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自分で言うのもなんだけどさ。
私はどうも見てくれがいいみたいなんだよね。
だからか知らないけどさ、クラブに行こうが、飲み屋に行こうが、ゲーセンに行こうが、ボーリングに行こうが、その度に口説かれたよ。
果ては田舎の駅の喫煙所でまで口説かれたね。あの野郎はキモかったよ。「君みたいなかわいい女の子が、煙草なんて吸っちゃいけないよ」とか言って近付いて来てさぁ。持ってた煙草でヤキ入れて顔面に蹴りカマシて逃げる羽目になったよ。なんで私が逃げなきゃならんのって話なわけ。その駅は使えなくなるわ、煙草一本損するわ、服は破れるわ、しゃーねーから帰り道に煙草吸ってたらかーさんに見つかって怒られて服の分と合わせて小遣い減らされるわで最低だったよ、ありゃ。
…あの頃は若かったねぇ。
[ちょっとなんだろう、こう、鼻の奥に来るな。
この話は。
色んな意味で。
しかし言い逃げってのもあれだしな。]
[揺り動かされて目を覚ます。どうやら少し寝すぎたようだ]
やっべ寝過ぎた。
つってもやることないんだけどさ。
俺さ。
ここに居て思うけど、やっぱ学校好きなんだよなぁ。
ここも昼寝し放題だけど。刺激が足りねーや。
いつになったら戻してもらえんの?
「それは私どもにはわかりかねます」
だろうな。執事のおっさんなら知ってんのかな。それともここを用意した張本人か。
そいや今日の学校にはあいつの姿ねぇよな。
[モニターに映る2年B組には匡侍の姿はない]
さぼってるわけでもなさそーだし。こっちにいる?
ほんとにだいじょぶだから〜
ただの寝不足だよ、きっと。
[友人に再び笑顔を返すと、けだるそうに机に突っ伏した。
人気のない授業で居眠りをしている生徒は多く、そう目立つ格好ではない。
が、やはり花音にとっては珍しい状態であった。
何しろ、インフルエンザから快復して以来、全く料理をしない日など一日もなかったのだから。昨日までは。]
けどさぁ。
そのうち、かーさんは悲しそうな顔するし、友達も変な顔するし、自分が大事な人たちを傷つけてるんじゃないかって、思うようになって。
それで、思い出したんだよね。
「自由を感じていることってのは、一番大事なんだ」って、親父が言ってた時のこと。
親父はその時「だけど大事な人のために自分が変わることも厭っちゃいけない」って、言ってたんだ。
女性がどうというより、基本的に他人をからかうのが好きなんですよ。でも、女性に対しては時々ちゃんと真面目になりますよ。
ただ普段が普段なのと、誇張百倍ぐらいになってる巷の評判のせいで、真面目に言っても時々その人の耳に届かない事がありますけど、ね。
まぁ、自業自得と言えば自業自得なんですかねぇ……。
「さあ」
[返事は濁された]
ま、わかったところでどうなるわけでもねぇか。
[リモコンを置いて立ち上がる]
んじゃおれ、その辺歩いてくるわ。そいやトレーニングルームあるんだっけか。そこ行って汗でも流すかな。
[後ろ手を振って、モニタールームを*出て行く*]
[そして離れる唇。
顔が真っ赤なのが自分でもわかる。]
そんで、人間に戻ったお姫様はきっとこう言うんやろーね?
――好きでいていいですか?って。
ただ、麻宮さんにはちゃんと節々で真面目に言っていますよ。色々な事を。麻宮さんは本当に素敵ですから。
時々みゆきさんにてんてこ舞いにされている所とか、凄く可愛くて他人には見せたくないですね。おれ一人で独占したくなります♪
[「実際にどのくらい自由なのか、それは問題じゃない。大事なのは、自分が自由に考え、自由に行動していると感じていくことなんだ。
だって、そうじゃなかったら。
一体何のために生きるんだ?
何のために生きたなんて、人が評価することじゃない。そんな評価は、どうだっていい。
大事なのは、自分が自分でいることだ。自分が、人に評価されたい、って思うなら、それもいいだろうさ。
けど、それは自分の自由なんだ。
ま、自由と勝手は違って、俺は後の方だけどな。
俺は、俺の好きな人たちに迷惑をかけてる。
それは、よくないことだ。色んな意味でな。
大事な人がいるなら、その人のために自分が変わることもまた、嫌がっちゃいけない。
分かるか?…まだ、分かんねぇか。
ま、いつかお前に好きな人が出来たら分かるだろ」
に、って笑う。ぐしぐし私の頭を撫でる。
親父の笑顔が好きだった。]
投票を委任します。
泉 和海は、鮫島 翔 に投票を委任しました。
ま、それでさ。
そうだ、「フツー」になればいいじゃん、って思ったんだよね。フツーなら、こんなこと、辛くない。
むしろ嬉しいことだって思えるようになると思った。
おんなのこになろうって思ったよ。
冴ちんみたくかーいくて、みるくちゃんみたくかーいらしくて、かのんちゃんみたく周りを笑顔にさせて、ゆーりちゃんみたく元気で、えーこちゃんみたく好奇心があって、みゆきせんぱいみたく自由で、仮面のおねーさんみたくかっこよくて、なごみんせんぱいみたく周りを和ませる、おんなのこに。
おんなのこには、絶対勝てないんだから。
そうなりたいって。思うじゃん。
― 家庭科室・午後 ―
[結局午前中の授業までで早退することになった花音だったが、何となく学校を出ることが出来ずにいた。
今日の午後に家庭科室を使う授業がないことを知っていたので、彼女はこっそり、午後の家庭科室を占拠した。
当然、生まれてはじめての経験である。]
(先輩、真っ赤だ……可愛いな)
[思わず泉を両腕で抱きしめた]
騎士はきっとこう、答えるんですよ。
身に余る光栄です。俺が姫を守ります。って。
……もう一度、キスしてもいいですか?
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