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[その時。丁度授業開始のチャイムが鳴る。
……気が付いたら、誰も居なくなっていた。]
あぁぁ!次教室移動やった!
えりーなんで教えてくれへんかったんよー!
[ちなみに、彼女はジュースを持ってマキの直ぐ後に来ていたのだが、あまりの混沌とした大騒ぎにその場を静かに後にしたのだった。]
ごめん、私いくわー!
[そういって和海は教室の外へと走っていった*]
[サイドテーブルには食べ終わったお皿。トランプをもつ手が緩み、ひらひらと一枚落ちる]
と、やっべ寝てた。
よし、逆に落ちてたな。
[落ちた一枚は裏側が表に。ほっとして拾い上げる]
……なーゆっきー。
[話し出そうとして]
いや、やっぱいいや。
今の匡ちゃんって「皆が笑っていられるのがいいよね」って人になりつつある気がするんだ。
理不尽なことに対してマジメに怒ったって、なんにも楽しくないし、後味悪いじゃん。
私なら大笑いしながらもっとひどい仕打ちするね。絶対直接対決とかしない。
丸くなったなぁ、匡ちゃん。
「格好良く」なったと言ってもいいか。
みるくちゃんとえーこちゃんのおかげなのかな。
悔しいよ。色んな意味で。
あ、ちょ、和海……。
[チャイムに追われて走っていく和海を見送った。
誰もいなくなった廊下で、再び床に転がる男子生徒にちらりと目をやる。]
……まったく、世話の焼ける奴だ。
[大介の脇を抱えて、保健室に向かった。]
[自席に戻ると水筒を鞄に入れ、次の授業の準備をする]
(次の休み時間に、先輩に水筒返さなきゃ)
[さっき聞いたばかりの話は重た過ぎて、すぐには頭で理解が出来なかった。
判るのは、自分には判らない苦しみを火田が経験したのだということだけだ。
ふと、さきほど火田から返されたメモの存在を思い出した]
(誰だ勝手に人の名前使ってこれ書いたのは!!)
[脳裏に浮かぶは2人の男]
「皆が笑っていられるのがいいよね」ってのは、言葉どおりの意味じゃなくてね。
なんと言うべきか。
うーむ。
まぁいいや。ログ読み終わったし。
-屋外-
[チャイムの音が響く。翔はたぶん走って教室に戻ったんだろうと思いながら、歩いて、花壇の近くまで来る。
柵で囲われた芝生に入って寝ころぶと空を見上げる。]
いまさら、どうにもならないのになあ。
[思い出すのは、悲しみにくれて初めて酒を飲んだ日のこと。
そして、その時隣にいた相手。
まるで昨日のことのように鮮明に残る切ない記憶]
[頭上で綿菓子のような雲がゆっくりと流れていく。あれうまそうだねーと声に出しつつ、酒の缶に口をつけてぐびぐびと飲みはじめる。]
(火田先輩……どこを探せばいるのかな)
[あの様子なら大人しく教室に居るはずがない。どこで酒を飲むのだろう]
(あの時、追いかけて捕まえるべきでしたね……)
[チャイムに反応して教室にダッシュする自分の生真面目さに肩をすくめる]
(どこで酒を飲むのかさえ思いつかないほど、俺は先輩のことをまだ知らない……)
[屋上か、家庭科室か、食堂か……とぼんやり考えていた]
−保健室−
[ガラガラ、と保健室の扉を開く。
養護教諭はいなかった。
気を失ったままの大介をベッドに寝かせる。
いつものようにコーヒーを淹れて、椅子に座って大介の寝顔を見た。]
本当に……。
軽くて。
無節操で。
ふざけてばかりで。
……どうしようもない奴め。
[悪態をつく麻宮マキは、何故か*微笑んでいた*]
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