで、少しうろたえて、すぐに言葉が出ない。]
…なに、こんなに早く?
[向かうところ、という言葉に少し目を丸くした。
が、すぐに、そういえば言葉の真意が伝わってない事に気付いて。
「そ、そうか。」なんて、何故か少し恥ずかしくなって頭を掻いてから。]
…私も、もう一度そっちに向かうつもりだったんだが……
なんだ。…その…
…先ほどは無理を、言いすぎたかもしれない。
忘れろなどと。
君の迫られた状態を少しも、考慮出来ていなかった、か……。
[しどろもどろ。]
い、いやッ、別にかまわないんだが……!
[後ろを向いて、戻ろうとするセリナの服の裾を掴もうと手を伸ばす。
…あれしかし、何故私はこんなに焦ってるんだ?
何やらわからぬ焦燥感に気付けば、焦りが余計に高まる。]
[あれ、引き止めて何をしようとしたっけ?
そのまま、一人でぼうっと。
奇妙な焦りは相手にも伝わるだろうか。]
[適当なところを掴んでみれば、思わぬ結果に。
半分意識が飛びかけていたが、ふと見えたそれに、つられて顔が僅かに紅くなる。
男相手なのに、いや、男であってもだ。]
すっ、すまん! すまん…いや…えっとだ…
[ブラウスから手を離せば、反射的に謝った。
しかし、相手は男であるという思考が一瞬介入し、慌ててやはりしどろもどろ。
明らかに調子を狂わせている様子で。
その原因は、自分にも分からないところだったが。]
……加減が、悪い?
加減が……
[その言葉に、少し考え込んだような様子を見せた。
すると、っく、と突然、軽く笑って。]
…分かった。全部分かった!
私が感じていた、妙な焦り。
一度別れたのに、また君に会いにきた……
[一拍置いて、]
……君は、情けないやつだと笑うだろう。
しかし……私はひどく、淋しさを覚えているらしい。
[自嘲気味に笑った。]
[素直に答えられた。
最早、自分が相当馬鹿に感じてきている。
いや、実際そうなのだろう。
ただ、頭の混乱は更なる混乱を呼ぶ。]
違うっ!!
[突然、そんなことを叫ぶ。
手を伸ばし、セリナの両肩を掴み、目を見つめる。]
本当に。
本当に、去ってしまうのか……?
[去らされるかは相手の意思ではない、そう分かっていても、
尋ねざるを得なかった。]
…… [手を離した。視線を、向けたまま。]
…すま、ない……。
[少し俯きがちに。しかし。後の言葉に。]
…厭な思い?冗談じゃない!
そうさせたのは、私の方さ!
嗚呼、本当に…──悪かった!
[ぱっと顔を上げて。
口元は、いつものように気丈に笑っているが、目元は今にも泣きそうな。]
嗚呼。 ……わかるさ。
ただ私は、君の、件に関する意識を掘り下げてるのではないか?
辛くなくて、この事件が"大したものじゃなかった"ものだったら良かったのにな。
[苛立ちというか、辛さのあまりか、無意識に言葉が皮肉めいたものになる。
ただ本人は殆ど自暴自棄で、「セリナの為には?」…ということを、本気で考えていた。]
[手首をつかまれれば、少し驚く。
私であるなら、幾らなんでもこの体格差と腕力で勝てるだろうが…ただなるほど、相手がセリナならば勝てない。]
…ッ?
[突然、手首を掴まれるなどという動作は嘗て、その相手に見られなかった。
その驚きの為に、咄嗟の抵抗も出来ず──いや、するんだろうか?ともかく今、抵抗しなかった。]
──……!!
[熱く、深い口づけを。大人しく受け入れて、目を伏せて。
相手の舌が口へ侵入してきたのには、まるで対抗するようにこちらも。
舐め合いながら、厭らしい音が立った。]
[弾き飛ばされ、廊下を数歩、後ろへよろめく。
口周りについた唾液を、手で拭う。
数歩先ながら、相手を見つめる目は、上等だ、と言わんばかりに力が籠っていた。]
心の芯まで卑しくて、汚れた人間なら、そんな事は言わん。
…それに、 …… …
紅茶を淹れてくれた君、
コーヒーゼリーを作ってくれた君、
褒められて、自信がついて、喜ぶ君。
私にはどれも、虚構には見えない。
[ゆっくりと、静かに答えた。]
/*バイウスになっちゃうね。
関係ないけど、二日目あたりに初めて自分の名前が村名にかけたみたいになってる事に気付いて少し落ち込んだよ。*/
[切なげに、哀しげに、その様子を見つめていた。]
辛かったな、セリナ。
[離れていた距離。それを、数歩進んで縮める。そうして、優しげな微笑をたたえて、セリナの頭をそっと撫でる。
そうしてから、指で、その涙をぬぐう。]
迷わない。
一緒に、行こう。
──…今晩、私を"襲え"。
そうして──… [言葉を途切れさせる。]
[そう。]
[口の中で小さく言った。]
君を、信じよう。…
[踵を返す。その方向は、ユリウスの部屋。]
ただ、今晩わが部屋に来ること。
それくらいは、"男同士のルール"に捉われないだろう?
[一度、少し前にいったこと。
言葉を改めて言いなおして。]
君の意思に任せよう。
生徒会 ユリウスは、音楽部 セリナ を投票先に選びました。
生徒会 ユリウスは、音楽部 セリナ を能力(守る)の対象に選びました。
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